82 【突発RP村】独りある身はなんとせう
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─ 高台の屋敷:庭 ─
婆や、散歩に行ってきたよ。
[庭の草取りをしていた彼女に、貰ってきた夏蜜柑を差し出す]
「おや、これは…あの木の実ですね、坊ちゃん」
[彼女は仕事の手を休め、それを受け取ると涙目になった。
ああ…きっと、ヤニクもこんな風に夏蜜柑を彼女に届けた事があるに違いない
慰めのつもりが、辛い記憶を思い出させる形になってしまい私は少々狼狽えた]
(12) scarecrow 2014/07/18(Fri) 17時頃
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[半分ずつ食べる、とあの少女に言ってはいたが…婆やが夏蜜柑を大事そうに持って佇んでいるので]
美味しそうだから、婆や食べるといいよ。
[全部譲る事にした]
さっき、その実がなっている木の下で女の子に会ったんだ。婆や知っている?
[少女の風貌を告げると、婆やは少女の名はきっとペラジーだろう、と教えてくれた]
(14) scarecrow 2014/07/18(Fri) 17時半頃
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その夏蜜柑、ペラジーさんが採って渡してくれたんだ。お礼に、この屋敷のハーブを取りに来てって言ったんだけど…もし、彼女がここを訪れたら教えてくれないかな?
[そう、お願いすると。婆やは、軽く頷く
私はそれを見て、ありがとう、と笑い屋敷の中へ入った。自室で休もうと]
(15) scarecrow 2014/07/18(Fri) 18時頃
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ルーカスは、その際もれなく玄関の戸口で頭を打ち、悲鳴を*あげた*
scarecrow 2014/07/18(Fri) 18時頃
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─高台にある屋敷の自室─
何も変わらない、なんて事はないよな…
[以前キャラメルがあった机の引き出しを開ける。そこから日記を取り出し開くと、子供時代の思い出が綴られていて
一緒に置いてあったオモチャを机の上に置き、それを読み始めた]
(20) scarecrow 2014/07/18(Fri) 22時頃
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「坊ちゃま、ペラジーさんが来られましたよ」
[ふいに、婆やが部屋の方へ来て。そう告げた]
分かった、今行く。
[部屋にある鏡を見て容姿を軽く整え。日記を机の上に置くと帽子を手に取り玄関に向かった。例によって、部屋の入り口の扉に頭をぶつけたのは言うまでも無い]
(32) scarecrow 2014/07/19(Sat) 11時頃
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「そうそう、ハーブを用意しておきましたのでお持ち下さい」
ありがとう、気が利くな
[婆やから、収穫したばかりの瑞々しいハーブを受け取る]
「これがミント、これがレモンバーム、あとこれはカモミール、これはラベンダーでございます。気持ちを爽やかにし、不眠にも効果があるものをご用意いたしました」
(33) scarecrow 2014/07/19(Sat) 11時半頃
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ほう?それどれ
[ちょっとレモンバームをちぎって臭いを嗅ぐと、それは葉っぱであるにも関わらず確かにレモンの香りがした。ラベンダーは花も一緒についていて、可愛らしい花束にも見える]
さすがは婆やだな、これならきっと喜んで貰えるだろう
[そう言って笑うと、婆やも微笑み返してくれた。彼女の様子が少し持ち直したように見えて、私も更に微笑んだ]
(34) scarecrow 2014/07/19(Sat) 11時半頃
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[門の方へ向かうと、彼女…ペラジーの姿が見えた]
この間はありがとう、お嬢さん。あ…それは
[彼女がハンカチを持っているのに気づいて、目を瞬かせる。近くに寄れば帽子を取り、軽く会釈を*した*]
(35) scarecrow 2014/07/19(Sat) 11時半頃
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良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。
scarecrow 2014/07/19(Sat) 11時半頃
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[綺麗に洗われて折りたたまれたハンカチから、彼女の気遣いを感じ。にっこりと笑うとそれを受け取った]
うっかりしていたよ。わざわざ、ありがとう
[野菜の入った布袋を渡されれば、それを受け取り。覗き込めばそこには南瓜]
これは、君が育てたのかい?凄いな
[素直に感想を述べた。都会育ち故、農業の知識が無いだけに「食べ物を作る事が出来る」相手は尊敬対象だ]
(39) scarecrow 2014/07/19(Sat) 13時頃
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南瓜は疲労回復にいいと聞いている。婆やと一緒に頂くことにするよ。
[彼女から、改めて自己紹介されればこちらも名乗る]
私は、ルーカス。都会育ちだが、子供時代には時折この村を訪れていた。今回は疎開で久方ぶりに来たが、やはり良いものだなこの場所の雰囲気は。
[村人達が親族や知人の戦死で嘆いているとはいえ、空襲や物不足で修羅場と化した都会と比べれば。ここはずっと幸せな場所に見えて]
(40) scarecrow 2014/07/19(Sat) 13時半頃
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[ハーブを望んでいる事が分かったので、婆やから受け取った数種類を差し出そうとした、その時
庭へ寄ろうとした彼女から、何かがパサリと私の足下へ]
おっと、何か落ちましたよ
[写真のようだ。それを拾い上げようと、手を伸ばしたが]
(42) scarecrow 2014/07/19(Sat) 16時頃
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[そこには、兵士の格好をした男性二人が肩を抱いて写っていて。片方はペラジー似。兄の写真を持ち歩いているのだな、とすぐに分かった。
ゆっくりと、それを拾い上げ。ついた土を軽く払い落とす
その時、もう一人の男性の顔を認識した私は息を呑んだ]
これは…君の兄さんと…………ヤニク?
(43) scarecrow 2014/07/19(Sat) 16時頃
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[すぐに、写真を返すのが礼儀である事は知っていたが。
その場に立ち尽くし、唖然とそれを眺めていた]
(44) scarecrow 2014/07/19(Sat) 16時頃
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すまない、すぐ返すつもりだったのだが。つい眺めてしまって…確かに、この写真は気になるものではあるが。…いいのかい?君の兄さんが写っているのに
[婆やが彼女にヤニクが亡くなった事を既に話したのだろうか。という考えが頭をかすめた]
なら、ちょっと借りていてもいいかな。婆やもこの写真、見たいと思うし
[私も婆やからヤニクの事は色々聞いたが。確か、ヤニクはこの写真を戦場から送っていなかったはずだ]
(53) scarecrow 2014/07/19(Sat) 18時半頃
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君のお兄さんが帰還して落ち着いたら、ヤニクについての話を聞きたい。…彼は、私の大事な友達だったから。もう帰らぬ人となってしまったとはいえ…。
[そう言って微笑むと、婆やが用意したハーブを彼女に手渡し
逃げるようにその場を後にする様に後ろから声を掛けた]
お兄さんに、よろしく伝えてくれ。君に会えたのも、何かの縁だろうな。ありがとう!
[彼女がこちらを振り向いても振り向かなくても。彼女の姿が視界から見えなくなるまで、手を振った
何度も、何度も……]
(54) scarecrow 2014/07/19(Sat) 18時半頃
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[借りた写真を婆やに見せれば、彼女はまた涙を流しただろうか
ヤニクがいなくなった今も、戦場の一風景を切り取ったそれは彼がこの世に実在した事を示していて
部屋で音を流すラジヲは相変わらず我々にひとつのメッセージを告げ続けていた]
国民 ニ トッテ ハ 戦前 ト 変ワラナイ 暮ラシガ コレカラ 戻ッテキマス
ヨカッタデスネ 平和デスネ オメデトウ
(57) scarecrow 2014/07/19(Sat) 21時半頃
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[明らかに偽りのメッセージだが、それは流さないといけないものであるという事も世の中を長年生きた私は重々承知していた
このメッセージを流さないと、国民はパニックを起こすほどにはダメージを受けているのだ
そもそも、本当に平和なら平和を強調する必要は無いわけで]
(58) scarecrow 2014/07/19(Sat) 21時半頃
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とりあえず、終わったのは良かったけどな…
[生きる先に何が待ち受けているかは分からないが、また近いうちに昔ヤニクと一緒に夕焼けを見た海へ行こうと思った
あの少年の日に思い描いた未来を、記憶の底から呼び起こす*為にも*]
(59) scarecrow 2014/07/19(Sat) 22時頃
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ルーカスは、ケヴィンの肩を叩いた。
scarecrow 2014/07/20(Sun) 00時頃
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