84 Es 3rd -Test days-
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[己のものよりも質素な寝台に横たえて布団を掛け、軽く頭を撫でる。]
――少しでも長く、健やかにお暮し。
[藤之助は彼が老衰で死ぬのを希望する。 ゆっくりと、穏やかに時を刻めばいい。 そうすれば己が一人になる時間を遅らせる事が出来るから。]
自分勝手な主人で悪いね。
[一生を縛る事を悪いとは思う。 それでも軛を解いてやる心算はないのだ。 ふふ、と笑った頃、ライジによって扉が叩かれたか。>>2:69]
(21) 2014/07/29(Tue) 22時半頃
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―玄関→客間―
[扉の向こうには同族の気配。 バーで出会ったばかりのライジのものだ。 そう確認した藤之助は錠を解いて、外套を脱いだ着流し姿で引き戸から顔を出す。]
――いらっしゃい?
随分早いね。 余程、探し人にご執心らしい。
[そんな冗談混じる言葉で彼を客間へと通した後に、茶を淹れてきて。 ライジの腰かけている向かいのソファーに座る。]
さて、私に聞きたい事って?
(22) 2014/07/29(Tue) 22時半頃
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[その後、情報提供はどうなったか。
理を通して頼まれれば、ごく穏やかに。 力づくで吸血しようとしたり、意に添わぬ状況となれば、それなりの抵抗をするだろう。 まだ外面しか見えていなければ、不意を突いたかもしれない。]
――あぁ、疲れた。
[ソファーに身を預け、そっと息をつく。 ライジは何処へ行ったか。 血を抜かれた事による気怠さで確認する気にもならず。]
(23) 2014/07/29(Tue) 22時半頃
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[誰かに血を与えた事など、藤之助にはなかった。 血を吸って生きる者が血を与えるなど、可笑しな事だと思う。 加えて、血を吸われる時に感じた悦。 吸う際に得るものとはまた違って、厄介だ。 僅かに燻る熱を抑えつつ、必要に迫られなければ二度と血を与えない、と誓う。]
…っ…。
[血を与えた時に牙で唇を傷つけてしまい、血が滲んだのを思い出して手の甲で拭う。 そこには疵口は残っていない。
指先でそれを確認した藤之助は結い紐を解いて、髪を結び直す。 襟は正したが、着物に落ちた己の血痕には気付かない。]
(24) 2014/07/29(Tue) 22時半頃
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―自宅→外―
[再び外套を纏い、今度は己の血の匂いを纏って夜道をふらり、と歩く。 バーに引き返す為に。]
…先輩、まだいるかな。
[あれからどれだけ経ったのか確認をしそびれた。 待っているとの彼の言葉を思い出すと気が急くのに、失血で少しふらつく身体はままならない。 けれど回復の為に途中で摘まみ食いをする気は起きなかった。 我を忘れてしまいそうで。]
(25) 2014/07/29(Tue) 22時半頃
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― →宵待亭―
[途中で誰かと会っただろうか。 話し掛けられねば藤之助は気付かないまま。 宵待亭の扉に手を掛けて、潜る。]
せんぱい、
[ミケは何処にいたか。 彼に呼びかけつつ店内に入った途端、足が縺れてその場に膝をつく。 まるで酔っ払いの千鳥足のように。 格好悪い、とくすくすと藤之助は笑った。]
(26) 2014/07/29(Tue) 23時頃
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―広場―
[フィリップと別れた後も、すぐにはそこを動く気は起きなかった。 やはり、今日の自分はおかしい。 そう自己判断を下しながらも、ぼんやりと広場の喧騒を、店の前にある篝火を見つめる。
――火
暁月夜の光以外に、自分たちの命を絶つ唯一の力。 吸血種になって得た力は、正しくそれだった。
思うが儘に白い焔を操る自分を、仲間の多くは敬遠した。 自分もまた彼らの心情が理解出来たから、積極的に関わろうとはしなかった。]
(27) 2014/07/29(Tue) 23時頃
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[ ――仲間でありながら、加害者と被害者に簡単になりうる関係。
その危うい均衡を崩したのは誰だったか。 少なくともきっかけは自分ではなかった。ただ、煽ったのは自分だった気もするが。 いい加減、腹に据えかねている。部分もあったのだろう。 あの時は自分も若かった。
傷つけられれば怒りのままに仲間の隊員に力を振るおうとして、 ……そうしてその前に立ちはだかったのがいつも後方に居た彼だった。 正義感か、運が悪かったのか、成り行きか、誰かに命じられたのか。 それは知らない。どうでもいい。 ただ、自分の前に立ちはだかろうとしたのが、彼だった。 切欠はそれだけで十分。
気付けば、放っておけない存在になっていた。*]
(28) 2014/07/29(Tue) 23時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/07/29(Tue) 23時頃
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[戻るか、との問いに、ええ、と答える藤之助>>9を見て、満足げに微笑んだ。 誰かとの約束でもあるのか、外に出て行く藤之助の姿を視線で見送ってから、緩慢にカウンターに向き直る。 頬杖をつくと、また微笑んだ。]
はは… しばらく会わないうちにまぁ…
[美味しそうになって、という言葉は静かに口の中で呟いた。 彼は戻ってくる。 夜が楽しみだ。 彼は抵抗するだろうか。 それでも構わない。 彼は俺の獲物だ。
(29) 2014/07/29(Tue) 23時頃
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寂しそうに笑う彼を思い出すと気分が高揚する。 自分の顔が火照っているのがわかる。 目の前のグラスを取り上げ残っていた酒を飲み干すと、微笑んだまま、カウンターの向こうに声をかけた。]
マスター、もう一杯だ
[と、彼の方を見て、彼の準備する飲み物に目を奪われた>>7 酒…ではない。しかし、見慣れた血でもない。 さらりとした赤い液体はカウンターの隅の、Esで見た青年の元に運ばれていく>>2:76 ゆっくりと彼がそれを味わう様子>>2:77をぼんやりと眺めた。]
(30) 2014/07/29(Tue) 23時頃
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[彼へのサーブが終わり、こちらの近くに来たマスターに静かに聞く。]
彼の飲んでいるものは何なんだ? 変わったものを出しているんだな。
[少なくとも自分の眼中には全く入らなかったものだ。 ものの中身を知ることができれば、へぇ…と呟くと、彼の様子を再び眺めながら、マスターにぼそりと聞いた。]
マスターも、ああいうものを飲むのか?
[そして一言加えて笑った。]
…俺は、まぁ、今はいい。 もっと美味しいものが飲めそうだからな。
[ぼそぼそとした会話は、飲み物をじっくりと飲み続ける彼の耳に入るだろうか。]
(31) 2014/07/29(Tue) 23時頃
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ああ、そういえば
[ふっと表情が真顔に戻る。マスターに問いかけた。]
俺、さっきの…やつと話している時、にゃー語は出てなかったよな?
[恐らく、出していないはずだ。 これでも出そうになるところを結構押さえていたつもりだ。]
…一応、情けないところは見せずにすんだってわけだな。
[尻尾の根元あたりも触られなかったし、上々と言えよう。 少しだけ照れたようにそっぽを向きながらも安堵の表情を見せた。]
(32) 2014/07/29(Tue) 23時頃
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― しばらくの後 ―
[そのまま、カウンターの彼の様子を眺めたり、ぼんやりと酒を飲んだりしていただろうか。 バーの扉が開く音がした。
せんぱい、という小さな声が聞こえ、やっとか、と振り返る。]
…
[新しい血の香りを纏った彼が、入口近くで膝をついていた>>26]
(33) 2014/07/29(Tue) 23時半頃
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[ふらりと席を立ち上がると、マスターに声をかけた。]
俺の連れの具合が悪いようだ。 奥のソファを借りてもいいか? ボトルはほら、今日もこれで1本空いただろ。
[立ったままほぼ一杯残っていた酒をぐいぐいと飲み干すとグラスをがんっと勢いよく置き、そのまま入り口で倒れこむ藤之助の方へ向かう。 くすくすと笑う彼を見おろし、冷笑した。]
遅かったな。 楽しそうだが、何かいいことでもあったのか?
[特に返事は待たず、しゃがみこむと彼の腕を自分の肩に巻くようにし、身体を支えながら立ち上がった。
マスターの返事次第で、彼を適切な場所へと運ぶだろう**]
(34) 2014/07/29(Tue) 23時半頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2014/07/30(Wed) 00時頃
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[月が照らす、ひんやりした空気を 押し殺した嘆きのような音が震わせた。 人の声より、少し低いチェロの音は 月を見上げた、僕の視界を 雲みたいに溶けさせた]
……もう、終わり?
[仕舞われたチェロ。 人の声より少し低い、その音が 羨ましかった。
あんな風に、素直に何かを表現できれば、と。 言わないけれど。 思い込みの言葉なんて、口にするに値しない]
(35) 2014/07/30(Wed) 00時頃
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[悪態は、つかない。 僕とさほど変わらなさそうな大きさのチェロケースを見送って、けれど見えなくなる前に、僕は彼からも、月からも背を向けた。
まるで逃げるように。 そう、考えて 僕は少しだけ、*笑ったんだ*]
(36) 2014/07/30(Wed) 00時半頃
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[>>34笑みに混じる冷たい色に藤之助は動じる事もなく。]
――だって、あの頃は駆け回っていたのに、 こんな何もない場所でふらつくなんて。
[おかしい、と笑う。 身体に燻るいつもと違う熱。 そして酩酊にも似たふらつきは普段はあまり感じないもの。耐性の低いそれらは藤之助をひどく無防備にする。 彼が己の帰りを待っていた事にも気分が良くなり。 ふわふわと雲の上を歩いているような心地が更なる笑みを誘う。]
ありがとう、ございます。
[己の側にしゃがみ込んだ彼の動きには逆らう事無く、支えられて立ち上がる。 ふわりと彼の香りが鼻を掠めれば、己の手を回した彼の肩にすり、と擦り寄った。]
(37) 2014/07/30(Wed) 00時半頃
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ねぇ、何処に行くんですー? 私は平気ですよ?
[見た目は只の酔っ払いだっただろう。 さして抵抗はしないまま、緩く首を傾げる。
誘導される先は何処だっただろうか。**]
(38) 2014/07/30(Wed) 00時半頃
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―?―
[小さく、先を強請るような言葉に片眉を挙げる>35。]
これ以上は報酬をもらうぞ。
[惜しまれるのは嬉しいものではあるが、 紛いなりにもこれで食べているので、そう安売りをするつもりはない。 そう告げればガーディは何と答えただろう。 それでも、やはりチェロを再び構えることはしなかった。]
楽器など、奏でれば思いをそのまま表現する。嘘をつく余地など与えてくれない。
[彼が何を望んでいるかは知らないが、気になるなら自分で奏でるがいい、と。ただ、そう付け加えた。 それが、自分に背を向けた>>36彼に届いたかどうかを確かめるつもりもない。*]
(39) 2014/07/30(Wed) 00時半頃
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――宵待亭にて――
[ミケと藤之助が会話する横で、マスターは 淡々と、時には笑みを交えて、仕事をこなしていく。 藤之助が一旦店を出て行くのを見送り、 また、カウンターに向き直ったミケの呟き そしてその顔に浮かんだ表情は、 どこか楽しげだった]
はい、ただいま。
[人工血液について問われれば、そのまま その効用と味についてミケに教えただろう]
ええ、一度。 ものの試しに飲んでみますか?
[そう問えば、返ってきた言葉>>31に、おや、そうですか と微笑む]
(40) 2014/07/30(Wed) 00時半頃
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はっはっは。にゃー語、ですか。 ええ、大丈夫でしたよ。
[>>32の質問にはそう返答を。 そこまでくれば、ミケが何を考えているかの大体は 掴めてしまうもので。
――若いっていいですねえ。 なんて言葉は言わずに、胸の裡に仕舞った*]
(41) 2014/07/30(Wed) 00時半頃
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――その後――
[客足もまばらになってきたころ、 夜風に乗って血の匂いがふわりとバーにやってくる。
今晩はなんだか、よく血の香る夜だなあ、などと思っていれば 香りを纏わせ入り口で膝をついたのは藤之助>>26であった]
大丈夫ですか。
[声をかけると、ミケ>>34が立ち上がって藤之助の肩を支えた]
どうぞ、ご自由に。 今日もよく飲みましたねえ。
[にこにことカウンターの奥を指し示すと、 彼らを奥の部屋のソファに導く。 そのあと、ごゆっくり、などとウインクして、またカウンターに戻った*だろう*]
(42) 2014/07/30(Wed) 01時頃
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執事 ハワードは、メモを貼った。
2014/07/30(Wed) 01時頃
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[焼け落ちた屋根の向こうを、漆黒の夜空が覆っている。 月明かりは、見えない。星のひとつも出ていない。 それが、先ほどまでの光景と違うことを、自覚していた。
86回も同じ光景を見ていれば、厭でも気づく。 けれど――
これまでとなるアイテムを入手し、妖精の心は高鳴っていた。 掴んだビスケットをきゅ、と抱き締める。
カトゥンドが還ってくる。 自分はこの為に幾度も同じ時空を彷徨っていたのだ、と]
(+6) 2014/07/30(Wed) 01時頃
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[名を呼び、翅を震わせ焼け落ち破壊された 土埃だらけの空間を、飛び回る]
[誰かの気配も、その姿も、――屍骸さえも]
[見つかることは、なかった]
(+7) 2014/07/30(Wed) 01時頃
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――カトゥン……、
[赤い眸が虚ろに揺れた。 これまでと違う事象が起こっても、結局結果は同じだった。
消沈と、憔悴と、絶望でぽとりと地面に落ちたちっぽけな存在は 再び、「亀吉」という同族の青年の血を啜る――]
(+8) 2014/07/30(Wed) 01時頃
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[啜る、はずだった。
けれど意識が翳むでもなく、可笑しさがこみ上げるでもなく
誰かの気配を察して、はっと我に戻った。故に最初の呟きは聞き零してしまったが。 先ほど、自分を捕まえようとした白い指先を思い出す。 「お前は誰だ」と口を開こうとした矢先、全く同じ質を受けて]
……ちみもうりょう、妖怪、妖精…、バケモノ。
そんなものだと思いたければ、思えばいい。 お前も、そういった珍しい生物を収集する性質か。
[「お前も」と、これまで出逢った人間達の大きな手を思い出す。 地面からふわりと飛び上がり、青年の目線で停滞し、真っ直ぐに見据えた]
(+9) 2014/07/30(Wed) 01時頃
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[>>+8地面に落ちた彼の異形が此方を見やる。 小さな体躯、背に生えた昆虫めいた羽根は 今迄見た事の無い、其れこそお伽話の登場人物の様な出で立ちで。
だが、赤い瞳は何処か――…同族を彷彿とさせた]
>>+9 言葉が通じるのか…… いいや、俺が集めてるのは血ィくらいだよ。 さっきは悪かったな。 なんだろうと思って、つい――手が出た。
あんたの主食は其れなのかい?
[好奇心に駆られるまま、ケムシの手にしたビスケットを指差す]
(+10) 2014/07/30(Wed) 02時頃
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お前"も"って事は――、 なかなかに苦労してきたと見える。
安心してくれ、俺"も"ヒトじゃ無いんでね。 バケモノ同士、仲良くやろうや。
[此の時代は、E'sをはじめとしし、 生物兵器が多用されていたと聞いている。 中には人を猫に変えてしまう様な 化学兵器が研究されていた事もあったらしい。
なればこそ、此の妖精も軍関係の被験体かも知れず。
にやりと笑い、己の牙を見せつけた]
(+11) 2014/07/30(Wed) 02時頃
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―芸術劇場跡→広場―
[焼け落ちた建物を見ながら脳裏を掠めたのは、道化としてつい先日まで所属していた移動喜劇団のことだった。物心ついた頃には劇団員のひとりになっていた、その理由を、戦争に巻き込まれて両親を失ったのだと聞いていた。観劇のさ中に劇場が燃え、まだ右も左も覚えられないような子供が、焼け跡の中一人で踞って泣いていた、それを引き取った、それがお前だ。と。]
妖精、喋ってたな。 ちょっと威嚇されちゃったよ。 ビスケット、喰うのかな、妖精って。>>2:67
[つい先ほどの出来事が、何やら現実にあるまじきことのように思えてきて、くつくつと声を抑えて笑った。]
妖精だってさ、あり得るのかなそんなこと。 ああ、でも、そっか、お前が先に見つけたんだもんな。 笑って悪かったよ、あれは現実だ。
[肩の相棒がご機嫌を損ねたらしく、ビスケットで誤魔化そうとポケットに手を入れて程よい大きさの欠片を探っていたその時、広場へ出る直前で、小奇麗に身なりの整った青年と出会い頭にぶつかりかけた。>>13]
(43) 2014/07/30(Wed) 02時半頃
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しっかしこんな処で――…… 一体何を……
[今はとにかくケムシの警戒を解くのが先決だろうと考えて。 言いながら、目の前を飛ぶケムシへと、 鷹匠の様に腕を差し出した。
停まるかい?と、其れはそんな気安さで]
(+12) 2014/07/30(Wed) 02時半頃
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