84 Es 3rd -Test days-
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…を…んでいるんだ…
…
…められないなら…に…が…うが…
にとっちゃ…あれが…なんだよ…
…
…なんだよ…もっと…が…い…でも…っているのか…
…
…あ…いや…
…はあんたの…をもらったからな…
…の…くか…
…それかさっき…つけた…みたいなちっこいのを…に…めるか…
…そっちの…が…いのかと…ってね…
が…いてあきれる…
…それは…お…の…に…せる…
…
…のことか…
…
…
…で…い…を…めと…
…
の…があくまでも…な…で…
…の…がえ…と…の…だった…
…なくとも…は
…を…ておいた…が…いんじゃないかいうのに…が…いて…
…ってる…
…ただ…あんたが…いたい…がいるなら…
…めはしない…
…
…というか…き…めて…かったな…
…を…って…れているだろう…
…もう…し…を…て…めておくから…とっとと…ろ…
なるほど…
…
…いたい…がいない…ではないが…
…それならその…も…じ…だろう…
…
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―月が傾く頃・自邸―
[掴んだ手は振り解かれようとも然して問題はない、 意識を、此方に向ける事こそが目的なのだから。
力を込めた所為で手首の真新しい傷から、 溢れたものが滴り落ちる。――あぁ、染みが出来る。 うんざりとそんな風に考えながら、見据える、男の双眸。
やはり、見覚えは、無い気がする。 記憶力に秀でる事も無かった己は、 積み重なり過ぎた記憶を持て余していたけれど、
他の何を忘れても顔だけは覚えられるようにしていた。 敵と味方を判別する事、それは戦場では優先順位が高かった]
(55) 2014/07/29(Tue) 02時頃
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[瞳の奥、彼のそれと重なった瞳孔がキュゥと細まり、 虹彩が飴色に溶ける。
能力を行使する際、心の中で命じる事は、只一つ。『眠れ』と。 それだけでいい。心を眠らせ、その身を明け渡せ、と。
けれど、どうせ効かぬだろうから、力ずくでお引取り頂こう、と、 ソファーの隙間に隠しこんである刀に手を伸ばしたのに、 細やかな実験は思わぬ結果を産み落とす。]
………――は?
(56) 2014/07/29(Tue) 02時頃
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に…せると…にいない…にするぞ…
…もしくはあんたが…に…るまで…
…の…を…い…ける…とかな…
…
…というのか…あ…そうだ…
…
…ん…
…で…い…を…
…どういう…だ…
…
…
…には…に…になるような…はいないが…
…にはもしや…
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[程度の違いは有れど、効果のあった相手がこんなにも はっきりと己を見返して来たのは初めてだったかもしれない。
美しい、はっきりと、確かに、そう言った。
正気、なのだろうか?けれど、それにしては、何だか… ……――混乱している間に伸ばされた手への反応が遅れる。
頬に触れた男の指先に、びくりと、判り易く肩を跳ねさせた 揺れた瞳が、縋る様に、男の後ろに佇む彼を捉えた*]
(57) 2014/07/29(Tue) 02時頃
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…う…ん…どっちだ…
…
…らんから…は…るか…
…ちくしょう…と…びたきゃ…べ…
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ー回想・路地裏ー
[名前を尋ねたのはこちらの方なのに、置き去りにしてしまった。>>1:73孤独を拒絶するが故の衝動とは言え、随分無礼なことをしたものだ。あの可笑しな格好の黄色い雛鳥は空腹を満たすことが出来たのだろうか。]
お前のビスケット、分けてやれば良かったな。
[両手で覆ったあの銀髪の人の体温を思い出したくて瞼を伏せた。自分はこんなにも人の温もりに飢えているのかと、偶然出逢った見知らぬ誰かにすがりたくなる浅ましい欲望に己を恥じ、同時に再会の手段を思考の片隅で必死に探っていた。]
また、あえるのかな、 もうどこか知らないとこへ行っちゃったのかもな。 …はっ。何を言ってるんだ僕は。
[時折自身を嘲笑するのはどうやら癖らしい。]
(58) 2014/07/29(Tue) 02時半頃
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―月が傾く頃・カリュクス宅―
[>>56館の中、飴色の瞳に『魅了』された男が一人。
眠らされたのは、吸血種としての本能だったのだろうか。
掴まれた手首を下に滑らせ、カリュクスの傷口を包み抑える。 じわりじわりと、白手袋が朱に染まり]
すまんな。 痛かったか――…?
[>>57彼女の瞳が自らを通り越し、 背後のハワードを見詰めている事にも気付かずに。
白い頬に手を添えたまま、 ゆっくりと、カリュクスの口元へと顔を寄せ――]
(59) 2014/07/29(Tue) 03時頃
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――月が傾く頃・カリュクス宅――
[ 胡乱な眼差しで見据えられれば、>>35 ただ静かに男と目を合わせ、言葉を紡ぐ。
月明かりが照らすリビング。 白髪のその人が瞳を開けて、涼やかな声で己へ返答する。
曰く、奪われるのは趣味ではないが、 暴れて片付けるのはもっと面倒だ、と。
その言葉に、マスターはなるほどねえ、と黙って肩を竦めた]
(60) 2014/07/29(Tue) 03時頃
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[目の前で、白い指先が、ライジの手首に絡みつき、 その双眸を以ってライジを「魅了」していく。
――そういえば、 十年も昔にそんな「力」を持つE‘sの存在を 戦場で聞いた気がする。
だが、どうやら「力」は本人の思わぬ方向に作用したらしく、 頬に触れる男の指先にびくりと肩を跳ねさせた。>>57 その人と目線が合えば、どうしよう、といわんばかりに揺れる
その色に軽く頭をかいて苦笑して、 ライジの唇がその人の唇に重なる前>>59に マスターはライジをその人から引き剥がした]
(61) 2014/07/29(Tue) 03時頃
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――“お客様”。 随分酔っておいでのようだ。
今夜はこのあたりで終いにしましょう。
[バーで騒ぎがあった場合そうするように、 極めて穏やかに、けれど引き下がらず。 ライジはどう反応しただろうか]
(62) 2014/07/29(Tue) 03時頃
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―回想・宵闇亭 藤之助と―
――そう言う奴こそ、 色々泣かせてるんじゃ無いかねェ。
[未だ彼自身が吸血種だという確信は持てていないものの、 永き時を生きるモノ特有の、 何処か枯れた返答に軽口を返し。 着物の色に対しては、本当は黒が良いのかも知れないが、等と。
そうして藤之助自身の家を提案されれば逡巡し]
他に人がいないのであれば其処でも良いが。 なァに、二人っきりで――二、三、聞きたい事があるだけだ。
[其の身に、とまでは口にせず。 そうして其の場は別れただろうか**]
(63) 2014/07/29(Tue) 03時頃
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ー芸術劇場跡ー
[何故その姿を妖精と言ったのだろうか、佇んだまま人の手から逃れる様を見つめ、それを何と認識するかは自由ではないか、と心の中で呟いた。誰に向けての言葉だったのかは、本人すら判っていない。]
妖精、だな。僕がそう思うならそれでいいや。 お前も僕を馬鹿な奴だと思っているか?
[ポケットに入れていたビスケットの袋から小さめの欠片をひとつ、肩の相棒の口元へと。微かな翅音に気付いたのはそのあとのこと。近づいてくる小さくかつ繊細な色を纏った妖精は、ぴりぴりと空気を張り詰め、ある主の覚悟のようなもを携えて其処に居た。>>16]
鳥、苦手か? ビスケット食うか? そんなに。…なにを思い詰めてるんだ…?
[言葉が通じるのか否かは考えることはなく。矢継ぎ早に問いかけてみたが返答を望んでいたのは最後の質問だけだった。]
僕は、君を殺さないし殺せない。こいつも同じ。 ごめんな。 …ビスケット、食うか?
[先程と同じ質問を投げ掛け、ビスケットの、大きめの欠片を雑草だらけの花壇の縁に置けば、半焼の建物に寄りじっくりと見たあと、妖精には一瞥もくれず広場へと続く道へ。]
(64) 2014/07/29(Tue) 03時頃
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―月が傾く頃・カリュクス宅―
[>>61カリュクスの唇を今にも奪わんとした其の時に、 彼女の騎士が狼藉者を引っぺがした]
――ッ、何しやがる……!
[したたかに腰を打ち付けて、 酒場の酔客其のままに、ハワードを睨み上げる。
けれども直ぐに、カリュクスの方を一瞬見やり]
此処を汚すのは、本意じゃ無い、か……
判った。引こう。 ただ、その代わりと言っちゃなんだが――、 マスター、あんたの血ももらおうか?
[カリュクスの血の着いた手袋を、着流しの袂へ放り込み。 剥き出しの手で、ハワードの喉を指さした]
(65) 2014/07/29(Tue) 03時半頃
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――少し前・宵待亭――
[きい、と扉を開けて、気配を隠すようにし 入ってきた男>>8が一人。 時たまこの店にやってくる彼のことも、ちゃんと覚えている。 そのまま目だたない席につく様子に軽く苦笑して]
こんばんは、亀吉様。お久しぶりです。 いい月の夜ですなあ。 ……今夜は何を飲まれますかな?
[そう亀吉に尋ねて、言われればその通りのものを 腹が減っている、といわれれば、 何かつまみを*作っただろう*]
(66) 2014/07/29(Tue) 03時半頃
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ー芸術劇場跡ー
[鳥の嘴が疎ましく、一定の距離を保ったまま鳥の主を見据える。
ビスケットに夢中の鳥と目が合うことはなかった。 これは牙を持たぬただの人間だと気づいたのは、 「殺せない」の言葉を耳にしてからだった。
記憶にない、色鮮やかな鳥を連れた青年… という86度目の記憶に 心底疲れたとばかり、力なく笑った。 鳥が苦手か?には思わず「あたりまえだ」と口に出してしまいそうになり、きゅっと口を噤む]
死ぬって、どういうことだろう、って考えてただけだ。 血より旨ければ、喰ってやってもいい。
[ちっぽけな虫サイズの妖精の虚勢が、彼の耳へと届いたか。 何も悪く無いのに何故謝るのだろうか、思案しながらも去っていく彼を引き止めることはせず その背中が見えなくなってから、花壇の縁へと降り立った]
(67) 2014/07/29(Tue) 03時半頃
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[花壇の縁に置かれたビスケット。 さっきの鳥が食べていた気がする。 自分の顔くらいの小さな破片を両手で持ち上げ、 目線の高さで物珍しそうに持ち上げてみたり]
これは、……なかったな。
[86回の記憶には出てこなかったものだと気づく。
今までとは異なる事象が起こっている…?
何処からか聴こえる物悲しげなチェロの音色も、 初めて耳する調べだった。
ビスケットの破片を胸元へと抱え 妖精は焼け落ちて黒ずんだまま 闇夜に取り残されたままの戦火の爪痕…芸術劇場を振り返る。
過去を、喪ったものを取り戻せるかもしれない―― 薄く震える唇を噛み締め、赤い双眸を歪ませた]
(68) 2014/07/29(Tue) 03時半頃
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―夜更け・藤之助宅―
多分此処、だよな……
[操作していた端末を仕舞い込み、 一軒の日本家屋の前へとやって来た。 まさかこんなにも早く訪れるとは、 藤之助は思ってもいないかもしれないが――…
人影が無いか、周囲に目を走らせる。 誰もいない様なら、玄関を手の甲で数度、叩いた事だろう**]
(69) 2014/07/29(Tue) 03時半頃
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―月が傾く頃・カリュクス宅―
[赤い着流しの若者を見下ろす。 勢い余って腰を打ちつけさせてしまったようで そのことについては軽く謝った。
ライジは案外すぐに引き下がった―― かと思いきや、己の喉をさして、 「あんたの血ももらおうか」というものだから、 一瞬きょとんとして]
……老人の血なんて不味いと思うのですが ライジ様はたいそう物好きでいらっしゃる
そうですねえ……まあわたくしは構わないのですが
(70) 2014/07/29(Tue) 03時半頃
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[ソファの上のそのひとに歩み寄ると、 ハンカチを取り出して血の滴る手首に巻きつける]
あとでちゃんと手当なさいませ。 すぐに治るとは思いますが。
[にっこりとその人と目線をあわせて微笑むと、 ライジの方に向き直り]
ここでは何ですから、外で。 よろしいですかな?
[そう言って、了承が得られれば ライジとともに外へと向かうだろうか**]
(71) 2014/07/29(Tue) 03時半頃
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[ビスケットを大事そうに掴んだまま、一際高く舞い上がる。
切なくも重厚な旋律に翅を震わせ、ちいさな生き物は 芸術劇場の奥へ吸い込まれていく。
後に残るは微かすぎるビスケットの破片、 それも、正常なる手段で羽を瞬かせる鳥達が 喜んで*食していった*]
(72) 2014/07/29(Tue) 04時頃
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―月が傾く頃・カリュクス宅外―
[>>70打ち付けた腰を擦りながら立ち上がる。 これでは何方が老人か判ったものでは無かったが]
……此方にも色々事情があってな。 そうかい? 案外熟成物のワインみたいに、 良い味わいがするかもしれんぜ?
[>>71カリュクスの側にいると、 未だ『魅了』の効果で思考に靄がかかる様で。 其のためハワードの申し出はむしろ有り難く。
自ら率先して館を後にし、 森の中、ハワードへと向き直った]
さァて――… そのバーテン服を汚したく無けりゃ、首元開いて差し出しな?
(73) 2014/07/29(Tue) 04時頃
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−待宵亭−
[落ち着いた店内で見知った顔がちらほらと >>1:32>>1:50 ミケと藤之助に声を掛けられて こんばんは と穏やかに返す
2人の事もカリュクスの事も… 仲間の事はよく覚えていた
>>1:32 何かあったのかと問われれば 静かに微笑して首を横に振り 何も と 平和な…モノですよ と 通り際に応えた]
(74) 2014/07/29(Tue) 05時頃
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[談笑している2人からは少し離れた席に落ち着くと ハワードに声を掛けられる>>66 名を覚えて貰えるのも、趣向を理解して貰えるのも ありがたくて それ故 時々ここを訪れる]
…いつもの…を
[>>1:34 この店は天然の血液は置いていないが 人工のものなら 密かに出してくれるのだった アルコールの一種のような体で提供されるそれは 血生臭さも生命の息吹も感じられず …それが心地よかった]
(75) 2014/07/29(Tue) 05時頃
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[自分の希望通りの飲み物が出てくれば 感謝してそれを受け取り 静かに口をつけると 目を閉じて ため息を漏らす
人の血も仲間の血も美味であるし力が戻るが 同時に種族の本能をも強くする 人工的に作られた血液は空腹と喉の乾きを癒やすが 荒々しい気分になる事は少ない… プラシーボ効果なのかもしれないが 少なくとも亀吉にとっては 心穏やかに摂取できる食事である事に意味があった
>>1:58 隊員では無い客も当然来る店だが …向けられる視線に 血の臭いを嗅ぎとった同族の気配を感じて ライジが店を出ると どこかホッとした]
(76) 2014/07/29(Tue) 05時頃
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[緩やかに寛いだ頃に >>1:51藤之助から声を掛けられ少し話をする 藤之助には亀吉の目当てが店の裏メニューである事は とうに知られていただろう]
何も変わらないですよ 土地もヒトも… このまま静かに過ごせると ありがたいですが
[そうしてグラスの中身を舌に乗せ じんわりと失われた力が回復する感覚を楽しんだ**]
(77) 2014/07/29(Tue) 05時頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/07/29(Tue) 05時頃
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