83 最初からクライマックス村3
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―そして…―
[奇跡の勝利《ミラクル・ヴィクトリー》と 祝福を告げる聖夜の流星《ホーリーナイト・シューティングスター》が生んだ煌めく金剛石>>142]
[礼を告げながら消えたケノスの崩れる様を>>141をしっかりと見届けた後 ほんの一欠片になりながらも確かに光る金剛石に、トレイルは言う]
―――礼なんていらねェよ、仲間《フレンド》 俺達は約束を、護っただけさ。
「奇跡」は絶対ある。 お前を消させやしねェ。お前を救ける。
そういう約束だ。
(8) bou 2014/07/27(Sun) 05時頃
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[静かに笑って、天を仰ぐ。 暗闇に覆われていた空に、再び本物の空が開けた。 聖命の光の降り注ぐ空。その空に昇るのは明の明星]
お前の意志(ソウル)は、そこに宿ってんだろ? …見えるか。これが「夜明け」だぜ。
一緒に「明日」へ行こうじゃねェか。
―――ボリス。
(9) bou 2014/07/27(Sun) 05時頃
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[見上げた空に昇る光の欠片へと解けていく聖剣] [それを見て弾けるようにトレイルはカイルの剣を見た]
――――――――――――― クリスマス
[高い音を立てて罅割れていく剣。 それを見つめて、静かに歯噛みする]
(10) bou 2014/07/27(Sun) 05時頃
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[空へと還る光の粒を一つ掌にとって]
―――――――――――――――〜〜、 っ
……………………ありがとな… クリスマス …………あの約束、信じてるからな。
(11) bou 2014/07/27(Sun) 05時頃
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……信じれば、「奇跡」は掴める。
………………そうだよな………! …クリスマス………っ
[掌の上の暖かな光に、震える声をかけ]
[―――光を離した。 静かに静かに昇っていくその最後の光を トレイルも静かに天を仰いで見届けた。 ―――そうして、こみ上げそうな溢れるものを、耐えるように]
(12) bou 2014/07/27(Sun) 05時頃
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[――その瞳が見開かれたのは 今一度奇跡が起きたから]
(13) bou 2014/07/27(Sun) 05時頃
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[収束する光。その姿が形を変える]
[懐かしいその姿に。 護りたいと思ったその姿に。 ―――――――愛しいその姿に。]
(14) bou 2014/07/27(Sun) 05時頃
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――――――――――――――クリスマス…!!
[ゆっくりと落ちてきた光に包まれたその身体を、 優しく抱き留めた。彼女を支えようとしたあの時のように>>1:184]
―――――――――――
[彼女の顔を見て、トレイルは口を開く。 すぐに声は出てこなかった]
(15) bou 2014/07/27(Sun) 05時頃
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…………っ、―――――――!
[―――何故だろう。 護りたいと思っていた彼女の前では、 いつだって強くありたかったのに] [彼女を前にすると、いつも仮面も崩れてしまうのは]
[――でももう、それでも良いと思った] [本音を伝えると、決めたのだから>>2:107]
……………、 よォ
[願っていた奇跡を前に、震える声も隠さずに]
(16) bou 2014/07/27(Sun) 05時頃
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――― おかえり、 相棒《バディ》
[強く優しく、彼女の身体を抱き寄せる]
(17) bou 2014/07/27(Sun) 05時頃
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―掴んだ奇跡―
――――――クリスマス
[呼ばれた名を、呼び返す]
[開いた瞳。名前を呼ぶ声。腕の中の暖かさ>>18] [向けられた柔らかい笑み>>19]
[その全てが、彼女が光の粒になったあの時から求めていたもので]
[言葉が詰まる。いくらでも、何回でも伝えたいことは確かにあるのに]
(21) bou 2014/07/27(Sun) 06時半頃
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[呼びかけられて、一度止まったその声>>20にトレイルは震えた声で返す]
――― ああ、
[頬を染めた彼女へ、頷いて笑う。 ――それは、いつもの笑みでは無く。 誰にも見せたことのない素顔の、震えた声に見合った本音の笑み]
[恥ずかしそうに告げられた言葉にも頷いて]
――… っ、 ああ、
[―――いつも通りなら、「当然だ」なんて言って冗談めかすのだろう。いつも通りの言葉の続きを、一度口を開いてから…止めた]
(22) bou 2014/07/27(Sun) 07時頃
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[―――だから、代わりに言うのは、別の言葉だ]
――――――皆が、…………お前が、居たから
ありがとな――――――― クリスマス
(23) bou 2014/07/27(Sun) 07時頃
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―そして いつかなる、軌跡へ―
[――「あの丘で、もう一度星を見る」 その時にありのままの本音を告げようと思っていた。]
[…その己への誓いは護れそうになかった]
[こんな素晴らしい奇跡を前に、あの丘までも待ってはいられない]
[―――今夜は聖夜だ。 それくらいの己への不義理だって祝福してもらえる筈だ]
(24) bou 2014/07/27(Sun) 07時頃
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―――――クリスマス
[天は晴れ。朝日が見え始め。 未だ明の明星が輝く下で]
約束、叶えに行こう。
(25) bou 2014/07/27(Sun) 07時頃
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――――――――――愛してる。
[二人を包むように、聖命の光が降り注ぐ]
(26) bou 2014/07/27(Sun) 07時頃
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― 軌跡は続く 数年後 ―
[―――そこは、どこよりも広い宙を感じられる場所。 「世壊の夜」の時代には暗い闇しかなかった空は 今はどこまでも青い空が拡がっている―――約束の丘]
[その丘から少し離れた場所に、ひとつ。 白い墓標が建てられている]
[手に花束と葡萄酒の瓶を持って、トレイルはゆっくりと墓標へ歩み寄り]
…………、よォ。 …久しぶりだな。ババァ。
[墓標の前に酒と花を置いて、適当に墓前の前に座り込む]
…俺にはやっぱ、アンタの趣味はわかんねェからな。 とりあえず高ェの選んできた。高ェんだから文句言うなよ。
(62) bou 2014/07/28(Mon) 23時頃
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[そこで一度、トレイルは黙り。 墓前の前にはそよぐ木々の音と小鳥の声だけが流れた]
……………どいつもこいつも、忙しそうだぜ。
フィリップはあれ以降偉くなって忙しく世界中飛び回ってるよ。
カイルもだな。修行とか言って色々回ってるみてェだ。 ジェフなんざ連絡よこさねェからな。噂が流れてくるだけだ。
へっ…、今はどこに居んだか。
[くつくつと面白そうに笑う顔は、かつてよりもずっと自然なものだ。―――墓標に名を刻まれた彼女の前では、昔はいつもどこか不機嫌だった。]
(63) bou 2014/07/28(Mon) 23時頃
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[トレイルは手癖のように、左手でネックレスの先の小さな宝石のついた指輪を弄っている。 子供用だったのだろうか…もうトレイルの指には入らないサイズのそれは、彼女に拾われて間もない、本当にクソガキだったあの頃。 「おまじない」として身に着けるようにと言われていたものだ]
[…まるで「束縛の首輪」か何かだと思っていた。 だから子供の頃から決して指にはめる事は無く。
彼女の居た頃は誰にも…彼女にも 見せないように服の中へと仕舞っていた指輪]
[―――今、その指輪はトレイルの胸元で、風に揺られてちかちかと光を反射させている]
………………―――生まれたよ。 クリスとの子だ。
アンタもきっと気に入るぜ。 なんせアンタの気にいりの金剛石(ダイヤ)にそっくりだ。
[指輪を弄る左手の指には、違う指輪が光を反射させている]
(64) bou 2014/07/28(Mon) 23時頃
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…一歩ずつだけど、地に足付けて。 皆「明日」に向かって歩いてらァ。
―――アンタにも、見せてやるつもりだったけどな…
…いや、何でだろうな。アンタも見てるっていう気がするのは。 墓(ここ)に居ないせいかね……
[「世壊の夜」の後。 彼女の姿を再び見ることはできなかった。 パルックによって破壊されてしまった、彼女を失った地に行っても 聖命の光によって枯れ果てた根の表面に薄い緑ばかりが生え始めた大地しか、そこにはなかったのだ。]
(65) bou 2014/07/28(Mon) 23時頃
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―――へっ。
「自分を信じろ。 信じれば―――」、だ。
人の余計なとこまでいちいち見透かしてたアンタの事だ。 きっとアンタもこの世界のどっかで見てるよな。
[そう言ってトレイルは一度、丘へと振り返る。 ―――自分の名を呼ぶその声に、自然な笑顔を浮かべてから]
(66) bou 2014/07/28(Mon) 23時頃
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―――次は三人で来る。 アンタの「子供」でもあんだからな。
……じゃあな。 ビアンカ。
――――――――――――ありがとな。
[墓を後にして、トレイルはゆっくりと丘へと向かって行った]
[…柔らかな風が、墓前の花をゆっくりと揺らしていた**]
(67) bou 2014/07/28(Mon) 23時頃
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