64 さよならのひとつまえ
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お久しぶりです、アリスさん。卒業以来ですか。 ええと、本日は花の配達ですか。……海外?
[改めてちょこんと頭を下げてから。 先ほど告げられた言葉をようやっと認識し、小首を傾いだ]
はて。海外の知り合いなんて、…入江さん、くらいしか思いつきませんが。
[微妙に名前を呼ぶときに間を空けて、思い当る人物を一人あげ。 しかしながら、卒業以来ぽつぽつとメールをするくらいで、なんでもない日に花を贈られる覚えもなく。 ふと、先ほどのエアメールを片手に持ったままなことに気が付く]
そういえば、先程差出人が白紙なエアメールが来ていたのですが。 なにか関連性があるのでしょうか。
[と、アリスに訊いても栓のないことを尋ねた]
(63) kaisanbutu 2014/04/05(Sat) 21時頃
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まあ、とりあえずお茶でも飲みませんか。 お暇があれば、ですが。
[ブーケをそうっと持ちつつ、鍵を開けて。 扉を開ければ、玄関に積んでいた本が雪崩を起こした]
……ええと、この部屋じゃないほうが、いいですか。
[振り返り、小首を傾ぐ。 鬱蒼とした自室は、本が空間の1割を形成している]
kaisanbutu 2014/04/05(Sat) 21時頃
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まあ、とりあえずお茶でも飲みませんか。 お暇があれば、ですが。
[ブーケをそうっと持ちつつ、鍵を開けてアリスを振り返り。 扉を開ければ、玄関に積んでいた本が雪崩を起こした]
……ええと、この部屋じゃないほうが、いいですか。
[ぱたん。お見せできない状況に、思わず扉を閉めた。
鬱蒼とした自室は、本が空間の5割を形成している]
(64) kaisanbutu 2014/04/05(Sat) 21時頃
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/* 一割が出たから削除したわけじゃないよ……(ぷるぷる
(-673) kaisanbutu 2014/04/05(Sat) 21時半頃
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執事見習い ロビンは、メモを貼った。
kaisanbutu 2014/04/05(Sat) 21時半頃
執事見習い ロビンは、メモを貼った。
kaisanbutu 2014/04/05(Sat) 21時半頃
執事見習い ロビンは、メモを貼った。
kaisanbutu 2014/04/05(Sat) 21時半頃
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朔の大馬鹿野郎の
[>>65幾分パワーアップした呼称を口にして。 気安い言葉の羅列に、口を挟む隙間を探してぱちぱちと瞬きをする。 コミュニケーション欠乏患者たる僕は、相変わらずの反応であったであろう]
ええ、息災に暮らしております。 しかしユリシーズという方には覚えはありませんし、残念ながらまだ医師ですらないので賞を取る予定はないのですよね。 ……ああ、この前私的に応募した図書館の読書コンクールで奨励賞を取りましたが。
[それじゃあないことは分かっている。 誘いに笑顔を返してくれた彼へ僅か、安堵したように微笑んでから。 扉を改めて、慎重に開ける。今度は雪崩は起きなかった]
……この花は、レポートでよれよれになった男が手に持って闊歩するには、いささかファンシーすぎますね。
[真顔のまま、本を足でけりけりして。 ぱふんとブーケに鼻を埋めれば、差出人不明の花の香りが胸を満たした]
まあ、散らかっていますが。よろしければどうぞ。
(69) kaisanbutu 2014/04/05(Sat) 23時頃
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しかし、さてはて。いったいこの花はどちらさまからなのでしょうか。
[5割程度生活スペースを侵食している本を隅に重ね、場所を作る。 壁の一面を支配している古文書たちと、混じって置かれた医療用品がまるで中華街の如き雑多な有様を作り出しているが、まあ気にしないでほしい。
昔懐かしいデザインの座布団を勧めて、とりあえずコップ代わりに使っていたアンティーク風の花瓶にブーケを突っ込んでおく]
唯一の手がかりらしい手がかりといえば、やはりそのエアメールなのですが。 日程がどんぴしゃな辺り、関連性があるとは思いませんか。
[ごりごりと豆を挽き、珈琲を準備して。 なんとも奇妙な空間の中、ぽつねんと置かれたエアメールの白さ。 指し示し、こてりと小首を傾ぐ]
まあ、ともあれ開けて見ましょうか。
[珈琲メーカーがフル稼働している間に、アリスの元へ戻っていって。 ペーパーナイフで、糊付けされた封筒を開く。
ぺりりと、なんとも頼りなく軽い音がした]
(70) kaisanbutu 2014/04/05(Sat) 23時頃
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[なんとも短い、日本語と英語。
それを一瞥した途端、目がまあるくなって。
ぽかんと、口をオーの形に開いたまま、固まった]
(71) kaisanbutu 2014/04/05(Sat) 23時頃
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/* 姫金魚草(リナリア)の花言葉 「この恋に気づいて」 「乱れる乙女心」 「断ち切れぬ想い」
(-703) kaisanbutu 2014/04/05(Sat) 23時頃
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[アリスとイカレ屋が、白兎からの手紙を見て。 アリスからの問いかけに、たっぷり三秒後
喉の奥に引っかかるような音が、一音零れた]
っふ、……は、ははっ、ははははは!!!
[悪戯しちゃうぞ、なんてふざけたメールが、悪戯しにこい、なんて念を押した声が、蘇って。 泣き出しそうに愛しい感情に身を任せ、思いっきり爆笑した]
(81) kaisanbutu 2014/04/06(Sun) 00時頃
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[滅多に使わない筋肉を使い、横隔膜がつりそうなほどひとしきり笑った後。 少し滲む涙を人差し指で拭いながら、アリスの方を向く]
朔の大馬鹿野郎が、悪戯しにくるって言ってました、よ。 あー……畜生、こうきやがったかあんにゃろ。
[くつくつと、いまだ収まらぬ爆笑の発作を抑え。 カードをひらりと電灯の灯りに透かす]
バカめ、僕がこれくらいで満足すると思うなよ。 なんとしてでも悪戯仕返してやる。
[それから、ぷひゅんと息を吐いたとき。 珈琲の穏やかな香りが、部屋に漂い始めた。
だけど、嗚呼。 全然、今の心境に似合わねえ]
(82) kaisanbutu 2014/04/06(Sun) 00時頃
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……アリスさん、酒、呑みません?
[本棚から、酒瓶を取り出した]
(83) kaisanbutu 2014/04/06(Sun) 00時頃
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/* 勢いだけで書いてたら、ヒロの生活環境がカオス加速。 本棚には本を入れろ。
(-720) kaisanbutu 2014/04/06(Sun) 00時頃
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ロビンは、どんどこ挟んで大丈夫です
kaisanbutu 2014/04/06(Sun) 00時頃
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/* 実は私服校で、丞は趣味で学ラン着ている可能性は(きりっ
>>-721 な、なるほど……! 箪笥とか食器棚とか冷蔵庫とかに、さも当然な顔して紛れ込んでる光景がありありと……!!
【ゆる募】マトモな感性の同居人【独りじゃ死ぬ】
(-724) kaisanbutu 2014/04/06(Sun) 00時頃
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/* 片付けが出来ないんじゃない、するつもりがないんだ。(きりっ 多分、朔と同室だったときも、朔がいくら散らかそうが本が汚れなきゃどうでもよかっただろうな……。
(-728) kaisanbutu 2014/04/06(Sun) 00時半頃
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/* >>-725 夏にごくごく麦茶飲めるコップが欲しいが、ジョッキは割れたという理由で、コップは花瓶を主に使っております(きりっ
丞は……タラシだしなあ……(しつこくタラシ塗り
(-729) kaisanbutu 2014/04/06(Sun) 00時半頃
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[様々な感情を吐き出す笑いで、幾分すっきりした。 アリスへ視線を向ければ、指先で髪を弄っていた姿が目に入り。
玄関先での、朔太郎のせいで髪が伸びたという言葉を思い出して、すこおし目を細めた]
さてはて。デタラメの可能性は十二分にありますね。 あのバカが本気で連絡させないつもりなら、余計に。
[裏を返せば、その謎の声の人物に繋がったとしたら、朔はすべて捨てたわけではないと考えるのは、都合が良すぎであろうか]
……かけてみましょうか。電話代に怯えながら。
[思い付くままに話している風情のアリスの前に、紅茶でも珈琲でもなく、繊細なグラスを置いて。 琥珀色の液体を注ぐと、小さく笑った]
(92) kaisanbutu 2014/04/06(Sun) 01時頃
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ねむい
(-760) kaisanbutu 2014/04/06(Sun) 01時頃
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/* しまった、おやすみ言う前に寝落ちたと思って起きたら。 メイドに仕えられるより、執事喫茶 と、一文だけ書かれたプレビュー画面があった。(おはよう
(-826) kaisanbutu 2014/04/06(Sun) 10時頃
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ロビンは、ちなみに僕もビーフシチューでした
kaisanbutu 2014/04/06(Sun) 15時頃
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/* 〆は思い付いてないが、入江さんとなっちゃんには一回会っておきたい。 タイムカプセルかな、やっぱり。
(-917) kaisanbutu 2014/04/06(Sun) 17時半頃
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[自分の分のグラスに注いだ、芳醇な香りのアルコールを舐め。 頭と口がテンポよく回るアリスから、紙を恭しく受け取る]
さてはて。鬼が出ますか蛇が出ますか。
[少し端の塗装が剥げたスマホを取り出すと、ぼやいて。 アリスの鳴らすコール音を耳にしながら、書かれていた住所を打ち込めば 有能な機械はすぐにある一点を指し示した。
ぱち、と瞬いたとき、コール音が止まった]
(188) kaisanbutu 2014/04/06(Sun) 21時頃
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[回線を通した声が漏れ聞こえる。 息を詰め、小動物の如く耳を澄ませて。 電話の向こうの相手とアリスが交わす、するすると伸びる言葉の蔦を追う。
夢見る主人公らしからぬ目付きで電話を睨む彼に、肩を竦めて]
……道順を。
[回線越しからの言葉を、鸚鵡返しに繰り返して。 にいと笑うアリスへ、小鳥のように小首を傾いだ]
(189) kaisanbutu 2014/04/06(Sun) 21時頃
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[電話を差し出されると、舐めていたアルコールを飲み干し、無表情のままに首を横に振る]
僕、日本語と英語とドイツ語しか出来ないので、国際電話はちょっと。
[などと、下手な言い訳を紡ぐ。 実際のところは、言いたいことが多すぎて、何を言えばいいのか分からなかったからなのだが。
ミスター朔太郎によろしくと切られた電話は、鼓動のような音を立てた]
どうぞ、アリス。
[差し出す両の掌に乗せられた、電子の地図。
それをアリスが受け取れば、だぱぱ、とアルコールを自分のグラスへ注ぎ直す]
……次の長期休みは、ゴールデンウィークなんですよねえ。 あと、次は夏、かな。
[花屋の繁忙期って、いつでしたっけ]
(190) kaisanbutu 2014/04/06(Sun) 21時頃
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―とある日の手紙―
[ひらりひらりとまだ雪が舞う季節、白い雪の下で健気に梅のつぼみが開き始めたのを目にして。 ふと思い出し、少しくたびれた白衣に隠れた手を出して、ひいふうみいと指折りする。
そうだ、今年は――]
(199) kaisanbutu 2014/04/06(Sun) 21時半頃
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“ 梅のつぼみが綻ぶ季節となり、春の訪れが待ち遠しく感じます。皆さまいかがお過ごしでしょうか。 ”
[思い出したその日に、引き出しを開ければ桜の絵が描かれた和紙の手紙を見つけ。 大学卒業と共に購入した万年筆を手に、勢いのまま書いてしまう]
“ さて、私たちが青春を共に過ごした懐かしの母校を卒業して、本年でちょうど10年となりました。”
[まだ手が冷えていたせいか、字が少しだけ震えた。 ふう、と手に息を吹きかけ、手を温める]
(*59) kaisanbutu 2014/04/06(Sun) 21時半頃
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“ つきましては、左記の要領で同窓会を開催したくご案内申し上げます。 ご多忙中とは存じますが、しばし日々の雑事を忘れ、懐かしき面々と語らいながら、楽しいひと時を過ごしたいと存じますので、ぜひご参集くださいますようご案内申し上げます。”
[なんて、定形文通りの案内状を書いて。 固すぎるかな、と首を傾げ、一文書き加えてみる]
“ まあざっくり言うと、10年たったしタイムカプセル掘りに行こうぜお前ら。 ”
[砕けすぎた]
(*60) kaisanbutu 2014/04/06(Sun) 21時半頃
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/* 魔性を挟んでしまった……。
(-966) kaisanbutu 2014/04/06(Sun) 21時半頃
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/* お帰りアリス。 ご飯にしますか?ライスにしますか?それともおこめ?
(-976) kaisanbutu 2014/04/06(Sun) 22時頃
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/* >>-980 言うと思ったよおこめさん(どさがばーっ
(-981) kaisanbutu 2014/04/06(Sun) 22時半頃
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[アリスが干したグラスへと、酌をする。 雨垂れのように落ちる言葉を、表情筋の乏しい顔で受け止め。 しあわせだと口にした朔を思い浮かべてみた]
……朔はいつもみんなの中心にいるくせに、ゼロ距離まで近付かせない奴でしたからね。 なにも言わずにってのは、らしいっちゃ、らしいか。
[明かされた、なにも告げずに消えたという真実は、すこんと胸に落ちた。 それから、それをアリスだけが知っているという辺りに、なにか理由を感じ取り、口元に不覚の笑みが浮かぶ。
グラスのふちを噛み、少しだけ考える]
うさぎ狩りらしく、罠でも仕掛けますかねえ。 ミスターユリシーズに呼び出してもらって待ち伏せる、とか。
[などと、酔いにふわつく言葉を紡いでから。 ふっと視線をアリスに向け、小首を傾ぐ]
(217) kaisanbutu 2014/04/06(Sun) 23時頃
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そういえば。 朔のルパン野郎が、寮を出る前、僕に勇気という抽象的なものを求めてきたのですが。
アリスさんは、なにか事情をご存じですよね?
[断定系。
真顔でじっとアリスを見た後、グラスの酒を舐めた]
まあ、別にどうだっていいんですけど。
(220) kaisanbutu 2014/04/06(Sun) 23時頃
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