78 わかば荘の薔薇色の日常
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[それ以上麻央の話は続かなかった。 大丈夫、今までこれでやって来た関係だ。変えたい思いがあればもう変わっている。]
今は降ってない。でも、いつ降るか。 急げば……平気、かな。
[徹津來夏の辞書に急ぐという言葉は殆どないに等しい。 しかも本日はカメラ付き外出だ。 いつ足を止めるかわからないのは、悪い癖。]
急ぐなら、置いてく。
[ショルダーバッグの中で買い出しに必要な物は財布だけだ。 バッグを下ろして財布だけポケットに突っ込もうと。]
(230) 2014/06/25(Wed) 02時頃
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ふむ。
[>>224逃げた草芽の後姿を目で追ってから 叩かれた手に視線を落とす。
比較的”いつも通り”の草芽だった。
目新しい反応ではない。 感情の起伏の激しい様子は見ていて飽きないが、 今のところの遊の興味は、 掛けられていたタオルケットに移ったようだった。]
(231) 2014/06/25(Wed) 02時頃
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―1階 廊下 ―
あれ? 達久さんに來夏。何してんの? 飯食わへんの?
[降りた時には気づかなかったが、105号室の前に平井と徹津がいて、何事か話しているようだった お邪魔かな?とも思ったが、気づいたからには素通りできず
もしどこかに出かけるところなら、買い出しを頼もうか。自分はやはり、あの洗濯物が乾くまではここを離れたくない]
(232) 2014/06/25(Wed) 02時頃
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/* ちょろちょろ移動してごめんなさい これ前にもやったあかん癖やで…あっちにもこっちにも行きたい気持ちがが
(-100) 2014/06/25(Wed) 02時頃
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瑛士。……、
[食べないつもりではなかったので、返答に迷って名前を呼んだところで止まってしまった。 そういえばさっきの挨拶は届いたのだろうか、確かめるにも手段がなく、瑛士から視線を逸らした。]
(233) 2014/06/25(Wed) 02時頃
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[草芽とは反対の扉から廊下に出てゆく宇佐美を見送り 冷えから守ってくれていた 烟草の匂いのするタオルケットを丁寧に折り畳む。
それを片手に、漸くゆっくりとソファから立ち上がった。]
(234) 2014/06/25(Wed) 02時頃
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─談話室─
あ?
[すれ違いかけたらしい猫耳フードに掴まった(>>229) 喚く声はそれこそ『せからしい』。 声に耳を塞ぎたくなるが、それは表情にありありと露出していたことだろう。
オレのことを随分気にかけてかまってくる時があるが まさかそれが弟分その三認定によるものだとも露知らず。]
は? いらん、好かん。
[誤魔化しの為に掲げられたフレンチトーストも断ったし 掴まえられていた手も、やんわりと引き剥がした。]
(235) 2014/06/25(Wed) 02時頃
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[談話室内を見回し、待望の朝食の訪れを察知する。]
──壇さん、
俺も。 フレンチトースト。
[>>208どうやら──自分の分がまだないらしいのを知ると 当然のように要求を口にする。]
(236) 2014/06/25(Wed) 02時頃
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あー、カメラ? 出かけるつもりなら悪い。
[腹は減ったから、立ち止まられてしまうと…… 晴れてたら付き合えるが降りそうなら焦るだろう。 写真を見るのは好きだし、素材として使いたいものもある そういう部分は大切にしてほしい。
なんて思っていたら階段の方から声>>232] ん、その飯の買い出しに行こうと思ってな。 宇佐美もなんか必要か?
[コンビニではなくスーパーに行くから、食材的な意味で]
(237) 2014/06/25(Wed) 02時頃
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/* やっと、やっとこさ…おいついた…!!
夜勤のときは厳しいな。 明日も仕事ではあるけど、一応22時までだし…明日はちゃんとからめるかなぁ…。
今日は気圧のせいで頭も痛いし…うううー…orz
(-101) 2014/06/25(Wed) 02時頃
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[>>235うっとおしそうな顔をされても、なんだよいけずだなあとなぜかこちらはスルーだ。 恐らく、年下に対するなんらかのフィルターがかかっている。
いつもの猫耳フードを被り直して、引き剥がされた手をちょっとつまんなそうにさまよわせてから下ろし]
ええー?お前この前のチョコもクッキーも好かん好かんって……。 あ!甘いもんダメか!?肉なら食う?
[尻尾を振りつつ、撫でようと手を伸ばす。 避けられ去られても、またつまんなそうにするだけだが。 これが年上と知っていたら、折角親切にしてやってるのにとまた切れ始めるところである。
それから、少しの間の後。 >>236後ろから聞こえた声に、はっと自分が怒っていたことを思い出す]
(238) 2014/06/25(Wed) 02時頃
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[徹津から視線を逸らされて、何事かと首を傾げる 平井とは比較的よく話しているようだったので、会話の邪魔をしてしまったかな、と不安になる]
んー。お邪魔ならすぐ退散するから 安心しいや
[ぽん、と。頭を軽く撫でようと手を伸ばす。その手は無事に着地したか宙を切ったか。どちらにしても次は平井の方を向き直って]
あー。俺今洗濯物の番人してて 飯作る気もないけどめっちゃ腹減ってるんすよー 達久さん何か作るなら分けてもらえません? …甘くないやつなら何でもいいっす
[最後の一言は、思わず小声になった。真心こめて料理してくれている檀に、何だか申し訳なくて
リクエストを了承されれば、2階の自室か屋上にいるからできたら呼んでほしいと頼もう。そういえば明日あたりに実家から酒が届くんです、なんて囁いたらお強請りの成功率はあがるだろうか]
(239) 2014/06/25(Wed) 02時頃
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[宇佐美のタオルケットを定位置の棚に戻した後、 フレンチトースト──または別の何かが供されれば 短く礼を言ってから律儀に手を合わせて合掌する。
談話室に残る面々に鷹揚な視線を注ぎつつ 今朝も労せずありつけた食事を黙々と咀嚼する。
天津が談話室に入って来て 草芽をすげなく袖にしているのを見れば ずっと外にいたのだろうか、と目を細くして首を傾げた。]
2014/06/25(Wed) 02時半頃
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[宇佐美のタオルケットを定位置の棚に戻した後、 フレンチトースト──または別の何かが供されれば 短く礼を言ってから律儀に手を合わせて合掌する。
談話室に残る面々に鷹揚な視線を注ぎつつ 今朝も労せずありつけた食事を黙々と咀嚼する。
天露が談話室に入って来て 草芽をすげなく袖にしているのを見れば ずっと外にいたのだろうか、と目を細くして首を傾げた。]
(240) 2014/06/25(Wed) 02時半頃
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[どんな拒否を見せても、大抵スルーされてしまう。 そういう性分なのか、人懐こいやつだと思う。 その度に軽く息を吐くのだが、あの猫耳フードには聞こえないのだろう。 当たり前だ、あれは本物の耳ではないんだから。 引き剥がした手は、少しの間彷徨うようだった。]
チョコもクッキーもプリンも パスタもパンも米も肉も野菜も魚も
好かん。
[ぴしゃりと謂ってのける。 伸ばされた手は、また軽く払いのけて つまらなさそうな、半分前髪に隠れた表情を一瞥するのみ。 何やら間中の声に反応しているようで。]
間中と仲良う、食いよかんね。 オレは外行ってくる。
[その前に一つ二つ寄り道を決めてはいるのだけれど。]
(241) 2014/06/25(Wed) 02時半頃
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いい。
[どうせ降ってきたら一番濡らしたくないものだ。 部屋に置いて行くのだけ許しを得て、片隅にそっと置く。 きっとタクさんならまた写真の話はすることになるだろうから、構わない。
瑛士の手は避けることはしない。払いもしないが、結局照れくささやらなんやら相まって目線は合わない。]
(242) 2014/06/25(Wed) 02時半頃
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[2人の食事の邪魔はしたくないし、徹津が少しでも難色を示せば願いはすぐに取り下げるつもりだ 1食2食抜いたところで死ぬわけじゃないし。ここを離れたくないのは此方の勝手な事情で
何よりこれ以上、徹津の顔を曇らせたくない]
…へへ
[伸ばした手が避けられなかったことにほっとして。嬉しいという気持ちを隠さない笑顔で、そのまま数回頭を撫でる こちらを見ていない徹津に、少しでも気持ちが届けばいいのだけど]
(243) 2014/06/25(Wed) 02時半頃
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おーけーおーけー。 作ったらそっち届けるようにする。
[酒>>239と聞けば効果は抜群だ。 そうでなくても料理は出来る方だし、 男子たるもの甘味だけでは生きていけない。
野菜とソーセージとあれこれを思い浮かべる、 全部カレースープかコンソメスープに打ち込めば 大体美味い一品は完成だ。 あとは安売りの食材を見てから、考えよう]
(244) 2014/06/25(Wed) 02時半頃
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[言葉にした間中は、どうやらこちらを見ているらしかった。 何を思って見ているのかはわからなかったが オレはあれからずっと外で紫陽花を睨みつけていたし その間、間中はソファで寝ていたのだろう。 今ようやく朝食、と謂った態だ(>>240)
傾げられた首には、眉を少し上げて返した。 何を問おうとしていたのか、オレにはわからなかったから。]
(245) 2014/06/25(Wed) 02時半頃
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おう、その辺置いとけ。
[部屋を見れば新しいラックに気づくだろうか、 綺麗ではないが汚くもない極普通の部屋。 仕事で使うもの以外はあまり無いからそう見えるのか 唯一ベッドサイドに、アクセサリが数多く並ぶ]
肉は夜食うから、何がいーかな。 テツなに食いたい?
[そんな風に話しながら、スーパーへと向かう**]
(246) 2014/06/25(Wed) 02時半頃
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[何度か頭の上を滑る手の感触に、やはり理解できないといった面持ちでいる。 嫌ではないが反応に困ったまま――ついでに気恥ずかしいまま――硬直している。
が、食事を作るのは自分ではないし、瑛士を拒否するつもりも毛頭なかったので、食料に関しては彼のもとに無事届くことだろう。]
2014/06/25(Wed) 02時半頃
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ヘクターは、談話室に顔を突っ込んで薫へ、俺のもと言い残すのは忘れない**
2014/06/25(Wed) 02時半頃
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[何度か頭の上を滑る手の感触に、やはり理解できないといった面持ちで。 嫌ではないが反応に困ったまま――ついでに気恥ずかしいまま――硬直している。
が、食事を作るのは自分ではないし、瑛士を拒否するつもりも毛頭なかったので、食料に関しては彼のもとに無事届くことだろう。]
卵。
[リクエストを聞き入れてくれる>>246となれば簡潔に。 空腹の中漂うフレンチトーストの香りの誘惑は大きかった。]
(247) 2014/06/25(Wed) 02時半頃
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お前なに食ってるんだ普段……!
[>>241ピシャッと撥ね付けられた言葉と手の痛さは、さすがに伝わった。 しょんもりとつまらないが融合した顔も、一瞥されるだけ。 それでも、機嫌悪かったのかなとかなんというポジティブ。
が、その年下専用の甘い顔も、間中と言われた途端、ぎゅっと歪む]
ふざけろ、誰があんなイヤミ野郎と……!
[敵意を剥き出しにして、否定を返して。 深呼吸して落ち着き、外へ出るという彼へ車に気を付けろよと手を振っておく。 いったい幾つの子供にする注意だか]
2014/06/25(Wed) 02時半頃
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お前なに食ってるんだ普段……!
[>>241ピシャッと撥ね付けられた言葉と手の痛さは、さすがに伝わった。 しょんもりとつまらないが融合した顔も、一瞥されるだけ。 それでも、いまは機嫌悪かったのかな、あとでなら聞けるかなとか思っている辺り、なんというポジティブさ。
が、その年下専用の甘い顔も、間中と言われた途端、ぎゅっと歪む]
ふざけろ、誰があんなイヤミ野郎と……!
[敵意を剥き出しにして、否定を返して。 深呼吸して落ち着き、外へ出るという彼へ車に気を付けろよと手を振っておく。 いったい幾つの子供にする注意だか]
(248) 2014/06/25(Wed) 02時半頃
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たまご。
ふわふわおむれつ。 んな女子力たけーもん作れるか!アホ!フライパントントンすっぞ。
煮玉子が食いたい……
(-102) 2014/06/25(Wed) 02時半頃
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やったあ。よろしゅう頼んます お代は明日、物々交換でええです?
[平井の作る料理は幾度か食べたことがあるが、どれもとっても美味しかった。ぺこりとお辞儀をして、再び屋上に向かう
階段を上がると、今日何度目かの206号室の前での静止。特にこれといった理由はないのだが、永利の前でだけ、何となく緊張するのだ]
…へんなの
[それは正しくセルフ突っ込みというやつで。当然ながらドアの向こうの彼の耳には、届くことはなかった]**
(249) 2014/06/25(Wed) 02時半頃
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[それから、庭に出て暫しフレンチトーストを貪っていたが。 やはり雨が降りそうだという理由で、早々に退散してくる。 それでも意地を張って、遠くにいて。
やがてフレンチトーストがなくなると、息を殺してそーっとフレンチトーストのお代わりを貰うべく、遊の座るテーブルに気付く]
謝らねーからな。
[ぷぅとほっぺを膨らませつつ**]
2014/06/25(Wed) 02時半頃
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[それから、庭に出て暫しフレンチトーストを貪っていたが。 やはり雨が降りそうだという理由で、早々に退散してくる。 それでも意地を張って、遠くにいて。
やがてフレンチトーストがなくなると、息を殺してそーっとフレンチトーストのお代わりを貰うべく、遊の座るテーブルに近付いた]
謝らねーからな。
[ぷぅとほっぺを膨らませつつ**]
(250) 2014/06/25(Wed) 02時半頃
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/* おれは今信也の傘フラグがどうなるのか気になって
(-103) 2014/06/25(Wed) 03時頃
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[雨は──。
と、庭に目をやる。 残念ながら、曇天は内に大量の水を抱えたまま 天上で重たげに燻っていた。
しかし──もう間もなく、 許容量を越えた灰色の腕から 溜め込んだ水達を解放するのだろう。
それほど、灰色は濃くなっている。 買い出しに向かう面々が戻るのが先か、 それとも、間に合わず降り出すのか。]
(251) 2014/06/25(Wed) 03時頃
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