片付け完了、どんなもんで っ …
[掃き終わった髪は塵取りの上に薄らと積もっている。
それをゴミ箱へと落とし入れると、さらさらとした砂のような音が立った。
ささやかなる音に満足そうに表情を緩めると
江戸っ子の真似事か、鼻を掌で擦り上げて見せた。]
いっ、ぎし!!
[が。それは不恰好なクシャミによって掻き消える。
ぶるりと震える様は電波でも受信したマナーモードの携帯電話のようだ。
店――自習室ではあるが――を片付ける能力があるのならまずは部屋を片付けろと。
そんな言葉が脳裏に浮かんだのは、果たしてなんの所為(>>81)であったか。
その後の【幸あれ】という添付ファイルは上手く開くことが出来なかったようだ。]
誰だ〜、噂してるのは。
オレのファンかそうかそうか、ならしかたないネ☆
[白い歯を見せて明智に笑いかける顔は常日頃と何ら変わらず。
卒業の向こう側に隠した秘密(>>82)を、微かにも感じさせることはなかっただろう**]
(83) 2014/03/21(Fri) 16時半頃