人狼議事

64 さよならのひとつまえ


【人】 理髪師 ザック

 今日こそ片付け始めなきゃ、ヒロろんに怒られっかね〜。
 ……いや、ヤツだって進んでねぇはず、きっと!
 だってまだ、本山積みだったし!

[眉間に皺を寄せ、浮かべるは微妙な困り顔。
そしてそれからすぐに楽観的な表情へとリターンする。
同室者の小鳥谷は少なくとも一年間、この底抜けに明るい表情と楽観的思想を見てきているだろうが
卒業し離れ行く今、どういった印象を持たれていることであろう。

山積みの本はそれでもそれなりに整理されていたように思う。
それはジャンル分けであったか作者別であったかまでは、文学に興味のない身では判断さえ出来なかったが。
片や此方はと言えば教科書ノートは散乱し、明智に貰う漫画本(>>48)と混ざり。
ポテトチップスの硬い空き筒は床に転がり、洗った服は畳まずに放り投げてある乱雑さだ。
唯一はシザーケースだけが大切に机の引き出しに仕舞われていたことだろう。]

 地震起こったらオレ絶対本に潰れて死んでたわ。
 思い返せば常にその危険と隣り合わせの、高校最後の一年だったのか…。

[感慨深そうに言うが、地震による本の圧死より他の死因が並びそうだ。]

(75) 2014/03/21(Fri) 15時頃

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