84 Es 3rd -Test days-
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[寄り道が過ぎて、もうすっかり夕暮れ時だった。 彼は…、…宵待亭の主は、 もう店のカウンターに立っている頃合いだろうか?
客としての来訪では無いので、営業の、 はたまた準備の邪魔にならぬ様裏口へと回る。
此度の外出の当初の目的、 届け物の風呂敷包みを片手に、ノックを3つ。 反応を期待している訳では無いので、 勝手に扉を開けて勝手知ったる不法侵入。
包みの中身は、庭で採れた桃と杏子のお裾分け。 かごいっぱいにどっさりだ]
(40) 2014/07/26(Sat) 09時頃
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[毎年恒例の届け物に彼が喜んでいるか否かは 知りもしないしまるで興味も無い。
そんな一方的な贈り物テロを済ませば、 もう用はないと家主に挨拶もせず踵を返す。
置手紙すら用意していないけれど、伝わるだろう。
後に残るは置き去りにされた果物の甘い香りと、 それ以上に甘い甘い、刀傷から溢れた赤の――*]
(41) 2014/07/26(Sat) 09時頃
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はぁあ…
[酒を飲んではため息をつく。 たいそううっとおしい客だが、今日もマスターは静かに酒を作ってくれる。 いや、実際こんなに毎日のように店を訪れる自分はいいお客さんなのだろう。
不思議ですねぇ、というマスター>>33の顔にちらりと目線を向けた。 普段から耳は帽子で隠しているが、この店で何度か酔いつぶれたとき、マスターにはばっちり中身を見られている。]
…国も症状の研究は、してくれてるんだよ。 でも、ゲリラの研究者はその時捕まえられなかったし、世の中で俺しかこんなんなってないだろ? 他に優先すべき研究があるんです、って言われちゃ俺も弱いわ。
(42) 2014/07/26(Sat) 10時頃
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はぁあああ… あいつらの思想まじおかしいよ 大体俺は鳥派だよ 相容れない存在だよ
[話の流れであのゲリラ…極西ねこにゃん統一党のことを思い出し、いらっとしながらグラスを持ち上げ酒を飲む。 しかしすぐにまた力が抜けたように言った。]
マスターはさ… 昔、まだ半分カブトムシになったわけじゃなくて良かったですねって言ってくれたけどさ… そーいうもんじゃないんにゃよー
[またため息をついて酒を飲み干した。]
マスター、もう一杯作ってくれ**
(43) 2014/07/26(Sat) 10時頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2014/07/26(Sat) 10時頃
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[小さな喉を鳴らして、同族の血液を飲み干していく。 手のひらほどの大きさの妖精の牙など、人の子には蚊に刺された程度の痛みしか与えない。 しかも相手が同族とあれば、傷はすぐに塞がってしまうから、貪るのも中々に難儀であった。
それでも。 飢えを訴えていた腹が少しばかり膨れた頃、妖精の瞳は満足そうに煌々と赤に満ちる]
……ふう、ご馳走さん。
[ぺろ、と亀吉の傷口をひと舐めし、口角を拭った。 ふわりと闇へ翅を瞬かせたその時、意識を失ったままの男の足許、切れている鼻緒に気づき。
亀吉の着物の裾を掴み、小さな牙を立てて引き千切った。 合わせや袖口へ頭を突っ込み銭を探し一枚取り出して、切れ端を通して足許へ。
切れ端で鼻緒を直し、我ながら上手く出来たとばかりケタケタと笑い声を響かせ、 その場へ崩れる青年を残して、飛び去った。]
(44) 2014/07/26(Sat) 13時頃
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[闇夜へ残した男の顔を知っている。 けれど、もう名を思い出すことは出来なかった。 十年。たった十年前の出来事なのに、年を重ねるごとに消えていく記憶の多いこと]
脳味噌が、減ったせいかね。
[妖精は闇へと翅音を瞬かせながら、宵闇亭の店内を窓から見下ろした。 彼らともきっと、十年前に戦場で出逢っている。 けれどその記憶は思い出すことは出来ない。
思い出そうと記憶の糸を辿れば、胸の奥に重く、ずきりと走る痛みが飛来し]
ああ、やめだ。 めんどくせーな、もう…、
[ふるふる、痛みを振り払うように頭を振って、再び闇へと翅音を響かせた。]
(45) 2014/07/26(Sat) 13時半頃
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[意識を別の事柄へと向けてやり過ごすのは何時もの事だ。 ひらひらと背中の翅を瞬かせ、路地裏を抜ける。
どこかのキャバレーから聞こえてくる歌手の歌声に身を任せ、 辿りついたのは大きな噴水のある、広場だった。
水の音と溶け合う女の歌声は、悲哀に満ちて心地良い]
(46) 2014/07/26(Sat) 13時半頃
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…あめー、ふりしこころにー…
[惜しみなく溢れる水は、平和の象徴。 戦火など既に遠く、忘れろとばかり押し付けられた穏やかな日常がそこにある。
小さな着衣が濡れる事も厭わず、妖精は人工的に出来た滝へ、身を浸す]
さしこむー… いとしきー ひーかりー…
[敵陣へと滑り込みゆっくりと血を奪い、人型を取り戻して止めを刺す。 そんな忌むべき存在も、人々の記憶から忘れられていくのだ。
全てを洗い流すよう、冷えた水を浴びながら キャバレーから聞こえる歌声に重ねる声]
ああー もっとてらしておーくれー…
[無邪気に響くその声は、暫し広場を賑やかせたかもしれない**]
(47) 2014/07/26(Sat) 14時頃
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奏者 セシルがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(奏者 セシルは村を出ました)
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[ブランデーを待つ間、横合いから声を掛けられる。>>21 それをちらりと見返して、]
無聊なる日々の延長以外に何と……? ああ、差し入れはご馳走様。
[蟒蛇の男から贈られたそれは味や芳香は格別なものであった。舌触りの良さを思い出し、礼を告げる。 マスターがブランデーを供してくれれば、店の片隅へ>>16。
見知らぬ男と藤之助のやりとりを何とはなしに耳に入れながらプランデーを舐めていると、鼻腔を刺激する香。本能に囁きかける新鮮なそれ。 藤之助ではない。マスターに愚痴を言っているミケでもない>>27。 というか、彼の姿はまだ戻らずなのか。そんな事を再確認し、芳香の出所を探る。 どこだろう。]
(48) 2014/07/26(Sat) 19時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/07/26(Sat) 19時半頃
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[ゆるりと首を巡らす。 ふと目をやった窓の影に、虫にしては大きく鮮やかな影を認める>>45。]
なるほど?
[確か、ケムシと言ったか。ケムシに翅はないだろうとも思ったが、それが通称だから仕方がない。 あれは同族の血が好きだった>>26。 誰かが彼の牙の餌食になったのか。 同族ならいつかは起きるだろう、放っておけばいい。 そう考えて、鼻腔に残る芳香を消すように、ぐいっと琥珀色の液体を煽る。]
(49) 2014/07/26(Sat) 19時半頃
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[それからどれくらいの時間が経ったか。 それほどでもないかもしれない。 再び鼻腔を刺激する新鮮なそれに、グラスを揺らす手を止める。 ふと気づけば、徐々にそれはこちらに近づいている。 表、ではなく店の裏側>>40。 目を眇めれば、動きによってふわりと揺れた真白な毛が目に入る。]
なるほど…。
[先ほどと同じ言葉を口にして、そっとグラスを置く。 チェロはその場に置いておくことで、此処に残る事を暗に示す。]
(50) 2014/07/26(Sat) 20時頃
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[表口から裏に回れば倒れ伏す男>>31と芳醇な香りを振りまく少年>>41。 先ほどのケムシとあわせ、それぞれの性格、時系列を思い返せば此処で何が起こったかを推察するのは容易い。]
暫く振り。元気そうで安心したよ。
[ちっとも安心したという温度を感じさせない声音でそう呼びかければ、何か返答はあっただろうか。 もし彼に応対する気があれば、少し話をしただろう。 そのまま去るのなら無理に追う事はせず、倒れ伏す亀吉を冷めた目で*見下ろす*]
(51) 2014/07/26(Sat) 20時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/07/26(Sat) 20時頃
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[>>32マスターの表情が綻ぶのを見て、藤之助は目を細める。]
この店に慣れると他に行けないよ。
[己の強請る姿に少しおどけてみせるこのマスターもお気に入りの一つ。
藤之助がこの店に度々訪れる理由の一つだ。]
(52) 2014/07/26(Sat) 22時半頃
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[ゆらゆらと立ち上る赤い意識 芳しく 熱く 溢れる生命の液体 途切れていた意識が 再び浮上する宵闇]
…ん は…っ…
[喉を滑り流し込まれるカリュクスの血液>>38 幾度目かの嚥下で瞼を持ち上げると瞳に映るのは 懐に黄色い雛を入れた白いヒトの姿 見覚えがあったか無かったか…思い出す程明晰な意識は保てず ただ乾ききった喉に流れる甘く濃厚な仲間の血の味 柔らかな舌が器用に生命を受け渡すのを感じながら 無心に飲み込み…僅かな声音で礼を告げた]
あ…りが……ぅ
(53) 2014/07/26(Sat) 22時半頃
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[その声が届いたのかどうか… >>39 そっと地面に身体を戻され立ち去る足首が見えた
フワリと…頭の下から香水の香りがほのかに立ち上る 視界に繊細な糸で作られた芸術作品が映る 趣味の良いその造形を見るともなしに眺め やがて目を閉じる
あと一刻もすれば問題無く身体は動くだろう 脈打つ鼓動が吸血種としての機能を回復させるのを感じながら 飢えた身に与えられた血は凶悪に種族の本能をも呼び覚ます
じっと耐えるようにその場で時を待った 同族の中では低い力しか持たないとは言え 人間に比べれば充分に生物兵器である身体だ コントロールを失うような真似を自分に許す気は無かった]
(54) 2014/07/26(Sat) 22時半頃
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ふふ、そうでしょう。 美味しく飲んでもらった方がワインも幸せだよね。
[人間の血のみを糧とするこの身は美食をしても意味はない。 それなら血に似た色をした美酒の方がいい。
>>33慣れた仕草で再びグラスにワインが注がれるのを見ながら、ひょいとつまみのチーズを口にする。
笑みの形に弧を描く口からは尖った牙が覗いてみえるだろう。 藤之助は己が吸血種である事を隠す気はない。*]
(55) 2014/07/26(Sat) 22時半頃
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[>>48セシルがブランデーを待つ間に交わす言葉。 退屈だと言われれば軽く肩を竦め。]
まぁねぇ。
――あ、飲んでくれたんだ。 口に合ったのなら何より。
[礼には笑顔で応じ。 ブランデーを持って店の片隅へと向かう彼の背中にからかい交じりに投げかける。]
貴方も傍に誰かを置いてみたら? 少なくとも、退屈しのぎにはなるかもしれない。
[己は押し切られる形だったが、とは口にせず。]
(56) 2014/07/26(Sat) 23時頃
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[実家を出る時の家族の顔を思い出す。 何処か怯えるような、少し安堵したような、そんな顔。 従者は従者で使命感のようなものを背負っていて。
不意に藤之助は無表情になり、ぐいとワインのグラスを煽り、空にした。 そっと熱混じる息を吐き出し、一度瞑目した後にはいつもの笑みを浮かべ。
マスターに視線で合図すれば、三杯目を入れてくれただろう。]
(57) 2014/07/26(Sat) 23時頃
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[やがて…裏路地にヒトの気配が漂う
…あぁ 嫌だ 見つかる前に動かねば いや、移動は出来ない 履物が壊れた 直さねば身を隠す事もできぬ
そう思考が巡り
足元に手を伸ばせば… >>44 不思議と草履は修理が済んでいた]
(58) 2014/07/26(Sat) 23時頃
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[這うように身を起こして顔を上げた時に >>51頭上から降る 耳に馴染んだ声
思わずごくりとつばを飲み込み 冷たい温度で響くその声の主を ゆっくり見上げ…何とも言えない微笑を向けた]
…本当に 会わずに済めば良かったろうに
[礼儀正しい言葉を掛けるセシルに 社交辞令で応える事も無く 見下された視線をやんわりと受け流しながら 蜘蛛の糸に絡め取られた獲物のように その存在に縫い止められる**]
(59) 2014/07/26(Sat) 23時頃
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[ライジが会話に応じてくれれば、藤之助は彼の隣に座り、ゆるりとした笑みであれこれ尋ねただろう。
名前だとか、出身だとか、この店は何処で知ったのか、とか。 己も当たり障りのない事は話す。
流石にEs在籍の事や、実家の事、同居人から血を受けている事は伏せるが。 そうして切りのいいところになれば、]
お兄さんに私から奢り。 何でも好きなものを頼んでいいよ?
[そう言って一杯の酒を奢った後にひらりと手を振って離れる。*]
(60) 2014/07/26(Sat) 23時頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/07/26(Sat) 23時頃
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[ライジから離れた男の目に入ったのは、>>27カウンターの隅に座る、ハンチング帽を被った男。 彼はまだ愚痴を零していただろうか。
見覚えがある、ような気がする。 薄手のコートの裾から尻尾が覗けば、藤之助の意識はそちらに移る。 足音を殺して近づいて行って…]
――ねぇ、それって本物…
(61) 2014/07/26(Sat) 23時半頃
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……あ、先輩。
どうも。ご無沙汰しています。
[距離を詰めて彼の顔を間近に見れば、Es所属時代の先輩と気付いて、前線で共に戦った事もある彼に向かって腰を折って挨拶をする。 この店で顔を合わせるのは初めてだろう。
終戦間際に彼の身に起きた災難は藤之助も知っている。 自分が傍にいれば回避出来たかもしれないのに、というよりは、 自分が傍にいて巻き込まれなくて本当に良かった、と思っているが。]
(62) 2014/07/26(Sat) 23時半頃
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[隣に座る事を許可して貰えれば、彼の隣の椅子に。 拒まれれば少し距離を置いて、近況を話しただろうか。 藤之助の視線はコートの裾から覗く尻尾に注がれている。]
…ねぇ、先輩。
それ、触ってもいいですか?
[ストレートな物言いで許可を得ようと試みる。 己の欲望には忠実だった。**]
(63) 2014/07/26(Sat) 23時半頃
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[何杯目になっただろうか。 ぼんやりと、ただひたすらに酒を飲んで時間を潰していた。 自分でも顔がぽかぽかしてきたのがわかる。
ふっと一瞬視線を感じ>>48、緩慢にそちらを見た。 自分が見た頃には彼の興味はもう別に移っているようだったが、その横顔には見覚えがあった。]
今となっては、音楽家、か
[噂は聞いていた。 多く居たEsの中でも現在成功している者の一人といえるだろう。 戦争末期から戦後、多くの者がEsを離れていった。
自分はどうしたかったのだろう。 今考えると、何も考えていなかった。 若く力は有り余り、戦功を称えられ、具体性もない戦後の活躍をぼんやりと思い描いていた。]
(64) 2014/07/27(Sun) 00時頃
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それが今もEsで裏方仕事とはね…
[この身体になったことで、身のこなしや感覚の一部は以前以上に鋭敏になった。 それを仕事に存分に活用しているというのも皮肉なものだ。
薄く血の香りが漂うのには気づいていたが、もうすぐには立ち上がれない程度には酔っ払っていた。 そのままぼんやりと、頬杖をついて机の上を眺めていた。]
(65) 2014/07/27(Sun) 00時頃
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ああ…歌が聞こえる
[どこからか、遠く喧騒の中で響く女性の歌声と、それに合わせるように夜の街に響く歌声が聞こえてくる。>>47]
いとしき… ひかり
[もはや歌にもなっていないが、自分も合わせて呟いた。]
(66) 2014/07/27(Sun) 00時頃
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[ぼんやりと、どこからか響く歌を聴きながら酒を飲み進めていたとき、視界の片隅で静かにこちらに近寄ってくる男を捕らえ、顔は動かさないまま目だけで姿を追うようにした。 こういう感覚は、本当に鋭くなったと思う。
彼はそのまままっすぐ自分に近づくと声をかけて…>>62]
あれ… ああ、お前か
[そうだ。彼とはいくつかの戦場に一緒に出たことがある。 更に酒がすすんでいるからか、なんとなく、ぼんやりとその顔だけを思い出した。
腰を折って挨拶をする彼を見て、彼の中では自分はまだあの頃の「立派な先輩」でいられているのだろうか、と少し自負と羞恥が入り混じった気持ちになる。 隣に座ってもよいか、という彼に頷いた。]
(67) 2014/07/27(Sun) 00時頃
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