62 Bye Bye CUCKOO'S NEST
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の…けれど…は…
…らない…じかけが…を…きながら
…と…を…きずって…の…に…び…まれ…
…に…の…を…められる…
…
…いい…に…せられた…をきても…い…
…の…は…でいっぱいだ…
…たい…たいね…けど…うん…
…ぼんやりと…けた…の…
…の…しから…が…れた…がいた…
…の…を…されたから
…を…つ…も…たない…も…に…かす…
…たない…の…だけで…を…った…
…それだけで…があちらこちら…んだ…
…も…なに…をしているんだろう…
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あ ……………め あ ああああ雨 雨… す、き だ ……った
[頭を撫でられるのは、どうやら好きらしい。 少し静かになったような、車の中、。 ぎゅうづめだった最初に比べれば、空気も少し、冷えていて。 曇り空。見上げることはしない。 運転席の後ろ、俯いたまま]
こ ……家、は
[違う、と毛玉のような頭をふるふると振った。
けれど 外に絶対出ないと思ったのに、湖は心地よかった。 もしかしたら、もしかして 家にも 故郷にも、帰れるのかもしれない]
(2) 2014/03/27(Thu) 23時頃
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お、俺 ぱ ぱ、パン、なくて
[一度、車が大きく跳ねた。 窓に水滴が当たる。 雨の音。 耳を澄まし、目を閉じる。 すぐ横を、トラックだろうか。大きな車が追い抜かしていった]
(3) 2014/03/27(Thu) 23時頃
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う うう、 ん うん
[何度も、何度も頷いた。
もぞり、足を動かす。 顔を上げる。頭を撫でる手を驚かさないようゆっくりと。 目の前の座席を掴みながら、ゆっくりと身を起こした。 背中を曲げたまま、窓を、外を見て]
あ、あああ あの、さ あ、 の 家 家、に か、帰りた い
家 あの いる、の パパ、と ママ
[いるかな。 そう、聞こえたから、問いかけた。 自分にも、問いかけた。心の中で。 いるだろうか。 ―――いない。 きっと、いないけれど]
(6) 2014/03/27(Thu) 23時半頃
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ゆっくりと…り…した…の
…く…の…の
…すべてが…また…のない
…の…へと…されて…く…
…を…じたのがもう…い…のように…
…はただ…に…たわりぼんやりとしていた…
…ただ…ただ…されることを…め…して…
…されることを…
…の…はとても…たいけれど
…とともに…れれば…それは…でもあって…
|
か かかかか、える の
[背凭れを掴み、ほとんど立ち上がるようにして車内を見渡した。 故郷は、どこだろう。 細い声で、西の外れ。寂れた町の名を口にした。 小さな町。無名の町。 ケヴィンは、いや、誰も 知らないかもしれない。 でも他を知らないから、道筋を示すこともできない]
で も お、おおおお おれ
戻ら、ら ららら ら なきゃ
[病院に。いつか、戻らなくてはならない。 忘れないよう、繰り返して。 冷たい窓に、指先で触れた]
(12) 2014/03/27(Thu) 23時半頃
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いけば…いいのに
…たい…の…で…は…くなった…を
…じりに…に…えてくる…
…あれは…か…の…
…ねえ…どうして…は…るの…
…りたいのに…
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だ だだだだ だ、って やく、そく
[死に場所は決まったなら、いつか戻ると決まっているなら 忘れないうちに、覚えているうちに 戻らなければならない]
え ええええ えす、こー ……俺、できない
[猛スピードの車とすれ違い、また車が大きく揺れた。 頭を天井にぶつけても、立ったまま。 車が、人が、増えてくる。 終着点は近いのかもしれない]
(15) 2014/03/28(Fri) 00時頃
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…
…
…る…の…で
…が…っていた…を…い…し
…はぼんやりと…ずさんだ…
…らない…が…うるさいとどなるまでの…い…
の…せい…
…いいのに…ぼくなんて…
…な…の
…もう…されることを…めたから
…べられるものを…すことも…いらないよ…
…めてしまえば…なにも…いらないんだ…
|
みん、な ……い、いいい い 行きたい、とこ いけ、け たら
[促されるまま座席に戻る。 冷たい窓に両の手のひらをぴったりつけて]
ず と 雨 の な なななな 中 なら
[ずっと、このまま 車の中で、狭い世界で、こうして、じっとしていられたら]
いい、のに …な
(20) 2014/03/28(Fri) 00時半頃
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あ め 雨 好き す、き
[頷けば、額が窓にあたり、乾ききっていない髪が窓に張り付いた。 すれ違う車を目で追う、 一台、二台、すぐに数えるのをやめた]
お、ぼれ …………
[もう、覚えた僅かな重み。あたたかさ。 冷たい窓は、気持ちよかった。 手のひらだけでなく、頬もつけて 目を閉じる。 眠りに*溺れていく*]
(23) 2014/03/28(Fri) 01時頃
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の…らない…が…かに…かって…すのを
…は…る…に…れたままぼんやりと…いている…
…
…に…けて…っているのだろう…
あ…
…ぼんやりと…きした…か…く…
…に…れそうな…くはないのだろうか…
…る…を…るのも…じるのも
…だけ…か…
…らない…の…に…したったらずな…を…す…に
…はゆるく…を…げた…
…は…に…けられている…と…った…
…けれど…また…ってしまったので…うのだろうか…
…いたい…それよりやっぱ…さむい…
…
…ごめんな…
…
|
[雨の誕生日。 嫌ね、とママは溜息をついた。 声をかけていた友達は1人も来なくて 家族だけの誕生日が たまらなく嬉しかった。
―――忘れているらしい。 この哀れな男ではなく、その、家族が。 もう死んだものとして、記憶の隅にすら 残されなかった。
そう、聞いた。 耳にした。 覚えていない。覚えて、いない]
(28) 2014/03/28(Fri) 23時半頃
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が…を…こす…
…の…にしか…えない…る…が…と…ちる…
…はそれを…に…たわったまま…げて…
…にうもれるように…の…が…ずると…む…
…い…
…でも…うん…もう…めたから…いいんだ…
…い…にはゆるく…を…る…
…されたことを…い…せば…に…える…はないから…
…いた…の…を…い…して
…も…る…をみて…ただ…さだけを…にする…
…どうして…
…が…る…がわからず
…はぼんやりと…を…げる…
|
……つ つ、つつ 着い、た?
[浮上した、舟の中。 ワゴン車は心地よい箱舟だった。 窓の外は、また少し変わっていた。 濡れた路面に反射する街灯。 夢の世界は、水のようだった]
(30) 2014/03/28(Fri) 23時半頃
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そっか…あきらめて…おれのせい…
…
…ぅ…ぁ…ごめ…りに…しないで…
…
ううん…いままで…が
…かった…だけ…
…は…く…を…に…る…
…されないのに…されようとしてただけ…
…まで…に…しかったのは…
…く…いていたから…
…まあ…が…の…にうもれる…
…さく…のように…まって…
…い…の…
…る…に…たわっているから
…だから…えているのと…
…にしないって…
…どうすればいいんだろう…
…は…を…されたまま…に…を…ばして…
…が…にしたようにその…を…でた…
…を…が…じたように
…の…なんかじゃだめかもしれないけれど…
さむい…わかんな…きもち…わるい…
…
…こい…どこに…
…
きもち…わるい…
…は…の…に…し…える…
…しだけ…づいた…
…に…した…よりも…を…じながら
…はその…を…まずに…をうずめて…
…どこにも…いけない
…こえた…も…がつぶやく…も…
…はそう…を…として
…どこにもいけない…ただ…ここにいる
…だから…
…
…
…このような…を…う…を…れんで…さい…
…この…を…の…から…りのぞいて…さい…
…で…が…っていた…を
…らない…にうるさいと…われないように
…く…の…さな…で…ずさむ…
どこにも…もどるのも…だめ…
…
…おれとは…うなぁ…
…
…あんたの…すきだよ…
…
|
……け、け ……ケヴィ ンは ど …ナツ、食べない、の
[一口齧った、欠けた輪っか。 欠けた、皆。 最初から欠けた、自分]
い ……い、いいい いる?
[差し出した。 いらないって 言われると思って、手が震えている]
(44) 2014/03/29(Sat) 00時半頃
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