84 Es 3rd -Test days-
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な…なんだ…
…
…の…りだ…
…だからな…って…たぜ…
…あの…から…
…
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――月が傾く頃・カリュクス宅外――
――ええ。
[聞き入れそうにないか、と戦闘を嫌がる風の男に>>3:-39 薄く笑い、軽く構える。 彼はきっと、Esではないのだろう。 そして、流れ着いた地で同族の血を啜るということは それなりに度胸があるから出来るのだと読んでいた。
戦うことに迷いを感じる者も多かったあそこ出身のものより 楽しめそうだと――そう思ったわけだが。 ……そこに、もしかしたら、「見せ付けられた」ことへの苛立ちも 混じっていたのかもしれない]
ああ、獲物。どうぞ?
[問う声にそう言うや否や、男が取り出したる銃と――その掛け声に 一瞬目が点になった]
(1) sane 2014/07/30(Wed) 06時半頃
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………………はあ。 これはまた随分と……いえ、なんでもございません。
[「つくりが安っぽい」などと本音を漏らしかけながら、 見たことも無い獲物に警戒をする。 月明かりに鈍く光る銀色の銃、その効用がなんであれ。 撃つ、というならば、当たらなければいい話。 引き金を引く指が見えるとともに――]
遅いですよ、“お若いの”
[地を蹴り、射線から逸れて一気にライジに肉薄する。 戦闘における素早さ――それが、この男の能力のようなものだった。
彼を組み伏せて、あっさりとしたものだと思いながら。 それでも、手に持った銃の放った閃光には興味をそそられた]
(2) sane 2014/07/30(Wed) 06時半頃
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不思議な道具をお持ちだ。 これは新発明か何か…ですか?
[興味深々といった体で組み伏せ続けていると、 もう満足だろう>>3:-47と言われて、苦笑する]
……そうですねえ、 おもしろいものを見せていただいたことですし。 この古い血で、支払わせていただくとしましょうか。
[そう言いながらも彼から数歩離れて、 黒いネクタイを外してシャツのボタンを二個あけると、 どうぞ、と首を差し出した*]
(3) sane 2014/07/30(Wed) 06時半頃
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やら…にやられてたみたいだ…
…
…ん…
…があんたを…に…れるって…だろ…
…
…に…られるのは…か…
…
の…らない…が…あるんだな…
…い…を…わせたのも…の…
ふい…と…を…ける…
…を…てる…
…をして…つくのは…だ…
…
…
…にたくないなら…に…づくな…
…なら…さ…
…ずっと…に…るっつたら…してくれるのか…
…ぬよりも…
…お…の…に…られない…が…だっつったら…
…
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――月が傾く頃・カリュクス宅外――
……エレキテル、ですか
[放出するのは随分と難しいことのように思うが。 昨今の技術の躍進は目覚しいものだ、と年寄りは思う 赤い着流しが薄く月明かりに照らされ、 心なしか赤い目をした青年に首を差し出せば]
…………。
[彼の頭が近づいてくるとともに つぷり、 と 血を吸われる、そのことに軽い酩酊感を感じながらも 無表情でマスターは男の頭を見ていた。
手袋で傷を拭われ、採取完了、との声を聞けば 彼は血液を収集しているのだろうか、となんとなく そんなことを考えて]
おそまつさまでした。
(30) sane 2014/07/31(Thu) 01時頃
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……あいつ? 嗚呼……
[ぴよぴよと喚くひよこが一匹。 さながらライジに警戒しているように鳴く。 それに気をとられていると、月明かりの下、 ライジの辞する言葉を聞いて]
はい、おやすみなさい。 またご来店くださいまし。 ――いい夢を。
[会釈をして、彼を見送った]
さて……
(31) sane 2014/07/31(Thu) 01時頃
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[ライジが立ち去ると同時に、 ひよこがマスターの足元にたどり着き ぴよりぴよりと鳴くものだから、なんですか、と掌に乗せる]
……心配してくれたのかい?
[小首を傾げて問いかければ、肯定するようにひよこはこくりと頷く。 王冠がずりおちそうになるのを指で直してやると、一回、ふっくらと 羽毛を膨らませた]
わたくしは大丈夫ですよ。ありがとう。 今夜は遅くまでうちに帰らないから、 ……今日はあそこの家に泊めてもらいなさい。
(33) sane 2014/07/31(Thu) 01時頃
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あの子もきっと…… キミがいないとさびしい思いをするだろうから
[伝わっているのか、伝わっていないのか。 わからないが、言い聞かせて地面に置くと、 ひよこはマスターをじっと見上げた後 わかった、とでも言うように、洋館へ戻っていく。 彼のために扉を開けてやったあと、 マスターはゆるりと夜道を歩き出した*だろう*]
(34) sane 2014/07/31(Thu) 01時頃
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いわけ…いだろうが…
…
…を…り…を…れば…うからずって…ってっか…
…の…は…
…そいつがまだお…の…にいるなら…
…そいつも…だろうが…
…らん…に…どう…えって…うんだよ…
…
ぁ…
…
…っ…ば…
…
…
…お…にまで…え…がったらどうするんだよ…
…かお…
…
は…あ…
…
…いや…れ…しんだものだから…お…だけを…やすの…ない…
…
…
…は…お…を…に…せる…
…もしかしたら…が…することもあるかもしれない…
…のとれた…を…えているようなものだ…
…いだろう…
…
の…が…き…れたのだろう…
…ぶくれを…り…し…の…は…と…していた…
…の…を…れ…しんだものと…ぶ…の…に…
…が…を…きた…だった…を…する…
…なら…いが…
…を…せる…か…
…な…を…ったもんだな…
…お…が…を…せ…けず…に…ぐのは…の…かい…
…
…はそう…には…なね…から…
…こんなんで…るくらいなら…から…づかね…よ…
…それに…
…お…こそ…がって…いか…
…
…くなけりゃ…な…
…に…ねてみるのも…きっと…くは…かろうよ…
…
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[ミケと藤之助はその後どうしただろうか。 マスターが店に戻ったのは夜が白んできた頃で] やり残したことを色々と終えれば、 すぐさまに布団に入り眠りへと落ちただろう]
――→ 翌日・昼――
……無いですねぇ。
[暖かな日差しがさしこむ中、缶の中を覗き込んで、 マスターは呟いた。 どうやら、うっかりと紅茶を切らしたようだ。
諸々の生活用品や店の道具のこともあるし、買いにいこうか、と 思い立てば、うららかな日差しの中外に出る 目指すは、上質な茶葉を扱う行きつけの店*]
(54) sane 2014/07/31(Thu) 06時頃
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――昨晩・宵待亭――
ここでは……ですか
[亀吉にあの人のことを教えれば、どうやら役に立てたようで 安堵する。感謝の笑みにはどういたしまして、と返せば 更に問われた言葉に>>23]
そうですね。あの人は、甘いお菓子がお好きだと思いますよ
[そう、目を細めて浮かべた微笑は、 今までのものより一段と優しく。 奥の部屋から漂う桃と杏子の芳香を想いながら、 今日は何を作ろうか、などと考えた。
そのまま仕事を続けて――ふと、思考に手が止まる。
(55) sane 2014/07/31(Thu) 06時頃
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[そういえば、あの人がここで酒を飲んだことは無い。 それどころか、それ以上のことは良く知らないのだ。 ただひとつ、甘い洋菓子が好きなのかもしれない、 ということしか]
(……今度会ったら――)
[否。そんなことをしても不毛だ。 あの人はこの距離が好きなのだろうから。 思い浮かんだ言葉を打ち消すと、 マスターは引き続いて仕事に勤しんだだろう*]
(56) sane 2014/07/31(Thu) 06時頃
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…くないわけが…ないだろう…
…もっと…くに…えていたら…か…わったかもな…
…
…さようなら…
…の…などさっさと…れて…ふさわしい…い…をみつけるといい…
…
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―路上―
おや。
[青空がどこまでも美しい昼。 諸々の買い物の帰り道で、その人>>53とライジ>>66の姿を見る。 ライジが荷物を持ってその人の後ろについているのが 微笑ましかった]
こんにちは。 お買い物ですかな。
[そう言って軽い挨拶として声をかければ、 お茶会をするのだ、ということを聞けただろうか]
それでは…わたくしもご一緒してもよろしいですか? 何、紅茶の淹れ方等ならば存じておりますので。
(78) sane 2014/07/31(Thu) 20時半頃
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[普段ならば「そうですか」などと言って二人と別れるものの 今日の男はどこか積極的に、そんなことを言う。
許されれば、自宅に荷物を置きに戻った後、 その人の家の庭に向かって。
そこにいたならばケムシやフィリップにも軽く挨拶をしただろうか。 自分が作った洋菓子を食すのだと知れば、 「…どことなく恥ずかしいですねえ」などとひとりごちて。 自分が作ったのだ、とは言わずに。
菓子に合うようにアールグレイを湯出しすれば、 爽やかな香りがテラスに満ちただろうか。 その人に近づいて]
……昨晩はよく眠れましたか
[などと問う]
(79) sane 2014/07/31(Thu) 20時半頃
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執事 ハワードは、メモを貼った。
sane 2014/07/31(Thu) 21時頃
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――カリュクス宅・テラス――
[ぱちくりと、赤い目を瞬きさせて、その人は 男の方へ振り返った>>132。
「良く眠れたか」というのは、 ……特におおきな意味があるでもなく その人に話しかける言葉がほしくて口をついただけの、 ただの挨拶なのだけれど。
気恥ずかしそうに苦笑いするその人に、 本当のことを告げることはなく]
いつから……と言われれば、そうですねえ ずっと前から気付いておりましたよ
(137) sane 2014/08/01(Fri) 09時半頃
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[その人が菓子を届ける時に眠っていないことは知っていた。
少しの体の動きだとか、呼吸の音だとか、その程度のことで わかってしまうものなのだ、といえば、 その人はどんな顔をしただろうか]
………。
[目の前の、その人の表情がどこか、翳る。 苛立ちや恐れをない交ぜにしたような仕草を見て取ると、 男は訝しげにその人の顔を覗きこんで言う]
……何を、考えてらっしゃいますか?
[言ってごらん?と添える男の表情は、 穏やかなのにどこか有無を言わせない様子で これで能力を使われたら、などとは考えずに、 真っ直ぐその人と目を合わせた]
(138) sane 2014/08/01(Fri) 09時半頃
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