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105 【薔薇】妖怪アパートと勿怪の風邪【R18】
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うっあ!!
[思いっきりガン見していたせいだろう。 軽く鳴った扉の音に、ビクゥッと肩を跳ね上げてしまった。 おまけに遠慮のないデカい声が出た。]
(+30) 2015/01/26(Mon) 13時半頃
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ギャッ!!
[たぶん本来声を上げるのは俺の役割じゃないだろう。 気持ち的な問題で、だ。 ドタドタと入って来るのは蛍壱で。 手には何だかんだ色々持っているようだが、それがなんだとか気にする余裕もあまりない。]
ぁ、ッ あー…みたいな? まあなんだ、百聞は一見に如かずッつう…
わけで。
[自慰を俺にまで見られ、管理人にまで見られ。 とてもいたたまれなくなって、漸く視線を外した。]
(+31) 2015/01/26(Mon) 14時頃
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俺、帰るわ。
[逸れた視線、目許が熱を帯びているなどと こんな風に色素の沈着した肌ではわかるまい。 何事もなかったかのようにUターンを決め込んで。 帰るために、便所にいったん引き籠った。]
(ぱたん。)
[座って、息を吸って。]
…………ハァ。
[大きな溜め息ひとつ。]
(+32) 2015/01/26(Mon) 14時頃
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― 104号 ―
[蛍壱の説明はなんとなし聞いたし、実際部屋を行き来して身をもって体験した。 不思議な感覚だったとかそんなことよりも、だ。]
……、…。
[先程の雄々しいモノを見て、俺の息子も少し起き上がろうとしている。 座っていれば下着やズボンをほんのりと押し上げて、ひくつきかけているのがわかる。 エロ本でも最近反応しにくくなったものが、よりにもよって男のチンコにだ。]
……いやいやいや。
[や、まだいける。我慢できる。 オッサンだし、いい歳のオッサンだし。 僅かな反応を見せる股間はそのままに(少しずらしたりしてはみたが) 漸く便所から抜け出したのは2分くらいしてからだ。]
(+33) 2015/01/26(Mon) 15時頃
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ぅ、ォー…?
[悩んでいる時間とは長く感じるものだ、現実世界ではたったの2分しか過ぎていなかった。 勿論それほどの時間しかたっていないわけだから、愚息の反応もまだわかりやすいまま。
入ると謂う管理人の声が届いて、いつも通り挨拶を返してしまった。 とりあえず畳の上、卓袱台の影に下肢を隠して 蛍壱が入ってくるのを動かずに待っている。]
(+34) 2015/01/26(Mon) 15時頃
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あー…うん。
[猫の子みたいにヒョイと追い出されて、色々と複雑そうな表情で佇む]
どうしたもんかね、これ…。
(+35) 2015/01/26(Mon) 15時半頃
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[片や不登校の学生が勇気を出しているだろう時分。 片や昨夜追い出された樹木の妖怪は 何をしているか知らない時分。 朝から男のオナニー見て、おっ勃てそうになっている俺を どうか神様許してください。]
ォ、ウ すまんね?
[どさりと置かれる袋の中は、ゼリータイプのものやらレトルトやら。 確かにもやしよりはいいだろうが。 メシや食品よりも、目の前にいる可愛い弟分の身体に視線を這わせてしまいそうになる。]
(いやいやいやいやいやいやいや。)
[心の中で首がもげるほど振って。 然り気無さを装って目を逸らしたが、色々とぎこちなかろう。]
(+36) 2015/01/26(Mon) 17時頃
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随分、結界張るの上手くなったよ、なァ? 先代がみたら喜ぶんじゃねェか?
[そうだ、こうして他愛もない話に切り替えてしまおう。 空間が繋がっているなどとまともに受け入れてしまえば もしかしたら直ぐにでも襲いに駆け出してしまう可能性だってある。 ……いや、いつもならないはずだ。 今朝からいったい何だと謂うのか。
話が終われば蛍壱も出ていくだろう。 大人しくその時を堪えて待っていたのだが。 彷徨う視線が無駄に愛らしく見えるわ、それと視線がかち合うわで。]
へ? ……は?
[え、今なんとおっしゃいましたかこの狐。]
(+37) 2015/01/26(Mon) 17時頃
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バッ、あ アホかこのエロガキ!!!!
[ナニを見る気だ、ナニを。 そりゃ確かに、ゆるゆる半勃ちのそこは早く触れと疼いている。 が、こんなもんあと15も我慢すればおさまるはずだ。 誰がなんで人前で致さねばならない。]
アホいってねェで仕事しろ、仕事! 掃き掃除とか拭き掃除とか木の水やりとか、こう! なんか色々……っ、あんだ、ろ。
[捲し立てたお陰で少しばかり息が上がってしまった。 は、と言葉の間に落ちる息が熱い。]
(+38) 2015/01/26(Mon) 17時頃
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ヴェスパタインは、枝の上でゆらゆらしてる。
2015/01/26(Mon) 17時半頃
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[風揺れる梢。この風景も随分と賑やかになった。 若い者は、自分で羽ばたいていけるだろうし、そうするべきで。
むしろ今まで変われなかった奴の方が割と気がかりだったりもする。]
いや、それだけじゃないよな…。
[成長していく子らは、いつか自分を置いて先に行くから。 ほったらかしにされていた古い木は、見つけてくれた奴に絆されてしまったの…かもね。]
(+39) 2015/01/26(Mon) 20時頃
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― 幾百年も前の庭 ―
[あまりにも前の出来事で、それはいつだったか思い出すのも一苦労だ。 なんとなく下宿先に決めた円了荘。 人間で謂う酒も飲めぬような歳の時分。 荷物の整理を終えて、裏庭に休みにいった昼下がり。 今よりも小振りな杉の樹があって、更々と葉を揺らしていた。 焼けた名残の瘤に、長い月日を表すひび割れた表皮。 所々苔むしていて趣深い佇まいであった。
が、先代の管理人にきいてもこれといって世話はしていないのだと謂う。 もうずっと生きてきた樹はこの地に力強く根を張り、雨の恵みと陽の光で育つのだと。
澄んだ青空の中に枝葉を広げる樹を見上げ。]
(+40) 2015/01/26(Mon) 20時半頃
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お前、ほったらかしか?
[その表皮に触れて、そこに刻まれていたのだろう思い出を思う。 まだその頃は和服だったから、自分の絎帯を解いて木の枝に結んだ。 ホッタラケはほったらかしをくすねていく種族。 でもこれはくすねられるほど小さくない。 それはほったらかしにしないよ、という目印だ。
その日から樹に向かって時折話し掛けることがあった。 大抵決まって、寂しいとき、悲しいとき。 だからこそそんな姿を、その樹から生まれた移し身は知っているのかもしれない*]
(+41) 2015/01/26(Mon) 20時半頃
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いえ。それほどでも……。
[後から思い返したらきっとのたうつレベルの返しだ。>>+28 だが色々放棄中の脳は、 よくあるドラマの一節にある応対を記憶そのまま使用していた。
驚きからくる緊張故か、呼吸まで抑えこまれたようで。 指1本動かす事ができない。 硯の視線がこちらを向いているのは分かっているのだが。]
っ、
[視線。と知覚した途端、肌の上をぞくぞくと震えが走った。 雄の先端に滲んでいた雫が振動で幹を辿り落ちる。 あがりかけた声を寸前で飲み込み、 押し殺した呼気に変えるのはなんとか成功したようだったが。]
(+42) 2015/01/26(Mon) 20時半頃
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[棒立ちになってこちらを見ている硯>>+29の、 引っ掛けただけな濃赤色の下に覗く肌に視線が誘われる。 濃色の皮膚にうっすらと走る赤い筋は 自分で寝ている時にでも掻いた跡だろうか。]
…………。
[ゆるゆると視線をあげて、 声を殺した際に食いしばっていた歯の力を緩め。
そのタイミングで鳴ったノック>>13よりも、 視界の中心の大げさなまでの反応>>+30に跳ね上がった。 その拍子に体勢が崩れる。]
(+43) 2015/01/26(Mon) 20時半頃
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[いつも座る枝には、少しだけ捻れがある。 そこに大事に抱き込まれているのは、もう殆ど風化してしまった繊維。 結んだ帯を太くなっていく枝が、表皮が、大事そうに銜え込んで、そのまま取り込んでしまったものだ。
なんだかんだで付き合いは長い。多分いつかは終わるとしても。]
(+44) 2015/01/26(Mon) 20時半頃
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[衝撃が過ぎると声すら出ない時があるようだ。 今この瞬間に俺は学んだ。
[組んでいた足が外れた状態で、 扉を開いた極>>*4とまっすぐご対面した。 だんだん小さくなっていく極の声がいたたまれない。
しどろもどろになっている硯が視界の隅に見えたが、>>+31 この場で一番逃げ出したいのは紛れもなく俺だ。 だが、一番動けない格好をしているのもまた俺だった。]
……アリガトウ、ゴザイマス。
[手遅れと知りつつも説明してくれる極>>*5へ 返すこちらもまたカタコトだった。 同時にそっと足を直して前を布団で隠す。
顔が赤いのは熱のせいだけじゃない。 親切心を残してくれる極の顔がまともに見れずに頷くばかり。]
(+45) 2015/01/26(Mon) 21時頃
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あ、あぁ。
[帰る>>+32と言って便所に入って行く不思議さも 今は気にならない。気にしている余裕もない。 閉じたドアがそのまま開かないのをしばらく見つめて確認し。]
……なきたい。
[何にって。 今の波乱万丈な事態の中でも、 ちっとも萎えてくれてない布団の下の息子にだ。]
(+46) 2015/01/26(Mon) 21時頃
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[さて、蛍壱は望み通り離れてくれただろうか。 自分でやるのを見せろ(とは謂っていないが)なんて謂うものだから どうしても思い返すのは先程の衝撃的光景で。
蛍壱が来るまでの数分、或いは数秒かもしれない。 その間に、怜琉のモノから溢れる雫や 唇から洩れ出すまいと噛み殺したような呼気。 それだけでなく、まるで吸い寄せられるかのように上げられた視線は熱っぽくさえ見え。 噛み締める力を弱めた唇は半端に開いていて。
思い出すだけでどく、と下半身が疼く。]
(+47) 2015/01/26(Mon) 21時頃
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(や、べ)
[半勃ちはもうほぼ八割ほどのモノへと変わっている。 胡座をかいていてもわかるレベルで、簡易テントを設営中だ。
どくどくと血流が耳鳴りのように聞こえ始めたが まだ、まだだと、くず折れそうな細やかな理性が制止をかける。 蛍壱が出ていけば、もう抜いてスッキリしてしまおう。 ぷるぷるおっぱいにでも挟まれる妄想でシコりながら。]
怜琉のが、ヤバそうだっ、たろ。
[手伝うならそっちを、という言葉は何故か阻まれて謂えなかった。]
……、… ……は
[そのぶん、抑えられなくなりだした呼気が溢れる。]
(+48) 2015/01/26(Mon) 21時半頃
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[トイレのドアも部屋のドアも静かだ。 どちらも出てくる様子はない。
さすがにこのタイミングで来たら泣くぞと覚悟を決めて、 布団を蹴り避けて相変わらず元気なモノに手を添える。 透明な液でぬるつく先端に親指を添えるだけで、 一度半端なところで放り出されたからか、 痺れるような悦が背を焼いた。]
は、ぁ……
[半端に立てた膝が手の動きに反射で震える。 自分の声など聞いても愉しくもなんともないけれど、 今は一人で声を隠す必要もない分楽でもある。]
(+49) 2015/01/26(Mon) 22時頃
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[目を閉じ、逸る鼓動のまま欲に浸る。 かわいい女の子とか、妄想を形にしている余裕はない。 瞼の裏に過ぎるのは、一番最近見た2人の眼で。]
っ、く―― !
[どろ、と手にまとわりつく白い体液。 脱力感と一時の開放感は同時に罪悪感も連れてくる。
だからこの風邪嫌いなんだ……。
[自己嫌悪に陥りながら、脱力した体を壁にこつんと預けた。]
(+50) 2015/01/26(Mon) 22時頃
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あそこつながってるんだっけ。
[気だるげにトイレのドアに視線を投げる。 出したというのに蟠る熱はあまり消えた気がしない。 直に次の波が来るその前に。 人の息子だけ見て逃げおおせた奴の息子を拝みに行こうか。
けどだるい、としばしうだうだ。 窓の外から声が聞こえればその内容までは聞き取れずとも、 住民達は健在なようだと安堵する。 すでに次の発症者が出ているなんて知るよしもない。]
(+51) 2015/01/26(Mon) 22時頃
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ン、えらいな、…けいい ち
[だからどうか、なんて願いも虚しく。 細くなる目が経験者としてのなんぞやを語る。 その視線ひとつ、まるで肌でも舐められているようで。]
ァホ、だから、俺は
[風邪なんか引いてない、と。 謂おうとすれば、恥ずかしいかなどと聞いてきやがって。 普段と形勢が逆転していないか。 なんだ、何がどうなった。]
(+52) 2015/01/26(Mon) 22時半頃
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恥ずかしい、わけ、あるかッ……!
[子供らしさの抜け落ちた表情。 そこには俺の知らない蛍壱が、いて。 ひくっと腰を引いてしまう。]
っ ……、は ぁっ
[何もされていないし、なにもしていないはずなのに 熱を孕む吐息だけが溢れ落ちてしまう。 なんとか隠そうと黒目に力を込めて睨んでは見るものの いつものような恐ろしさなどどこかへ消えてしまっているだろう。
遮断し隔離された世界には気配のひとつ届けなくとも。 壁も薄い古いアパート、それも空間が捻れているなら 声など用意に届いてしまうかもしれない。]
(+53) 2015/01/26(Mon) 22時半頃
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……ん、っ?
[くらりと眩暈を感じて、枝から転げ落ちた。 かさりと木の葉の落ちるくらいの衝撃しかなかったけれど。]
…いかんな、冷えた…か?
[その寒気は、ひと肌恋しさに似ている、かも?]
(+54) 2015/01/26(Mon) 22時半頃
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ヴェスパタインは、肩を竦めて中へ戻るよ。
2015/01/26(Mon) 22時半頃
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違ッ、そういう……問題じゃ、ねッダロ
[ほわりと心地良さそうな黒い耳と尻尾が現れる。 昨夜したように耳へと手を伸ばし、子供扱いをしていなそうと。]
風呂入ってねェ、から…っ は クセェ……だろ……? …俺のチンコ、見たって ……、
[嬉しくもないだろうと。 違う、そういうことじゃない。 拒絶しなければならない筈の理由付けが、意味のわからないものになってくる。]
(+55) 2015/01/26(Mon) 23時半頃
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[離れてくれと思いながら、指先が黒髪に絡む。
ふさふさの尻尾の生え際。 或いはその憎たらしい唇にでもいい。 汚すぎるこの熱をぶちこんで、吐き出してしまいたい。]
は、あっ 蛍壱……やべ、マジで…
[襲ってしまいそうになるから。 唇を湿らせる舌の動きに、ごくりと喉を上下させた。]
(+56) 2015/01/26(Mon) 23時半頃
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[スン、と鼻の鳴る音に揺れる空気が腰をひくつかせる。 見せろだなんてそもそもがおかしいと、わかっているはずなのに 思考がそこまでたどり着くことがないまま。]
だ、ろ クセェから、……だから
[もうやめよう、と指先を動かそうとして。]
(+57) 2015/01/26(Mon) 23時半頃
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…うん?
[本体をカリカリされたら、そりゃ気付く。気付く。 ふわりと樹の上から舞い降りて、子狐を抱き上げた。]
(+58) 2015/01/27(Tue) 00時頃
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……―――っ!
[ガチガチにそそりたつ股間を言葉で示される。 触らなくてもだなんて、そんな早漏な訳がない。 思わず、かっと肌に朱がさした。]
ほんと、ダメだって、けい っ
[「俺を見てて」が、勝手に「俺だけを見てて」へと変換されるくらい 俺の脳みそは風邪という熱に溶かされているのだろう。 元来の俊敏さがあれば絶対に捕まる筈のない緊縛の術。 こうもあっさりと、身体は自由と退路を失った。]
(+59) 2015/01/27(Tue) 00時頃
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