…………ん、 ふ、……ぅ、
[交わした唇の合間から、ヘクターの舌が咥内に侵入してくる。
ぬるつく軟体に自身のそれを絡ませながら、ちゅ、と吸い上げて。
こくりと喉を鳴らして混ざり合った唾液を飲み下せば、
そのまま熱いものがどくりと腹の底に溜まっていく気がした。]
ヘクター……… ん…… はぁ、
[久しぶりに交わす深い口吻が気持ち良すぎて、
まだのぼせるには早いのに、少しぼんやりとする。
欲情にどろりと蕩けた瞳を向けて、抱きしめてくれる腕に身体を摺り寄せ。
息継ぎの合間に名を呼んで、欲のままにまた唇を重ねる。
そんな刺激に、温泉に入った時からほんのりと熱を持っていた下肢が期待せずにいられるわけがなくて。
湯の下の自身はとっくに先走って腹につきそうな程反り、物欲しそうに脈打って先端から体液を滲ませていた。]
(*7) guno 2016/01/31(Sun) 10時頃