>>492ペラジーさん
[唇を尖らせたままのペラジーに苦笑いを浮かべ、―しかし自分のせいでこんな表情をさせてしまっている申し訳なさを感じ。
―ただそれでも笑ってくれる彼女が愛おしくて、無意識のうちに伸ばしかけた手を、理性で押しとどめる]
貴女が謝る必要など、何もないだろうに。
何か召し上がりたいものがあれば、なんでもお作りしますので言って下さい。
―いえ、僕に出来る事があれば、なんでも致しましょう。
[ペラジーの額に己の額をあてがい、温度を確かめると、くす…と笑い]
まだ熱がありますね…代わってあげられればいいのに…。
[不意に、優しく彼女の唇に自分の唇を重ね―短い口づけを交わすと、片目を閉じて微笑んでみせ]
熱を下げるには、人にうつすのが一番だとよく聞きます。
きっと明日には治っていますから…もう少しの辛抱ですよ。
[目深にフードを被せると、包み込むようにしてそっと彼女を抱きしめた―]
(537) 2014/05/15(Thu) 00時頃