137 【突発小喉少人数RP村】九葉物語・初夢の章
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[大人になっていく自分。 子どもなら許されたことが、許されなくなっていく自分。 私は心の中で何度も繰り返していたのだ。]
「 」
[それは懺悔であり、言い訳でもあった。 許されるのなら、自分をなかったことにしたかった。 言の葉を声に出すことすら出来なくなった、臆病者。]
(*2) 2016/01/03(Sun) 11時頃
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やらんって、そんな趣味ないってば…
[確かに近所で懐いていた歳下の子の中に 写真で君と並ぶ年頃の女の子もいただろうけど。
歳上のお兄ちゃんのお嫁さんになるって言葉は 小さな女の子の常套句じゃないか?
本当にその気持ちがあるなら別とはいえ、 分かる時に、どれだけの年数が経っているか。]
(33) 2016/01/03(Sun) 11時頃
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[「今」から経ってる年数を考えたなら、 多分、あの子は君と同じ分の年の差くらいで すっかり大人になっているに違いない。
『車内販売でございます、いかがですか?』
通路を進むワゴンに葉書があったのは やっぱりこれが夢なんだろうと思わざるを得ず。 そのまま、君とその子に宛てて書いた。]
(34) 2016/01/03(Sun) 11時半頃
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/* ミナカタ先生とジャニスさんもいいなー素敵
(-21) 2016/01/03(Sun) 11時半頃
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[ 銀河新年 宇宙(そら)の車窓からお返しします。 新年早々、幼馴染はの幼女趣味警戒はやめて欲しい。 帰りは未定。終点まで行くかも。 ジャニスより]
[ 謹賀新年 それからお誕生日おめでとう。 妙子ちゃん……じゃなくて、もう妙子さんかな? 訳あって今旅してる、お元気で。 ジャニスより]
(35) 2016/01/03(Sun) 11時半頃
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ジャニスは、ミナカタ宛(>>35)は幼馴染「への警戒」を書き間違えていたようだ。
2016/01/03(Sun) 11時半頃
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/* うびゃあああ!あたしにはーー?!?!(ゴロゴロ)
(-22) 2016/01/03(Sun) 11時半頃
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ー 劇配役決定から数日後 ー
[結局先輩は、自分の中の女を頑なに守って舞台を諦めるより、男として舞台に立つ方を取った。 エポニーヌ役として先輩に挨拶に行った時は、やっぱり複雑な顔をされてしまったけれど]
(-23) 2016/01/03(Sun) 12時半頃
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「……円香は可愛いからね」
[そう言った先輩の言葉は胸をちくりと刺す。先輩みたいに背も高くない、声も高いまんま…でもそれが先輩が欲しいものなのだろう。あたしはそれを知ってて先輩に男であることを要求してる]
(-24) 2016/01/03(Sun) 14時半頃
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[川を覗き込んでいたらちょっとバランスを崩して欄干から落ちそうになる。慌てて体を支えて体勢を立て直した。川を覗いてた時から足が浮いていたもの、嫌な予感はしていたのだ]
どうせチビですよーだ。
[誰にともなく呟いて足元に転がる小石を蹴った]
(36) 2016/01/03(Sun) 15時頃
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[さっきのお姉さんみたいに背も高くないし、いつまでも子供体型で本当に自分が嫌になる。 でも一度、先輩に言ってもらったことがある]
「……円香は可愛いからね」
[褒めてもらえたけれど素直に喜べなかったことはよく覚えてる]
(37) 2016/01/03(Sun) 15時半頃
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[ここから先に行っても迷子になってしまいそうな気がして、来た道を引き返す。雪はまだしんしんと降り注いでくる。手を擦り合わせ息を吹きかける。
結局、心は桜の木の下に囚われたまま。 そんなことにはとっくに気付いてる]
(38) 2016/01/03(Sun) 15時半頃
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ぶえっくしょい…あいでででっ
[くしゃみの拍子に、コタツの天板がゴッと鳴った 男は額をさすりながら酒が溢れていないのを確認し ほうっと胸を撫で下ろす]
おっと、セーフセーフ…エリはいねえよな?
[見られてしまうも難だが跡を残すのも、親として、 情けないの上塗り以外でなく、回避は成功したらしい]
(39) 2016/01/03(Sun) 15時半頃
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[天板に散らばった年賀状をまとめていて、 見慣れない葉書が混ざっているのに気がついた
そこに書かれた文面を見て、男は固まる]
…なん、だと? おいおい、何だよこれは…
[慌ててまとめた束から、幼馴染宛の年賀状を コタツ布団の中や、座布団の下まで丁寧に、 しっかり探してみたが、影も形も見当たらず]
(40) 2016/01/03(Sun) 17時頃
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嘘だろ? …何で今更?
[確かに自分は書いた記憶はあったし、 その時のペンのインクの染みが手にあった だから、それは紛れもなく夢ではない筈だが
それが消えたのは初めてで しかも、返事らしき葉書が着いているとか これは夢でしかあり得ない状況に呆然として そして、もう一度返事を見て──笑うしかなかった]
(41) 2016/01/03(Sun) 17時頃
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ったく、相変わらずだな…ジャニス
[まるで、近所へ探検に行くかの様な気楽さで 綴られた言葉に、苦笑する]
あれから、何年経ったと思ってるんだ…バーカ
[年賀状の年で計算されていた事に回らない程度には 酔っていたし、動揺していた自分に彼自身は気づかず 出す返事の年賀状と、他をまとめて後片づけをした]
(42) 2016/01/03(Sun) 17時半頃
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[家にとぼとぼと帰りついた頃には日もとっぷり陰っていた。
また夜が来てしまう。また夢を見てしまう。
親戚の家に行ってしまった両親が用意してくれた夕飯を温め直す間、大量に届いた年賀状を家族ごとに仕分けしていく。自分の分の束を改めて眺めていると、見知った名前がちらりほらり]
(43) 2016/01/03(Sun) 19時半頃
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[まず見つけたのは先輩からの。意外に可愛いデフォルメされた猿のデザインに一言【元気?体を崩さないように】と書き添えられている。先輩からのアクションは嬉しいけど、欲しい言葉はどこにもない。 次は演劇部の顧問の先生から。富士山を横断するように【公演の練習頑張りなさい】の一言。うるせー。ビリっと破り捨てた]
(44) 2016/01/03(Sun) 19時半頃
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[書き終えた「住所のある」他の宛名の年賀状を どうしようかと、しばらくぼんやりと見ていたが]
うっし…散歩がてら歩くかね…
[近くのコンビニの前にはポストもあった 往復でも、10分と掛からない程度の外出である 戸締りさえきちんとしてれば問題ない筈
男は徐に上着を羽織って、つっかけを履くと家を出た]
(45) 2016/01/03(Sun) 22時頃
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/* おるでよー
(-25) 2016/01/03(Sun) 22時半頃
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[行きがてら、川に架かった橋を渡ると 花も葉も見えない桜の樹があり、その側を歩く 街灯に照らされちらりと見える 散り始めた花弁めいた雪に、両目を細め
亡妻が放課後の部活で描いていた絵に こんな景色があったのを思い出した
見上げた枝の隙間から、星とも花弁ともつかない 雪とも思える切片を丹念に描いていた絵を]
(46) 2016/01/03(Sun) 22時半頃
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[自宅に戻れば、宴会の痕跡などなかったように片付いた部屋。 はて、友人らはそんなにも律儀であっただろうか。
そういえば年賀状が届いていたのだと、 コートのポケットから取り出した数枚の中に、 見落としていた其れは手品で隠れたトランプのように するりと束を抜け出した。]
……ジャニス、お兄ちゃん?
(47) 2016/01/03(Sun) 23時頃
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[久しい名に、その場で立ち尽くし、そして]
嘘、なんで今頃になって
[涙ぐみ、膝から落ちてわっと泣き崩れる。 いなくなって何れ程の時が経っただろう。 大きくなったらジャニスお兄ちゃんのお嫁さんになる、なんて、他愛ない戯言でも、子どもながらの本気だったのに。]
生きていてくれて、よかった。
(48) 2016/01/03(Sun) 23時頃
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/* みょんこねーーーさまーーーー!!!(シャウト)
アレやで、この村のヒロインみょんこねーさまやで、あたしちゃうやで、ねーさま応援するやで
(-26) 2016/01/03(Sun) 23時頃
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「旅をしているジャニスさんへ 妙子は、三十歳になりました。まだだったかな?」
[私の誕生日はいつだったか、過去か未来か]
「旅路に祝福がありますように。お帰りをお待ちしています」
[他人行儀な文章しか書けないし、彼の年賀状に住所はなかった。曇った窓に指で書いただけの書簡、彼に届くといいと夜空を見る。]
(49) 2016/01/03(Sun) 23時頃
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/* あれーでも全員バッドエンドになりそうで怖いー
(-27) 2016/01/03(Sun) 23時頃
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/* よーし一気に何が起きたか書いちゃおうかなー
(-28) 2016/01/03(Sun) 23時頃
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ー 卒業式の日 ー
[出したメッセージへの返信画面を何度も何度も確認して、あたしはずっと校門前で待っていた。ちゃんと約束したから、先輩は来てくれる。 だけど、もう随分長いことここにいる気がする。ちらちらと落ちてくる桜の花びらを空中キャッチする遊びはもう飽きた]
(-29) 2016/01/03(Sun) 23時半頃
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[校門を出てくる人たち……証書を握りしめて記念写真を取る人とか、友達と肩を抱き合う人たち、あたしがいるの無視で第二ボタンねだる人もいた。
いくら待っても先輩だけは来てくれなかった。
病気で来てないとか?それともまだ校舎内にいるの? どっちにしろ、中に入って確かめなきゃ]
2016/01/03(Sun) 23時半頃
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[校門を出てくる人たち……証書を握りしめて記念写真を取る人とか、友達と肩を抱き合う人たち、あたしがいるの無視で第二ボタンねだる人もいた。
いくら待っても先輩だけは来てくれなかった。
病気で来てないとか?それともまだ校舎内にいるの? どっちにしろ、中に入って確かめなきゃ]
(-30) 2016/01/03(Sun) 23時半頃
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/* っぶねーー!!!
(-31) 2016/01/03(Sun) 23時半頃
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