64 さよならのひとつまえ
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…すいません。
[表の看板で店名を確認すると、奥で作業している店員らしき人物に声をかける。 店内を彩る花達は、どれも瑞々しく、生命力に満ち溢れていた。 熱心に働く店員の顔は、陰になっていて、ここからでははっきりとは見えない。]
花を選んでもらえますか。 サボテンと赤いチューリップ。
[あのさよならの前の日に。待っていて欲しいとは言えなかった。 既に彼は別の道を歩いているかもしれない。 挙句の果てに10年だ。愛想を尽かされて当然だ。 それでも、もし何かの奇跡で、あの日の想いを持ち続けていてくれるのなら。]
(176) rito 2014/04/06(Sun) 20時半頃
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チューリップは花束にしてもらえますか? ―――プロポーズ用なんです。
[まずは告白のやり直しと、 プロポーズから始めてみようと。*]
(177) rito 2014/04/06(Sun) 20時半頃
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そういえば、丞の地元って、どこなんだ? うちは、高校からそう遠くないんだけど……
[>>171遠くないと言っても、バスで終着までいって、車で1時間以上なのだが。 たった3年……いや、1年。 想いに気付いてからをいうなら、半年ほどしか経っていない。 知らないことばかりなのがもどかしい。]
うん、地元じゃ大体やってんだけど、こっちじゃ滅多に…… あぁっ、でもな、公式サイトでライブ中継あったりするし! 二軍の動画なんかもたまにあって……
だからっ……!
[見ることができる、ではなくて、見て欲しいと。 顔を赤くして捲し立てる自分の必死さに、少し呆れた。]
(178) nordwolf 2014/04/06(Sun) 20時半頃
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─車内─
あぁ、うん。元気にしてるみたい。 この前も、ちょー元気そうにしてた。 今日も誘ったんだけど、都合悪くて。
[嘘を、ついた。本当なら、ここ最近はグループの解散で疲れていた、というのが真実だったが。]
(179) fuku 2014/04/06(Sun) 20時半頃
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いや、甘えてんだろ。 会いたいだの、果ては泊まりたいだの……
[自分のしたいことしか言っていない。 もしこれが、我が儘ではないというのなら、一体何が、我が儘になるのだろう。]
幸せなんて、俺のが、よっぽど貰って……!
[箸を持つ手が小さく震える。 このままでは泣いてしまいそうで、涙を堪えるように、タレの味のついた白米を掻っ込んだ。
デザートまで食べ終えても、朱はひかぬまま。 店を出る時、店員に不審に思われやしないかと、十文字に財布を預け、ずっと背を向けていた。*]
(180) nordwolf 2014/04/06(Sun) 20時半頃
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─ →十文字宅へ ─
[春といっても、夜の風は少し冷たい。 こうして歩いていると、十文字の家が少しずつ近付いているというということに胸は高鳴り、けれど同時に、時間が過ぎているということに、今度は痛む。
周囲を見回せば、人影は見当たらない。]
なー…… 寒いな。
[そんな言い訳をして、手を伸ばす。 リストバンドの巻かれた右手は、きっと今、ものすごく熱くなっている。*]
(181) nordwolf 2014/04/06(Sun) 20時半頃
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みなときらい、いこっか。たまには海見たいわ。 オレがナビするから。
[こういったチョイスがまた男らしくないのかもしれないが。紐井屋の運転で港へと向かう**]
(182) fuku 2014/04/06(Sun) 20時半頃
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>>166>>167
[好きな奴、の答えは利一からなかった。 いるならば、さらっと言うだろうとか思っていたので、すこし意外だったが、
けち、と返ってきた言葉。 そして、それ以上問わない様子に、こちらも口を噤む。]
――……予定どおりの駅でいいんだな。
[そんな確認をする。 それが変わったとしても変わらないとしても、利一とはもうすぐ別れることになる。
ただ、きっと、宗介の時のようにあんなに手を振ったりはしないだろう。 前から、利一はこちらには本当は何も気を許していない感じがした。 このドライブでも、結局、さっきの宗介がなぜいたか、ということも語らずだったし、今さっきの話題も、自身のことは何も話したくない風だ。
やはり、寂しく思うけれど、 でも、そんなに軽々しく他人の心に足跡はつけられない。 ただ、本当にすこしだけでもこうやって走ったことが思い出に残ればいいな、とそれだけを思うことにした。]
(183) nostal-GB 2014/04/06(Sun) 20時半頃
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ジッポは、純正のオイルを取り寄せて、 綿棒とかで、ススとかとればいいよ。
[高速から降りて、駅に向かう道すがら、最後にライターの手入れを教える。 時間としては、もう、かなりいい時間だったが、きっと電車新幹線は間に合うだろう。 もちろん飯を食う時間などもないだろう。 というか金がない利一にそれを言うのも酷だ。]
じゃ、もうすぐだな。 元気でいろよ。
[駅までの道、小さな渋滞につかまりながら。**]
(184) nostal-GB 2014/04/06(Sun) 21時頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
nostal-GB 2014/04/06(Sun) 21時頃
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>>179>>182
――……そう、か。 元気そうならよかった。
[締坂の言葉に、すこしだけ、間をおいて返事をする。 その主自身が、なんだか、強がっているようにみえた。]
ああ、わかった。 道案内よろしく頼む。
[久しぶりの姿をチラリたまに眺めながら、 締坂の案内で、車は港へ向かうだろう。*]
(185) nostal-GB 2014/04/06(Sun) 21時頃
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―寝る前に・新居にて―
おお。あの釣具屋の裏にあったのかー。
[かちかちかち。 ツブヤイターというものを検索してみて、とりあえず何か思ってることを打ち込んでみればいい? と理解したので。 手芸店このあたりにないのかな、と呟いたところから始まった会話の流れを眺めて、感心の声を漏らした。
と、液晶がメールの着信を知らせた]
…………
[なんだか妙な感じだ。 寮にいたころは、メールなんてそんなに送らなかったし、必要性も感じていなかったけど。 送られる一通一通が、ちゃんと彼とつながっている文字の応酬が、とても大切なものに感じる。
と、しみじみしていたのに]
(186) sayclear 2014/04/06(Sun) 21時頃
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っ!?!!!?
[最後の文章に、がばっとベッドから跳ね起きた。 肩のあたりに丸まっていた同居人が、ぴゃっと跳ねて逃げていった]
(187) sayclear 2014/04/06(Sun) 21時頃
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>>*54 to:利政 title:もちろん[にんじん抱えてるうさぎ]
mesasge: さんきゅ! アカウントってのとってみた。 @minikumaa
@creek_1109をフォローしたらいいんだよな?[くびかしげねこ] メール送信したら、やっとく。
寂しいに決まってんだろ。 まーちゃんは可愛がるけど、利政の代わりにはならない。 てか、おれも金ためて会いに行くし。[飛行機のってるねこ]
でもさ。 その前に、明日の朝。時間あったらでいいけど。 電話欲しい。声聞きたい。
(*55) sayclear 2014/04/06(Sun) 21時頃
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[自分の分のグラスに注いだ、芳醇な香りのアルコールを舐め。 頭と口がテンポよく回るアリスから、紙を恭しく受け取る]
さてはて。鬼が出ますか蛇が出ますか。
[少し端の塗装が剥げたスマホを取り出すと、ぼやいて。 アリスの鳴らすコール音を耳にしながら、書かれていた住所を打ち込めば 有能な機械はすぐにある一点を指し示した。
ぱち、と瞬いたとき、コール音が止まった]
(188) kaisanbutu 2014/04/06(Sun) 21時頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
nostal-GB 2014/04/06(Sun) 21時頃
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[回線を通した声が漏れ聞こえる。 息を詰め、小動物の如く耳を澄ませて。 電話の向こうの相手とアリスが交わす、するすると伸びる言葉の蔦を追う。
夢見る主人公らしからぬ目付きで電話を睨む彼に、肩を竦めて]
……道順を。
[回線越しからの言葉を、鸚鵡返しに繰り返して。 にいと笑うアリスへ、小鳥のように小首を傾いだ]
(189) kaisanbutu 2014/04/06(Sun) 21時頃
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[電話を差し出されると、舐めていたアルコールを飲み干し、無表情のままに首を横に振る]
僕、日本語と英語とドイツ語しか出来ないので、国際電話はちょっと。
[などと、下手な言い訳を紡ぐ。 実際のところは、言いたいことが多すぎて、何を言えばいいのか分からなかったからなのだが。
ミスター朔太郎によろしくと切られた電話は、鼓動のような音を立てた]
どうぞ、アリス。
[差し出す両の掌に乗せられた、電子の地図。
それをアリスが受け取れば、だぱぱ、とアルコールを自分のグラスへ注ぎ直す]
……次の長期休みは、ゴールデンウィークなんですよねえ。 あと、次は夏、かな。
[花屋の繁忙期って、いつでしたっけ]
(190) kaisanbutu 2014/04/06(Sun) 21時頃
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[>>183 予定通りの駅、それには小さく頷いて返した。 甘えることもできたけれども、そうなると今日の内に家に着くことが難しくなってしまう。既に一度親には嘘をついている。これ以上心配も掛けれなかった。
高速を降りると町の景色が広がる。新幹線の中継駅、帰る地元と違って活気付いた町。 ジッポの手入れの仕方を教えるというから、また今度でいいのにと考えながらも頷いて。]
ん…どういう風に? 中の掃除とかは?しなくていいの?
[カバンから屋根裏で入手した「R」の文字入りのライターを出すと、怜二に車を停めて教えてくれるように頼む。 駅から少し外れた、人通りの少ない通りに車は停められただろうか。入手したライターをくるくると回転させながら、怜二から手入れの仕方を教えて貰った。 一緒にご飯を食べる時間は、なさそうで―――…]
(191) chiz 2014/04/06(Sun) 21時半頃
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…なー、怜二。
[名前を呼んだのは、もうさよなら、という少し前。]
…最後にひとつだけ…、我儘聞いてくんね…? ―――…男にこんなこと頼まれんの、 キモい…とか思うかもしれねえけど…。
[緩く眉を寄せたままライターを見つめていたが、 意を決したように怜二を見上げて、]
(192) chiz 2014/04/06(Sun) 21時半頃
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……お前のこと、一度だけ…抱きしめてもいい?
[冗談ではないのだ、というのは声音で伝わっただろうか。 困っていたら助けると、そう言ってくれた友達は、 この言葉を聞いてどのような反応を示すのだろう? 引かれやしないか、こわくて、眉を下げた。*]
(193) chiz 2014/04/06(Sun) 21時半頃
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― 朝 ― [寝過ごしてしまうかとも思ったが、意外にも目覚まし前に目は覚めて身支度を整えた。 寮母のところへと向かい、一枚写真を撮って笑った。
その後、バスに遅れないようにと慌てて荷物を持って、寮を出てから振り返れば、そこでまた一枚。 三年分の思い出と感謝の念を込めて、最後の写真を撮った。]
(194) okomekome 2014/04/06(Sun) 21時半頃
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[バスの中ではいつものようにはしゃぎ、駅に着く。 笑顔で別れようと、笑みは絶やさない。
バスの中では環や利政のところへは必ず遊びに行くと宣言した。 勿論、ありすや樹央のにも同じことを言って。
改札へ向かう前、頼児の傍へと駆け寄る。]
(195) okomekome 2014/04/06(Sun) 21時半頃
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らいじ! ……あのさ。
約束守れよ!プロになったら、絶対連絡してくれな。 僕が一番初めにらいじを取材するから!
[僅かな間。 数秒か数分だったのか、自分でも分からない。 これが最後ではないと思っているけれど。
応援しているからな!と、握り拳を頼児の左胸に押し当てて笑う。]
じゃあな!皆! またなー!
[手を振って、笑顔のまま皆と別れた。*]
(196) okomekome 2014/04/06(Sun) 21時半頃
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― 朝 ―
ライラちゃん見送りありがと。 三年間お世話になりました。
[>>40頼児を筆頭に他にもバスで出発する面々と共に見送られて乗りこもうとして、周囲を見回す。ありすがいない。 寮母の話で、朝早くにバスに乗らずに出たことを聞く。>>25 まだ肌寒い空気の中、出ていくその首にスヌードが巻かれていたことも聞けば、微かに口元を綻ばせ。]
ありすらしいなぁ。
[車内では、わいわいと喋りながら最後の別れを告げ。 智明の宣言する声に、笑って頷いて手を振った。>>195
駅に着けば、それぞれ別々の方向へと歩き出す。その背中に手を振って見送ってから。 人の多い喧騒から少し外れ、隅の一角にある柱に背を凭れかけた。 解約に向かう前のスマホを取り出し、昨日の夜に来ていたメールを見ればくすぐったそうに目を細め。
通話ボタンをタップした。]
(197) SUZU 2014/04/06(Sun) 21時半頃
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[駅の行き交う喧騒の中。 呼び出しのコール音。彼の声を待つ。>>*55 二日ぶり、になるだろうか。心臓がうるさいけれども、ここは外だと自分に言い聞かせて。]
おはよう、成斗。
[喧騒まじりの朝の挨拶を届けに。]
(*56) SUZU 2014/04/06(Sun) 21時半頃
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─ 東陽ネイビーシトラス二軍寮 ─
[空港から列車に揺られ、迎えに来ていたライトバンに乗せられて、河豚の産地との県境付近にある二軍寮に着いたのは、夕方過ぎのことだった。 球団関係者や、グラウンドで練習をしていた先輩達に挨拶を済ませた後、寮の部屋へ案内された。 寮とはいえ、高校の頃とは違い、ワンルームマンションのような個室だった。 鍵に書かれた部屋番「4-M」に、小さな笑いを零す。
部屋に荷物を下ろした後、まず、実家に電話をかけた。 電話の向こうの両親の声は、かなり明るいものだった。 きっと自分の家庭は、とても恵まれているのだろうというのを、改めて感じた。
それから、父から貰ったノートパソコンを繋ぎ、立ち上げる。]
(198) nordwolf 2014/04/06(Sun) 21時半頃
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TO:ALL FROM:保元頼児 TITLE:寮に着いた!
今日から、ネイビーシトラスの二軍寮での生活開始! 一日も早く一軍上がってみせるからな!
それと、親父からノートパソコン貰ったから、そっちのメアドも送る raijing0824@**.bion.ne.jp
**県**市 *−*−* 東陽ネイビーシトラス二軍寮 4-M
ツブヤイターのアカウント @raijingbaseball
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(*57) nordwolf 2014/04/06(Sun) 21時半頃
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[メールを送るのと同時に、電話もかけた。]
───丞。
いま、着いた。
[声は、繋がっただろうか……*]
(*58) nordwolf 2014/04/06(Sun) 21時半頃
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―とある日の手紙―
[ひらりひらりとまだ雪が舞う季節、白い雪の下で健気に梅のつぼみが開き始めたのを目にして。 ふと思い出し、少しくたびれた白衣に隠れた手を出して、ひいふうみいと指折りする。
そうだ、今年は――]
(199) kaisanbutu 2014/04/06(Sun) 21時半頃
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[声を詰まらせた保元の脛を、 対面からつま先で軽く蹴る>>180]
俺もお前に会いたかったし、 また一緒に寝たいなって思ってたからな。
……忙しい時期なのは、お前の方だろ 態々来てくれて嬉しい
[デザートのきなこかけバニラアイスを食べてから、 先ほど、ファーストフード店で昼飯を済ませたと 保元が言っていたのを思い出し]
お前が食う機会あるか解らないけど 讃岐うどんバーガーと骨付鳥はうまいぞ
[ただし、揚げたてじゃないとバーガーは不味い。 会計に、と財布を預かればひとまず借りて]
先外行って顔冷やせよ。
(200) motimoti 2014/04/06(Sun) 21時半頃
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“ 梅のつぼみが綻ぶ季節となり、春の訪れが待ち遠しく感じます。皆さまいかがお過ごしでしょうか。 ”
[思い出したその日に、引き出しを開ければ桜の絵が描かれた和紙の手紙を見つけ。 大学卒業と共に購入した万年筆を手に、勢いのまま書いてしまう]
“ さて、私たちが青春を共に過ごした懐かしの母校を卒業して、本年でちょうど10年となりました。”
[まだ手が冷えていたせいか、字が少しだけ震えた。 ふう、と手に息を吹きかけ、手を温める]
(*59) kaisanbutu 2014/04/06(Sun) 21時半頃
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