64 さよならのひとつまえ
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『将来の夢は―――…?』
[あれから10年。 普通に大学を出て、普通に地元で就職をして。 特に飛び抜けた特技も才能もなく、ここまで来たけれど]
…今度、 小さなギャラリースペースを開けることにしたんだ。 アマでも、プロでも、どんなやつでも 自分の作品の個展を開くことができる…、そんな店。
[絵も描けない。写真だってうまくはない。 自分はそちら側には回れなかったけれど、 夢を描き続ける者達を、 少しでも支えていく存在になれたらいい。
卒業の日、何の輪郭もなかった夢は今こうして 形になる。**]
(348) chiz 2014/04/08(Tue) 00時頃
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─ タイムカプセル ─
悪い、思ったより遅くなった!
[到着した時、もうそこには幾人もの姿があった。 遅れてすまないと頭を下げてから、ハツラツ飲料の瓶をゴミ箱へ放り捨てる。]
あれ、朔太郎いねーの?
[あの日から、ずっと連絡の途絶えていた友の姿は、ここにもやはりなかった。 こういうイベント事になら、きっと顔を出してくれると思っていただけに、残念そうに俯いた。]
(349) nordwolf 2014/04/08(Tue) 00時頃
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― 噂話 ― [カメラマンとして、色んなモデルの写真を撮ることもあった。 その中で外国人のモデルに、母国の美容室の話を聞く。 有名なその店の名前>>8だけは聞くことも多く、しかしきちんと話を聞いたのは初めてだった。]
うん、日本人ってのは聞いたことあるよ。 あと僕と同い年ってのも。
今度取材に行ってみようかなー。 予約してたらついでに行きたいし、教えてよ。
[写真撮影の合間の、他愛のない話。 教えてくれたモデルは、一緒に行くことを約束してくれた。
それがかつての友だちの話とは、その時はまだ知らずにいて。 有名な日本人に会えることを楽しみだ、と笑っていた。*]
(350) okomekome 2014/04/08(Tue) 00時頃
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─10年後、寮中庭桜の樹のふもと─
[タイムカプセルに自分は何も入れなかった。 入れなかったけれど、利一の絵に、その紙にコメントとして遺されたものは土の下で10年の眠りについた。それを覚えている。だからここに来た。 >>341懐かしい顔、成斗の呟きが聴こえれば笑って]
あすなろは成長の遅い木なんだよ、10年じゃこんなもんこんなもん 育てば20mとか軽く超えるんだけどなァ
ゆっくりと、でも大きく育つ だから小学校の文集とか広報誌とか、何とか学級とかに「あすなろ」って名称がよく使われるんだよ
[そんなうんちくを垂れていれば、掘り起こす作業が進められる。 自分はこのあすなろをどうしようかな、と思いながら。 タイムカプセルを掘り起こせばもう目印は要らなくなるのだし。 顔を上げれば>>342桜の木に目を細める姿。目を細めて。自分も桜を見上げる]
(351) souka 2014/04/08(Tue) 00時頃
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久しぶりだな、睦井。 お前はあんまり変わってない気がする。
[口調も皆に接する態度も。>>346 いや、ひとつ変わったものがあった。
俺に対して、一歩引くあの間隔が。 気軽く肩を叩かれ、ウィングの連載の話を受ければ、 あんなスポ根マゾは二次元で充分だ、と笑う。]
これ。 今連載してる青年誌の漫画、今日一巻が出た。
[あの日のように封筒に隠すことはせず。 カバーが掛かった状態の大判コミックスを手渡して。]
(352) motimoti 2014/04/08(Tue) 00時頃
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SF、現在と書いてたら、歴史物描きたくなってな。 [「桜魂」短いタイトルはカバー裏に隠れている。 こういう系統嫌いだったらすまん、と言いおいてから。 週刊連載に関しての疑問点を受ければ、解説を挟もうか。]
ギャラリースペースか、おめでとう。 いい作品が沢山集まるといいよな。
俺の絵も、端でいいから置いてくれないか。
[知らされた報告に>>348、そんな頼みを告げる。 友人の進む新たな道を、笑顔で祝おう*]
(353) motimoti 2014/04/08(Tue) 00時頃
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− バス停 −
[ポケットの中から、着信を告げるバイブレーションが伝わったのは、バスが目的の駅に着いてから。 何か仕事の話だろうかとバス停の傍立ち止まり、表示される名前に瞬く。
指先で、通話を選択して。]
……もしもし? どしたの、……俺もう、寮の近く来てて、……
……ん、うん そこなら離れてない、……遊具ってまだある?赤いやつ
……そこで待ってて、行くから
[肩と耳との間に携帯を挟みながら、右の薬指から指輪を抜く。 誰かに悟られる前にと、細い銀色をポケットの中に落とした。
僅か残った赤い跡は、きっとすぐに消えてなくなる。]
(354) kirisame1224 2014/04/08(Tue) 00時頃
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……そうなの?夏?……仕事関係?
そうか、……なんなら俺の家住む? ルームシェアとかじゃなくてさ、……まだ、迷ってるんだけど うん、……観測所のね、求人があって
……応募しようかどうか、まだ悩んでる 南半球の星なんて、ここからじゃ絶対見れないから
[苦笑交じりにそんなことを伝えていれば、目の先、公園にその姿はあるだろうか。 大きく手を振り、通話を切って。]
利一は俺んちで限界知ったよね、……ちょっとは強くなった? 俺もどっかで限界知りたいんだけどなぁ ……いつも利一が先に潰れるしなぁ
[くすくすと笑いながら、暗くなった画面をポケットに落とす。 指輪と触れ合い、かちりと硬質な音が鳴る。
タイムカプセルか、と、少しだけ目を細めた。]
(355) kirisame1224 2014/04/08(Tue) 00時頃
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[あの時、もう少しあの集まりに積極的になっていればよかったのだろうか。 馬鹿馬鹿しい一文だとしても、未来に向けて残していればよかったのだろうか。 上だけじゃなくて、前を見なくてはならないと、思うきっかけになったのだろうか。
掘り起こされるタイムカプセルを、少しだけ離れた場所から見る。 あの時とは違う、満開の桜が頭上には広がる。
10年後、自分はこうなると、かつての自分に見せたらどう思うだろう。 あの時の自分も、今の自分と同じように、「仕方ない」と笑うのだろうか。
笑うの、だろう。
春は別れの季節で。 春は始まりの季節で。
自分はあの春に、始まれていたのだろうか。*]
(356) kirisame1224 2014/04/08(Tue) 00時頃
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─十年後─
毎度ありがとうございましたー!
[レンタルCDショップに響く声。そこには、少し茶色がかった髪な店長の声が響いた。]
(357) fuku 2014/04/08(Tue) 00時頃
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[掘り起こされたタイムカプセルの中から、文字の書かれた白球を掴み出す。
『祈!一軍レギュラー定着! 頼児』>>2:163
添えられた不格好なサインは、けれど、今のものとあまり変わっていないかもしれない。]
レギュラー、ちゃんと定着してるぞ。
それと───。 来年には、絶対海を渡ってみせる! メジャー、行くからな!!
[ボールを仲間達に見せながら、あの頃はまだ朧気すぎて文字にすらできなかった夢を、笑顔で力強く宣言した。*]
(358) nordwolf 2014/04/08(Tue) 00時頃
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んじゃ、オレ上がるから。今日はリーダーいるしちゃんと回るっしょ。
[カウンターで引き継ぎをすると、店長は事務所へと向かう。]
あ、
(359) fuku 2014/04/08(Tue) 00時頃
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― タイムカプセル ―
……あ、これか。俺の
[結局掘り起こされるまで絵を描いていたが 自分の缶を拾わねば、と傍へ寄っていく。
表面の酸化したひとつの缶を拾い上げた。 中に入っていた袋入りの封筒。
その中身は開けずに、卒業証書の容器も取り上げる どんな色になってるんだろ、と思いながら蓋を開けた。]
…ん?
[奥に残っているなにかに、その日漸く気づく。 リストバンドだ。 文系活動一本な俺が、こういったものを付ける機会はない。]
(360) motimoti 2014/04/08(Tue) 00時頃
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今日は同窓会だから。連絡しても多分……酔っぱらってると思うわ。
[電話の連絡を軽く牽制すると。]
え、女じゃねーよ。高校のど・う・そ・う・か・い! オレだって可憐な高校時代があったの。
[店長、こと締坂はアルバイトの頭を軽くはたく。]
(361) fuku 2014/04/08(Tue) 00時半頃
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[ならば一体、誰がこれを容れたのか 折り畳まれた手紙を広げて読み返すような心地で、 旧い記憶を辿ってみる。
あの日は確か、紐井屋と公園に行って…。 間に合わないかもしれないからと、保元に預けたのだ。]
保元、ちょっと付き合ってくれないか。 あそこで待ってる。
[同じく掘り起こした後のボールを握り、>>358 高らかな宣言をする保元を招き、俺は校舎側の方へ向かう。
どこで待つ、とは言わない。 ――覚えているだろうか。 校庭に生えた、一本の桜の樹を。*]
(362) motimoti 2014/04/08(Tue) 00時半頃
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[あの頃もこうして桜を見上げていた。 花見をして、エアバンドをして、カラオケ大会をして、デートをして。ちらりと辺りに視線を巡らすが、恋する兎の姿は見えない。毎年毎年、あの、最初の国際電話に導かれて博を訪ねた日に見たカードと同じものが送られてくる。 その度に博とぐだぐだ酒を飲んで、夏になれば海外へ飛んで、そして食えない笑顔の友人を名乗る男と喧嘩腰に言い合って。初対面だというのに足が出ても博は止めなかったから、自重もなにもない。 長く息を吐いて、視線はもう一度桜へと]
ん
[>>*75影にちらりと何かが見えた。 自分だけに見覚えのある、その白い花は。目を眇める。
─────兎め、てめぇ来たんだな。
笑うような、哀しむような、怒るような、戸惑うような、納得するような。そんな曖昧な表情で、目を瞑る。開く。人目のなくなったあとで回収しよう。 そう思いながら視線をあすなろへと向ける。 そうして気付く、再び分かりづらい葉の影に>>*74カードがくくられていること。ポニーテールから垂れる髪に指を絡めながら]
(363) souka 2014/04/08(Tue) 00時半頃
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[────嗚呼
────あの暁を、ぼくが忘れることはないだろう]
(364) souka 2014/04/08(Tue) 00時半頃
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結婚まだですかとか余計なお世話だっつーの!とっととアソパソマソ売り場に戻してこい!
[結局、大学を出てもアカペラは続けず、バイトで始めたレンタルビデオ店の社員をなんとか続けている。]
(365) fuku 2014/04/08(Tue) 00時半頃
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** ―噂話の、その向こう― **
「…というわけで申し訳ない、取材はお断りらしいんだ。」
[もしも外国人モデルが、取材したいというカメラマンを連れてきたなら。 紫色のふりふりしたシャツの男が、猫のような笑い方でそう告げることだろう。
雑誌に載っているのも名前だけ。 写真に写らないのは、若かりし頃近くにいた人が整った顔立ちだらけだったからコンプレックスなのだ …というのもまた【Zac】の噂話のひとつ。
空は繋がっていても、未来は繋がっていない。 偏屈で頑固な白うさぎのwonderlandで、うさぎを捕まえられるものなど居やしない。 しかし、猫は微笑むだろう。]
(366) anbito 2014/04/08(Tue) 00時半頃
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そういえば、そんなモン詰めてたっけなー。
[>>360皆の思い出を、目を細め、懐かしく見ていたが、十文字が卒業証書の筒を手にした時、「あ」と短い声をあげた。]
………。
[筒の中から引っ張り出された、髪と同じ色のリストバンドを見て、目が泳ぐ。]
あ、なに……、わかった……。
[>>362多少の挙動の不審は、周囲に伝わってしまったかもしれないが。
手にしていた白球に、ひとまわり太い字で『メジャーに行って、漫画の主人公になる!!』と書き足すと、それを缶の中へと戻し、足早に、暫し皆の元から離れた。*]
(367) nordwolf 2014/04/08(Tue) 00時半頃
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なにか伝言やお届け物がございましたら。 僕でよければお届けできる“かも”しれませんが?
[道案内らしく、悪戯な笑みを浮かべ。 なにかを受けとれば、白うさぎへと届ける
――かも、しれない**]
(368) anbito 2014/04/08(Tue) 00時半頃
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ん、前の仕事はもう辞めた。 言ってたギャラリー、開けそうだから。 夏からはこっち住む…お前ん家? 男2人で住むのはきついと思うけど…、
[電話越しに聞こえる声。 変わらない、いや、少し変わった。 いつの頃からか、聞こえる声は元気をなくして。]
―――…南半球?
[遠いな、と思う。かつおよりもずっと遠い。 利政も旅立つ前はこんな気持ちになったのだろうか。 十数年前の、ルームメイトの姿をふと思い出して。
電話を切ったのは、公園に宗介が現れたから。 天文の仕事に就くのは宗介の長い長い夢だったから。受験勉強も、頑張っていたのを間近で見てる。 南半球で働けるなんて滅多にないことで、きっとこれは宗介にとってチャンスなのだろう。その夢に、口を挟むのはいけないことで。]
(369) chiz 2014/04/08(Tue) 00時半頃
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……本当に応募しちまうの?
[そう、思ってたのに。 宗介の顔を見て告げた第一声はそんな言葉で。眉を下げて、]
…ずっと、あっち留まんなきゃ…、 お前のやりたいことってできねえの?
[それから、目を伏せる。]
……わり。 やっと近くに住めると思ってたから。
正直…、ちょっとお前が行くの、やだなって思った。
[変われてない――…自分はあの頃から。何も。 人はそんなに急には変われなくて。 苦笑を零して紫煙を吐き、宗介の背を軽く叩く。 一旦この話はしまって、タイムカプセルまで案内してくれと。]
(370) chiz 2014/04/08(Tue) 00時半頃
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ったくどいつもこいつも。結婚なんて当分しねーっつーの。
[締坂は事務所で着替えると見覚えのある駅までの電車に飛び乗る。
十年ぶりの同窓会に参加しようと思ったのは、七年前、みらときらいでの出来事────]
(371) fuku 2014/04/08(Tue) 00時半頃
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─ 九年と十一ヶ月後の話・another ─
あー、寒ぃ…。 そろそろ帰るか。
[まだ雪が降るのか。 空からちらほら舞い落ちてくるそれを眺めながら。 今日はこの辺で、と書類の散らばった仕事机を片づけ始める。
いくつか転々とした後、正規雇用となった貿易会社。現在は、欧州中心にインテリア雑貨のバイヤーと営業とをいくつか受け持っている。 やりがいもあるし、面白い。そしてまだおぼろげだけれども。将来こういったつてや身につけた営業を活かして、彼の手伝いができたらいいと思う。
片づけを終え、コートを着込みお気に入りのスヌードを巻いて社屋を出たその時。 ふと、ポケットのスマホが震えた。]
(372) SUZU 2014/04/08(Tue) 00時半頃
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なァ、何か見っけちった
[ひらり、大怪盗からのカード>>*74を振ってみせる**]
(373) souka 2014/04/08(Tue) 00時半頃
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[>>*92震えたスマホを手に取り、画面に映った着信相手の名前を確認して電話を取る。]
もしもし、どうしたの。 そんな折り入って話したいことってさ。 あ、もしかして来月のこととか?
[同窓会の通知は来ていたのを思い出しながら。 歩きながら聞く電話の向こうの声からほんの少しだけ、固い空気を感じ取る。 微かな緊張には、気づかない振りをする。 彼の気持ちを知ってしまってから、幾分過敏になってるかもしれない。今はこうして話せているし、それが杞憂であればいい。]
うん、実際会うのって久しぶりだよな。 楽しみだよ。俺はタイムカプセル埋めてないけど。
[くすくす笑いながら世間話がてら思い出話を。 ぽつりぽつりと。 舞い落ちる雪のようにまばらな言葉の端々は、くふ、と微かな笑気で一度途切れた。]
(*93) SUZU 2014/04/08(Tue) 00時半頃
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――――……、 ……
[十年近く経っても変わらない、真摯な響き。 あの退寮の日の叫ぶ告白が、鮮明に蘇る。 苦しい、苦しい、苦しい。鈍く胸が痛んだ。 返す言葉もなく、歩く足を止めて。黙り込んだまま、耳を澄ます。]
(*94) SUZU 2014/04/08(Tue) 00時半頃
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[一拍置いて、白々しく誤魔化す声。 気づかない振りをするべきか。 迷って、迷って、迷って。小さく息を吸い込んだ。]
……長すぎだから。
何度だって話したくなったら、 いつまでだって付き合うよ。
俺だって、それくらい 十三年前からヒロのこと大事に思ってるんだからな。
[ぽつりぽつりと。 雪が舞い落ちる。言葉が溢れる。鈍い痛みと共に。 吐き出したくなったら吐き出せばいい。 受け止めるくらいはできるから。 ただ、受け入れることはできないけれども。]
(*95) SUZU 2014/04/08(Tue) 00時半頃
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― 桜の樹の下で ―
[どこの学校にだってあるだろう。 “ここで告白して両思いになると倖せになれる” …とか、女子間で囁かれてた胡散臭い話だ。
そんな七不思議以下の稚拙な作り話に肖った位には 当時の俺は、若かったんだろうな。 そこに記されていたのは「十文字、還ら…ではなくて。]
「お前、まだあいつが好きなのか>>2:142」
[国語の時間に指された時のように、読み上げる。 といっても、大声を出すわけじゃない。 保元に聞こえる程度の声だ。
俺の手には少し、石灰の粉がついている]
(374) motimoti 2014/04/08(Tue) 00時半頃
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