78 わかば荘の薔薇色の日常
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…じゃぁ、改めて…ただいま。
[迎えに出ようとしてくれてたと言う永利の、 抓ってやった頬を少し撫でてから並んで中へ。
誰かが作る夕飯の匂いが漂う屋内、 「ただいま」と「おかえり」の交換。 背を叩いてくれる気安い手。
やっぱり家っぽい感じする。 隣を歩く永利には内緒でひっそり微笑って 談話室へ。*]
(2) onecat69 2014/07/03(Thu) 00時頃
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――談話室――
[夕飯の支度が進む談話室へ戻ると、 賑やかな台所に混じろうかと一度は視線を向けたが。 結局は何も出来ないまま、しないまま。
買ってきた酒と食べ物などなど冷蔵庫に詰め込み ふら…と再び玄関へ向かおうとしたところで。
帰宅した檀(>>0)と会う。]
……おかえり、薫ちゃん。
[待ち構えていたかというくらい素早く、おかえり。 むしろ玄関で待機して 真っ先に言おうと思ったところだったから ほとんど待ち構えていたと言えよう。]
(3) onecat69 2014/07/03(Thu) 00時半頃
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――とりあえずチーズケーキを食う、談話室の夜――
[更けゆく夜にちっとも従順でない賑やかな談話室。 攻太あたりが騒いでるのが原因だ、きっと。
平井が支度をしてくれた丁寧な夕飯を平らげて、 それぞれ適当に買い込んだ酒を飲んでるような。 まあ、いつも通りな談話室。
管理人室から桃地の溜息、聞こえて来そう。
酒は飲まず、檀の土産なチーズケーキを食べて。 一口、また一口…と 最初の甘みから後味のチーズのコクまで味わって。 「薫ちゃん…やっぱ美味い、」と笑うのだった。
やっぱ、コンビニ駄菓子なんか買わなくて良かった。*]
(97) onecat69 2014/07/03(Thu) 22時頃
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[そろそろ飽けば良いものを、 月を覆った雨雲はまだ夜の真ん中に居座っている。
空になった皿はシンクに浸し。 桶に溜まった水が弛み揺らぐのを一瞥してから そろりと談話室を出た。
キシキシ小さく鳴る廊下を渡って 玄関を抜けて外へ。 冷ややかな空気にさらされてシクリと存在主張する傷、 靴を履くために屈んだついでに包帯越しに撫でて。
透明の傘を左手に、また雨の中へ。*]
(99) onecat69 2014/07/03(Thu) 22時頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
onecat69 2014/07/03(Thu) 22時半頃
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――遡って。チーズケーキと猫――
ん……作れんの?これ…?
[チーズケーキが家庭で作れるものだと 考えたことすら無かったから丸くした目で檀を見る。 フォークに刺さっていたケーキの欠片が落ちても 檀の解れて柔らかくなる檀の目元から目を逸らさず。
その視界を遮ったのは、猫。
ビスケットなんて愛くるしい名前がちっとも似合わない 例のヤツ。庭先の三毛猫。不器量なくせに愛嬌のある。]
(111) onecat69 2014/07/03(Thu) 23時頃
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[印画紙に焼かれた猫の姿は 肉眼で見たヤツよりちょっと可愛く見えて。 これ撮ったの、ライカだな、と直感働く。]
ぁー……うん、凄いカワイイな。
[な。と頷いてちょっと笑うと、檀の頭撫でる。 撫でて貰えない時は撫でれば良いのだ。 有効な手の使い方を発見したので、俺も機嫌が良い。]
(112) onecat69 2014/07/03(Thu) 23時頃
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……なんかの再現より、 一緒にしか作れねぇ味とか。探そ。
[プロを相手に図々しいことこの上ない提案。 彼の手が作る味を再現しようとしても… …いや、しようとすればするほど、檀は遠く感じた。 昨日ひとりで立った台所での感覚は鮮明。
髪の流れに硬い指をそわせて撫でながら。 「一緒に作りたい」と、改めて頷いて見せた。]
…じゃ、猫よりさ。俺の頭撫でてればいいじゃん。
[名案!…って顔つきで言ってみはみたものの。 残念ながら俺の髪は柔らかな猫毛じゃない。 この人の手が欲しいものを、俺は持ってないんだな。 そう思うと……ちょっと胸の奥の、チクっときた。
これは、何?]
(121) onecat69 2014/07/03(Thu) 23時半頃
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ゃー……うん、じゃぁ…待ってる。
[俺は猫の代わりにはなれないが、 猫に俺の代わりも務まらんという事だろう。
写真に閉じ込められた猫を見遣り、 なんだかよく解らないまま 薄っすらとした猫への対抗心を燃やす。
こうしてこの夜、 三毛猫と俺の新たな関係性が生まれたのだった。*]
(125) onecat69 2014/07/04(Fri) 00時半頃
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――まだ雨の夜、廊下――
[玄関へと向かおうとした足が止まった。
談話室から漏れ聞こえていた物音や声の中から ひときわアホっぽくひときわ賑やかな存在感が、 飛び出したかと思ったら我が家の扉叩いてる。 (>>149)
ダンダンッ ギシギシッ。
扉、壊れる寸前。 慌てた大股でヤツの背後まで引き返し、 首根っこ掴んで扉から引っぺがす。ベリッ。]
……三歳児か。
[ついでに後頭部バチコーン。]
(181) onecat69 2014/07/04(Fri) 20時頃
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だしまき… たまご ?
[なんか皿持ってる。皿の上になんかある。 ちょっと焦げた炒り玉子?件のだし巻き玉子はどこ?
大量のハテナマーク背負って見つめた皿から、 行儀悪く指先で摘んだ炒り玉子。 疑心たっぷりな眼差しで凝視する5秒の後に 思い切って口の中へと迎え入れた。
味蕾を刺激するのは深みの無い調味料の味そのまま …しかも醤油だ味醂だ塩だ胡椒だと、 どれもこれも自己主張が強い! とは言え、まあ、食えなくも無い。]
……うま…くは、ねぇのだけど。嫌いじゃ無い。
[とかなんとか曖昧な感想。 どこかこの料理の長所を探してやろうと ド真剣な顔つきで食ってるうちに、皿は空になった。]
(183) onecat69 2014/07/04(Fri) 20時頃
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……攻太。…おかわり。
[一皿から明晰な褒めるべき点、見つからず。 かくなる上はと、真剣な表情は続行したまま、 芸の手料理第二弾を強請る事にした。
次こそは見つけよう。
それが酒盛りの肴として成立したかどうかは、 芸の腕の見せ所ということで。 この場では芸の頭撫でくりまわしてから再び玄関へと戻り、 俺は雨の中に立つ事になる。*]
(185) onecat69 2014/07/04(Fri) 20時頃
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――朝――
[結局あのあと酒盛りしたのかしなかったのか、 細やかな事は昨晩の事として朝には持ち込まない。
明け方の夢を経て踏んだ今日。目を開けて最初に。 カーテンの隙間から射す光線のような日光一筋を つつっ…と視線で辿りながらゴロッと寝返り。
ベッドに俯せて見たのは、 光に指し示されるような玄関扉。]
(302) onecat69 2014/07/05(Sat) 12時半頃
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[―…ごくごく当たり前の事みたいに、 起き上がって歯を磨き髭を剃り 誰かの手を求めずにシャワーを浴びて服を着る。
淡々と日常をこなしながら、 薄っすら残った夢を思い出した。
小さな棚に雑多なものをきれいに並べていくような 散らかっていたものを在るべきところへ戻すような、 夢の中で行った整理が功を奏してか 頭の中、とてもすっきりきっちりとしている。
支度を終えて出た部屋の扉にきっちり施錠。 ……さて、何処に行こう。**]
(303) onecat69 2014/07/05(Sat) 12時半頃
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――庭――
[三毛猫が見上げる虹。 架かるぼやけた色相には一瞥くれるだけで、 空を仰ぐ猫にさえ興味を示さないまま 持参した余らせていた猫餌の封を切る。
ちょっと形の潰れた魚を模した猫おやつ一握り、 106号室のベランダ前、派手に芝生に撒いたった。
…三毛猫のほかにも、 その辺の野良猫とか鼠とかカラスとか色々様々が 寄ってくるかもしんねぇとは考え至らず浅はかに。
めっちゃ近くで餌食うとこに会えるといいね。*]
(305) onecat69 2014/07/05(Sat) 12時半頃
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――雨上がりの街――
[乾いたスニーカーを履いて、 淡青い空を映す静かな水溜りを避けて下りる坂道。 せっかく綺麗になった靴を早速汚すと凹むし。
今日は、外出に傘は要らない。 自由な両手は道脇の紫陽花を摘んだりして遊ばせて、 坂の下、コンビニ前を通って住宅街を抜け、街へ。
今日も天露はアルバイトをしてるのだろうかって コンビニの前では一瞬だけ、足を止めたけど。
行き着いた先、扉を押し開ける。 掲げられた看板には『チャルラタン』と。]
(307) onecat69 2014/07/05(Sat) 14時半頃
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――『チャルラタン』――
……シュークリームとエクレア、10個ずつ。 化粧箱、…その白いのでいいや。入れて下さい。
[日中の明るい店内。 買うものは決めていたから、入るや否やで早速注文。
ちょうど一見するととてつもなくケーキが不似合いな 檀が間中のウェディングだバースデーだって 賑やかそうでキラキラな話題が終わった頃合いだったか。
そのまま檀が包んでくれるならそれを待つし、 アルバイト店員が代わるようならその子に任せる。]
(308) onecat69 2014/07/05(Sat) 14時半頃
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ひとつ、包まないやつ…追加で。 ぁー……待って、………ゃ、その隣の、それがイイ。
[ショーケースに並ぶシュークリームの中で 一番大きくてクリームが多そうなのを選び出して、 化粧箱からは仲間はずれな包装をお願い。 や、受け取ったらすぐ食べるから 包装無くてもいいんだけど。]
(309) onecat69 2014/07/05(Sat) 14時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
onecat69 2014/07/05(Sat) 14時半頃
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――知らない道――
[買った菓子は、様子を見に寄った事務所への差し入れ。 あちこちから集まり、あちこちへ散っていく荷物、 積まれたダンボール箱の山は素っ気ない色をしているが 手書きの送り状の文字には人の気配があって好き。
シュークリームを食べながら、 事務のお姉さんとややこしい話を少し。 少しの内勤期間を置いたあと新人と組んでの業務復帰… ってことで。来週からよろしくお願いします。 そんな感じ。
帰り道は、往路とは違う順路を選んで、遠回り。 普段は近づかない駅の南側を走る道路沿いの住宅街、 見かけた古いアパートの傍に、痩せた黒猫が。
何にも興味が無さそうな冷たい目つきをした猫が、 熱心に見上げている建物に何があるのかなって。 誘われるように近付いて、ちょっと、寄り道。**]
(325) onecat69 2014/07/05(Sat) 20時頃
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――パーティ会場な談話室――
………桃地、熱でもあんじゃねぇの。
[頭大丈夫?って、斉唱を促す管理人の額に掌当てる。
もちろんケーキは食いたいので参加はするし、 徹津が誕生日だって聞いたら「おめでとう」も言う。 それとこれとは別のお話。
ちなみに先程はじめて聞いた誕生日イベントに 事前の準備があったわけもなく。 部屋から通販で買って未開封のままだった ポラロイドカメラをプレゼント替わりに贈呈。]
おめでと。
[お祝いは、頭ぽすぽすとしてやりながら。]
(345) onecat69 2014/07/05(Sat) 22時頃
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……小学生の時ぶりだって。こんなん。
[さて。歌だ。
どう考えても恥ずかしいし、 誰も歌わなかったら桃地がかわいそうで泣ける。 仕方がねぇので俺は元気に歌ってやろう。
10(0..100)x1点くらいの歌唱力、大声で披露な。]
(346) onecat69 2014/07/05(Sat) 22時頃
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[賑やかな輪からは早々に外れて、 いつものように少しだけ距離をおいて楽しむ。 柱に擬態は出来ないけど。
自棄気味なパーティ主催お疲れ様な管理人をつかまえて、 退去時期についての相談を持ちかけるのは 騒ぎが全部終わった後で。
伝えたのは常識的な二ヶ月後の日付。**]
(361) onecat69 2014/07/05(Sat) 23時頃
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[管理人室は狭くて湿っぽいから避けたいところ。 夜風涼しいウッドデッキを選んで移動し、 窓越しの談話室の賑わいを一瞥してから話を。
疲れの浮いた顔、頼りないお父さんみたいよ桃地。 ここ何年かで白髪増えたんじゃねぇのって 軽い雑談はいつも通りに。 この人との、線引が明確な距離感めっちゃ楽で好き。]
ゃー……猫が居てさ。 庭は無いけど…天窓ついてる部屋が空いてんの。
[そういう物件見つけたからって説明は、 ここへの入居を「三毛猫と庭が気に入った」からと 決めた時と同じくあっさりとしたもの。
世間話の温度と湿度、そのままの。]
(373) onecat69 2014/07/05(Sat) 23時半頃
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……猫とは相性わりぃの、俺。
[ここの三毛猫しかり、 今日会った黒猫も始終可愛げは微塵もなかった。 懐くとか懐かないとか、そういう所に興味は無い。
白髪を気にする管理人、 お父さんどころかお母さんに見えてくるわけで。 ちょっと、「家出るわ」って言い出した日の 実家の母親の顔とか思い出した。]
(378) onecat69 2014/07/06(Sun) 00時頃
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[座らないままの立ち話、 視線は管理人の眼鏡越しの目を見つめる目元が ちょっと緩む。]
ここ、家っぽいしさ。…居心地良いし。 でもダメじゃん。ずっと家に居たら。
……本当にずっとは居られねぇのだし。
[談話室、誕生パーティ、団欒、温かさ。 幸いに満ちた日常は与えられて得るべきではないなって。]
(379) onecat69 2014/07/06(Sun) 00時頃
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――パーティ、終わりがけの柱への接近――
[擬態、見破って。
部屋の隅で柱と化していた檀に接近して、 やっぱり柱に凭れるようにして半身に寄り掛かる。 内緒話に適した距離を作るために。
先のウッドデッキでの管理人との話で 二ヶ月後退去で処理は進むと確定した上で。
こそりと、それを伝える。]
……引っ越すんだけどさ、俺。 撫でられたくなった、会いにくる。 薫さん。
[彼と三毛猫との親密度がどうなるのかは気になるし 一緒にまた菓子を作ったりもしたいし。 そんな、檀の耳元へ口元寄せての打ち明け話。]
(393) onecat69 2014/07/06(Sun) 00時半頃
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――ウッドデッキでの会話の続き(>>389)――
……桃地のそういうとこ、好きだよ。
[煙草の煙が風に舞う向こう、 溜息つく管理人の反応はこの上なく大人で。 そういうとこは、母親には似てなくて安心する。
立場の境界線を挟んでの会話は 始終穏やかなまま進み、終わる。
俺にとっては実家を出て初めて暮らした家がここで 普通の管理人とはどういう物かは知らないが。 たぶん単なる管理人にするべきじゃないくらい 親密に彼の肩を叩いて、 談話室へと引き返した。*]
(396) onecat69 2014/07/06(Sun) 00時半頃
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…撫でたくなったら、呼んでくれてもいい。
[安心をくれる表情の変化が少し渋い。 檀の手の下、髪をぐしゃっとやられながら、 両手で彼の頬を包んで撫でたり解したりと。少し。
携帯の番号は、退去前に改めて確認しあおうかな。 これまでは廊下を少し歩いてノックすれば良かったし 談話室で顔を合わせて話も出来た。
自発的に会いに行ったり来たりって、 本当にそうなれば…それはそれで楽しかろうと 俺は前向きな笑顔を作る。]
……餌置いといてくれたら、 勝手に食いにくるかもしんねぇし。
[撫でたついでに、額同士をゴツ…と一度。]
(402) onecat69 2014/07/06(Sun) 01時頃
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ゃー……俺、猫じゃねぇので。
[むしろ犬の、絶対的に許してる目を真似られたら… とは思ったものの残念ながら俺は人間だ。 それでも信頼を浮かべた眼差しが檀の顔を見つめる。 その目を、撫で付けてくれるような掌に応じて細く。
額を合わせたまま、 怪我してもって言葉にちょっとふきだし笑う。]
……居ねぇでしょ。たぶん、此処が特別。 薫さんも、新しく来る人に、 怖がられないように。
[きっとそんな心配不要なんだろうとは思いつつ。 近付けたついでに鋭い目元に唇すり寄せてから そろりと顔を離した。]
(417) onecat69 2014/07/06(Sun) 02時頃
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――談話室・閑話――
[桃が入った箱を見たのは、談話室へ戻ってすぐ。 貼りっぱなしの送り状が見慣れたものだったから、 中身よりも先に外側に意識を向けた。
箱の表記も送り状の送り主欄も、 おそらくは間中 遊の実家だと推測に容易い内容。 ―…意外だ、と見やった間中はケーキの支度中。 他人を想って他人のために動いている間中。
数秒か十数秒か数十秒か…じぃと静かに眺めていたが それにはすぐ飽いた。
……次にまた間中を意識して見たのは、 檀に桃の箱渡している場面で。 今度は、思わず口元に笑み浮かせた。*]
(425) onecat69 2014/07/06(Sun) 02時半頃
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――後に――
[その次に間中 遊に会ったのはいつだったか。
それがどういった場面であっても、 俺の視界で間中が白猫のように映る事は無い。
猫という生き物に 所在地を持たない不思議で不安定な存在だという イメージを抱いていたせいだと思う。 間中という男に抱いていたイメージは、そうだった。]
……間中。やっぱり、ただの人間だった。
[いつだったか、彼に向けた自分の言葉の否定。 呼び止めるためにか掴んだ間中の手首、 温度も手触りもあの時と変わりは無いのに。
だからってなんだって感じに、 そうとだけ言ってしまうと掴んだ手は解放した。*]
(431) onecat69 2014/07/06(Sun) 03時頃
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