82 【突発RP村】独りある身はなんとせう
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「ルーカス、ルーカス!」
[ふいに誰かに呼ばれ。寝ていた私は目を覚まし身を起こした
辺りを見回すと一面、海辺の砂浜が広がっている。涼しい木陰での微睡みを妨げたその元気な声の主は]
あ…ヤニク?
(*0) 2014/07/14(Mon) 05時半頃
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[少年は屈託のない笑顔をにい、と私に向ける]
もう、今日が最後だから
[そう言って彼は私の手を取った]
とびきりの秘密の場所を見せてあげるよ
[一緒に行こうと誘うように引っ張られ、私も体を地面から起こし。一緒に駆け出した
走りながら少年を見やると、彼もこちらを見、笑い返した。背丈は、彼とほぼ同じ。私もまた少年で]
(*1) 2014/07/14(Mon) 05時半頃
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[時刻はもう夕暮れ。子供は家へ帰る時間だ]
あんまり遠くに行くと、婆や心配するんじゃないかなー
「婆ちゃん?へーきへーき。俺の行くところくらい知ってるって、婆ちゃんだって昔この辺り庭の様にしていたらしいしな」
[彼はそのうち私の手を離し、どんどん先へ走っていく。私は砂浜の砂に足をとられながら必死でその後を追う。息がきれる]
まってよヤニクー、速すぎるって!
[そのうち彼は、岩場に辿り着くと立ち止まった。ようやく私も追いつく]
「見ろよルーカス!丁度どんぴしゃだぜ!ああ…」
(*2) 2014/07/14(Mon) 05時半頃
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[そこには、燃えるような夕日が丸く輝き。ゆっくりと水平線の彼方に沈もうとしていた
空は刻一刻と有様を変え、海も太陽に呼応するように銀のきらめきを放ち。言葉に出来ないようなショーを繰り広げる]
わあ…
[そのまま、二人で。ずっと見つめていた
赤い光が青の濃さを増し黒に転ずる海に吸い込まれるのを]
(*3) 2014/07/14(Mon) 05時半頃
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「もう、来年からは来られないって?」
[彼の寂しげな声]
うん、大きくなったらもっと勉強しなくちゃいけないんだって。いつまでも遊んでばかりいられないんだって。
[しょんぼりと私も、返事をする]
「勉強かー!婆ちゃんは俺に容赦無く畑の手伝いしろって言うけどな!どっかの偉い人が、勉強しながら働いてすげえ事やったんだってさーまあ、俺の勉強はルーカスのやっているのとは違うかもしれないけどなっ」
(*4) 2014/07/14(Mon) 06時頃
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「なあ、海の向こうにはまだまだ色んな人が住んでいて、色んな楽しい事があるんだろうなあ。ルーカスが教えてくれた、よその国の言葉や話、面白かったよ。俺もいつか、そこ行ってみたいな」
今は無理だけど、大人になったら行けるかも
「そうだな。ああ、早く大人になりたいなー。ああー」
(*5) 2014/07/14(Mon) 06時頃
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(まさか、その時の彼は自分が【戦争で】そこへ行く事になるとは思ってもいなくて
そして二度と帰って来れなくなるとは…、思ってもいなかったろう)
(*6) 2014/07/14(Mon) 06時頃
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─ 数日後:高台の屋敷自室 ─
[ベッドの上で目を覚ます。ああ、夢を見ていたらしい。昔遊んだ、婆やの親戚の少年…ヤニクの夢
その眠りを妨げたのはラジヲの声]
ヨカッタデスネ ヘイワデスネ オメデトウ
[終戦歓迎ムードがゆるい音楽と一緒に漂う
ただ、私の耳にはそれとは違う異質の
婆やのすすり泣きが見えない場所のどこからか聞こえてくるのだが…]
(8) 2014/07/14(Mon) 06時頃
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ルーカスは、ちょっと高台向こうにある、海辺が気に*なった*
2014/07/14(Mon) 06時頃
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─ 高台の屋敷:居間 ─
「坊ちゃん、婆やの為にこれを読んでくださいませんか」
[彼女が泣きはらした目で持ってきたのは、一通の手紙]
ヤニクからの…か。
[それが書かれた日付は戦中。軍の検閲を受けた形で、封は切られていた。文字が読めない婆やは、村の誰かにお願いして読んで貰おうとも考えたそうだが私がこちらに来る事を知って待っていたとの事]
(26) 2014/07/15(Tue) 06時半頃
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[文字はたどたどしい感じで書かれていた。誤字のようなものも見受けられる]
えーっと。こう書いてあるな
『知らない土地で りりしくあろうと 合宿場で いつも のんびりしてしまう 罠に用心しています です』
(27) 2014/07/15(Tue) 06時半頃
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『大たい 佐ほど の いな かに りふじんな荷 を かすことは いい兵で 前から 戦 に頑張っているおれはしたくありません
送 ら れ る 事 には なれていますのでがんば っていこうと思いまし た』
(28) 2014/07/15(Tue) 06時半頃
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『【精一杯やりますが、この手紙を婆ちゃんに読んでくれた人、もし何かあったらよろしくお願いします。】
ごごの めんかいな んて なかなか さいきん いい感じ
ヤニクより』
(29) 2014/07/15(Tue) 06時半頃
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[婆やは、手紙が読み上げられるのを聞いて再びすすり泣いた]
『あの子は戦場でも頑張り屋だったんだねえ…』
[私はといえば、その手紙に違和感を感じ。小首を傾げていたが]
(30) 2014/07/15(Tue) 06時半頃
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知らない土地で りりしくあろうと 合宿場で いつも のんびりしてしまう 罠に用心しています です
【知り合いの罠で】
(*11) 2014/07/15(Tue) 06時半頃
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大たい 佐ほど の いな かに りふじんな荷 を かすことは いい兵で 前から 戦 に頑張っているおれはしたくありません
【大佐の怒りをかい前戦に】
(*12) 2014/07/15(Tue) 06時半頃
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送 ら れ る 事 には なれていますのでがんば っていこうと思いまし た
【送られる事になった】
(*13) 2014/07/15(Tue) 06時半頃
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【精一杯やりますが、この手紙を婆ちゃんに読んでくれた人、もし何かあったらよろしくお願いします。】
ごごの めんかいな んて なかなか さいきん いい感じ
【ごめんなさい】
ヤニクより
(*14) 2014/07/15(Tue) 06時半頃
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ルーカスは、手紙を持つ手が…*震えた*
2014/07/15(Tue) 06時半頃
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[婆やに手紙を返した後、私は居間のソファーに座ってため息をつき黙り込んだ。ヤニクからの秘密のメッセージについては、彼女に言う気がしなかった
ラジヲの音声だけが部屋に響く]
『国の為に尊き命を捧げた若者達に感謝を…』
(48) 2014/07/15(Tue) 23時頃
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あれだけ大勢の兵がいるのなら、人間関係も様々。軍の内部でどのような事があったのか私には知る術も無い
ヤニクを罠に掛けた「知り合い」が誰なのか、気になったが…名前を明言していないところを見ると、どうやら我々がその名を知っても裁けない相手なのだろう
(*24) 2014/07/15(Tue) 23時半頃
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