64 さよならのひとつまえ
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俺じゃない誰かがやりました、って言ったら信じる?
[とはいえ、証拠は完璧に揃っているようなものだ。 メールで写真送ろうか?なんて提案しながら、再びソファに背を預ける。 けれど、こっちに、と言われれば再び身を起こし、どこ?と問うたか。 爪が引っ掻くかすり傷は、すっかり瘡蓋になっているようにみえる。 痒そう、と思った。]
掻いたらだめだよそういうの、変な痕になるよー それ以上箔つけてどうすんのー
[絆創膏を取りに行くべく、そしてそのついでに鋏と湿布をしまうべく立ち上がり、大きめのサイズの絆創膏を一枚、探り出す。 残数一枚となっていたそれを、少し悩んでそのまま差し出した。]
……後がないのは……ちょっとプレッシャーになるから……
[視線を逸らしながら、出来る限り貼りたくないですと逃げの姿勢。 思い出すのは利一の頬に張り付いたゴミのような湿布。
それでも頼まれれば、貼ってやるつもりではあるけれど。]
(3) 2014/03/23(Sun) 01時頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2014/03/23(Sun) 01時頃
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触っちゃ駄目って言われると駄目だよね あれは駄目だよ、触っちゃうよ
[口内炎とかさ、と例を挙げつつ、絆創膏を手渡す。 座っていたソファに戻ろうかと踵を返しかけるが、頼まれごとに足を止める。]
……じゃぁ、失敗ヤだから、押さえる
[そう言って、背もたれ越しに手を伸ばし、そっとその髪を掻き上げてやる。 傷を確かめるように触れていたその指と、自分の指と、自然距離は狭まって。]
やっぱ手ぇでかいねぇ、ごっついし いーなぁスポーツマン、かっこいー
[髪は右の手でおさえたまま、自らの左手を広げる。 自らの手の裏と表、確認するように返していれば、ひらひらとした動きになるだろう。]
(7) 2014/03/23(Sun) 01時半頃
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[まだおさわり禁止のメモには気付いてはいない。 けれど気付いたら確実に触りに行く。これは予告である。
自分とは違う質の髪を、掻き上げて。 時折、弄れるように指先にそれを絡ませる。 同性の髪に触れるという体験というのは冷静に考えればなかなかレアな体験だ、それが嬉しいかどうかはさて置いて。]
体の違いもあるだろうけどね
……キャッチャーって、やっぱ手の大きさ関係あるの? あの、受け止めるやつ、なんだっけ、……ミ ……マ?
とにかく、あの手袋みたいなので補えれば大丈夫、とかじゃないの?
[という、ド素人ならではの質問をぶつける。 絆創膏を貼り終えた指が離れれば、自分も髪から手を離す。 白い肌、手の怪我など無縁だった細い指。 けれど、女子の手とも違う、独特の手だ。]
(12) 2014/03/23(Sun) 02時頃
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白魚のような手と呼んでくれていいんだよ? 世に蔓延る、ありとあらゆる力仕事から逃れ続けてきたからね
[それは何の自慢にもなっていない。 重なるように伸びてきた手に指を伸ばした。
そっと指を曲げ、絡ませて、――――]
―――……先に10カウントっ!
いーち!にー!さーんッ!
[指相撲。]
(13) 2014/03/23(Sun) 02時頃
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……み、 ……ま、 ……そう、ミット、それそれ 頼児詳しいねぇ
[詳しいどころの話ではないことはわかっている。 スポーツに疎い自分にだって、頼児の噂は届いているのだから。
ミットの効果と、その他の注意点を、理解しているのかしていないのか、曖昧な笑顔で聞き流していた。 もちろん学校の授業で、グローブを嵌めたことはあるのだが。 そして行ったキャッチボールで、相手のもとに届かず、そしてボールを受け止められず。 結果的にキャッチボールだけで死んでいた。
頼児の心配など知ることなく、遠慮なく親指を締め上げる。 遠慮無く、のつもりなのだけれど、カウントが5に足るか足らぬかのところで振り解かれる。]
あっ、ちょ、 ……てっ、手加減!手加減して!
[けらけらと笑いながら、ハナから振りほどく気が無いことは頼児にも伝わるだろう。 真っ向から勝負を仕掛けて、勝てる相手だとは思っていないのだ。 「先に5カウント」にしておけばよかった。仕掛けたのは自分だけれど。]
(21) 2014/03/23(Sun) 02時半頃
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いや、そんだけかなぁ、って、
……俺だけど、俺だけど! たまには俺に勝利を!勝利を味わわせて!
[そんな願いも聞き届けられず、カウントは10に届く。 離れた指をひらひらと振りながら、背もたれを乗り越えてその横に腰を下ろした。]
はー、 ……ウィナー、ヤスモトー
[笑いの気配はまだ抜けず、肩を揺らしながら自然な動作で「おさわり禁止」のメモに手を伸ばた。 軽い中身に遠慮無く、タオルハンカチを解く。 現れた銀縁眼鏡をかけて、似合う?など問いつつ。]
……次は負けない
[多分負ける、とは、言わないで欲しい。 次があるのか、とも。
変に力を篭めたせいか、きしきしと鳴る関節を解すように、手を握り、開き、握り、繰り返す。]
(24) 2014/03/23(Sun) 03時頃
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やー?多少違和感あるけど、平気だよ 俺もたまに眼鏡っこだからねぇ
[ほらほら、と、透明なケースの中、赤縁の眼鏡を揺らして頼児に見せる。 日常生活に支障はないのだけれど、やはり星が見辛いのだ。 裸眼の時では見られなかった光が見えた時の、あの感動といったらない。
あまりかけていてもアレなので、似合うという評価を得られれば元のようにタオルハンカチで包む。 何故か、得意げな顔である。]
ん?んーん、握力とか普段碌に使わないからさ きしきしするの、たまにならない?俺が運動不足なだけかな?
[平気平気と繰り返し、ひらひらと手を降ってみせる。 そうして、弾みをつけて立ち上がれば、またひとつ、大きく伸びて。]
……運動したらおなかすいた!甘いもの食べたい!
[運動とはつまり、指相撲の事である。 夕食まで我慢するつもりではいたけれど、思いを馳せるのは自販機の中のバランス栄養食(チョコレート味)のこと。]
(28) 2014/03/23(Sun) 03時半頃
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ん、やっぱ裸眼で見えるのが一番だからさ ……けど、裸眼で見える星には限界があるからねー
[結局、眼鏡の購入に踏み切ったのも星の為、だ。 そのあたりのスタンスは、全くブレていない。 ブレていなくて、変化しなくて。 そこが一番安心するからと、そこから動こうとはしない。]
じゃぁ、多分それと同じだよ テーピングは多分いらないけどさ、使いすぎだ、普段使ってないからね
[解明できた、と、得意気に笑む。 頼児が立ち上がれば、見下ろしていた顔を僅か見上げる形になるだろう。 甘いものの話になると、顔はわかりやすく、輝いて。]
(33) 2014/03/23(Sun) 03時半頃
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環か、よし、探さないとだな、どこいるかな ……情報感謝しまっす!
……んじゃ、またね、
[わざとらしい敬礼の後、ひらりと手を振れば談話室を後にする。 探さないとと口にはするけれど、足取りはいつも通りのゆったりとした歩みだ。 全力疾走する体力は、無い。**]
(34) 2014/03/23(Sun) 03時半頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2014/03/23(Sun) 03時半頃
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たまに見てみなよ、感動するから なんなら一緒に行く?消灯直前とかにさ、外出るの 星教えるよ?
……けど、やっぱ一番は田舎とか行くの、かなぁ 夜、空見るとさ、すっごいの、ほんとうに もしかしたら砂よりも細かいんじゃ、って思えるくらいに小さい星が、いっぱいいっぱい光っててね、凄いんだ
でも、それがちょっと怖いんだよね、自分を取り巻く世界はこんななのか!って
[好きなことになると、言葉は止まらなくなる。 それは悪癖なのだけれど、仕方がないと思う。 一息にそう語り終えれば、整理体操を終えた手のひらをカーディガンのポケットに突っ込んだ。]
ん!貰えるだけ貰ってこようとおもう、
[そのまま真っすぐに探しに向かえ、手土産を持参する気が無いことを悟られるか。 持参する気がないというか、その発想が無いというか。
とにかく、手ぶらである。*]
(65) 2014/03/23(Sun) 13時半頃
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[この寮で人探しをする際の、自分ルールがひとつある。 1に談話室、2に食堂、34は時間帯によって変わるけれど5に当人の部屋、だ。
1の談話室は既に潰れているので、自動的に向かう場所は2へとスライドする。 腹を減らしているのに食堂に行くのはどうなのだ、とは今更で、意気揚々と足は食堂へ。
途中、小熊とすれ違うだろうか。>>64]
やっ 食堂って環いた?
[そう問う最中、携帯がメールの受信を告げる。 話しかけておきながら、遠慮なくスマートフォンを取り出せば、返信文をすいすいと作成し始める。
あまり、失礼とかそういうことは考えていなかった。]
(66) 2014/03/23(Sun) 13時半頃
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−−−−−−-
To:朔太郎 Sub:お誘われたよんヽ(=´▽`=)ノ
さ く ら も ち !
(∩´∀`)∩
−−−−−−-
(*12) 2014/03/23(Sun) 13時半頃
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−−−−−−-
To:朔太郎 Sub:お誘われたよんヽ(=´▽`=)ノ
がたべたい
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(*13) 2014/03/23(Sun) 13時半頃
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[分ける必要があったのかと問われそうな2通を、送信。 満足気な表情で、スマートフォンをポケットに戻す。
環に、今どこにいるかとメールする発想はなかった。]
(67) 2014/03/23(Sun) 13時半頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2014/03/23(Sun) 14時頃
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星の王子様? サン=テグジュペリのだよね、なにそれ、急に
[そういえば一年の時、上級生からそんな風に呼ばれていた時期があったよなぁなどと、遠き日に思いを馳せた。 メールの送信が滞り無く行われたことを、ポケットの中でスマートフォンは告げる。 画面を見ていないので、その表示を目にすることはないのだけれど。]
んぇ、いないの? 俺さっきまで談話室いたからなー、部屋かなー
環って部屋どこだっけ? 俺自分の階にいた人しか覚えてない
[そして今、二階の部屋にいる人間は本当に、少ない。 メールすべきかな、と思案しつつ、随分と高い位置にある小熊の顔を見上げて。]
……成斗ってそんなでかかったっけ ここ二、三日で急に伸びたりした?
[多分、してない。]
(70) 2014/03/23(Sun) 14時頃
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似てたら俺は最後毒蛇に噛まれて死んじゃうよー 成斗は俺に死んでもらいたいのかい、ひどいなぁ
[正確には、あれは「死んでいない」のだろうけれど、自分の感性からすれば「死んでるじゃん」になるわけで。 その情緒を味わう感性はない。 言いたいことは、十分にわかるのだけれども。]
作中の小惑星B612は架空の小惑星なんだけど あの星が由来になった星、……小惑星は、一応あるんだよ 名前付けられたのも結構最近、B612、ベシドゥーズ
[下、という声に小さく頷く。 下、そう、下なのだ。部屋も、身長も。
頭に乗る手のひらの重みに、わざとらしくかくりと膝を折る。]
あーあ、さっきまで俺170あったのになー 成斗のせいで今縮んだー縮んだーあーあー身長とられたー
[唇をとがらせるけれど、目元は楽しげに細められる。]
(79) 2014/03/23(Sun) 14時半頃
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ん、由来はお話の方が先 ……星座にしろ、星の由来にしろ、スタートはいろいろだけど 色々話が詰まってるから、星っていいよね
今の時期だとふたご座が綺麗かな、カストルとポルックス [ギリシャ神話って変なとこ生々しいんだよね、と付け加えつつ。
まさかこの程度の冗談に、生の慌てのようなリアクションが見られるとは思えなかった。意外な収穫だった。 促されるままに曲げていた膝を伸ばす。]
背、高いと目立つからねぇ 俺は平均でいいよ、目立ってもやだし
[軽く背伸びして、その赤い頭に掌を置く。 同じ人間だというのに、こんなにも差が出るものなのかと改めて、思う。]
……んー?
[まじまじと見つめる視線にそっと笑み、緩やかに首を傾げる。]
(97) 2014/03/23(Sun) 15時半頃
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どのあたりって言われてもな、シリウスを南に置いて、えーと、今が3月末だから、……
……駄目だよ天井じゃわかんない!駄目! 上のほう!上のほう!
[解説としてはこの上なく優しくない解説だった。 やはり星空の説明は、あれこれ述べるよりも直接見るに限るのだ。 百聞は一見に如かずとはよく言ったものである。 手を載せた頭が、下へと傾ぐ。 なんだいなんだいと呟きながら、わしゃりわしゃりとその髪を遠慮無く乱してやり。]
こればっかりは生まれ持ったものだからね 「その見た目でそんなバカなんだ」とは、よく言われるけど、……んぃぃぃぃ
[末尾は引っ張られる頬に釣られるようにして漏れた声。 きっとその頬はよく伸びただろう、逃れるように後ろに数歩、下がり。]
……やめて、伸びちゃう、戻らなくなっちゃう 俺の唯一の取り柄が伸びちゃう、やめて、これ以上奪わないで……! [懇願の声に、過剰なほどにに悲壮感を載せる。]
(108) 2014/03/23(Sun) 16時頃
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[そうして、成斗の手が離れれば、視線は階段の方へと向くだろう。 再び胃のあたりをぽんぽんと擦りつつ、4階の角部屋、と呟いて。]
……さて、食堂にいないなら4階行くしか無いかな 階段登るの面倒だなーやだなー
空から環降ってこないかなー
[そんな、物騒な事を呟きながら、頼児に向けたように敬礼の姿勢を取る。]
……んじゃ、俺は環に食料をタカってこようと思うので!
情報提供感謝しまっす!
[それとも一緒に来るかい?と、敬礼の姿勢のまま首を傾げたか。]
(109) 2014/03/23(Sun) 16時頃
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えー?俺の星は別のがいいなー アルビレオが好きだから、それにしようよ、夏の星座だけどね
……あっ、全部俺の星でもいいよ!そっちのが嬉しい!
[などと、とんでもないよくばり発想を披露。
イケメンと言われ、んー、と複雑そうな表情を眉にのせるけれど、直ぐにそれは笑みに戻る。]
ん、星バカだからさ 星が絡むと強いけど、それ以外はもう、駄目すぎるくらい駄目だから
……んふふ、好きかい?好きって言っちゃうかい?
[ありがと、と自称不敵な笑みを浮かべてみせる。 そのうちに、その笑みはいつも通りの笑みに戻るが。 好きだと言われるのは、やはりいつ、誰からであっても嬉しいものである。]
(115) 2014/03/23(Sun) 16時半頃
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[成斗の部屋は3階らしい、とするならば、3階までの道は会話しながらになるだろう。 3階と4階とを繋ぐ階段の前、一度立ち止まればまた、敬礼して。]
どうせ落ちるなら星のきれいな夜に落ちたいなー ……じゃ、俺4階だから、またねー
[そう言って、カーディガンを翻しながら4階へと昇っていくだろう。 角部屋までは、少し距離がある。*]
(116) 2014/03/23(Sun) 16時半頃
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[角部屋に近付く途中の道。 何やら人が妙に固まっているらしい事に気付けば、首を傾げる。]
へいへいへいなんだいなんだいその人だかりー なんか人気のアトラクションでもあるのー?30分待ちー?
[声を張りながら、そんなことを尋ねたのはどの瞬間だったか。]
ねーねー環みた? 部屋かな?
[もちろん、本題を問うことは忘れはしない。 何か、それらしき回答が得られれば、そのまま角部屋まで歩いて行く事になるだろう。*]
(119) 2014/03/23(Sun) 16時半頃
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まーじーでー? 三分待ちなの?でも俺サイン書いてもらえるもの、何もないや 手でもいいかな?
那由多はそのラインナップに、現代に蘇った星の王子様を加える気はない?
[自分で言うのもどうなのだろうとは思いつつ、思いついてしまったものは仕方がない。 緩やかに歩み寄り、そしてそのまま足は止まる。]
ん、おなかすいたからお菓子貰おうかなって 那由多も環に用事?タカり?
[目的の人物が同じならば、目的の事案も同じなのではという短絡的な思考の問いかけ。]
……ここにいるってことは、環、部屋いない?
[丞に手を振りかえしながら、首を傾げた。]
(124) 2014/03/23(Sun) 16時半頃
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俺も自覚はなかったんだけど、成斗に言われて思い出した感じ ただいま、だよー
[あの話の王子さまに比べると、随分能天気になったものだなと思われそうだ。 行動力だって、ずっとない。 あの王子さまだって、星々を巡っていたというのに。 今は、星をただ、待つばかりの日々。]
んー、俺も、環に直接聞いたわけじゃないんだけどね、 頼児情報だから、間違ってたら頼児を恨んでね
……行かないの?俺独り占めしちゃうよ?
[用事があるなら行けばいいのに、と、首を傾げる。 まだ確認していないならば、直接向かう方が良いだろう。
角部屋に向かうべくの第一歩を、ゆるりと出した。]
(130) 2014/03/23(Sun) 17時頃
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そだねー、多分俺には待ってる花もいないだろうから、のんびりやるつもり ここから見る星は綺麗だからね
[反対方向に進んだ背中を一度見て、それからまた、角部屋へと歩んでいく。 急いでいないという言葉に、ふぅん?と首を傾げた。>>132]
……『次』がいつかなんて、わかんないのにな
[それは、ほんの小さな声。 手を振られる前に振り返し、誤情報による撹乱を行った疑惑のある頼児にも軽く手を振る。]
……19本じゃ足りなくない?
[罰則内容にそんな判断をしながら、ゆるりとした足取りは目的地で止まる。 緩く拳を握り、扉を数度叩いて。]
環ー 環ー おなかすいたー ごはんまだー?
[戸の向こうにかける声は、母に夕食を強請る子の声音。*]
(139) 2014/03/23(Sun) 18時半頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2014/03/23(Sun) 18時半頃
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暗っ
[細く開かれた扉の向こう、妙な暗さに率直な感想を述べる。>>163 妙に低い位置にある環の顔を見下ろし、首を傾げて。]
よっす環 アレっていうか、ラインナップをよく知らないんだけど、なんか菓子あるって聞いたらからたかりにきた
んだけど、取り込み中? すげー暗いけど、何?
[何か見られたくないものでもあつかってたのか、と、勘繰りながら、一歩前へ。 戸の隙間から中は覗けぬかと、軽く背伸びした。]
(186) 2014/03/23(Sun) 20時半頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2014/03/23(Sun) 20時半頃
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目ぇ悪くなるよー 一度悪くなった目はそうそう良くならないんだから
……んー?美白なのかはわからんけど、あれだよね 夜行性だとほら、色素抜けてくよね
[あるいは四分の一の異国の血のせいか。 何にせよ日焼けにはあまり縁深く無い肌だ。
スイッチと共に灯る明かり。 おじゃましまーすと戸を越え、招き入れられるままに遠慮なく入っていく。]
どうだろう、俺は頼児から聞いたんだけど 広まっちゃってるかもねぇ、そもそもの分母が少ないし
[残ってるの誰だっけと指折り数えるけれど、また直ぐに人数は減る。 減って、減って、そうして、ゼロになって。
考えないようにしているはずなのに、思考のきっかけというものはどこにでも落ちているものだ。 誤魔化し、切り替えるように環に向けて笑んでみせるが、意図はきっと伝わらないだろう。]
(199) 2014/03/23(Sun) 21時頃
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……Oの部屋は施しの部屋なの? じゃぁ俺の部屋はなんだろう、K、K、……あっマジで?好きなのいいの?
神様仏様環様じゃん、えっとー どれにしよっかなー あーでも那由多がとっといてくれって言ってたなー
[開かれたままのダンボール、覗くカラフルな菓子の袋。 ラインナップは様々だ、ベッドの空いた空間に断り無く腰を下ろし、ダンボールの中をあさっていく。]
……あっ、明日花見らしいから、残しておいたほうが良かったりする? 環、行くよな?
[チョコレート菓子を確保しつつ、視線をパッケージから環の方へと向け、問う。]
(200) 2014/03/23(Sun) 21時頃
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いーなぁスーパー視力 裸眼でいっぱい星見たいんだけどねぇ、
……そういや、視力検査に使われた星があるんだよ 北斗七星のあたりにある星なんだけどさぁ
死兆星って言ったほうが有名かもね
[そんなどうでもいいトリビアを披露しつつ、心配するような視線に気付けば苦笑する。]
大丈夫だよ、日光浴びる代わりに栄養は摂取してるから まぁでも不健康っちゃ不健康だよねぇ
大学行ったら、もっと運動しなくなるだろうしなぁ……
[星を追う生活な以上、自然と生活リズムもそちらに傾いていくだろう。 流石にこれ以上色が白くなるとは思えないが、それでも筋力なんかもずっと落ちていく筈だ。 少し、色々を見なおさねばならないのだろうか。
そういう時期が、来たのだろうか。]
(234) 2014/03/23(Sun) 22時頃
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[スナック菓子の袋が開かれる音に、我に返る。>>216]
流石に全部食べるほどじゃないよ、夕飯あるしねぇ ……あ、ここで食べていい?
[あとそれちょっと頂戴、と、手を伸ばす。
結局選んだのは、チョコレート菓子とグミ、それにポテトチップスの亜種のようなスナック菓子。 箱入りのチョコレート菓子の封を開け、更に個包装の一つを取れば一口で口に含む。 唇に付着したココアパウダーを舐め取りながら、軽く眉を寄せて。]
……桜は、綺麗なんだけどさ
けど、……すぐ散っちゃうから、やだなぁ
[変化は、嫌だ。 変化に対応するには、ものすごくエネルギーを消費するから。
エネルギー配分が上手く出来るほど、自分という人間は上手くできていない。 その結果、変化せず、諦めるという選択肢を取りがちになってしまって。]
(235) 2014/03/23(Sun) 22時頃
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