21 ─明日も、薔薇の木の下で。
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[>>1:526月光の第2楽章はAllegrettoで ふわっとしたスケルツォ どこか月に浮かれたような心地で]
(…ああ、さっきフィリップ先輩に聴かせた時みたい)
[薔薇の香りは、もしかしたら そういう気分にさせるものなのだろうか? ふと、そんなことが閃いた
ならば、自分が今彼のことを考えてしまうのも もしかしたら、そのせいなのか?
分からない、否、分からなくて当然だ 分かるほど彼を知ってる訳でもないのだから]
(5) 2013/08/07(Wed) 00時半頃
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[第3楽章 Presto agitatoは それまでと打って変わって激しい曲
昔からの言い伝えを思い出す 月の光に当てられ、醸した狂気が発露する そんなイメージ
この楽章は月とは無縁のはずなのに 何かにかき乱されたような そんな気持ちに似つかわしい
まるで、寮内に漂う薔薇の香りのよう]
(13) 2013/08/07(Wed) 01時半頃
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[最後の余韻を堪能して、ふぅっとため息を吐く
技巧はあるが華はなく、情熱はあれど愛がない 自分のピアノはそういうもの どんなに焦がれていたとしても 音楽から愛されないのも仕方のないこと
それを見抜ける人物ならば 自分の音など風の囁きよりも無意味だと 思われる自覚はあった]
(…寂しい音だ)
[別の言葉に置き換えるなら「空な音」 つまり、そういうこと]
(18) 2013/08/07(Wed) 02時頃
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…フィリップ先輩?
[次の曲をどうしようかと顔を上げると ドアの前に赤い鳥を連れた人影]
(…薔薇の香りはやっぱり先輩から)
[そう確信するが、姿を見られた安堵が大きく ふわっと彼にほほ笑んだ]
(22) 2013/08/07(Wed) 02時頃
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えっ、こんな時間?
[今日は朝から目まぐるしい1日で いったい今が何時なのかも気にするどころではなく]
…やっぱり、リュシュカは 先輩と一緒にいた方が嬉しそうですね
[と、首を傾げる鳥を見て笑う]
(23) 2013/08/07(Wed) 02時頃
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…そういえば、時計見当たらないですね
[見回すフィリップの言葉で初めて気づく 時が止まって欲しい そんな願いを誰かが聞き入れてくれたのだろうか?]
先輩、先ほどは休ませてくださって ありがとうございます
…お陰様で、無理さえしなければ ピアノくらい大丈夫です
[伝えるそびれていた礼を告げ]
…けど、やっぱりサミュエル先輩には 全然叶わないです
[と、苦笑した]
(28) 2013/08/07(Wed) 02時半頃
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…本をわざわざ、ありがとうございます
[差し入れた本に手を伸ばそうとして 一瞬、動きを止める
それを受け取ったら もう、会う口実がなくなってしまう それに気づいてしまい
思わず手を引っ込め 首を傾げて彼に問うてみる]
…その本、どうでした?
[すでに自分は幾度となく読み眺めていて その内容すらも覚えているのだが 感想はといわれると、冷静に見られない]
(30) 2013/08/07(Wed) 02時半頃
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…先輩、薔薇お嫌いですか?
[印象的、という言葉が気にかかる 否定でも肯定でもない言い回しから もしかしたら、気を使われているのだろうかと]
大切というか…その…
[肌身離さずとまではいかないが ずっと何年も手元に置いていた理由は 実に他愛ないもので、少し口ごもる]
(33) 2013/08/07(Wed) 03時頃
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理由をいっても…笑わないですか?
[少し弱った顔をして、首を傾げる]
長い話と、短い話…どちらで知りたいです?
[どこか探るように、フィリップを見上げて]
(35) 2013/08/07(Wed) 03時頃
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[フィリップの笑顔にほほ笑みを返す
サミュエルと図らずも抱き合う状態を見られた時 どうして、彼の言葉から棘を感じたのだろう その理由が分からない
けど、自分はとても哀しかった]
…長い話の方ですね 先輩は…俺のピアノを聴いてどう思いました?
[自分のことを知りたいと彼はいう その理由が分からない
けど、長く話せるということは その分長く一緒にいられることで――嬉しい]
(38) 2013/08/07(Wed) 03時半頃
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俺…自分のピアノ嫌いです だって、かまって欲しいこどもの悲鳴ですから
誰かに笑顔になってもらいたいとか 悲しみが和らぐようにとか
…全然、そんなこと思って弾いてないです
[自分による自分のための自分のピアノ サミュエルとの決定的な違いはそこだろう 分かってしまえば、何てことない しかも、自分はそれを変えたいとは思っていない]
(42) 2013/08/07(Wed) 03時半頃
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先輩…俺らしいって、どういう意味ですか?
[フィリップをじっと見つめる
彼の目に自分はどのように映っているのだろう その先に、絶望があったとしても 訊かずにはいられなかった]
(43) 2013/08/07(Wed) 03時半頃
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ガーディは、話が長くなりそうなので、フィリップに椅子を勧めた
2013/08/07(Wed) 04時頃
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…先輩は、珍しいひとですね
[自分のピアノを好きという彼が分からなかった]
うちの両親ですら… 一度もそんなことはいってくれなかった
多分、これからも…ないです
[故にその言葉を鵜呑みに出来るほど 自分で自分を甘やかすことなど出来ない]
(46) 2013/08/07(Wed) 04時頃
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[フィリップの見ている自分の姿を聞き 彼から視線を外した
自分の見ている自分の姿と かなりかけ離れていることに戸惑う]
多分、それ…ほとんど違います 俺は…そこまで可愛いらしくもないですし
そこまで、真っ直ぐじゃないです
[彼の見てる自分は そこまで愛されるようなものなのか なら、何故彼らは自分を捨てたのだろう?]
(49) 2013/08/07(Wed) 04時頃
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その本は…両親が最後にくれたプレゼントです その本を好きでいれば …彼らは俺を好きでいてくれる
[そう信じていた頃の思い出の本]
その本を好きなこどもなら …喧嘩も辞めてくれて、俺を見てくれる 俺を愛してくれるって…こどもの浅はかさで思ってました
[それは叶うことのなかった願い]
(51) 2013/08/07(Wed) 04時半頃
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俺、本気で信じてました
…サミュエル先輩よりも上手くなれば 両親は俺を見てくれるって
けど、サミュエル先輩には追いつけなかった だって…俺のずっとずっと前にいつもいて やっぱり、俺は見てもらう価値も意味もないって
[そんな自分を好きになどなれる訳がない どうやって、好きになれというのか]
(53) 2013/08/07(Wed) 04時半頃
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どうして…両親は俺を見なかったんでしょう? 何故、俺を捨てたんでしょう?
俺…ずっと信じていたかったです 本当は好かれているんだって 俺がどんなこどもでも好いてくれるって
けど…ダメでした …この夏に離婚しました しかも、別々に家族を持ってる状態で
[長い長いため息をついた]
(54) 2013/08/07(Wed) 04時半頃
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だから、俺…自分は嫌いです
俺がずっと好きでいたかった 好きになって欲しかった
…そういう、ことすら出来ない自分が
[今、自分はどんな顔をしているだろう? 多分、フィリップが思い描いていたものとは 全くかけ離れた 嫌らしい浅はかさが*滲み出ていることだろう*]
(56) 2013/08/07(Wed) 05時頃
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[最後まで話を聞き終えたフィリップは 椅子から立ち上がる 音楽室から立ち去るのだろう と、思って身構える 身構えてはいたが――やっぱり哀しい]
(84) 2013/08/07(Wed) 15時頃
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…っ、フィリップ先輩?
[しかし、突然抱きしめられて驚く
シーシャの時は嫌だった サミュエルの時は寂しかった
そして、今フィリップから同じことをされ 同じことのはずなのに、嬉しかった
嬉しいといってしまった途端 失ってしまうのではないかと怯えるほど 嬉しかった]
(85) 2013/08/07(Wed) 15時頃
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(…俺は…フィリップ先輩が好きなんだ)
[それに気いて、哀しくなり怖くなった 今の喜びが大きいだけに 彼を失ってしまうことが
吐息まじりに囁かれる言葉は さらに追い打ちをかける
嬉しかった 死んでもいいほどに けど、死にたくはなかった 彼を失いたくないから
薔薇はより香りを増していく その香りに酔いながら これはそのせいなのかと疑わずにはいられない]
(86) 2013/08/07(Wed) 15時半頃
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フィリップ先輩は…物好きで悪趣味です 俺なんかにそんなこといって…
[腕の中でほほ笑みながら そう返す
彼は優しい その気になれば 拒む者などいないのではないか そう思えるほどに
そう思えることこそ 彼以外は全く見えておらず 彼が好きであるからなのだが
すでにそれすらも分からないほどに]
(89) 2013/08/07(Wed) 16時頃
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俺はとってもわがままで…身勝手なんです
俺以外を見たり 俺以外を好きになったり 俺以外とこうしているとか…絶対に嫌です
そんなのでも、いいんですか?
[自分のそばにいるということ それは自分のそばにい続けること それ以外は嫌だということ
自分の業の深さに彼は*何と返すだろう*?]
(92) 2013/08/07(Wed) 16時頃
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[クスリと笑って頭を撫でるフィリップは あっさりと誓いの言葉を告げる]
先輩、どうして? …どうして…そんなこといえるの?
[唇が触れそうなまで近さで 見つめ合う形になり 怖くなって視線をそらした]
俺は…誓うなんていえない…
[胸が苦しいのは薔薇の香りのせいか?]
(99) 2013/08/07(Wed) 20時半頃
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だって、先輩がいないと俺は…死ぬから 先輩のいない世界なんて…意味も価値もない
[自分を好きでいてくれる彼が 自分の全て]
だから、絶対にひとりにしないで …俺を置いてひとりでいかないで!
[堪えきれずに叫ぶ もう限界だった 堰を切ったように涙が流れていく]
先輩…ごめんなさい… 俺、先輩が嫌そうだったから 絶対に泣かないって我慢してたけど
…今だけ、泣かせて
[フィリップにしがみついて泣いた**]
(100) 2013/08/07(Wed) 21時頃
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[フィリップの問いに嗚咽混じりに]
…ご、ごめんなさい 泣いたらせ、先輩が困るって… いつも…先輩の前では…笑ってなきゃ…って
うう…ん 笑っていたいって…思って…るのに…
[ちがう? の返事には首を横に振って
泣き疲れて眠るまで そのままずっと泣いていただろう*]
(114) 2013/08/07(Wed) 23時頃
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― 自室 ―
[目が覚めたのは自分のベッドの上 馴染んだシーツと布団に包まれるのに気づき ぼんやりとしながらも目を開ける]
…フィリップ先輩?
[確か、自分は音楽室にいて ピアノを弾いていて それから、彼に色々話をして――確か]
(146) 2013/08/08(Thu) 09時頃
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[慌てて身体を起こして見渡すと 少し離れたところ 椅子にかけたまま眠るフィリップが]
(…よかった…夢じゃなかったんだ)
[その姿を見てホッと胸をなで下ろす ならば、彼は約束通り あれからずっと自分のそばにいてくれたのだろう
隣のニーセンのベッドは昨日のまま 簡単にベッドメーキングされ 使われた形跡は一切なかった
多分、帰ってきてはいない]
(147) 2013/08/08(Thu) 09時頃
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[昨日、あれから泣き疲れて寝たのだろう フィリップは最寄りにある自身の部屋ではなく わざわざここまで運んで来たようだ
その理由は分からないが 小柄とはいえ、大変な作業だったに違いない 眠る彼の顔に色濃く出てる疲労に 起こすことが躊躇われた
静かに布団から出て 昨日のままの服をゆっくり着替え始める]
(148) 2013/08/08(Thu) 09時頃
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[机の上には、あの絵本が置いてあり 昨夜のことは夢ではない その確証を得られた気がして安堵する]
(…毎日、泣き寝入り…まるでこどもみたい)
[それに気づいて吹き出しそうになり 慌てて声を押し殺す しかし、嫌な気分ではなかった]
(149) 2013/08/08(Thu) 09時半頃
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