62 Bye Bye CUCKOO'S NEST
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― ワゴン車 ―
着替えろ。 そのままじゃ目立つ。
[戻った車内へ、適当な衣類の入った紙袋を投げ入れて。すっかり可愛くなってしまっているエルゴットの様子にひとつ頷き、デメテルへ林檎ジュースのパックを渡す。明らかにお望み通りの100%では無いが、贅沢は言うな。
何処へ行っていたのか…イアンが車へ戻ってくる姿を見つけ、彼に出費の額を報告した。買ったものの内容も。…この車中で現実的な話が出来るのは彼だけだろうと判断しての報告。まさかイアンが、別の誰かに何かを報告しているとは露とも知らず。]
(0) 2014/03/23(Sun) 01時頃
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ケヴィンは、もちろんロビンにも服を投げて渡した。
2014/03/23(Sun) 01時半頃
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……レティに会うのに、 入院着じゃ恰好つかんだろ。
[不思議そうなロビンには、目立ちすぎる事を懸念して…という理由に加えて、着替える意味を説明してやる。少し運転を休むつもりな俺は、後部座席に乗り込みつつ。
オスカーに持たせていた袋からパンをひとつ取り出し、話しながら齧った。安いパンは、それでも塀の内で食べていたものより幾分か美味かった。]
(2) 2014/03/23(Sun) 01時半頃
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そういうものだ。
[ロビンが着替える様子に安堵しつつ、パンを飲み込む。今まさに“普通の人”の真似事を強いているわけだが、ロビンの思考もこれまでの経緯も知らぬまま、一言だけ返して頷いておいた。]
―…食え。
[しかしロビンの腹が鳴くのを聞けば、かける言葉は続く。齧っていたパンを割って半分渡し、食べるようにと促す。両耳を覆う手に阻まれその言葉も届かないかもしれないが。]
(4) 2014/03/23(Sun) 02時頃
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[食わないなら無理に勧めるつもりは無い。 一度は差し出したパンも、口へ放り込み飲み込んでしまう。
座席の隙間に収まるロビンの不可解な様子を眺め、着ていた薄いパーカーを脱ぎ彼に被せておいた。ついでに背中だか頭だかをポスポスと軽く叩くようにして撫でてやりもする。]
少し寝る。 だから出てこい。
[よくは解らないが、逃げるように視界の隅で小さくなったように見えたから。俺の視界を閉ざしてしまえば安心するだろうかと、安直に考え目を瞑る。すると眠りはすぐに訪れて。座席に凭れ、腕を組み短い仮眠に意識を沈めた。**]
(6) 2014/03/23(Sun) 02時頃
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― 走り出す車の中で ―
[眠りに落ちる間際に耳に届いたロビンの声(>>7)に、頷くでも傾ぐでもなく曖昧に首を揺すったのが最後の記憶で。今、突然走り出した車に慌てて目を覚ましたところまで、ふたたび意識が動き始める。]
―…何だ。
[金についての話をした時のイアンの不安定さ(>>10)は、病院に居る時とそう変わらぬものとして、異変としては捉えなかった。そして今もまた、後方の騒ぎに気を取られて、運転席の彼の様子には気が回らない。
振り返り、バックガラスの向こうで小さくなっていく光景を見る。サイモン…―院内で何度か見た姿が、誰かに押さえつけられている?誰に…、と考えかけたところで眼差しは前へ向け。]
急ごう。
[運転を担うイアンに、暗い声をかけた。]
(13) 2014/03/23(Sun) 21時半頃
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……赦される事なんか、 ひとつだって無い。無かった。
[転がったロビンの首根を掴んで座席に押さえ付け、後方の様子からは目を逸らさずに。車に揺られるまま息を呑む。
止まれとも戻れとも思わない俺は、意図的に、おそらく共に塀の内から逃げ出てきたサイモンは見捨てて行こうとしている。罪悪感は無い。
…その意識こそが赦されざる地獄への切符に思えてならなかったから、ロビンの声に応えるでもないが、独り言を零すように、ポツリと。]
(16) 2014/03/23(Sun) 21時半頃
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赦される必要は、無い。
[結局のところ、罪を背負ったまま生きるしかないのだという諦めに辿り着く。悲壮感を微塵も含まない呟きは、それでも酷く乾いていた。イアンの言う「今更」(>>18)という言葉に頷いたのも、そういった心境から。やはり心の内も酷く乾いていた。]
……一本道を来た。 撒くには少し逸れた方が良いか。
[サイモンを押さえ付けていた人物の目的は、脱走者の捕獲以外には想像が出来ず。真顔で思案する。複雑な路を選ぶ工夫をしても、その策さえ漏れるのだとは思ってはいない。まさか当の“裏切り者”に舵を任せているとも思わず。]
(19) 2014/03/23(Sun) 22時頃
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余計な事は知るな。 捨てられたく無いなら。
[車の速度が安定し、後方で繰り広げられていた捕獲劇が遠くへ消えてしまってから。改めて座り直し、座席へ押し付けていたロビンを放して腕を組む。デメテルの問いかけ(>>20)への返答を拒否したのは、その直後。
イアンの歌(>>21)に緊張が解けたからか、隣の席で縮こまっているロビンに気付ける程度に意識が緩和した。]
死ねとは頼まれて無いからな。 生きる。
[“殺せ”とは頼まれたが…とは口には出さず。 小さくなっているロビンの頭をまたポスポスと軽く叩いてやる。短い睡眠の前にしたのと同じように。]
(24) 2014/03/23(Sun) 22時半頃
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髪の次は着替えだ。 後で服を替えろ。
[助手席で震えているエルゴットにも目を向けると、エルゴット改造計画の第二段階についてを提示しておく。リボンの揺れる結われた髪を、本当は斬り落としてしまいたかったが…その欲求は堪えておく。
着替えさせる前に、オスカーの手元の袋から取り出したパンを、エルゴットへ渡した。水も一緒に。]
(25) 2014/03/23(Sun) 22時半頃
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……ケヴィンだ。
[固有名詞が無いと不便だとは感じていたから、ロビンに追従する形で、デメテル含め車中の皆へ向けて簡単な自己紹介を。ファーストネームのみの名乗りを自己紹介と呼んで良いのかは解らないが。] 生きてちゃいけなくなったら、 死ねと言ってやる。
それまで生きろ。レティに会え。
[なんせレティの居るだろう場所へ連れて行くと約束してしまったから。俺は俺の責任感のために、ロビンに生を要求する。酷い話だ。]
(30) 2014/03/23(Sun) 22時半頃
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ケヴィンは、じゃあどういう意味だ…とデメテルを小突いた。
2014/03/23(Sun) 23時頃
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無人のガソリンスタンドを見たら止めてくれ。 歌は続けろ。 悪くない。
[微かに聞こえる歌声と、燃料補充の提案にまとめて頷き。疲れた様子が見えたらまた運転を替わろうと、ミラー越しにイアンの顔を見遣った。ついでにエルゴットがぷるぷるとしているらしい様子も確かめておく。]
(32) 2014/03/23(Sun) 23時頃
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乳臭いガキをレディと呼ぶのは初耳だ。
[とっても失礼な自覚はあまりない。 「犯罪者か何か」…の部分に微かに眉を跳ねさせ、デメテルの顔を軽く睨める。察しても黙っておけとでも釘を刺すべく。そう匂わせておけばもう少し静かになるかもしれんと思ったのもある。]
……金は無い。あまりな。 欲しいなら、絵でも売って稼げ。
[オスカーの声が微妙に変調したように感じたが、彼へ一度視線向けるだけであとは常と変わりなく言葉を返した。]
(36) 2014/03/23(Sun) 23時頃
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言う。 言わないうちは、 俺はオマエを赦している。
[ロビンに再度改めて声をかけるも、止まった歌に不服そうに首を傾ぐ。ミラー越しにイアンの顔を眺めながら。押し黙ったまま強い目つきで前を睨めて運転に集中している様子から、彼の胸の内を読み取る事は出来なかったが。]
知らん。 俺の知っているレディは、大声を出さない。 オマエみたいに。
[キィキィと鳴く少女に向ける目は、呆れた風な視線に変わり。先の剣呑を煽る強さは消え失せた。やはり少し様子が違うオスカーを見る目もそのままの色を保つ。]
絵を買うやつの好みは解らない。 盗むのは、最後だ。警察が来る。
(45) 2014/03/23(Sun) 23時半頃
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オマエが生きる事を、な。
[実際に彼が犯した罪は知らない。 だから至極曖昧な一点についての説明になる。
止まった車の中、他に運転が出来る者が居ないなら、再び運転席に着こかと車を降りた。道路沿いの無人ガソリンスタンドは、文字通り無人で、人の目を気にすることなく伸びをする。
見上げた空は塀の内で見るより高く。 故郷で見た空に近いものだと感じて。
着替えても同じように胸元にしまってあるハーモニカを衣服越しに撫で、声は漏らさず密かに微笑んだ。]
(48) 2014/03/24(Mon) 00時頃
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……ママに、会いたいか。
[車を降りる少し前に聞こえたデメテルの呟きには、浅い溜息の混じる声を零した。帰してやる…と安易な気休めを言う気にはなれず、そのまま彼女からは離れてしまったが。髪を弄る姿を見る目の上で、すこし申し訳なさげに眉根が寄った。]
あまり遠くへ行くな。
[なにやらふらふらと歩いて行くオスカーやロビンに声をかけ、一先ず俺は給油という作業に勤しむ事にする。金はちゃんと払う。余計な面倒事は、出来れば避けたい一心で。**]
(53) 2014/03/24(Mon) 00時頃
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― ガソリンスタンド ―
[ジリジリ…曇った電球の中でフィラメントが白熱する。車内には戻らずに給油機の傍に立ち、ぼやけた光に誘われ群れ、翅を焼かれる虫を眺めていた。背を向けた車中から燃え聞こえる会話や物音から、様子は想像出来るものの、直視はしない。]
……悪戯にしちゃ…、
[ふと見つけた監視カメラ。 尖った鉛筆の先に破かれ切られた配線を見るに、正常な動作は見込めないだろう。…鉛筆の持ち主と言えば、と辺りを見回しオスカーの姿を探してみる。
その途中で、ロビンとイアンの影も見えたかもしれないが、何せ辺りは暗く、よくは見えなかった。]
(64) 2014/03/24(Mon) 22時頃
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[姿が見える範疇に在るなら、給油が終わればすぐに呼び戻せる。幸い、夜風も穏やかな静かな夜。声が何かに阻まれる事は無いだろう。
だから、ふらふらしているオスカーを見つけても、すぐに声はかけず。監視カメラの息を止めたらしき鉛筆を引き抜き回収するだけにしておいた。その動作を終えても、オスカーがまだ近くをふらついているようなら、]
要らないなら、俺が貰う。
[と。鉛筆を胸元へしまい込みながら。 こちらから話しかけたかもしれないが。]
(71) 2014/03/24(Mon) 22時頃
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…頭の螺子でも外れたか? [ふらつき、頭を押さえるオスカーを眺め、彼へと向けて腕を伸ばそうとしたが。次いだ声に、首を捻る。何が来たのか…―と、彼の視線を追って夜闇を睨めた。給油機の周りが半端に明るい分、闇は余計に濃く見えて。]
何が来る?
[とは言え、他人との遭遇を楽しめるような陽気な旅ではない。給油口からノズルを引き抜き、滴るガソリンの臭いに眉を顰めた。]
(75) 2014/03/24(Mon) 22時半頃
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まったくだ。
[まさに「全部ブッ壊れてる」。彼も、彼らも、おそらくは俺も。口元を緩めて薄ら笑みを浮かべてオスカーに頷くも、続いた言葉にその表情は失せた。
どうしてこの夜に呑まれた視界で、オスカーが追ってを察知出来たのか…といった事を気にする余裕は緊張に覆われて途絶え。]
すぐに出発する。 オマエらも早く来い!
[頼りない足取りのオスカーの身体へ半ば抱えるように腕を回し、ロビンとイアンに声をかけてから車へ戻る。]
(80) 2014/03/24(Mon) 23時頃
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― 車中へ戻って ―
[エルゴットの血と少女の反応を一瞥し。 微かに表情を曇らせたが。
まずは具合の悪そうなオスカーを、座席に座らせてやる事を優先する。押さえていた頭が痛むのだろうかと、オスカーの頭を掌で軽く撫で、水のペットボトルを持たせる。]
……それ以上はブッ壊れるな。
[一度は得た鉛筆もオスカーの手に返してやる。絵はもちろん、文字さえろくに書かない俺には必要が無いものだ。]
(86) 2014/03/24(Mon) 23時頃
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[離れる前にオスカーの頭をもう一度だけ撫でてから、運転席へと戻ろうと一度車外へ。未だ静寂を保ったままの車道を睨むように見据えて。一度、深く呼吸をした。辺りには仄かにガソリン臭さが漂っていて、爽やかな心地にはなれそうも無かったが。]
………オスカーは、何で知ったんだ、
[もしかすると、追手が来ると言うのは誤った情報で…と楽観視しかけたが。首を横に振り、警戒と緊張を取り戻しつつ運転席へと乗り込んだ。]
(92) 2014/03/24(Mon) 23時半頃
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…後ろへ行ってろ。
[助手席に二人揃って置いておくのは危ないだろうと、エルゴットをあやすデメテルの腰だか背中だかを軽く叩いて移動を促す。エルゴットも連れて行けと視線で訴えるが、デメテルにそれが伝わるかは知らん。]
夜が明けたら、薬を買ってやる。 [細く白い少女の首が傷付いているのを見つけると、また少し表情を曇らせながら。彼らがどうするのかは、最終的には二人に任せ。
俺は片手でハンドルを握り座席に深く持たれて。 もう一方の手で胸元を撫でる。 ハーモニカに触れると、緊張が少し緩和した。]
………
[薄く開閉する唇は、声無く何かを呟いた。]
(95) 2014/03/25(Tue) 00時頃
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知らん。 コイツも頭の螺子が無いんだろう。
オマエのを分けてやれ。
[滅茶苦茶な事を言っているとは思うものの、美しい髪と垢抜けた肌の少女は、欠けたものを持っているような気がしたから。俺は無茶苦茶な頼みを最後まで声に乗せた。
大人しく後ろへ向かうエルゴットはまだ震えている。彼の手や顔には涙や血の名残りもあるだろうか。向けた視線を逸らせ、イアンたちが車へ戻ったのを確認すると、キーを回した。
エンジンがかかり、 車体はまた微かに振動する。 出発だ。]
(99) 2014/03/25(Tue) 00時頃
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次は、走れるところまで走る。 追われてるなら、逃げなくちゃな。
[車中に陰気な面構えが揃ったら、アクセルを踏み込んだ。
静かに走り出した車のバックミラーに、予言通り…と言った具合に追跡者の影が忍び寄る様が見えたりはするんだろうか。現実には明瞭な危機が見えずとも、確かにヒタヒタと悪い気配が差し迫っているような心地に、妄想を見そうだ。
だから後方を気にしつつ、走る。]
螺子を巻けば正常に動くような、 機械なら楽だった。
俺も…オマエらも、不運だな。 不運にも、人間だ。 ふ っ…は、ハ
[少女の無知と無垢に思わず小さく笑う。 声を出して笑うのはどのくらいぶりだろう。
―…なあ、 。]
(103) 2014/03/25(Tue) 00時半頃
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……貸してやる。
[何やら後ろでボソボソ呟き続けるロビンに、胸元から壊れたハーモニカを取り出して投げて渡す。歌が好きな子供を探すなら、音を出せば良いかと思って。口を塞いでしまえば、赦しを乞う痛ましく感じる声もなくなるとも思って。
そんな説明はしないまま。]
………自由か。
[次は息を吐く程度の控えめな笑いを零してデメテルに応えて。彼女の持論を肯定も否定もせず、浅く顎を引くばかりで。
あとはもう押し黙って運転に集中する。 次に辿り着く場所は、美しいと良いと願いつつ。**]
(106) 2014/03/25(Tue) 01時頃
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