91 とある生徒会長の憂鬱2
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…を…て…
…に…で…ばれて…た…であった…
そして…につくなり…い…った…
お…とっとと…ろ…です…
…が…なしか…がりしてるです…
さて…し…はそんな…ではなくて…
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[飛びかかろうとするも、ミームが触れる前に、回し蹴り>>3:229が襲い掛かる! およそタルトのような華奢な美少女から繰り出されたとは思えぬような勢いで、その脚は鋭い風切り音を上げながらミームの頭を捕らえようとする]
…ッ!!
[かわす事は不可能! 辛うじて致命打は避けようと、同じ方向へ動こうとする。 が。 速さが、勢いが、足りない!
側頭部に回し蹴りを入れられ、廊下の壁へと身体が吹き飛ばされる。 遅れて、ツインテールに結っていた赤毛が数本ほど、はらりと残滓のように空中を舞い。 壁へと叩き付けられたミームの顔は、苦痛にゆがむ事はなく。 静かに、そして確かに笑っていた。 何故ならば。 策はもう、仕込んだ後だった]
(2) 2014/09/28(Sun) 01時頃
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[シャアァァァァ――… ンッ!!]
[シャアァァァァ――… ンッ!!] [シャアァァァァ――… ンッ!!]
(3) 2014/09/28(Sun) 01時頃
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[戦場へ鳴り響く、3つの音。 二つは、タルトが元々立っていた場所から。 そして最後の一つは、全く違う方向からのもの。
開始直後に投げた筈のシンバルは5つ。 しかし、床に刺さったのは2つ。>>3:209 ならば残り三つは?
そう。 一度あらぬ方へと飛ばし、ブーメランのように湾曲させて、刺さった二つへ。 そして、開始の合図として投げ放ち、バウンドして未だ空中へ浮かんでいた始まりのシンバル>>3:192へ。 シンバルとは、元は一対のもの。 吸い込まれるように己が半身の元へと向かい、己の推力を明け渡すようにそれを跳ねさせ。 2つと1つのシンバルはそれぞれ違う方向から、回し蹴りを終えたばかりのタルトの身体へと注ぎ込まれる――…!]
(4) 2014/09/28(Sun) 01時頃
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ぽふん…と…ちた…し…ちると…に…しに…びつけておいた…が…っ…られ…がり…の…の…に…し…を…け…る…が…され…
…お…れ…でござる…
…から…に…る…に…のくす…が…れて…の…と…かれた…れ…がひらひらとなびいたのでした…
いや…はつらいのです…
…を…くしたのが…かったのです…
…
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[まっすぐ飛び掛ったミーム自身は、囮だった。 しかし、タルトへと襲い掛かる3つのシンバル――それもまた、囮でしかない]
(15) 2014/09/28(Sun) 01時半頃
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[一度ミーム本人を退け、その隙にシンバルが迫るという図式。 普通の人は、そこで思考を止める。 隠し扉を見つければ、更にその先に隠し扉があるとは思わずに帰っていく。 そんなトラップハウスの理論を、ミームは、長年オスカーと共にいて、知っていた。 だからこそ。 二段構えではなく、三段構え]
ハァッ!
[シンバルに気を取られれば、再びミームはタルトから死角となるだろう。 そこを突く為、壁に叩き付けられた痛みを無視して、跳躍しながらカーディガンの内側からマレットを一対取り出して、タルトへと再び襲い掛かる!]
(16) 2014/09/28(Sun) 01時半頃
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に…めたのでは…の…にも…の…にも…るでござるからな…
…の…に…しながら…かんらかんらと…う…が…けられた…には…う…っ…とたじろいで…ち…かなげに…を…わす…
それは…すまんかったでござる…
…げたままひらりと…から…りる…
…が…しなければ…ももう…し…く…えたかもしれない…
ただ…の…が…われるのは…の…でござった…
それも…な…になるのは…に…えていたでござる…
…そう…って…を…く…げて…せる…がっちりと…で…された…
そうなると…どうしても…できなんだでござる…が…に…しても…いたい…と…いたかった…
…し…きのしようもない…
…そして…と…を…げた…
ミームは、タルトの胴へとマレットを振り下ろす!その威力、実に1(0..100)x1!
2014/09/28(Sun) 01時半頃
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[タルトの動きを止める、絶好の、千載一遇のチャンス! しかし!]
く…ッ!!
[腕に力が入らない。 そう。 先程壁へと叩き付けられた時のダメージが、未だ肩へと残っていたのだ。 痛みは無視出来ても、痺れまでは無視出来ない!]
(21) 2014/09/28(Sun) 01時半頃
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楽器より、女の子を大切に扱う事にしたんだ。
[さらっと言って、それでもなお不敵に笑い]
…とか言えたら、かっこいいのかもしれないけどね。
[攻防の合間に軽口を叩き、時間を稼ごうとするが。 タルトなんて名前とは裏腹に、それを許してくれるほど彼女は甘くない。 押し倒されそうになり、せめて身をよじろうと――半吉[[omikuji]]]
(28) 2014/09/28(Sun) 02時頃
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ああ…えばこう…うのです…こいつは…
…
…あっちゃ…です…
もしかして…の…でやっちまったですか…
それだと…からも…もいえねえのです…
…
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[身をよじった瞬間、それまでとは比べ物にならない痛みが肩から全身へと駆け巡る!]
くっ、あ…!
[まるで本物の女子のような高い声を出して。 自分よりも小さな女の子に押し倒されることを許してしまう。
余談ではあるが。 この時、グラウンドの一部の人間からは黄色い歓声と野太い罵声の二つが同時に沸き起こったという]
(30) 2014/09/28(Sun) 02時頃
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まぁ…は…が…とかするさ…です…
…も…れねえ…なのです…
…ちゃんも…と…と…い…なのです…
…あの…である…もがんばって…
…
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それは魅力的なお誘いだね。 …けど、遠慮しておくよ。
[この状態でもなお、余裕ぶりながら言葉を交わす。 何が面白いのかくすくすと笑い声がもれて]
どうやらボクは、好きになって貰うより 好きになる方が性に合ってるらしいからね。
[調子に乗って言い過ぎた、と気付いた時には遅かった。 台詞を放ってしまった唇をそのまま歯で軽く噛む。
好きだと言ってくれた子たちは皆、離れて行った。 けれど、彼もまた彼女たちを引きとめようとはしなかったのだ。 その事実は彼の心に影を落としていた。 そう、その姿を男の娘に変じさせてしまうほどに。 肩口ではなくチクリと胸が痛んだ]
(36) 2014/09/28(Sun) 02時半頃
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でも、勧誘はお断りだ!
[感じた痛みを振り払うかのように、叫び声をあげて。 押し倒されているならば逆に好都合とばかりに、防御を捨てて、再び投げ飛ばそうとタルトの身体を掴みにかかる。 しかし。 体勢的にも、その目論見は厳しいと言わざるをえないだろう]
(37) 2014/09/28(Sun) 03時頃
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