64 さよならのひとつまえ
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―まだ少し前日・寮部屋手前―
あとは、トッシーとアリスちゃん、ヒロろんかな。
[他にはちゃんと返信した、と思いたい。 指差し確認しながら、一つ一つ返していく。 何かあるものを後回しに送ってしまう癖は、どうにかならんものかと自分で溜め息を落とした。]
(9) 2014/03/25(Tue) 01時頃
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……、…。
[入江に送るメールに、何かの違和感があって。 その正体に気付くわけもなく、少しもやついた何かを抱えたまま寮に戻る。 図書室へと一度出ていった小鳥谷とはすれ違ったのだろう。 なんだかひどいベッドメイキングが施されたそれを片付け――と言う名の更に部屋を汚していく行為――ながら ポチポチと最後の返信を送った。]
(21) 2014/03/25(Tue) 01時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/03/25(Tue) 01時半頃
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―早朝―
[寮内へと響く、この建物には珍しい女性の声。 朝も早いその時間、隣に静かに立って放送を聞いていた。 放送が繋がるボタンから指が離れ、彼女が一息ついたことを確認してから唇を開く。]
ライラ姐、退寮ってさあ。 オレが先にとか………、…あ、はい、ダメですよね。
[書類上の問題なのか、二人ずつの呼び出し。 それも自分からの申請は受け付けてもらえないことは、先に巣立っていった先輩たちを見ていれば分かることだった。]
じゃあ、オレの時は放送でなくこっそり教えてくれるっての…ナシ? …………、…ナシだよね。
すんません、失礼しました〜!!
[逃げ出すように部屋から飛び出たら、丁度白辻からメールが届いた。]
(35) 2014/03/25(Tue) 02時頃
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ザックは、っとと、むつりんにもメールメールっと。
2014/03/25(Tue) 02時頃
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…と、そうか。 ヒロろん今日までか…てらっそも。
[昨日、前髪を触ってスプレーを渡した定良。 最後まで髪を切らせてくれなかった、小鳥谷。 また今日も二人、学舎の仲間が離れていく。 自分が真っ先に出ていけたなら、或いは最後の最後まで居られれば。 そんなのは我儘に過ぎないとわかっていても、思ってしまうことはどうしようもない。
昨夜の消灯時間前に、床に転がった小鳥谷を見て驚いたことも。 「よし、今すぐに殺してやる!」 とい言って、触られることが苦手だと分かっていながら頭をなでたことも。
24時間と言うたったそれだけの時が過ぎれば、離れていってしまうのだ。 それは、誰しも例外なく。 綺麗な人にも、例外なく。]
(41) 2014/03/25(Tue) 02時半頃
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[――――捨てられるし、捨てていくのだ。]
(47) 2014/03/25(Tue) 02時半頃
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―中庭―
アッ、リッ、スッ ちゅわあ〜〜〜〜ん!!!!
[早朝だろうが変わらない背後からの口撃。 全面にはいかない、誰かを見る視界や花を愛でる視界を遮りたくはないから。 そしていつものように飛んでくる蹴りを受け止めて、痛みに堪えながらよたよたと横に並ぶ。]
ぐへ…、ホントにブルーシート用意してある。 クーラーボックスもありがとね〜……バケツはあれか、花火用?
うっしゃ〜、買い出し行くべや〜!!
[ぐーっと背伸びをして気合いを入れてから、クーラーボックスのひとつを肩にかけコンビニへと一緒に向かった。]
(48) 2014/03/25(Tue) 02時半頃
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[コンビニだったかスーパーだったか、その辺の細かいことは置いておくとして。 買い物中はあれこれベタベタと白辻に話しかけた。 今朝起きたら靴下が全部裏返っていただの、服の袖やらズボンの裾やらがガッチガチにドッキングされていただの。(>>1:478)
その間に手も休むことなく、リクエストを承ったジュースを籠の中に入れていく。 歌をリクエストしていることもあって、締坂にはのど飴を。 カメラを頼んでいる明智にはシュークリームを。 手に怪我をさせてしまった小熊にはハンドクリームを。 紐井屋には缶珈琲を買った、何が好きなのかまでは把握していなかったから無難なものを選んだつもりだ。 白辻は何を買ったか、互いにクーラーボックスのなかに荷物を詰めて買い出しから寮へと戻る。]
(55) 2014/03/25(Tue) 03時頃
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ザックは、買い物途中でメールの返信をしてみたり。
2014/03/25(Tue) 03時半頃
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なあ、アリスちゃん。 怒んないで聞いてくれる? っつか、答えてくれる?
[そんな風に話し始めたのは帰り道。 切り出したのは、話したいことがあるとメールしてしまった自分からだったか。 それとも白辻からだったか。]
……――アリスちゃん、花、好き?
[小熊との屋上での会話がなければ、きっとこんなこと話さなかっただろう。 けれど一番話したいことは、一番話したくないことは、口には出さぬまま。]
………――――トッシーのこと、好き?
[一歩前でもなく、一歩後ろでもなく、頑なに横に並んで。 表情から笑顔が消えていたことに、自分自身でも気付けなかった**]
(56) 2014/03/25(Tue) 03時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/03/25(Tue) 04時頃
理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/03/25(Tue) 04時頃
理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/03/25(Tue) 11時頃
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[蹴りは今日だって遠慮なかった。 食らった腹部を撫でながら、椅子まで準備してくれた白辻やビニールシートを用意してくれた入江、 食べ物を買いにいってくれた保科たちの方が自分なんかよりも気が利くなあと、ぼんやり思っていた。]
ハツラツ飲料は喜ぶかもね、やっさん水物でお腹たぽたぽになっかも。
ペプシ小豆…、100%……クレープ? なんだその甘そうで凶器になりそうな飲み物たちは…。 あれじゃね、クレープじゃなくてグレープじゃねえの?
[最近は飲み物も色んなものがあるし、なくはないかもしれないが100%クレープ味のジュースは、それはもうクレープ買った方がいいんじゃないかと思った。 リクエストが返った伊右衛門やジャスミンティー、カフェオレ。 一応、グレープとグレープフルーツのジュースも放り込んだ。 他にもメールがあれば希望されたものをかごに追加していただろう。]
(78) 2014/03/25(Tue) 11時半頃
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[そんな荷物が詰まっているからだろう、クーラーボックスが重たく感じられたのは。 実際、二つあるうちの重い方を先に自分で担いで、ほんの少しだけでも軽い方を白辻に渡した。 だからのはずだ、決して他意なんてあるわけがない。]
愛してる、か。 じゃなきゃ園芸部なんか居ねえべな。
[花への返答には、そう答えた。 それだけ愛されてどうして花は咲かないのだろう。 かけられた愛の分だけ綺麗に咲くものではないのだろうか。 植物に詳しくないから、水をやりすぎると根腐れを起こすなんてことは分からない。 羨ましいほど愛されていて、根性のないやつらだ。]
――――、なら に
[なにか言い掛けて、無意識だった声は小さすぎた。 歩く道、すれ違う車に音は掻き消されて。]
(80) 2014/03/25(Tue) 12時頃
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入江利政、トッシー。
[名を紡げば、いらっとしてしまったのは何故だろう。 あのチャラチャラした襟足のせいだと、自分の襟足を棚にあげる。 あとは、昨日小熊が泣いていたからもあるかもしれない。 白辻が空を見上げるのもあるからかもしれない。 でも、どちらにしたって入江が悪いわけでもない。]
戦友とか、そういうんじゃなくて、さ。
[クーラーボックスの肩紐を握る手に、爪が食い込んでいた。]
アリスちゃんの、好きな人なのかなって、思ってたんだけど。
[いつも視線の先には白辻がいて。 その先には入江がいたように感じていたから。]
(83) 2014/03/25(Tue) 12時頃
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[返される言葉は予想していたものとは幾分と違うものだった。 ぐっと握ったままの重いクーラーボックスは離せないまま、隣を歩いていた足が止まる。 生まれなかった姉の話は、自分なんかが聞いてよかったものなのかと思いこそすれど 落とされる言葉は溢してしまわないように、黙って。]
でもやっぱ、アリスちゃんは、アリスちゃんだよ。
[そんな大切なものをからかっていたことに、謝らなくてはいけないはずなのに。 謝るのも違う気がして、出てきたのはそんな言葉で。 くるりくるりと目まぐるしく頭の中に言葉が渦を巻いている。 混乱、しているのだ。]
変えねぇよ、呼び方。
[混乱しているなりに、言葉を紡ぐ。]
(93) 2014/03/25(Tue) 12時半頃
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[入江に対する視線が、本当に今告げられているものだとして。 ならば空を見上げるとき、花を見つめるとき、感じたものは誰に注がれていたのだろう。 ずっと見ていたようで、きっと見ていなかった。 だからその相手が誰かだなんて、気が付かなかったんだろう。
白辻の視線の先よりも。 白辻を見ていたのだから。]
(97) 2014/03/25(Tue) 12時半頃
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だぁぁぁぁあああっ!!!!!!!!!!
[握り締めた紐から手を離し、バチンと自分の頬を叩いた。 遠慮なくやったから、手のひらは痛いし頬もうっすら赤くなった。]
変なこと聞いてごめん!!!! あと、ありがと。
[くよくよと、ウジウジとしているのは性に合わない。 痛みで鬱蒼としたものを叩きだし、にっと笑って横に並び直す。 やっぱり前にはいけない、視界を遮りたくはない。 ゆっくりと足を進めながら、ポツポツと言葉を落としていく。]
(98) 2014/03/25(Tue) 12時半頃
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シスコンだろうが、ダーリンがいようが、花枯らしちゃおうが、なんだろうが。
俺はアリスちゃんのこと、大好きだよ。
[にっと笑う顔は満面の笑みで。 気付かない、その感情が他とは違うと言うことに。 だからこうして簡単に言える、だから人の悩みとして聞いてあげられる。 紛れもなくこれは、友情だ。]
あれだね〜、いつかうちの店にアリスちゃんが育てて咲かせた花でも送ってもらうべや。
[その店にはもう帰らない、この場所にはもう帰らない。 やはり一番言いたかったことは紡げなかった。 一番言いたくなかったから。]
(101) 2014/03/25(Tue) 13時頃
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バカヤロ、蹴られる覚悟はしてねえよ! つうかな〜、姉ちゃんが見てたら悲しむべ? 大事な友達を足蹴にするんじゃありませんって言われるぞ〜?
[歩く足取りは幾らかに軽く。 微かに届き出す歌声に、ああ良い声だと耳を傾けながら。]
花見したい言い出したのはアリスちゃんだろ〜? オレの企画じゃねぇべよ。
[花見にしろ、タイムカプセルにしろ、集合写真だって、買い出しだって。 自分一人ではやらなかったし、思い付くことさえなかったかもしれない。 ただ全員へメールを送っただけ、ただそれだけだ。]
ミキオッティが先に初めてやがんぞぉ! 一番手乗り遅れた、くっそ、アリスちゃん走るべ!!
[隣にある手を強引に掴んで、走り出す。]
(105) 2014/03/25(Tue) 13時頃
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[春の陽気、陽射し、そんな中走るものだから。 白辻を引く手が少し汗をかく。 息苦しい、心臓が痛い、手が熱い。 これは運動不足だな、なんて思いながら。]
いつでもっ、待ってんよっ、バーカ! ただ髪は伸ばさんとっ、それ以上、切れんべぇぇっ!!
[切らせてくれと言ったこともない、触れたこともない綺麗な髪。 自分から触れられなかった髪は、いつか遠い未来では、触れることができればいい。
出来れば、いいのに。]
(108) 2014/03/25(Tue) 13時半頃
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―中庭―
てめこらミキオッティ!! ラップもしっかり歌わんか〜い!!! ビヒャーッ、しんど、重い、死ぬ潰れる!!!
[汗ばんだ手はたった数メートル、芽吹かない桜の蕾。 すぐに離して、あがる息と共にクーラーボックスをドサリとおろした。 走って上下したのだから、中の炭酸たちは軽い爆弾と成り果てているだろう。
地面が地面であろうとも気にせず、ごろりと倒れこみ息を整える。 ついでにメールを確認すれば、カコカコと音を鳴らしてメールを打った。]
(109) 2014/03/25(Tue) 13時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/03/25(Tue) 13時半頃
ザックは、ジャニス(白辻)を見上げれば意味もなく手足をばたつかせた!
2014/03/25(Tue) 14時頃
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ミキオッティ〜、ミニブクロはぁ〜? あ〜っ、てらっそおはよ〜!!!
[じたばた手足だけ動かしながら、メールは一通一通返した。 十文字からは不参加らしいメールが来ていて、体調がよくなったら来いと返したし 入江には散髪――断髪――式の詳細を、小熊にはプレゼントを取りに来いと。 じたばた仰向けにしていれば、柵から身を乗り出した姿も見えて手を降った。 今日までしか一緒にいられない、友。 それからガバリと立ち上がり。]
ちと、鋏とってくんべ。 よかったらブルーシート広げて、真ん中に椅子ひとつ置いといて!
[その頃には誰がいただろう、その場にいる全員に頼んでから再び寮へと走り出した。 鋏がなければなにもできない、残せるものは何もない。 だから**]
(110) 2014/03/25(Tue) 14時頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/03/25(Tue) 14時半頃
理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/03/25(Tue) 19時半頃
ザックは、どおりやぁぁあぁぁああああ!!!!!![謎の奇声がこだまする]
2014/03/26(Wed) 01時半頃
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ふんぬぉぉぉおおおおおおおお!!!!!!
―中庭―
呼ばれてないけど参上、ルバーンさーんせ、ゲッホ! なに、ちょ、もう、面白いこと、おわった!?
[腰にシザーバックをまきつけ、ネズミーランドのクッキー缶を抱えて空気ぶち壊しでやって来たのは世紀の大泥棒似のただの猿顔理髪師である。 全速力だったため、息は上がって絶え絶えである。]
(330) 2014/03/26(Wed) 01時半頃
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[部屋に帰ってからの経緯はこうである。
まずたまっていたメールの返信に精を出した。 一つ一つ、やはり丁寧に、しかしおちゃらけた顔文字が並んだものが送られる。 花見に来ないといった者の心配から、少しの厨二要素を含んだものとまあ色々だ。 それから大切なシザーバッグを腰に巻いて、ノートを一枚破った。 タイムカプセルに埋めるための手紙を少し悩んでから認め、中にいれるものはまた後で考えることにした。
途中で小鳥谷に会い、殺しの依頼などと言う物騒なものを受け よし、ならば今日の花見で殺してやろうと、なにか悪戯を考えながら走っていれば 案の定花見会場が何やら賑やか(?)であったために 奇声と共に突進した、という簡単なものだ。]
(334) 2014/03/26(Wed) 02時頃
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音痴だなお前ら。
[そして聞こえた歌の酷さにズバッと言い放った。 そんな朔太郎の歌唱力は、73(0..100)x1]
(336) 2014/03/26(Wed) 02時頃
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ボンッ!!
[爆発音は口で表現しておいた。 コーラがリア充で爆発終了、という謎の面白現場に立ち会えなかったのはかなり残念だが 再び地面へダイブを決め込むと、ぜーはーと息を繰り返し。 見上げた先にはやはり白辻がいて、もしも目が合えば ピースを片目の前で横向きに作って見せた。 その手はあのとき確かに握り返してくれた、手。 鋏を握る、大切な手。
もう熱くはない。 けれどきっと、いつまでもあたたかい。]
グピャー、だめだ、しぬ、しんどい、疲れた!
[暫くは地面の上で服が汚れるのも気にせず、ごろごろとしている。]
(350) 2014/03/26(Wed) 02時頃
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ザックは、全く音痴どもめ……[鼻でふふっ]
2014/03/26(Wed) 02時頃
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お、ヒロろん蚤の市開催!? お〜っし、したらばその横でイケメン入江利政様の断髪式始めんべや?
[わりと土まみれになった服をパンパンと払い、立ち上がる。 ブルーシートの上に置かれた椅子へ入江は大人しく座ってくれるだろうか。 何せこちらはチラチラとバリカンを見せつけている。]
っとその前に! ナルナル〜、プレゼントふぉーゆう!
[近くに小熊がいるならばひょいひょいと近付いて、ハンドクリームを握らせた。 霜焼け用のものだが、ないよりは良いんじゃないかと思う。 何やら怪我している手を隠してるように思えたので、こっそりと囁いた。]
寝る前に塗って、手袋はめて寝るといいべよ。
(361) 2014/03/26(Wed) 02時半頃
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そうだ、折角だ、よし。 未来の大リーガー様も坊主にしようぜ、野球といえば坊主だべ?
[完全に高校野球のイメージが定着しているらしかった。 手を振って労ってくれた保元にも、バリカンをチラチラ見せながら告げる。]
っとと、プレゼント配布配布。 ミキオッティにはのど飴ちゃんね〜。 歌ったあと食うがいいべよ〜。
[どっかり座った締坂に放り投げるのはのど飴。 プラスチックの容器に入った、甘酸っぱいイチゴ味だ。]
(364) 2014/03/26(Wed) 02時半頃
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ザックは、投げつけられた本の角がクリーンヒットォォオ!!!
2014/03/26(Wed) 02時半頃
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ピギャッ!!!
[本の角は、痛い。 涙目になりながら、投げられた本をビニールシートの上にしっかりとのせた。]
大事な本でしょっ、投げちゃだめでしょっ! ヒロろんの本の虫、スーパーマグナム、夜の綾取り帝王!!
[そして紐井屋と二人で話した内容である、実は一番あれが大きいなどということから発想されたのであろう言葉を送った。]
いてて〜、と…ちあっちゃ〜ん。 ほい、カメラの報酬だべ。
[保元と話しているらしき方向に向かって、ひょいっとシュークリームを投げたりして。]
(369) 2014/03/26(Wed) 02時半頃
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貴様ら…、全員坊主にしてやろうか…。 なめんなよ坊主、全員この朔太郎とお揃いにしてやる…。
[ルバン派はいないのか、支持率を求めてゆらりと警戒するイケメン猫へと一歩ずつ歩み寄る。 ゆらりふらり、逃がしはしまい。]
まずは、トッシー。 次は、やっさん。 寿司なんて食わせねえべ、坊主をバカにしたら坊主に泣くんだべ…。
[くふくふと薄気味の悪い笑みを浮かべて、最初のターゲットである入江に近付いた。]
(371) 2014/03/26(Wed) 03時頃
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[目の端に、定良が顔を覆っているのが見えて。 何かあったんだろうか、やはりここを出ていくのは寂しいのだろうか、泣いているんだろうかと。 けれどこんな大勢の前で心配してもきっと、居心地を悪くさせるだけだと近くには寄らなかった。 代わりにこうしてバカなことを繰り広げていれば、そのうち笑ってくれるだろうと。 寝ているのであれば、起きたときには全員坊主という面白映像を――というのは冗談だが―― なにか面白いものや楽しいものを、絶えず見せてやりたいと思う。]
っと、なんかさっき花火って単語がむつりんから あれ…居ねえ…?
[きょろりと探してみるけれど、丁度何か買いに行ったところのようで。 花火やるならオレもやりたい、の言葉は少しの間飲み込むことにした。
何よりもまずは、目の前の獲物――入江――を逃がさないことが優先事項だ**]
(373) 2014/03/26(Wed) 03時頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/03/26(Wed) 03時頃
理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/03/26(Wed) 18時半頃
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[追い詰めた猫が説く話には最後まで耳を傾けよう。 そして不敵にニヤリと口端を歪める様は、世紀の大怪盗にそっくりであったことだろう。]
うっひっひっひっ。 ばかめ、本物のルバン様はこのオレ一人で十分な〜のよぉ。 貴様を丸坊主にして囮に使う、大量のルバンは作中必須のシーンだべ!!
[くわっとバリカンを構えた瞬間か、ポケットに突っ込んだ携帯がJ-POPの鳴き声をあげる。 またにやりと笑みを見せると、]
いいか、浪川五右衛門。 オレ様がメールの返信を終えるまでにイスに座らなければ、その髪の毛一本残らず このルバン様が頂戴すんべ。
[そもそもバリカンのスイッチは入っていない。 冗談であることも一年間クラスを共にしていれば容易く分かることだろう。]
(419) 2014/03/26(Wed) 19時頃
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[メール返信の間に、送信先の相手は新たな飲み物を手に帰ってきたようだった。 気にせずそのまま送信して、ビシッと人差し指を立てたポーズは見てもらえたか否か。]
さあて、座ったか? ちゃっちゃか切るべ。
[鋏を取り出してくるりと回す。 一歩動けば小熊から受け取った飲み物代がポケットのなかでチャラリと音をたてていた。]
(427) 2014/03/26(Wed) 19時半頃
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