78 わかば荘の薔薇色の日常
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― コンビニ→談話室 ―
[車のライトが濡れたアスファルトを照らしている。 通りを行く車の音を聞きながら、ぱ、と傘を開いた。蝙蝠傘に近い形の折りたたみ傘をさして、帰路についた。 歩き慣れた道を通り、わかば荘が見えてきた。 総合玄関から入り、いつもどおり廊下を進んで自室へ……という事はなく、談話室に直行する。 戸を開いて、談話室に居るメンツを確認し、そしてケーキが振る舞われていることを、食べ終えた後の皿や、食べかけで確認し――]
…………
[死ぬほど羨ましい。 そう思っていたのは、しかめっ面からは読み取れなかったことだろう。]
(10) 2014/06/27(Fri) 00時半頃
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[なんだこいつは開口一番で当てやがって。>>13 南方の顔面の険しさが一層増した。]
あるわけないじゃないっすか。
[売り言葉に買い言葉でシレッと返してしまったが、鍵は大学に完全に置き去りである。 内心やっちまったなああああああああと思っているが、おくびにも出さずに居られてしまった。 そして南方は、この瞬間をもってマスターキーを諦めた。]
(20) 2014/06/27(Fri) 00時半頃
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― 談話室 ―
[タバコや水などが入ったコンビニ袋を、置き去りの鞄の傍にポイと置く。 永利の挨拶と、付け加えた言葉にキッチンの方を向いた。>>25]
晩飯あるんすか?
[つまりケーキはないという事か……。 そっと落胆した。 ――食べたければまた買いに行けばいい。タダでありつこうと思うことがそも間違いなのだ。クリエイターはそのようにして、作品の対価に金を貰うべきであるのだ。そのように思考を巡らし、気持ちを誤魔化していく。 でもお前ら全員タダで食ったんだろう、という羨ましさは消えることはなかった。]
(34) 2014/06/27(Fri) 01時頃
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[>>31檀から振る舞われるケーキは、たしかにチャルラタンの味である事を南方は知っている。試作品ケーキが振る舞われていた時に、たまたまありつけた時は、心から得をした気持ちになった。南方は、甘いものが好きだ。 だからこそ、ケーキ屋チャルラタンに通うし、壬浪町の他のケーキ屋とくらべてもチャルラタンの方が舌に合うと思っているし、疲れた時、作品に行き詰まった時には、5個でも6個でも平らげる。店番の子も顔は既に覚えた上に、向こうから覚えられているのも知っている。なんなら世間話だってする。 南方にとって、チャルラタンとはそういう場所だ。]
……いんすか。 貰えるなら。
[檀に返す返事には、元気はなかった。]
(40) 2014/06/27(Fri) 01時頃
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うん。 そうすね……。
[優しい強面の職人に、頷く。>>51 天露がコンビニで、「わかば荘の入居者には自由でいい人が多い」という言っていたが、自分の事がその枠に入らないと思っている事も手伝って、「そりゃあ一体どうだろう」と、正直なところ、思ってしまっていた。だが、檀は入れても構わない気がする。きっと自由でいい人であるが故に、そういうケーキが出来るのだ。]
(60) 2014/06/27(Fri) 01時半頃
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[出来上がった料理は中々豪勢な野菜炒めと、味噌汁。檀に手招きをされながら、コンビニ飯は買わずにおいて正解だったとしみじみ感じる。>>51 ちなみに、唐揚げで天露の胃もたれさせていた事は、南方の知るところではない。]
手抜きとか。
[いやいや、と、頭を横に振った。]
俺は甘いもんあるなら、かなり食べたいですけど。
[酒の肴と比べて劣るような言い方をする檀に、そんな事はないという主張をささやかに口にして、手をあわせ、普段よりもずっと豪勢な夕食を食べ始めた。]
(62) 2014/06/27(Fri) 01時半頃
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[>>56 檀から鍵の行方を尋ねられてしまっては、なにかいい人を騙しているようで良心が傷んだものの――フランクが近場に居たならば、さっき「失くしていない」と言ってしまった手前、そういうていで行くしかない。 事実失くしてはいない。場所はわかってはいる。大学に置き去りになっているだけだ。明日とりにいけばいい。
南方は、談話室の話題に根気よく乗り続けた。 談話室のソファ、という寝床を得るために。]
(70) 2014/06/27(Fri) 02時頃
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[談話室から人がハケるまで、という魂胆で延々居座っていたが、間中が今夜はやけに粘った。誰よりも長く起きていた。 途中、泥酔していると思われる草芽麻央が談話室に入るなり即寝した事は予定されていなかったが、赤信号は皆で渡れば怖くないという言葉もあるので良しとする。]
――だめだ、だめだ。
[間中に、南方は眠そうに首を横にふり、あくび混じりに答えた。]
復習しろっつったろお。 一週間くらい今日の教えについて考えたらいいじゃん。
ほら、次っつっても、俺も今痛み止め効いてるし。 上手いこといえそうにねえから。
(79) 2014/06/27(Fri) 02時半頃
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ミナカタは、ジャニス草芽麻央を踏んづけるのに、ぎょっとしていた。
2014/06/27(Fri) 02時半頃
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[間中が草芽を踏む前だか後だか知らないが、ともあれ談話室に残ったのが、最後、間中と草芽麻央くらいであるならもういいか、と、南方はコンビニ袋を持って流しへ移動した。 『おもしろい』という呟きは、聞こえていないらしく、買いたての商品で、歯磨きをはじめる。]
ぁんかいった?
[歯ブラシを咥えたまま、間中へ訪ね、泡を吐き出して、手で水をすくって口を濯ぎ、今度は顔を洗い始めた。タオルも購入済みである。]
(84) 2014/06/27(Fri) 02時半頃
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[>>58 多分、宇佐美 瑛士がちょこと談話室を覗きこんだ22時などはとっくに過ぎている。 彼には「おかえりさーん」と相手の言い回しを真似て、挨拶くらいは返していたろう。彼もまた、草芽ほどではないが、大分酔っ払ってみえた。 ともあれ、歯磨きや顔が洗うのを終えて、ソファを陣取った。]
(89) 2014/06/27(Fri) 03時頃
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部屋で寝ないの。
[間中の純粋な疑問に、ソファに寝転がりながらこたえた。 ソファの肘掛けに頭をおいて、腕組をする。]
今日鍵ねえんだわ。 あ、大家さんには内緒な。
(91) 2014/06/27(Fri) 03時頃
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[既に眠かった南方は、ソファでごろごろしながら、焼肉チームの帰還の時間を迎えた形となる。 間中が草芽を踏んだのを見てギョッとしたのも、草芽に足首を捕まえられた間中が、引っ張り倒され後頭部を強か打ってもだえていたのも、草芽がそのあとわけのわからぬ叫び声を上げ始めたのも、すべてソファの上で、半分身を起こしながら、見ていた。 困惑しながら首を横に振る。 >>90 急に草芽から同意を求められて、戸惑いながら、曖昧に]
お…… おう…… ひ、ひどいかもな。
[そして、あくまで小声で、]
えぇ……!? お前ら何やってんの……!? 歳いくつだよ!小学生かよ!
草芽の酒癖も大概だよ! 夜中だぞ! 俺が寝れねぇだろ。
(98) 2014/06/27(Fri) 03時頃
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間中、こら間中。 喧嘩両成敗って言葉知ってるな? お前頭いいからな? おあいこってやつだ。な?
[>>99抗議の視線を草芽にジッと送っている間中を宥める。]
(102) 2014/06/27(Fri) 03時半頃
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ミナカタは、ジャニスにニヤリと笑われ、まだ何かあるのかと警戒して眉根を寄せた。
2014/06/27(Fri) 03時半頃
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[――酔っ払いの言葉に、何を律儀に答えているんだか。 その程度にしか思わなかった南方は、再度猫の喧嘩みたいな事にはならない事がわかっただけでも、内心、ホッとする。]
……は?
[人の悪い笑みを浮かべたと思って、警戒していたのにも関わらず、間中は、真顔に戻る。思わず聞き返す。こういった類の、芸術家肌の奇人変人の類は、思いもよらない質問を、唐突に投げかけてくるのだから、凡人にはついていき難い。>>112]
(114) 2014/06/27(Fri) 04時頃
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……
[本当に、ぱっとなんて、思い出せなかった。 最後に泣いた時なんて。]
なんで? 間中サンはどうなの。
[よそよそしい敬称を思い出す。 時間稼ぎに、聞き返した。 その間も、思い浮かべる。 出来るだけいやそうな記憶を厳選する。 他人との才能の差を明確に痛感した時に、今までの何年もしがみついてきたものを思って、これから、手放さなければいけないものも思って、何日も虚しいまま過ごした。 それでも、あれでは、どんなに悔しくても泣けなかった気がする。 最近別れた人間との事も考えてみる。あれも別段泣く程のことじゃあなかった。]
(117) 2014/06/27(Fri) 04時頃
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[一つ、思い当たる。 けれど泣いた時の内容なんて、口にしたいものでもなくて]
今朝、間中さんに教えてる時に、頭痛すぎてちょっと泣いたわ。 気づいてねぇだろ。 あれ泣くほどいてぇからな。
[はぐらかしだ。薄く、間中が笑んだ。 間中がブランケットを広げてかけてあげるのは、草芽にだけ。]
俺には?
[その質問への返答なのか、風邪をひいたら部屋に来いと、間中はいう。 頭痛の程度への質問を思い浮かべるに、すぐに意味がわかり、「ばかじゃねえの」と首を横にふった。]
(119) 2014/06/27(Fri) 04時半頃
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― 談話室:夜→朝 ―
[床でだらしなく眠る草芽と南方を残し、間中が去る。 談話室は、ふたりきりになった。 間中の質問のせいで、南方は眠るのに大変苦労するも―― ――夜が明けて、朝になった頃には、平井が飯を作りに来た事にも気づくことは出来ずに、南方は、ソファで丸まって、寝息をたてつづけていた。]
(121) 2014/06/27(Fri) 04時半頃
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ミナカタは、シーシャの傘と、鞄をソファの傍において、眠り続けている。
2014/06/27(Fri) 05時頃
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― 談話室:夜明け前 ―
[エアコンが室内を冷やしている。 ソファの上で体を丸めた南方が、乾いた咳を何度かしたが、起きないまま、咳は寝息にかわった。 柔い布団が体に乗るのにも、管理人の親切心にも、まだ気付かない。
ピ、とエアコンがリモコンに返事をする音があった。]
(135) 2014/06/27(Fri) 10時頃
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― 談話室 ―
[宇佐美が談話室を出る、扉の音で、南方は目を覚ました。 室内が明るい。機嫌悪気に息を吐く。 布団をつかんで、顔半分まで引き寄せた。 そこで、『布団?』となる。]
…………
[のろのろ身を起こして、布団を見た。 見覚えがあった。半年前に使った記憶がある。 草芽が寝ていたほうをみる。まだ居るなら、同様に布団を被っているはずだが。]
……………。
(141) 2014/06/27(Fri) 11時頃
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― 談話室 ―
[取り敢えず、他人のものだからと、薄手の夏用掛け布団を、丁寧に四角に畳んだ。 取り敢えず、朝だからと、顔を洗って歯を磨く。 取り敢えず、ソファに戻り、畳んだ描け布団を、そっ……とソファの端へ寄せ、時計を見る。 うん。なるほど、休日らしく、遅く起きてしまったね、と思う。 タバコも吸いたい。 昨日の朝、出かける前にシャワーを使ったきりなので、風呂が恋しいし着替えたい。 頭痛もするし、体もダルいし、再度、ソファに横になった。]
……
[メッチャばつが悪かった。]
(142) 2014/06/27(Fri) 11時半頃
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おはよう。
[横になったまま、起きるなり大声をあげている草芽に、頭痛のせいで顔を顰めながら朝の挨拶をした。]
なんでじゃないね、麻央君は。 お前昨日めちゃめちゃ酔っぱらってたよ。
(144) 2014/06/27(Fri) 11時半頃
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[他人事のようにケロッと答えられてしまうと、本人も嫌がるだろうし昨日の様子には触れずにおいてやろうと思っていた気持ちが揺らぎかける。 しかし、内容自体は「皆大好き!」という、ごく平和なものだったし、思い返せば微笑ましい。 まあいいか……と考えて]
どんだけ飲んだか知らんけど、ほどほどにな。
休みだね。 つっても、今から出るから、布団返しにいくけど。
[ついでに返してきてやろうか、と尋ねたつもりだ。 渋々、起き上がって、片手で顔をこすった。 元より朝はあまり得意ではなくて、体が重たい。 でも、管理人があんまり親切すぎて本当に居た堪れないので、早急に部屋の鍵を恩師から貰い受けなくては。 どっこいせと声に出して立ち上がった。]
(148) 2014/06/27(Fri) 12時頃
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[エアコンからのひんやりした風が、頬や腕にあたる。 気持ちはいいが、大抵夏場はあいつのせいで体調を崩すことになる。 草芽がクチャクチャに畳んでいる布団を眺めつつ]
そう。
[短く返答して、二度寝をするつもりらしいと了解する。 鞄を持って、布団は小脇にかかえて、扉のほうへ大股で歩いていった。]
(150) 2014/06/27(Fri) 13時頃
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― 管理人室 ―
[朝。管理人室に南方がやってきた。 小脇に畳んだ布団を抱えている。]
ありがとうございました。
[居た堪れなかった南方は、ニコリともせずに、昨日同様シレッと礼を言って、綺麗に畳んだ布団をかえし、早々に立ち去る。]
(151) 2014/06/27(Fri) 13時頃
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― 外 ―
[管理人室で昼の予定を聞かされていたなら、軽く時間くらいは、気にしたかもしれない。 厳かな宣言までに、さて帰宅は間に合うかどうか。**]
(152) 2014/06/27(Fri) 13時頃
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― 外 ―
[冷房の効きはじめた談話室から出て、外で熱されて、電車で冷え、また外で熱され、大学の教室でまた冷やされる。 目的地から逆戻りに、熱され冷やされを続けて、壬浪町まで戻ってきた。 外を歩いてる時のほうが、冷房の下にいるよりかは、幾分楽だ。 勿論、限度というものはあるけれど。]
(夏はクソ。)
[考える力の低下した頭の中で悪態をついて、汗を拭う。 夏一とかいう夏生まれが所以の安直な名前は、季節の好き嫌いには基本的に無関係だ。 尻ポケットには部屋の鍵が戻ってきていた。 恩師や助手さんには相変わらずだと笑われたが、ともかくこれで部屋に入れる。]
(166) 2014/06/27(Fri) 19時頃
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― 104号室 ―
[汗と湿気でべとべとして気持ちが悪いったらない。 こめかみを指で揉みながら、つかつかと廊下を忙しく歩いていく。 管理人室、談話室、101から103号室まで通り過ぎ、104号室の前で止まった。 尻ポケットから鍵を取り出し、鍵穴に差し込んだ。カチリと音がする。]
はあああぁぁ……
[なんの問題もなく鍵が開き、当たり前なのにホッとする。 これで後ろ暗いところは無くなった。 明日の仕事も問題ない。 窓も閉めて出ているから、熱気はこもりっぱなしだ。 舌打ちをして、部屋の中に入る。後ろ手で扉を閉めた。 窓を開けて換気。そして即、風呂にしよう。 南方はちらりと、時計を、確認した。**]
(167) 2014/06/27(Fri) 19時頃
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[頭はまだすこし濡れたまま、着替え、施錠できる安心を噛み締めつつ、廊下に出た。]
日差しぃ……
[忌々しげに呟いた。]
(287) 2014/06/28(Sat) 01時半頃
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?
[隣のまた隣の部屋から、ひょろっと背の高い人間が紙袋を二つ持って出てくるという間の悪い偶然に行き会ったとしたら、鍵穴から抜いたばかりの鍵を手に、南方の動きはぴたりと止まったかもしれない。]
(293) 2014/06/28(Sat) 01時半頃
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うおん?
[二階の道菅進だ。 犬鳴きの意味はわからなかった。 紙袋が二つ。 そして、彼の出てきた部屋は、記憶が正しければ空き部屋だ。]
……や、さっき帰ってきたとこ。
[それから、純粋な疑問を、口にする。]
何してんの?
(299) 2014/06/28(Sat) 02時頃
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