108 Persona外典−影の海・月の影−
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…どちらにしてもアカリの罪悪感は簡単に消えない。
それはアカリの心の問題だから。 俺は口先だけで安易に赦す事も断罪する事もする気はない。
…けどね?アカリの心は… 関係アルんだよ。
だから俺はこの先もアカリを独りにする気はないし。 何が起きても、意地でも独りになんかさせない。
アカリが悩むなら、俺はその隣で手を握るつもり。
…だから…
(175) 十六夜 2015/03/01(Sun) 23時半頃
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もうアカリは、俺が貰ったからね。オッサン。
[強い風が吹き出した中、墓石をじっと見据えた]
生まれが特別だろうと、普通と違う辛さがあろうと。 それでも、お前が大事にしてきたアカリ。
後は俺が守るし泣かせないから、心配するな。
… … …娘取られて悔しかったら殴ってミロ… 。
[冗談でそう口にしたその次の時、梢が喚いて]
(176) 十六夜 2015/03/01(Sun) 23時半頃
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… … … …わぷっ…!
[突然吹いた突風に、髪を頬を叩かれた]
… … … …今のは… どっち?安心できないのか、悔しいのか。
[挑発しておいて、恨みがましく墓石を睨んで。 そして買い物袋を片手に、墓を去ろうとして]
(177) 十六夜 2015/03/01(Sun) 23時半頃
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… … あ そだ。伝え損ねてた。
[振り向いて、忘れ物もない墓石の前に戻り]
… …中二の頃、俺に云ったでしょ。 十年後、もう八年後?
…まだ高校も大学も出てからの話ではあるけど…。 …進路の気が向いたら、考えといてあげるよ。
…お前の部下になる事さ…クスノキのオッサン。
[あの時斜に構えた中学生に道のひとつを示して>>2:244。 そして何の為に使うべきか、力の探し方を教えたひとりの警察官に>>2:245。 揺れる神酒と線香の香りを後に残して、今度こそ去って行った]
(178) 十六夜 2015/03/01(Sun) 23時半頃
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―桜屋― [桜屋で行われた快気祝いの場に律はいなかった。 ペルソナ使いたちと共に、事態の終結を喜び合う立場ではないからだ。
律が帰還したき、仲間達はどのような顔をしただろうか。 麻夜や馨一たちには、あかりの意志で幼馴染を連れ戻したとだけ告げて、彼らの判断に口出しはしなかった]
……そろそろ、私、帰るね。 また、学校で。 [律が迎えに来る頃合を見て、店の外に出る。 日は暮れて、春は近いというのに夜風はまだ冷たい。 あかりは小さく身を震わせるが]
律っちゃん!
[向こうから歩いてくる幼馴染に気付くと、あかりは息を弾ませながら、駆け出した。
――長かった夜は終わり、朝が訪れる**]
(179) ひびの 2015/03/01(Sun) 23時半頃
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[… … …大塚家、自宅に帰り付いた時、その目にした恋人の姿に笑みを零して]
…アカリ。 はい、これ。
お返し、何がいいか考えてたんだけど。 これ、ホワイトデーの贈り物。
[買い物袋を開いて、その白く綺麗な髪の上に乗せたのは。 木漏れ日に包まれた春が似合う様な、花飾りが鏤められた帽子]
(180) 十六夜 2015/03/01(Sun) 23時半頃
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[見立て通り可愛く映えた。満足して、右手は恋人の頭に伸ばされて]
…ただいま。 今日のごはんって何にする?
[毎日ある、普通で何気ない、けど彼女が求めた物の様に。 笑う日、怒る日、悩む日、重ねる度に沢山出来ていく思い出を想いながら。 今ある、誰より大好きな女の子の頭を撫でていた*]
(181) 十六夜 2015/03/01(Sun) 23時半頃
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双生児 オスカーは、メモを貼った。
十六夜 2015/03/01(Sun) 23時半頃
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―ベルベットルーム内― [波の音が聞こえる。タロットカードを机の上で並べながら、青づくめの女はいつも通り、青一色で覆われた船室の中にいた。一枚引いて、そのカードを取り出す。]
………正位置の「世界」。そうですね、これであなた方の物語はひとまず完結した事になる。
シャドウは消え、シャドウの海とこの崇神市が繋がる事もなくなった。けれど、全てが元通りになったわけではない。
(@0) pola 2015/03/01(Sun) 23時半頃
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この町は今度の事で深く傷つきました。
シャドウに帰られた人々が全て戻ってくるかどうかはわからないでしょう。
親を亡くした子供達は家を捨て、別の居場所を探さなければならないのでしょう。
自分の正義を貫けなかった人は再び自分の在り方を世界の中に見出さなければ生きていかれぬのでしょう。
シャドウの海から救えなかった者がある人は、それを悔いながら歩いて行かねばならぬのでしょう。
シャドウに魅入られた者達は、己の罪と罰に向き合わねばならないのでしょう。
命を落とした者達が戻ってくる事もないでしょう。
(@1) pola 2015/03/01(Sun) 23時半頃
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あなた達の戦いの価値はあなた達と私以外、誰も知る事がないでしょう。
私があなた達に贈る最後の道標は―――――
[語り終わった女は、猫耳を外す。その本来の姿は、見る者によっては己のシャドウに魅入られた一人の女性に少しだけ似ていた、かもしれない]
私があなた方を導く役目はこれで終わり。 いつか再び精神と物質の狭間にあるこの世界があなた達と関わることになった時、ペルソナの力を持つ者達にほんの少しの導きを指し示す時が再び来る。私がこの部屋を出ていなければね。
それまでしばしのお別れでしょうか。それでは御機嫌よう。
[埠頭に泊まっているクルーザーは、春の訪れも近いある日の夜、誰も知らないうちに暗い波間に乗り出し、どこかへと消えていった**]
(@2) pola 2015/03/01(Sun) 23時半頃
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[非日常が終わって、皆の日常が帰る頃。 私の日常は、日々変化していた。
パチンと、盤上に磁石が引っ付く音がする。 白で挟まれた黒は、裏返って白へと変わっていく。]
はい、次、スガミ。
[私の中に同居し始めた2つの人格。 初めはしゃべるだけで満足していたようだが、その内に暇を持て余し始めたようで。 こんな風に、テーブルゲームで遊んだりする。]
(182) pepaki 2015/03/02(Mon) 00時頃
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[黒が置かれ、少しの白がまた寝返る。 そんな様子に、微笑みを漏らす。]
クロノスはこういうの苦手だね。 今、もう少し多く取れる手もあったよ。
[そんな風に肩入れすると、必ずスガミは小言を言うのだが。 元々武人基質のクロノスに、頭脳ゲームで勝負を挑んでいるのもどうなの?と笑って流すのだ。]
(183) pepaki 2015/03/02(Mon) 00時頃
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[そして、また白が置かれて、黒が白へ変わる時。 彼の帰ってくる音がした。]
ん、二人とも、ちょっとまってね。
[立ち上がり、トタトタと音を立て、彼を迎える。]
おかえりなさい!麻夜! ……あれ?それは……。
[ぽふっ、と頭に乗った白。 帽子。そう呼ばれるものだと、判断して。 帽子のつばを、両手で触れるように掴んだ。]
(184) pepaki 2015/03/02(Mon) 00時頃
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……ありがとう。 大事にするからね。
[そう、笑顔で返す。]
今日のご飯、お肉にするって。 たくさん買ってきたみたいだよ。
[他愛のない会話をしながら、部屋へと戻る。 普通じゃない私と。普通じゃない同居人達と。 きっと普通の恋人と。
ちょっぴり非日常な、そんな日常。*]
(185) pepaki 2015/03/02(Mon) 00時頃
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鳥使い フィリップは、メモを貼った。
sen-jyu 2015/03/02(Mon) 00時半頃
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―埠頭―
[それはまたある別の日の事。 満月の日以来封鎖されていた港から ようやく立ち入り禁止が解かれた]
……きっと、ここでも戦いがあったんだね。
船、なくなってる。 真弓さんは図書館からいなくなっちゃったし。 五郎さんは……。
[現世に戻ってから、まずメールでシャドウの海から 無事に生還した事を報告したが。 さて、彼は今どうしているだろうか――。
潮風はまだ冷たいが少しずつ春は近づいてきている。 マフラーを外す日もそう遠くはないだろう]
(186) namba 2015/03/02(Mon) 00時半頃
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[全ての始まりのあの日、敢と出会った路地の前。 立季と月を見上げた道路の片隅。 何もかもが御伽噺じみて胡蝶の夢のように思えてくる]
でも、全部本当の事だった。
[ヘアゴムを引っ張ると甘い色の髪がふわりと解けた。 風がそれをさらさらと戯れに掻き撫ぜていく。
手の平には赤いリボンの髪飾り。 これが紛れもないあの夜達の証拠だ]
貴方は、置いて行かれちゃったの?
[埠頭の先からひらりと舞い降りる青い蝶。 内なる青は消えず、影もまた足許に広がり続ける。 差し出した手の上、赤いリボンに溶け込むように蝶は消える。
少女はリボンをひと撫でして瀬戸内の海を見た]
(187) namba 2015/03/02(Mon) 00時半頃
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[青い海の彼方、消えた船の行方を見送るように――*]
(188) namba 2015/03/02(Mon) 00時半頃
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げぼく ショコラは、メモを貼った。
namba 2015/03/02(Mon) 00時半頃
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― 最期の満月の夜 ―
[風に散る華のように、空へ、海へ、焔が舞って溶ける。 赤い月に照らされ、海に落としていた影が、次第に薄れてゆく。
形を失い始めた船から離れるように翼を動かす。 赤黒い水面へ抗う事なく落ちてゆく二人に腕を伸ばそうとしたが、その腕が彼らに届く前に男の力は限界を迎えた。
翼が、その形を失う。 霧のように散り、風が粒子を攫ってゆく。
本来自力で浮く事も飛ぶ事も出来ぬ身体は、腕を引かれるように水面へ堕ちて―――――]
(189) jig 2015/03/02(Mon) 01時頃
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ああ、堕ちる。
――――――堕ちてゆく。
(190) jig 2015/03/02(Mon) 01時頃
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指の先から熱が溶けて、思うように動かない。 煌々と照らしていた月の光も、海の中までは見通す程には届かない。
ふと、側に寄り添うものが見えた。
赤い翅のそれは、力に目覚めてより見る事の出来たものと同じ。 けれど翅を染める色は、血のように赤く、鮮やかで。 心を――――『恐れ』という刃で裂いてゆく。
いつぞやのように男の左眼に触れれば、それは炎に焼かれたように焦げて消えた。
(191) jig 2015/03/02(Mon) 01時頃
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ジリジリと、肌が、瞳が熱を持ってゆく。 焔に焼かれて、爛れて、溶け出していく感覚。 それは次第に全身へと駆け巡り、水の中にいるのに、業火に焼かれるように熱く、苦しい。
咳き込めば、泡として漏れる空気。 沈みゆく中で残された、僅かな生命線。
海水は、何故か真水のように味気なく。 海の底は深淵を覗くように、昏く、深い。
それはまるで、手招くみたいに拡がってゆく。
(192) jig 2015/03/02(Mon) 01時頃
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頭の中で、囁く声がある。 それは水のように染み渡り、脳を揺さぶった。
否定するように首を振りたくても、身体はいうことを聞かずに。
深淵より伸ばされた手に、その姿に、一度だけ目を見開いて
(193) jig 2015/03/02(Mon) 01時頃
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―――――――背けるように、瞼を閉じた。
(194) jig 2015/03/02(Mon) 01時頃
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― 中央部・崇神病院 ―
[目が醒めた時は、見覚えのある真白い色だった。 聞くところによれば、埠頭付近でずぶ濡れになって倒れていたところを、通りかかった漁師が見つけたらしい。 二度目の入院に医者もいい顔をしなかったが、そんな事はどうでもよかった。
いつかしたように、再び鏡の前に立って傷を確かめる。 刻まれた傷は治ってはいない。 それどころか、両腕と脇腹には火傷の痕があり、左の眼の付近にも同様の傷ができていた。
結局それらの傷跡は治ることはなく、男は退院を言い渡される。 入院中、昏睡から目覚めた者があると聞いていたが、その中に知る人物の名を認めれば、薄らと口角を上げた。 先に入院生活から抜け出たものもいるだろう。 挨拶は交わせたのだったか、どうだったか……
なにはともあれ、男は今、青空の下にいる]
(195) jig 2015/03/02(Mon) 01時頃
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…………いい天気、だな。そう思うだろう?
" ―――――― "
[煌々と輝く太陽に目を細めながら、男はその場を後にする。 肩には赤い翅の蝶を、その手には臙脂色の本を*携えて*]
(196) jig 2015/03/02(Mon) 01時頃
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花売り メアリーは、メモを貼った。
Elie 2015/03/02(Mon) 01時頃
匿名軍団 ゴロウは、メモを貼った。
jig 2015/03/02(Mon) 01時頃
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― それから、時間が過ぎ ―
[立季が思い出したことは、断片にすぎなかった。 苦しみも悲しみもない暗い世界を望んだこと。 翔子と交わした『一緒にいる』という約束。 それから、翔子にあげたものや、翔子にしたことの幾つか。
未だに思い出すに至らないものは多くある。 例えば>>152すれ違った誰かに抱いた既視感の理由だとか、暗い世界で何があっただとか、暗い世界を望んだが故に何をしたのかだとか。 >>85あの時の麻夜の反応は、今もしっかりと覚えている。 恐らくは失われた記憶の中に答えがあるのだろうことは想像に難くない。これもまた、解決すべき問題の一端だ。
きっと、思い出すのはそう遠い日のことではない。 抜け落ちた部分に干渉していた人間に触れれば触れる程、 失くした記憶の欠片が集まることは実証済みだ。]
(197) nico 2015/03/02(Mon) 01時頃
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― 春も間近の頃 ―
[可愛らしいお菓子と、栞を貰ってから丁度一ヶ月ほど経った頃。 立季は目当ての姿が近づくのを見つけ、黒色の表紙をした本を閉じた。
少し前に図書館に寄贈されたらしきそれは、初めて読む本のはずだ。 しかし重厚な表紙と、古い紙の感触はまるで以前から持っていたもののように、何故か掌によく馴染む心地がした。 返却期限は迫っているが、手元に置いておく必要がある。 そう立季が感じた理由が判明するのは、今しばらく後のことだ。]
…………行こうか。
[立季は少女の手を取って歩き出す。 向かう先は――。]
(198) nico 2015/03/02(Mon) 01時頃
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― 南部/幸川家 ―
[やや広いリビングのテーブルに、紅茶が二人分。 市販のクッキーを小皿に並べ、立季は少女と並ぶようにソファーに腰掛けた。 歳の割には小柄な立季と、更に小柄な少女の間には遠慮がちな隙間が空く。]
…………これ。 この間の、お礼。
[立季はそう言いながら、小さな紙袋を少女に差し出す。 中身は内側に綺麗な細工を施された、まんまるな飴がたくさん。 小さなビニールに包まれ、リボンで丁寧にラッピングされている。]
お返しは、飴だって聞いたから。
(199) nico 2015/03/02(Mon) 01時頃
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[立季は一度紅茶で喉を潤してから、少女を見つめる。]
…………その。 前の僕は、君に色んなことを話すつもりでいた……と、思う。 そういう約束も、多分、した。 でも、今の僕は、前の僕について話せるほどの記憶が無い。
だから……今の僕の話を、してもいいかな。 前の僕の記憶はなくても、 ……今の僕も、僕を知って欲しいって思ってる。 君に知って欲しい、っていうのはきっと、 僕たちの共通した願いだから。
いや、知って欲しい、だけじゃなくて……
[立季は一度、言葉を区切った、 喉の奥と唇がやけに乾く気がして、再び紅茶を口にした。 少し大きめに息を吸い込み、吐き出して。]
(200) nico 2015/03/02(Mon) 01時頃
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……僕は、君と一緒にいたい。 君を守りたいし、君を大事にしたい。 これは多分、どの僕も同じ気持ちだった、と思う。
…………だから、僕のそばにいて。翔子。
[立季はそう告げ、ふぅ、と大きく息を吐き出した。 その告白――意志に呼応するように、白花蒲公英の栞が挟まれた黒い本が淡い光を放っていることに、立季は未だ気付かない。*]
(201) nico 2015/03/02(Mon) 01時頃
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