64 さよならのひとつまえ
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>>*13 to:鳥塚 title:さんきゅ!
message: いい歌だよな! なんだ、まきちんこういう歌もふつーに上手いんじゃん。 じーんと来たぜ。リクエスト聞いてくれてありがとな。
(+116) 2014/04/02(Wed) 23時頃
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…本番?
[そうして、鳥塚からの2通目メールを開いて。
耳に挿したイヤホンを、咄嗟に抜き取りそうになったが、やがておずおずと戻し。 思わず、携帯を握りしめたまま、その場で6分ほど固まってしまった*]
(+117) 2014/04/02(Wed) 23時頃
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[はぁはぁと、肩で息をしていると。 再び同じ番号が着信を告げる。]
…なんだよ。
[顔を膨らませながら、携帯を耳にあて。 忘れてた。と付け加えられた一言に。]
…ありがと。
[ぶっきらぼうに、返事を返した。]
―――卒業、おめでとう。
(+118) 2014/04/02(Wed) 23時頃
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[宗介の言葉、何度も紡がれる友達と言う言葉をしゃくりあげながら聞いて。 小さく頷く、それは何に対しての返答か。 小さく首を横に振る、それはどの言葉に対してか。
全てを明かしてほしい…きっと、これも本心だ。 でも全てを明かすことができない…宗介の言葉が 正しいことだって痛いくらいにわかっている。
宗介に望むのは何だろう? 些細な変化に気付かない振りして、馬鹿やって笑いあう。 今までどおりの関係でもいい。 でも。 これ以上本当の気持ちを誤魔化し続けるのも、いやで。]
―――…全部、 .
(+119) 2014/04/02(Wed) 23時頃
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……話さなくて…、いい……。 そこまで…望んでない。
[でも。 だって。
自分だって、宗介に打ち明けられないことがある。 同じ部屋で一年間、ばれないように隠してきたんだ。 『同性を好きになる』なんて打ち明けてしまったら、 絶対に軽蔑されてしまうから。]
ただ…なんかあった時くらいは、 なんもなかったって、隠そうとすんなよ…。
つれー、とか、もーやだ、とか、 そういう一言だけでもいいから…、 それだけ聞いたらそっかって、返事返して、 気ぃ紛れるような馬鹿遠くから一緒にやるから…。
[手を伸ばす。宗介の上に落としてしまった雫を指で擦って]
(+120) 2014/04/02(Wed) 23時頃
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[友達になれない?その問いかけに首を横に振る。]
…やだよ。 俺は、宗介と友達でいたい…。
[失いたくない。]
ただ…、 遠くからになっけど… もうちょっと、心配くらいはちゃんとさせろ…。
[ゆっくりと息を吐いて、鼻を鳴らした。]
(+121) 2014/04/02(Wed) 23時頃
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To:朔太郎 Title:行ってらっしゃい。 [本文] お前飛びすぎ。ぶつかんなよ。
[もう本人に届かないことは知らない。]
(+122) 2014/04/02(Wed) 23時頃
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― 夕方・鏑正秋の仕事場 ―
お邪魔します。
[広いマンションの一室が仕事場。 訪問した時には先生だけがいた。
玄関で挨拶だけ、と思っていたけれど 中へ入るよう勧められたのでそれに従う。
リビングの椅子に腰を下ろし、改めて口を開いた。]
初めまして、来週からアシスタントさせて頂く、 十文字丞です。 ご迷惑をかけると思いますが、頑張ってやらせて頂きます
[編集部の人ではなく、漫画家本人と話している。 初めての体験に緊張して、膝の上で握った掌は汗をかいていた]
(+123) 2014/04/02(Wed) 23時頃
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え、えぇ。…は、い。 将来的には、漫画家としてデビューできたらと…。
[人生に対し、どういう目標を立てているのか。 シンプルだが難しい質問に、汗の密度は高くなる アバウトに聞きすぎた、と笑う先生は40も半ば位か。 眼鏡の奥の優しい目は、仕事中はどんな光を宿すのだろう。]
ええと、今まではアクション漫画を描いてました。 一番好きなジャンルなので、今後もその方向で行くつもりです
……だけど、それとは別で。 描きたいジャンルがありまして………。 詳しくない分野なんで、シナリオを書ける人を探してる所で。
[詳しくないのに描きたいとはどういう事か。 当たり前な疑問を前に、眉を下げて笑う。]
(+124) 2014/04/02(Wed) 23時頃
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To:博 Title:知らなかった [本文] ロンドンってパスポート無しでいけそうなんだな。
そういえば言い忘れてた。 お前めちゃくちゃ、格好良かった。
[去り際の告白のことを差してるが、伝わらなくてもいい。 結局はっきりと言葉にすることはできなかった自分にとって、博の勇気は燦然たる人が持つ輝きだった。]
(+125) 2014/04/02(Wed) 23時頃
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これから有名になる予定の友人に触発されまして、 スポーツ物を描いてみようかと。 デッサンだけは高校生活で一番描いてきたんですけど、
[現実では無い世界。電子空間の空は、夢の世界と似ている。 夢だから、彩度が足りない。 現実には、強い彩度が存在する
俺が今描きたいのは、飛び切りの青空。 仮想現実ではなくて――流れる白い雲と、青い空と、あと]
「スポーツ物か…。 バスケもサッカーもウィングで連載してるけど 十文字くんは背が高いからバスケかバレーボール? 有名になる友人っていうのは、同じ部活動の?」
えーと、………俺は三年間美術部で。 友人は野球をやってます
だから、今描いてみたいのは
(+126) 2014/04/02(Wed) 23時頃
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野球漫画です。
[飛行機雲の代わりに空に描かれるは、白球の描く軌跡。
夢ではない。 夢で終わらせてはいけないから、現実を描こう。
無気力な主人公は、現実に興味を持つようになった*]
(+127) 2014/04/02(Wed) 23時半頃
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― 朝 ― [もぞもぞとベッドから起き上がる。 時計を見れば、丁度バスの時間だ。 今までバス停まで見送っていない為、今日も見送らない。
戻ってきた環と一緒に寮母のところへ書類を取りに行く。 お世話になりました!と頭を下げ、また部屋に戻れば残りの荷物を送る準備をする。
とはいえ残っているのは段ボール1箱と、あとは手荷物だけだ。 鼻歌混じりでダンボールに物を積め、最後に写真の減ったアルバムを入れてガムテープで封をする。]
(61) 2014/04/02(Wed) 23時半頃
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To:環 Title:Re:れいのぶつ [本文] 俺の耳が死んだ。どうしてくれる。保存した。
(+128) 2014/04/02(Wed) 23時半頃
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To:環 Title:Re:かんどうをきみに [本文] 合成はよくないぞ。保存した。
(+129) 2014/04/02(Wed) 23時半頃
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─ →談話室 ─
[寮母室へ最後の荷物を届け、談話室へ向かう途中、スマホが3件のメールを届けてきた。 うち1通が少々重いのか、受信に少々時間がかかった。]
……?
[ロンドンってパリだろ。 そんな、声に出したら即ツッコミが入りそうな感想を漏らしつつ、談話室のソファーのひとつに掛ける。
重いメールには、伝説の一端が添付されていた。 機能のことを思い出し、噴き出しそうになった口元を、慌てて抑えた。
そしてもう一通。 電話は……そうだな、少し恥ずかしいよなと。 真相を未だ知らぬまま、今度は口元が緩んだ。]
(62) 2014/04/02(Wed) 23時半頃
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To:ありす(>>*17) Title:聴いた [本文] とろろも。 アソパソマソは驚いた。またお前の知らない一面が見られた。 直接聴けないのが残念だ。 今度会った時に聞かせてくれ。
サボテンの写真ありがとう。定期報告確かに受け取った。 その様子なら、俺も必要ないと思う。
いよいよ明日か。 卒業、おめでとう。
(+130) 2014/04/02(Wed) 23時半頃
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To:ひよこのベーシスト From:小鳥谷 博 Sub:まさかのコラボ
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ヤバくなくてよかったです。危うく、頑丈なロープで首輪を作って環さんを天井から吊るすところでした とろろもアソパソマソも、楽しめました。色々と
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(+131) 2014/04/02(Wed) 23時半頃
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[カメラは勿論手で持って行く。 荷物を出す為にまたダンボールを持って寮母室まで向かった。
部屋に戻る途中、何通か受信していたメールを確認して、ふ、と笑う。 それらには特に返信せず、一通だけメールを打った。]
(63) 2014/04/02(Wed) 23時半頃
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To:目測190p(漫画家) Sub:夢の国です
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住所、メモしました。ありがとうございます 年賀状とお歳暮と本送りますね
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To:犬属性オトメン Sub:では本を送ります
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計画通り
ネズミーランドに住むのは難がありますね ひと多くて大変そう
(+132) 2014/04/02(Wed) 23時半頃
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To:未味との遭遇>>+125 From:小鳥谷 博 Sub:
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年間パスポートあると自由に出入国できますよ
なにが格好よかったのかは分かりませんが、ありがとうございます ちなみにいまは、清々しさが通り過ぎて、静かに喪失感を噛み締めています。なかなかに乙な気分です
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(+133) 2014/04/02(Wed) 23時半頃
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[かこかことメールを返している途中、ふと那由多からのメールに手が止まる。 はて、いったいなにがかっこよかったのかと暫し考え込み。
ひとつ、他の人からも言われた件で思い当たる節があったが、自意識過剰だと恥ずかしいのでとぼけておいた。 が、心境は伝えておいた]
さて。
[よっと軽い声を上げて、荷物を持ち直す。 駅のホームへ足を踏み入れれば、丁度新幹線が来たときで。 出張へ向かうサラリーマンの間をすり抜けて、新天地へと移動を始めた]
(+134) 2014/04/02(Wed) 23時半頃
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[メールの返信は特にしなくても大丈夫だろう。]
でも僕、外国に手紙とか出したことないんだけど、フランスとかって普通に郵便局出せば大丈夫かなぁ?
[博からのメール>>+90に少しだけ心配になったが、まぁなんとかなるだろうなと結論付けて、鼻歌を歌う。]
(64) 2014/04/02(Wed) 23時半頃
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― 回想・夜の中庭 ―
[頭を抱き寄せられて。>>+71 その温かさに目を閉じながら、頷く。]
……わかった。
[自分も彼も、この先大勢の人と出会うだろう。 『当分』という、曖昧な猶予。 それがこれからどこまで続いていくか、それともどこかで途切れてしまうのか。
そんな先のことなんてわからないけれど。]
――…あのさ、昼間の『それから』の続きだけど。 俺も……俺の、やりたいこと見つけようと思うよ。
[そうして続いた先が、また、彼の傍であるといいと。]
(65) 2014/04/02(Wed) 23時半頃
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[部屋に戻れば、新しいスヌードを受け取った。持っていく物が、また一つ増える。>>+72
丞のスケッチブックを見せてもらってその可愛さに目を輝かせ。 なぜか見せるのに抵抗をした最後のページの茶色に塗り潰された猫に、噴きだしたり。笑えば紙面の中の猫に似た色の、あまい茶色の髪がふわふわと揺れた。
適当なところで布団に潜りこんだけれども。少し離れたベッドで眠れなさそうに身じろぐ気配には、気づいていた。 こっそり寝返りをうつふりをして、枕に目元を押しつけ。無理矢理目を閉じて、迎えた朝。]
――…おはよう。成斗。
[最後の朝の挨拶。 じゃあな、と一足先に部屋を出ていく彼を送り出した。* →>>5:66]
(66) 2014/04/02(Wed) 23時半頃
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― 夕方・電車の中 ―
[携帯を弄っているとすぐ電源が落ちるから触らずに。 車内が空いてきたタイミングでノートに絵を描く。
寮周辺を思い出して描くのは、もうやめにしようか。 先日見たネオン街の風景。星の見えない空。
古くなった記憶を頼りにいつかあの地を描こう。 きっと、建物の配置が頭の中で曖昧になって仮想世界になるのだ。
それでいい。 持っていけないものと持っていけるもの。 それを生きていくこの先で、分別しなくてはならない
日中に明智から来ていたメール>>*19に気づく。 ケーキの箱は傍らに置いて、]
(+135) 2014/04/03(Thu) 00時頃
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[明智からの住所プリーズメールは、出発前に貰ったし送ったしでいいか、と眺めるだけで。 あとは、1日もはやく彼の記事を載せた新聞勧誘が来るのを待つだけだ。
少なくとも、保科にまで呪われた(気がする)身長が縮む日よりかは近いだろう]
(+136) 2014/04/03(Thu) 00時頃
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>>+132 to:小鳥谷 title:ハガキ1枚に対して、丁寧に悪いな
message: えっ
えっ
計画通りってなにまさか うわあああん[泣いてるねこ]
うん。ひーちゃんには向かない住処だと思う。
(+137) 2014/04/03(Thu) 00時頃
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ドナルドは、ふたたび茶色いうさぎをじっと見つめている。じー*
2014/04/03(Thu) 00時頃
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[地図のURLは見ただけで、それを確認していない。 メールの文章のみだけ見て、素直に信じていた。
元々地理は苦手だった。]
ふんふんふーん。 ふふーん。
[カメラを手に、のんびりと廊下を歩く。 最後の一日。さてどう過ごそうか。]
(67) 2014/04/03(Thu) 00時頃
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TO:明智 智明>>*19 TITLE:RE:写真 MESSAGE: 俺が退寮してからの写真は欲しいな。
あと、野球部の写真でもらってないのがあれば データのが作業し易いから嬉しいが、写真でも構わない。
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(+138) 2014/04/03(Thu) 00時頃
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