人狼議事


93 Once upon a time...

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【人】 薬屋 サイラス

[サイモンの声と、スージーに名前を呼ばれて>>74やっと、
 魔法が解けるように身体が震えはじめた。
 そのままぺたんと、空気が抜けたように崩れ落ちる。

 ただ、ブローリンの言う「人狼」>>79という単語が
 べったりと脳裏にこびりついて離れない。]

(87) 2014/10/10(Fri) 18時頃

【人】 薬屋 サイラス

[お伽話の「人狼」ならば知っていた。
 それは吸血鬼と同じように、人を糧として銀に弱い。
 大体の知識はそんなものだろう、普通の人だったならば。

 ――ただ。]


[トリという抑制力が無くなってから少し、いやだいぶ、
 おかしくなっているという自覚が、あった。
 本当に、この世界に「人狼」が居るのなら、俺は……**]

(88) 2014/10/10(Fri) 18時頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2014/10/10(Fri) 18時頃


【人】 流浪者 ペラジー

 だんちょー、しんだ?
 ………なんで?

[問いかけても、返ってくるのは困り顔ばかり。彼らにだって、はっきりとしたことはわからないのだ。殺された、という言葉は、敢えて避けた。背後のテントの中が、どうなっているのかについても、口を閉ざした。知らせることはない。団長は死んだ。それで十分すぎる。

「……公演は」「やるってさ」

彼らはペギーを見た。色味の薄い唇が、わずかに震える。]

 もういない?

[沈痛な面持ちで、二人は頷くしかなかった。]

(89) 2014/10/10(Fri) 18時半頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2014/10/10(Fri) 18時半頃


理髪師 ザックは、メモを貼った。

2014/10/10(Fri) 18時半頃


【人】 流浪者 ペラジー

 ………う、

[大きな目から、涙がこぼれ落ちる。ペギーはその場にへたり込んだ。]

 わああああん。
 わあああああああん。

[彼女が声をあげて泣くのは、父親が彼女と笛を遺して行ってしまった時以来…つまり、ここへ来て初めて、だった。人目もはばからず涙を流ししゃくりあげるペギーに、男らは困惑し、周りの人々もぎょっとして振り返った。

彼女の愛した日常の中には、いつの間にか得体の知れない何かが音も立てずに忍び込んでいた。]

(90) 2014/10/10(Fri) 18時半頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2014/10/10(Fri) 18時半頃


【人】 理髪師 ザック

[>>90開幕のベルよろしく響いた泣き声に
道化師の視線はようやく動いた。
まばらとなった人垣の間、座り込んだ少女へ
またじっと灰色のぎょろ目が向いた。

動揺と慄きが色濃く残る観衆。
へたり込む姿は他にも窺える]

……、 ゥン。
俺、コーヒーあっついの淹れるからさ。
泣き終わったら声かけといて。泣いてる子に。

ン? やだよ、
俺が声かけたらもっと泣いちゃう。

(91) 2014/10/10(Fri) 20時頃

【人】 理髪師 ザック

―― 炊事場 ――

[食事場にはひとは殆どいなかった。
普段通りに>>69食事をとっているフライヤーへ
手を掲げるだけの雑な挨拶を送り、
食事場を過ぎて炊事場へ。


炊事場には一層ひとがいなかった。
火にかけて薬缶。
その隣にポットとコーヒー豆を用意する。
ついでにミルクとメイプル。泣き虫、子供向け。
気付け薬のブランデーは大人向け。

舞台開幕までの調整に向けて、
死体の観衆から団員・演者へと、戻る為の飲み物を沸かし]

(92) 2014/10/10(Fri) 20時頃

理髪師 ザックは、メモを貼った。

2014/10/10(Fri) 20時頃


理髪師 ザックは、メモを貼った。

2014/10/10(Fri) 20時頃


【人】 妄執の誓い エフェドラ

――昨日/炊事場を出る――

 見逃さずに食ったら腹壊すのは人狼くんさぁ。
 壊すかどーか判断すんのも、人狼くんのほーだけど。

[去り際、ブローリンの声かけ>>30に、背中を向けたままにししと笑った。
 ついでにアントニー>>35に向けて、ドラねーちゃんは夢に旅立つまた明日な、とばかりに拳を突き上げる。
 そして、ルリの歌声>>29と…………]

 …………? おやすみ。

[訝しげにちらりと振り返って、一言だけ。
 そのまま炊事場を出ていく頭の中に、はてな、とよぎる]

 はて……あたしゃ、なんかお礼言われるようなことやったっけ?

[人心、人形に知れず。
 小さく細いマリオネットは、まっいっか、と思い直して。
 そのまま歩みを続けていくのだった]

(93) 2014/10/10(Fri) 20時頃

【人】 妄執の誓い エフェドラ

――昨日/その後――

[とはいえ、結論から言ってしまえば、その日は居住テントへは帰らなかった。
 いや、他の団員女子と先んじて、ぐーすか寝る気ではいたはずだけど。
 語られていたメルヘンの1つが、エフェドラを再びこの場所へと誘っていたのだ]

 悪いね。
 放り出して>>0:7からあんたの存在、すっかり忘れていたよ。

[投げ出されていた長柄のブラシを、積み荷の端に立てかける。
 そこは、先ほどまでそこそこ長居していた、物置テント。
 そこで、ジャニスとの片づけの最中に見つけた>>0:96、あの木箱を取り出した。
 蓋を開け、中からいくつかある『それ』のうち、一番上の1つをつまみあげる]

 懐かしいねー。のすたるじー。
 こんなところに放り込んでいたんだ。

[その指先にあるものは、メルヘンに所属する以前にもらったもの。
 気をつけ、をしたような、指先くらいの赤黒い土人形]

(94) 2014/10/10(Fri) 20時頃

【人】 妄執の誓い エフェドラ

 言ってたっけ。『……本物が、いるんだよ』って。

[これが、その証拠だよ、と。その人物は言っていた。
 もっとも、その使い方を聞いた時には、それじゃ何の意味もないじゃんと。
 証拠にもしようのない、子供だましだと思ったものだけど]

 居ると信じれば居る。居ないと思えば、居ない、か。

[まるで、死人、をかたどったような、赤黒い土の人形を撫でて呟く]

 ……もしかしたら、いる、のかもね。

[やがて、睡魔に誘われ。エフェドラはその場で、深い深い眠りについた。
 雑多に物が積まれた倉庫の中で。
 ぽつんと横たわる人形のように**]

(95) 2014/10/10(Fri) 20時半頃

妄執の誓い エフェドラは、メモを貼った。

2014/10/10(Fri) 20時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

[先程炊事場へと入っていったザック>>92に手を振り返す
 暫くの後、漂うコーヒーの匂いに顔を上げ
 炊事場へ顔を出す]


  コーヒー、ちょーだい


[他人の作るコーヒーは美味しいのだ。
 緊迫した空気も理解しないから
 問い掛けは日常のよう]


  団長、死んだの?
  見た?


[投げるは、ストレートな一言]

(96) 2014/10/10(Fri) 20時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2014/10/10(Fri) 20時半頃


【人】 理髪師 ザック

ハロー、フィル
ブランデー? ミルク? メイプルでも。

[ストレートな質問を瞬いた眼で受け止め、
カップに追加するものを聞き返す。]

死んだって。
俺は見てないけど。
フィルも見てないみたいね。

(97) 2014/10/10(Fri) 20時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

  ミルク少し入れて


[いつもミルク少々で飲む。
 自分の作る化物コーヒーに比べれば何だって美味しい]


  なんだ、見てないんだ。
  俺も、見てないけど。


[まるで他人事]


  団長の代わり、どうするの。
  前口上とか。
  他にあったっけ……?

(98) 2014/10/10(Fri) 21時頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/10/10(Fri) 21時頃


【人】 愛人 スージー

[トリノスへと伸ばした手は触れる前に止まる。
彼の身体の震え>>87に気付き、
躊躇う間に、彼の身体は崩れ落ちて支えるも間に合わず]

 ――……トリノス?
 大丈夫? 立てる?

[確認するように尋ねる声を掛けた。
彼が何を考えるかは知らぬまま
ただ案じるような眼差しを向ける。]

(99) 2014/10/10(Fri) 21時頃

【人】 理髪師 ザック

[カップに黒い液体と、次いで白い液体。
底に沈み込んで
浮き上がる際にはもう混ざり合っている。

出来上がりを渡し]

なんで死んだんだろね。
最終公演目前に。

[あとで見にいこ。
自分の分を呟きとともにすすり上げ、眼差しを向けた]

(100) 2014/10/10(Fri) 21時頃

【人】 理髪師 ザック

前口上なら俺やりたいな。

ン、で、後、は……
カーテンコール? 終演挨拶?
団長だけの演目なら潰して他いれるしかないね。

[自信がないと表す眉は八の字を描く。]

(101) 2014/10/10(Fri) 21時頃

理髪師 ザックは、メモを貼った。

2014/10/10(Fri) 21時頃


【人】 愛人 スージー

[ブローリンの声>>79が聞こえきょとと瞬く。
いきなり、の事だと思う。
今もまだ途惑いは隠せないけれど
それでも何かしていなければ不安に押しつぶされてしまいそうで]

 ……人狼、なんて。

[メルヘン、お伽噺。
そう言いたいのに続く言葉がでないほど
団長の姿は無残なものと成り果てていて。
女の灰色の眸が、また不安げに揺れた。]

(102) 2014/10/10(Fri) 21時半頃

【人】 許婚 ニコラス

 ― 夜のお話 ―

[立ち並ぶテントの外れ。
切り株に腰掛け、奏者は夜への想いを音にする。
精一杯、絞った音色は夢物語だと思ってもらえればいい。

ただ深い眠りにつく者へ
悪夢に魘される者へ
はたまた、命を落とす者へ。

最後の一音が鳴り止む頃、月は雲影へと姿を消した]

(103) 2014/10/10(Fri) 21時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

  ありがと。


[受け取って、すする。
 あたたかい香りにふわりと笑う]


  前口上、やってくれるんだ。
  良かった。
  喋るの、上手だし、うまくいくよ。
  これで公演出来るね。


[ぱたりと話題を変える]


  ああ、そーいや。
  人狼がやったんだ、ってさっき誰か言ってたなあ。
  人狼って、なんだっけ?

(104) 2014/10/10(Fri) 21時半頃

MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2014/10/10(Fri) 21時半頃


【人】 靴磨き トニー

――団長の前――

[名前を呼ぶ声があった>>74
 ほたほたテントの床布を濡らすばかりの水が、それでようやく軌道を変えた。
 団長の絶えている下方から声のする方へと上を向いたから、涙の筋は頬から首筋へと伝う。]

スー。

[手が伸ばされていた。
 何だろう、と視線の向きがその手の方へまた移った。移って、しばらくじっと見つめて、その手に自分の手を重ねた。
 手の意味を理解したのではなくて、伸ばされた手は掴むものという認識のせいで、半ば反射に近かった。
 普段の子供扱いが功を奏してか、そういった辺りは御しやすい。]

(105) 2014/10/10(Fri) 21時半頃

【人】 靴磨き トニー

[スージーが座り込んでしまったトリノスに声を掛ける間>>99も、涙は静かな筋を作るだけだったが。
 人だかりのざわめきを引っ裂くように泣き声が聞こえた>>90
 幼いその泣き方がはじめは誰だかわからなくてぎょっとして、ほんの僅かな間だけ雫が止まった。
 ペギーだ。ペギーのあんなふうに泣くのをはじめて見た。あんな大声も知らないかもしれない。
 泣いている。泣いて、]

うああああ、うわあああああああん。

[束の間の凪も、嵐の前の静けさ。
 つられて、つられて、清流は突然堰を切った。]

(106) 2014/10/10(Fri) 21時半頃

【人】 許婚 ニコラス

 ― 公演の日 ―

[緊張からか、公演がある日はどうしたって眠れない。
そうして気がついたら寝坊………良くないとは自覚している。
それでも、きっと興奮が抑えきれないのだろう。

抱きしめるようにしていた革袋を撫で
いつもと違う空気に、首をかしげ、あくびをひとつかみ殺す]

(107) 2014/10/10(Fri) 21時半頃

【人】 理髪師 ザック

[このフライヤーの喋る話題も、
道化は思う、まるでブランコだ。
返ってくる時には別の話題を載せている。
そういう時に道化の脳には、あぁいいな、が過る。

褒める言葉に、そお? ありがと、短く返し
相も変わらずふわふわとした笑顔を眺めやる。]


人狼? 団長の事?

[死んだ の認識が揺さぶれて
道化の眉がおのずと寄った。]

(108) 2014/10/10(Fri) 21時半頃

【人】 理髪師 ザック

噂の延長じゃない?
『この電気溢れる時代>>23』に人狼は黴臭い、らしいから。
マ、詳しく聞きたいなら、サイモンがいいよ。
顔に似合わず、そういうの、知ってるみたい。

[顔に似合わず。
もう一度同じことを繰り返すと
フライヤーの頭に手をのせ、くしゃりと混ぜた。
「人狼」については喋ることはない、だから
公演へ向けての一言。]

今日の跳躍も頼むよ、花形。

(109) 2014/10/10(Fri) 21時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

――― 昨日・炊事場 ―――

 ……… 任せて。

[手招きに、駆け寄る子猿に、腕を伸ばした。
右腕に蛇を。 左手に子猿を、伴って。
調教師らしく頷き、ブローリン>>46の様子に、ふと―――]

 寂しい?

 ………… 明日には、ちゃんと、帰すからさ…

[気付いたのは、言葉尻の、声色の僅かな変化から。
蛇の口を介さずに指摘して、卵とオレンジも手に、背を向ける。]

(110) 2014/10/10(Fri) 21時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[響く泣き声は、サーカス団にとって珍しいものだ。
此処にいる子どもは否応なく大人びる。
押し殺した泣き声が夜に聞こえることはあっても、夜鳴き鳥や星々の囁きに――それに似せた音に眠りに誘われ、いつしか寝息へと変わっていく……ものだったが]

 どうしたの?

[短い髪をあちらこちらに跳ねさせて、奏者は遅れて団長が使っているテントの前に現れた。
泣く子を確かめ、団長のテントを眺め、
そして、中を見ようと一歩踏み出した]

(111) 2014/10/10(Fri) 21時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

 
 『ならば、私の方が余程恐ろしいな。』

[しゅるり、蛇の口、舌を出した。

丸呑みを恐がる、団員の声>>42
男の口許も矢張り、笑う角度で。
翌朝―――… の、出来事など、知らない内だからこそ。]

 おやすみ。

[そう、言って、男の足取りは、二匹を伴い、テントの外*]

(112) 2014/10/10(Fri) 21時半頃

靴磨き トニーは、メモを貼った。

2014/10/10(Fri) 22時頃


【人】 薬屋 サイラス

 
 だ、 い。

[じょうぶ、と続けようとして口が上手く動かない事に気づいた。
 スージーを見上げて、それでも彼女に甘える訳にはいかないと
 頷いて見せるが地に手はついたまま。

 その金色が朝の日に照らされて、すごく綺麗だなと思った。]

 人狼、居ると思う?

(113) 2014/10/10(Fri) 22時頃

【人】 愛人 スージー

[呼び返すアントニーの声>>105にはっとする。
差し出した手に重なる体温に安堵するように僅か強張りが解けて]

 アントニーも、大丈夫?
 歩ける?

[年齢よりも幼くみえる彼に対するは見目に沿う行動に近く。
ペギーの泣き声に呼応するように
アントニーが声をあげればまたへなりと眉が情けなく下がり]

 え、っと。
 どうしよう。

[おろりとした声が漏らして]

 アントニー。

[重なった手がするりと彼の背の方へ伸び
泣く子を胸元へと抱き寄せようとするのは母性に近く。]

(114) 2014/10/10(Fri) 22時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[秋の夜、月の夜、跳ねる玉、子猿と子犬の、愛嬌の声。

 月が傾いて、空が白んで、夜が明ける。

一睡もせずに総仕上げを決めるのは
公演まで日取りが残っていないからだ。
―――…間に合わせなければ、と、気が急く。]

 明るい曲目を、……… ね。

[去り際に、ニコラス>>50が口にしていた希望を思い出す。
跳んで・跳ねる・飛び切り明るい演目が良い。
客先まで気持ち踊り跳ねるような、夢の演目を――――、]


 ……… 狼なんて、恐くない。

[無意識に、ポケットに触れた。
猟銃ほどの長さもない、ポケット・サイズの、お守り。
父から受け継いだ、それは、"誰かを護る"為のもの。]

(115) 2014/10/10(Fri) 22時頃

【人】 許婚 ニコラス

[声をあげる二人の子ども。
奏者の細い指が、慰めを与えるかのように二人の頭へ伸び
撫でるような、曖昧な仕草で触れてすぐに離れた。

この指が一番器用に動くのは、楽器に触れる時。
次が命持たぬものに触れる時で
人に触れるのは、どうにも上手くできたためしがない。

そうして、足を向けた団長の居室。
誰かが持ってきたシーツがかけられていたものの
少しずつ染みていく赤が、より一層悲劇の惨状を濃くしていた。

「死んだ」「殺された」「喰われた」「人狼」「人殺し」
囁かれる言葉。
それは噂話の域を超え、御伽噺が真実になっていく瞬間だった]

(116) 2014/10/10(Fri) 22時頃

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