78 わかば荘の薔薇色の日常
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……――間中サンさあ、
[もう、絵の話はやめよう。 今度こそ、言おうとした。 名前を呼ばなかったことを訂正しなかった。 明確に見えない線を引いた。 続きの言葉に、口を噤む。]
(56) gekonra 2014/07/03(Thu) 17時半頃
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……――
[何も、言えなくなった。]
(57) gekonra 2014/07/03(Thu) 17時半頃
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……――なんだそれ。
[紅茶を飲んだばかりなのに、喉が乾いている錯覚がある。 半笑いのまま、何をいっていいのか分からなくなって、ぽつりと言った。]
(58) gekonra 2014/07/03(Thu) 17時半頃
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お前、ほんとに、物書なんだね。
[――正しく感情は、伝わらなければいいと、思った。 なるべく突き放した声に、嘲りや皮肉として聞こえればいい。]
(59) gekonra 2014/07/03(Thu) 17時半頃
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[目の前にある南方の顔を 表情の変化を つぶさに見詰める遊の目がある。
最初に驚きがあって 見開いた目が自分を見ているのがわかった。
難しい顔の理由は──。
探る刹那に、鼻白むような息遣い。
いや。 ──これは嘲りか。]
(60) hana 2014/07/03(Thu) 18時頃
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[間中サンと呼ぶ声は さっきのようにはもう言い直さない。
明確に引き直された線は 色を持たないのに視認出来そうなほどの存在感を得る。
遊はそれに返事をしない。 まだ口を開かない。
南方の沈黙を、逸らさぬ眸に捉えたまま。
口を噤んだ南方と 声を発さぬ遊の作る静寂を 液体をストローで啜る濁音が乱した。]
(61) hana 2014/07/03(Thu) 18時頃
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[晴れた空から落ちる見えない雫のように ぽつっと零された一言に 遊はまだ、何も答えない。
それは遊が求める答えではない。]
──?
[お前──と、 突き放すように言う南方に 沈黙を守っていた遊のきょとんとした顔が 当たり前のように頷いた。]
(62) hana 2014/07/03(Thu) 18時頃
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[――間中は未だきょとんとした顔をしていた。]
……。
[あまりにも当然のように、まだ返答を待っていた。 話が、おしまいにならない。 まだ答えを貰ってないから、言葉の続きを待っている。]
(63) gekonra 2014/07/03(Thu) 18時頃
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[わかったと、返事をすれば、上っ面だけの返事になりそうだ。 いやだと、返事をしては、事実になりそうだ。]
――、
[だから、]
見なくていい。
[切羽詰まって聞こえないよう、なるべく、ぶっきらぼうに、面倒くさそうに言った。 見なくていい。間中には不要だ。 それは間中にとっての事実だと、南方は、考える。]
(64) gekonra 2014/07/03(Thu) 18時半頃
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[二人の間に見えない天秤がある。
南方の皿と、遊の皿と 重さの違う沈黙が積み重なって 天秤は傾いてゆく。
限界を超え 音を立てて崩れそうな均衡を 涼しい顔で遊は支えている。]
(65) hana 2014/07/03(Thu) 18時半頃
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[やっと返って来た返答は 声を発するのさえ面倒がるような声音。
いい、とも 悪い、とも
どちらとも違う南方の返答に 遊は眼差しをゆるりと細め ゆっくりと、笑うように言った。]
(66) hana 2014/07/03(Thu) 18時半頃
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[見たい──。
その言葉に、南方はどんな意味を見出すか。 それを南方が言葉にする前に、遊はもう一度口を開く。]
練習じゃない南方の絵が見てみたい。
(67) hana 2014/07/03(Thu) 18時半頃
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[南方は、また、104号室の扉を、自ら閉めず、重みにまかせて、あるがまま、放ったらかしにした時のように――]
好きにすれば。
[面倒くさそうさを声音にのせて、言った。]
(68) gekonra 2014/07/03(Thu) 18時半頃
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[しかも注文がついた。]
……あぁ?
(69) gekonra 2014/07/03(Thu) 19時頃
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[面倒臭そうな南方の声と 気負いのない柔らかい遊の声が被って──]
うん
[好きにすれば──という言葉に、嬉しそうに目を細めた。]
(70) hana 2014/07/03(Thu) 19時頃
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……お前なあ。
[それでも、その注文に応えるには、時間が必要だ。 だから時間稼ぎをする。その時まで、きちんと練習を重ねるために。]
――遊が。 賞とったらね。
(71) gekonra 2014/07/03(Thu) 19時頃
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− 猫との戦い −
[徹津の説明は細切れだが、必要最小限の情報は入っている。 猫達のどのシーンを選ぼうかと真剣に見つめて、 枚数の少ないえーたろについては>>19、 こちらを見た一瞬を収めた一枚、丸い目をした写真を選ぶ。]
写真は大事な思い出だからな。 ごっそり貰う訳にはいかんからな。
[写真の技術や機材等は判らないが、 何となくカメラを構えている徹津は自分の知らない彼だと思う。 彼はこんなにも対象を真剣に見続ける集中力と 切り取る決断力と判断力に長けていると写真を見て気付かされた。 これらの写真を撮るまでに彼の中で何があったか、 彼の意志で撮ったのだから、 些細な事含めて全て彼の思い出だろう。]
(72) pannda 2014/07/03(Thu) 19時頃
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[じゃあ約束。 そう続けようとしていた遊は、 突きつけられた条件に、一つ、二つ、瞬きをして。
ふわりと視線を揺らし 口許を小枝のような指で覆った。
それからまた一度、目を瞬かせ ん──と呟いて、細い肩を竦めた。]
(73) hana 2014/07/03(Thu) 19時頃
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わかった。
じゃあその時は 南方が描きたいものを、描いてるとこ 最初から、完成まで、ちゃんと見せて。
[──好きにしろって言ったよね。
故意か 偶然か。
言質を取った遊は、したり顔で緩く笑う。]
(74) hana 2014/07/03(Thu) 19時頃
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モデルが必要なら俺がやる。 バイト料もいらない。
時間は掛かってもいい。 俺は、来年もここにいるから。
──あの絵。
あの、裸の人の絵。 変わった絵じゃないけど、色が好きだった。 どんな風にあの色を出すのか、知りたい。
(75) hana 2014/07/03(Thu) 19時頃
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──約束ね。
(76) hana 2014/07/03(Thu) 19時頃
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[猫の写真から他の写真も見ていると、 思いがけぬ話>>20を依頼される。
まさか徹津の方からそんな提案をしてくるとは思わなかった、と まじまじと彼を見つめた。
確かに徹津は強かったと改めて確信して、写真に視線を戻す。]
そうだな。 菓子に限らず、店には店のイメージがある。 季節ごとのイメージがある。 店長や店長の子供が写真を撮ったなら、 何だってどうだって飾られる。
お前が望むのはそう言うのじゃないんだろ?
[強さを試す様に、覚悟を聞いた。]
(77) pannda 2014/07/03(Thu) 19時頃
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後、これも良いか?
[若葉より濃い夏を感じさせる緑と日差しを映した1枚、 鮮やかに咲いた花の周囲は僅かにぼけていて、 その分花が更に強調されている1枚。 合計3枚を手にした。]
明日店長に話しておくから…。 どうだ?進と一緒に店に来ると良い。 店の雰囲気を知るって言うのも大事じゃないか?
[少し押し付け過ぎている自覚はあったので、 彼が引くようなら苦笑いで無理にとは言わないと 付け足すだろう**]
(78) pannda 2014/07/03(Thu) 19時半頃
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親方 ダンは、メモを貼った。
pannda 2014/07/03(Thu) 19時半頃
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[間中が細い肩を竦め、肯定を返した。>>73]
じゃ、宿題な。
遊が入賞したら、俺は好きに描く。
[口にしてみると、馬鹿馬鹿しい位の好条件だった。 魅力的な事しか声に乗せていなかった。]
(79) gekonra 2014/07/03(Thu) 19時半頃
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[最初から最後まで、好きなように。 妥協や媚びではなく。 こちらは、意外と困難に思える。]
いいよ。
[何より時間を捻出するのが問題に思えるが…… ――まだ先の事だと判断して、さておいた。]
(80) gekonra 2014/07/03(Thu) 19時半頃
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[昨夜、素人に「どう」と正否を求めようとしていた間中がわらっている。したり顔で。 たった一晩でこのざまだ。 なんてふてぶてしい。
――傲慢でないよりも、ずっといい。]
(81) gekonra 2014/07/03(Thu) 19時半頃
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は? モデルって、ずっと動かねえやつだよ? お前できるかな……
[出来るのなら、違うモデルを使うのは、いい気分転換になるだろう。描いてみたいかどうかでいえば――確かに、描いてみたい気もする。]
(82) gekonra 2014/07/03(Thu) 19時半頃
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[色が好きだった、と言うのに、小さく、笑い声をたてる。 何人も観察し続けて挑んだ末の「いい」と思って載せられる色だ。 たとえ今現在定番として成り下がっていたとしても――]
お前ね。 10年早いよ。
[知りたい、というそれに、口の端を歪めた。 挑戦を待つように、にやと笑った。]
(83) gekonra 2014/07/03(Thu) 19時半頃
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[間中が約束だと言い切った。]
(84) gekonra 2014/07/03(Thu) 19時半頃
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ん。
[頷くのは、難しくなかった。]
(85) gekonra 2014/07/03(Thu) 19時半頃
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