78 わかば荘の薔薇色の日常
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― 幾分先の話。八月の終わり>>472 ―
[寝起きを立てている南方を寝かせたベッドに背を向ければ、部屋の中、たくさんのキャンバスが出迎えてくれる。 いくつかかさなっているのと、絵が見えているのとか、それぞれあって。 そのうちのひとつ、呑んである間に話題に出した女性の裸婦画もあった]
あー……なるほど。 なっちゃん、絵の話したがらないから……
[だからめんどくさそうに突っ込めないような話で終らせたのかと納得する。 自分ではかけない、技巧を重ねた絵をしみじみと眺める。
油絵はかけない、でもそれを眺めるのは好きで。 いまもこうして、めったにない機会だと、絵に手は触れないようにしながらもまじまじと眺める]
(475) sinotaka 2014/07/06(Sun) 14時頃
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――
[すごいな、とため息をひとつ。 イラストはかけても、絵画にはならない。 そんな己にとってはこの絵は本当にすごいと思える。
気に入ったのは風景画で、しばらくそれをじーっと眺めた。 タッチが気に入ったのもあるけれど、言葉にならない感覚の部分で気に入ったという感じがした]
っと……さすがにこれ以上は、な……
[うっかり隠れいるキャンバスも見てみようかと手を伸ばしかけて、今更辞めておいた。 そっと南方の様子を伺えば、まだ眠っているように見える。 ならこのまま寝かせておくか、とそっとカーテンを開いて部屋から出ようとしたが。 その音で目覚めた南方の声が聞こえれば足を止めて、そっと様子を伺う]
(476) sinotaka 2014/07/06(Sun) 14時頃
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― 幾分先の話。八月の終わり>>475 ―
[物音で南方は目を覚ました。 慣れた寝床の感触で、運ばれたという事ははじめ、わからなかった。わからなかっただけに、自分以外の音が、室内にあることに驚いた。 跳ね起きる。すこし眠ったせいもあってか、いっぺんに頭の酔いが覚めるような心地がした。]
――……
[部屋のなかには藤堂の姿があった。 目を大きくする。頭のなかで状況を整理した。 体に残った酒の理由は談話室でのんでいたから。 何故鍵があいたのか。尻ポケットに硬い感触はない。 沈黙が、ひたり、と部屋のなかを横たわっている。 口を、ひらいた。]
……そのまま置いといてくれって言ったじゃないすか。
[呆然と言う。寝起きが理由にも思えるような声音で。]
(477) gekonra 2014/07/06(Sun) 14時半頃
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[とても間近に聞いた動揺を露わにした声も、 触れた目元の体温や微かな動きも、 唇を掠める睫毛の感触も、記憶に深く刻まれる。
この目が笑ってくれるところを見るのが好き。 だから離れる間際に愛しむような淡いキスを残し。
ついでに…と言うには度が過ぎるかとも思ったけど 悪戯心のまま、そこをちらりと舐めたりも。]
……猫みたく、ザラザラしてねぇでしょ。
[そして、檀が目元に指先添えるのと同じように、 さりさり…自らの唇を人差し指の背で撫でながら 談話室を離れる。
一度だけ振り向いた時、 桃を持参した間中の姿を見たのだった。*]
(478) onecat69 2014/07/06(Sun) 14時半頃
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― 幾分先の話。八月の終わり>>477 ―
[跳ね起きた南方と、視線があった。 断られたのに部屋に中に入ったことと、絵を見たことの後ろめたさがある。
口を開いてなにを言おうかと悩んだときに、聞こえた声の響きに苦笑を浮かべた]
あー、……ほっとけなくて、つい。 勝手に入り込んだことは謝るよ。
[すまない、と告げて、頭を下げる。 あげる動作の途中でちらりと視線はキャンバスへと向かい]
やっぱり、油絵やってるんだな……すごいな。
[ぽつり、とつぶやいたのは、やはり酔っているからだろう。 ここは謝った後は素直に退散するべきところのはずだが、気づかれたのなら、と開き直って居座るずうずうしさを発揮した]
(479) sinotaka 2014/07/06(Sun) 14時半頃
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― 幾分先の話。八月の終わり>>479 ―
[相手は苦笑いをしている。そこで、要は自分の不注意によるものと、漸く後悔がやってきた。 改めて鍵を探る。落としたのだろうか。鍵は作業台にでも、乗っていたかもしれない。] ……、
[まだ混乱していた。謝られて「いえ」と小さく返した。 鍵さえ開かなければ、部屋など開きようもないのだからと油断していたこともあって、納得出来なさがまだあった。だからそれ以上何も言えなかった。]
……? なにが……
[すごいな、と言われた。ぽかん、とする。 思わず思ったままの言葉が口をついて出ていた。 何が?]
(480) gekonra 2014/07/06(Sun) 15時頃
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― オカマバー ―
[オカマバーに行くことになった経緯はきちんと覚えてない。 だがまあ、原因のひとつに、昼間遊に告げた言葉とか、それを麻央がきいてたこととか。 パーティで盛り上がった酒の勢いとかがあるのだろう。
わりと質のよい、でも莫迦騒ぎができる店ということで選んだ店に連れて行けば、今日はどうやらバイトの質が悪いらしい。
客の顔がどんなんだろーと邪険にしない店員もいるのだが。 瑛士や遊への態度をみればやれやれとため息をつきたくなる。
オカマはあくまでもオカマなので、意外ときれいなタイプというのは少ない。 きれいなタイプはニューハーフとして女性らしくすごすから反対にこういった店では浮くようだった]
(481) sinotaka 2014/07/06(Sun) 15時頃
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……
[周りの相手は野太いながらも、女としての気遣いを見せるオカマたちに接客は任せる。 面白いのは瑛士や遊に敵愾心をむけるタイプほど、コンプレックスを持っているのがよくわかる。 しなだれかかってくるオカマをいなして酒を飲みながら周囲を眺めていた]
ああ、悪いな、ママ。 こういった店にきたいって言われてさ、あんまり免疫のないやつらだから。 あの子らちょっと交代してもらっていい?
[カウンターに腰をおろして、ママへと頼む。 ついでにいい値段のするボトルを一本、お詫び代わりにいれておいた。 そしてきちんと客を楽しませる店員と入れ替わったのをみて、ゆっくりと酒を飲む]
(482) sinotaka 2014/07/06(Sun) 15時頃
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― 幾分先の話。八月の終わり>>480 ―
[南方の部屋の鍵は作業台のところ。 油のにおいがする部屋の中で混乱した様子の南方を見やる。 正直すぐさま追い出されても可笑しくはないと思っていただけに、戸惑っているようにも見える南方が可愛らしく見えて、口元を緩める]
俺はこういう絵はかけないからな。 あそこにある風景画とか、いいと思うよ。
なっちゃん、こういう話したがらないから言わなかったけど。 油絵の匂いさせてたからきっと何かかいてるんだろうし、見たいなと思っていたんだ。
[自分がもっていない技術に対しての敬意もある。 普段接することのない世界を見てみたいという思いも。
それが糧になることを知っている貪欲さもある。 絵画をとして描く場所をみるのは難しい。そういった世界が知りたくもあって、 それにこうして触れられる機会があるから、つい、居座っている]
(483) sinotaka 2014/07/06(Sun) 15時頃
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― 幾分先の話。八月の終わり>>483 ―
[藤堂は何故かわらっている。 言われて視線を向けた先の風景画。 見物していったのだと知る。まだ、呆けた顔をしていたろう。 先程の「なにが」は消えない。どの口が言うのだろう。]
……そうですかね。
[藤堂がこういう絵は描けない、と言った。 ある絵本をおもう。口元を、かすかにわらわせた。息をこぼすような、声をたてない笑いの気配があった。]
単に藤堂サンの絵には要らないでしょ。
ゆかり先生でしたっけ。 しらないかもしんないけど、大学一緒で、わかっちゃって。
[藤堂の話をすれば、自分の絵から話題は遠ざかるだろうか。 落胆のせいか、徐々に落ち着いてきた脳が、投げやりに出した案に従う。]
(484) gekonra 2014/07/06(Sun) 16時頃
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[風景画を藤堂が肯定する事へよりも、絵そのものに対しての刺っぽさが、つい篭もる。呆れ半分ぽつりと零した。]
どうすかね。
[――いいと思うよ。と、言ったろうか。 子供の絵を褒めているかのような言葉にも思う。 そうしてモヤついていることに、内心辟易とする。 ――できれば、これ以上、何も言わず返ってくれればいい。]
(485) gekonra 2014/07/06(Sun) 16時頃
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[きっちり物を仕舞っているのは、それこそ、においがつくのを嫌って、という面もまた大きいのだが、徹底なんて出来ようがないのもその通りだ。 ベッドの上にあぐらをかいた。 気づいていたとしたら、お互い触れないというのが、正しい線引だったのに。どうして態々崩したのだろうか。 「そうですか」と相槌をかえしてから]
わざわざ話すような事でもなくて。
[見たいなと思っていたと言われて、困り笑いを浮かべて、首を傾げてみせた。]
趣味でやってるようなもんですからね。
[最悪の言葉だと思う。]
(486) gekonra 2014/07/06(Sun) 16時頃
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― 幾分先の話。八月の終わり>>484 ― [わらったような南方に、小さく首をかしぐ]
へ、大学、一緒だったんだ。
あー……まあ、ね、俺の仕事にはいらないけど。 俺も、ああいう絵を描きたかったんだ。
だから、いいなあって。
[はじめて知った情報に、へえ、と驚く。 絵本や、小説の挿絵とは違う。
絵の具を載せた筆をもって、キャンバスに向かう瞬間。 そういったものも好きだったと、昔を懐かしく思い]
風景画、いいよね。 違う場所に立って眺めているような――そんな景色。
[南方の内心に気づかないままに、わずかな羨望と、思いついたままの言葉を口にして]
(487) sinotaka 2014/07/06(Sun) 16時頃
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趣味で絵を描く――それのなにがわるいのかな。
俺は運良く仕事にできたけれど―― 仕事じゃなくても、きっと描くのは続けてるだろうし。 そうなったらそれは趣味ってことだろう?
なっちゃんが好きで描く世界を、俺も見てみたいってだけだよ。
[人の視界を見ることができるのが絵だと思うから。 南方の視界に移った景色、それが描き出されるのを見たいと、笑った]
(488) sinotaka 2014/07/06(Sun) 16時頃
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― 幾分先の話。八月の終わり>>483 ―
[こういう絵を描きたかった。趣味として手を広げてみたいという話なのだろう。己と呼べる絵を武器に戦っている人間が本意で言う言葉ではない。 南方には、そうとしか思えない。]
はは。今からまた道具揃えてみたらどうすか。
[やや笑いが乾く。キャンバスにのっているものを通りすぎて、藤堂は油彩という手段を羨んでいる。]
――
[感性に任せたような藤堂の言葉はてんで心に届かない。 そうしてその瑞々しさのない所が彼と己の差なのだろうと南方には思える。 風景画、というものへの好みを話をする彼に、肩をすくめて]
そりゃ違う場所に立って描いたんでしょ。
[作者のみている景色が見えているようだ、という意味として理解することは出来るが、要は腕前の話だろう。そして彼が浮かべているのは誰かの絵であり、此処にはない。]
(489) gekonra 2014/07/06(Sun) 17時頃
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[むさいパーティーの後、何故か妙な所に呑みに行く事に なったらしい。 集団心理って恐ろしい、そんな事を思いながら誘いがあっても あっさり断り。]
犠牲者の介抱やるから、帰還だけはさせてくれ。
[潰れて廊下や壁を汚されては管理人の胃に穴が空く。 帰宅後の世話焼きを買って出て、一番大丈夫だろうと思われる 藤堂に帰還命令を出して見送った後は台所の片付け。
大量の氷や、おしぼりを冷凍庫に投入して 戻って来た順に投げつける算段。]
(490) pannda 2014/07/06(Sun) 17時頃
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[テーブルの上にお茶漬けの素をドン、と置いておけば 明日の朝、生存者が勝手に食べるだろうと判断して 自分はチーズおかきを食べながら、 BBQの残りの日本酒をちびちび。]
やっぱりこれが良いかね。
[テレビを見ながら新聞を広げ、気分はお父さんそのものだが。 食べながら思い付いた事をメモに取り、 明日試作品を作ってみることにした。
塩気の強いナッツを使ったチーズケーキが出来る 最初の段階であった。]
(491) pannda 2014/07/06(Sun) 17時頃
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同じ発酵食品なんだからチーズも合うだろ。
[元々ワインのつまみにもなってる位だ。 甘味を抑えて塩気で味を引き立たせなければいけないのが 難関だが、出来れば飲兵衛達にも客層が広がるかもしれない。]
おい、タク、これ食ってみろ。
[元々タクとの約束のケーキ。 試作品が出来る度に感想を求めに行って、 店頭に並ぶのは果たしていつ頃になっただろうか*]
(492) pannda 2014/07/06(Sun) 17時半頃
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― 幾分先の話。八月の終わり>>489 ― [なんだか言葉が上滑りしているように感じて。 瞳を細めて南方を見る]
――
[さっさと話を切り上げたいのだというのは伝わる。 いつもなら、それで切り上げるところだけれど、肩をすくめる南方をじっとみて。 それから部屋に置かれている絵へと視線を向ける]
なっちゃんさ、絵を描くの、楽しんでる? 人に見てもらうっていうのも、楽しんでる? 描きためるだけじゃもったいないよ。
[こんなにたくさんあるのに、と、近くにあるキャンバスに手を伸ばす。 描きたいから描くし、かいたら見てもらいたい。 そのはずなのに、溜め込まれているキャンバスを見て疑問におもったことを問いかけた。
こういう絵がかけるのにしまいこんでいるのはもったいない。 技術はすごいし、絵を見て感じ取れるものなど人それぞれだからこそ。 誰かに見せなければ意味がないとも思う]
(493) sinotaka 2014/07/06(Sun) 17時半頃
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[やる事はまだあった。
日向がこのわかば荘から旅立つまで僅か二ヶ月。 その間に、教えてやりたい事が山の様にある。
基本もそうだが、全て自分が教えたものを持って行って欲しい。 そうすれば、何処でも一緒に何か作っている様な気がして、 日向への引越しの餞用の料理や菓子のレシピをノートに 手書きする日が続く**]
(494) pannda 2014/07/06(Sun) 17時半頃
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― 幾分先の話。八月の終わり>>483 ―
――
[藤堂の言葉に、肌が粟立つ。 趣味で絵を描くことを、悪いと言ったように、聞こえたのか。]
……、――
[落胆から凪いでいた気持ちが、苛立ちでふつりと煮えはじめた。 知らないとでも、思っているのだろうか。 それを知らずに、絵画を趣味と言ったと思っているのだろうか。 全日を絵に捧げることを諦めた由を、一度も手放した事がないからこそ、想像もつかなかったろうか。 失うおそれすら、感じたことがない?]
……
[その上、油彩という形式でしか人の絵を見ずに、それを言う。 なにが好きで描く世界だ。]
(495) gekonra 2014/07/06(Sun) 17時半頃
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藤堂サン。
[それらの絵からは、何を感じ取ることも、なかったんだろう。 みずみずしい感性には、さぞ退屈に見えたことだろう。 思えば分かりきっていたことだった。 我に返ったような心地になった。]
帰りましょう。
[――そして彼の言葉は、単に、きっと、 絵が、混じりけ無く、疑いようもなく、単に好きだからこそ、選んだものであるのだろう。]
(496) gekonra 2014/07/06(Sun) 17時半頃
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[眉寄せて悩む姿に目の高さを合わせるように>>446 藤堂の傍にしゃがんで。けれども藤堂を見ようとはせず 見上げるのは煙がゆっくりと消えていく先の闇、]
…話さなくていいよ。
瑛士くんに…、 俺のことで余計な気遣わせたくない。
[しゃがんだ分遠くなった空を見上げて口にした言葉に 本音は別のところにあるな、と自嘲する。 これは宇佐美に対しての優しさではなくて保身の言葉だ。 あの部屋のあった事は他の誰にも立ち入られたくなくて。]
(497) chiz 2014/07/06(Sun) 17時半頃
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…けど、 徳仁…お前はいくらでも 俺の事を気にすればいいとも、思ってる。
[身勝手だ。自嘲混じりに小さく笑って。 短くなった煙草を携帯灰皿に押し付けた。 一服と話に区切りがついてしまえば 此処に留まる理由も消えて、立ち上がる。]
(498) chiz 2014/07/06(Sun) 17時半頃
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…お前の方が荷物も多いだろうし、 時期の都合はそっちに合わせるよ…。
一度掃除の業者入れた方がいいと思うし…、 まあ、その辺はおいおい…。
[時間がある時にでも話せばいいと言葉で締めて、 呼び止められなければ、こちらの用事はこれで終わりだ。]
(499) chiz 2014/07/06(Sun) 17時半頃
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―パーティの話―
?藤堂が言ってたけど。
[>>459てっきり公言するタイプのカップルだと思っていたら、気恥ずかしげにどもり項垂れる姿に目をぱちくりさせる。 もしかして言ったことを知らなかったのか。だとしたらいきなり問いかけてちょっと悪いことをした。 それでも律儀に答える姿に、ふむふむと頷いて。
無意識、自分が女役をやろうとする前提の質問だったことには気がついていない]
(500) kaisanbutu 2014/07/06(Sun) 17時半頃
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相性なあ。
[>>460愛情も思いやりもあいつには求めるだけ疲れる気がするというか、なんというかなので、ちょっぴし微妙な顔をしつつ。 結局は、とまとめられた言葉に少しだけ沈黙する。
後、投げられた直球に喉の奥から変な声が漏れた]
そ、そうか……。
[そうか、穴がないからそっちの穴を使うことになるのか。 冷静に考えればわかることだろうに、妙に新鮮な驚きがあった。
これはちょっとまじめに考えねばと、真剣な顔をして悩み始めたとき 宇佐美がこちらに向き直って]
……?
[なんで態度云々の話になるのかと小首をかしいでから。 控えめに肩をたたく彼へ、おうと答えておいた*]
(501) kaisanbutu 2014/07/06(Sun) 17時半頃
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― パーティーの合間に>>460 ―
[草芽に半端な回答をした後。一旦立ち上がって、…軽くため息をついてからまた座りこんだ。物思いを払しょくするように、隣の草芽に語りかける]
――なあ、麻央さんがそないな話訊くんは、俺のことを知ったから? それとも誰か、気になる人でもおるん?
[答えたくなかったら別にええけど、と続けて草芽を見る。目元が厚い前髪に隠されていて表情は読み取れないが、別に顔色を伺うつもりはなく]
……ノンケが、半端な気持ちで男に手ぇ出すと痛い目見るよ
[草芽の返事を待たずにつづけた。ただの好奇心でこっちに踏み込んで後悔されたら嫌だし]
(502) vetica 2014/07/06(Sun) 17時半頃
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[あまりに小さくて、聞こえなかったろうか。 できれば、もう、聞かせないで欲しい。 細々と守ってきたものを、崩されるような心地がした。 追い打ちのように、楽しんでいるかを問われた。 いや。説教をされている。 惨めにすら思われているのかもしれない。 この部屋の由など、理解できないだろう。 多分この人は挫折を知らない。 欲しいものを持っているからこそ、折れたことなどないからこそ、楽しんでいるかどうか、「勿体無い」などといって、諭すように口にする事が出来るのだろう。 「たかがそんな事が何故できないのか」と問われている心地だ。]
――藤堂サン。
[もう一度、呼んだ。声音が、強張る。 笑ってしまった。あんまり腹が立って。 明らかに、嘲った。 卑屈に歪めた口元が、言葉を続ける。]
聞こえなかったっすか。 帰ってください。
(503) gekonra 2014/07/06(Sun) 17時半頃
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― 幾分先の話。八月の終わり>>495 ―
[南方の視線がけわしくなったような気がした。 無言にこめられた思いが伝わるような気もして、眉をひそめ。 この部屋の中にある思いを知らぬまま、踏みにじったことにすら気づかない]
――
[南方の言葉>>496に軽く肩をすくめる]
余計なことだったかな。 勝手に部屋に入って悪かったよ。
[届かないのはなんだったか。 帰れと言われて、ため息をこぼす]
ああ、すまない。 帰るよ……それじゃ。
(504) sinotaka 2014/07/06(Sun) 18時頃
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