78 わかば荘の薔薇色の日常
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[わかっている。 これは警戒すればするほど飲めなくなるパターンの代物だ。 だから覚悟を決め直す。 ちょっと飲んだら満足して芸は去ってくれるだろうと期待して。 南方は息をとめて、一口くちをつけた。 水気が口の中に、わずかに流れこむ。 勢いをつけてゴクッと飲むほどバカにもなり切れなかった。 けれどおかげで浮いた油ばっかりが口の中に流れ込んできて、舌に油が絡まって、ベトベトした。 塩気と辛味と酸味と甘味――ん〜〜もうよく考えたくない味だ。 判断が出来ないという事は人間にはある。人間なのだ。書道家も言ってる。 南方は目一杯顔を顰めてから――]
あ
[小さく、ひとつ、気付きのように声をあげて、驚いたように――]
(295) gekonra 2014/07/05(Sat) 11時頃
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臭え。
(296) gekonra 2014/07/05(Sat) 11時頃
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……くっせえ。
????
くせぇ……なに……?
[ラー油とシナモンと酢と酒と醤油とウスターソースは全部におう。]
(297) gekonra 2014/07/05(Sat) 11時頃
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……――ふっ……
[笑ってしまった。 しずかに。諦めたように。目を閉じて。
臭くて。
あんまりひどくて。
多分、人生で一番悪意に満ちた飲み物だと思ったので、もう一口くらいは試しておくことにした。酒の味は消えていた。強いていうなら感触にだけアルコールを残している。 塩気と辛味と酸味と甘味は、塩気が一等賞、酸味が二等賞、辛味が三等賞、甘みがビリで、苦味が残念賞程度にある。 何故か漢方の力を感じる薬臭いような正体不明の匂いがあるのだが、これだけ混ぜ物をされている以上何が起きているのかは不明だった。ささやかに恐怖を感じるが、不味いという気持ちが心を占めているせいで、不思議とあまり気にならなかった。]
(298) gekonra 2014/07/05(Sat) 11時半頃
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[そうして、何だか分からない濁った茶色い飲み物を、油にまみれた固まりきらなかったヌルヌルの白身が、喉奥に入れてしまおうとした際、人間としての正しい反射で、吐きそうになった。 口を押さえた。 ――吐きそうといったが、正確には本当に軽く逆流したけれど、既に口の中が不味いので諦めて戻ってきたのごと飲んだのだ。 南方は、口を抑えたまま、顔をあげる。 顔を顰めていた――吐きそうになったせいで涙目になっていた。 けれど、少しの間をおいて、]
攻太。
[やけに真面目な顔をした。 口のなかが空になったので喋れている。 眉間の皺も消えていた。 湯のみをそのまま芸に返却した。]
(299) gekonra 2014/07/05(Sat) 11時半頃
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修行だ。 一回飲んどけ。
余ったら。 遊は俺の風邪を貰ってるかもしんないから。 風邪をひいたら大変だから。 ぜんぶあげろ。 遠慮しても、ぜんぶあげろ。 [間中が風邪をバラさなければ、こういう事にはならなかった。 ドアでの立ち話の姿勢で味見をし終えた南方は、穏やかに笑った。笑顔だった。笑顔じゃなくなった。]
(300) gekonra 2014/07/05(Sat) 11時半頃
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お前味見してねぇだろ!!!
[叱りつけてドアを閉めた。鍵をかけた。 口を濯ぎに行った。**]
(301) gekonra 2014/07/05(Sat) 11時半頃
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――朝――
[結局あのあと酒盛りしたのかしなかったのか、 細やかな事は昨晩の事として朝には持ち込まない。
明け方の夢を経て踏んだ今日。目を開けて最初に。 カーテンの隙間から射す光線のような日光一筋を つつっ…と視線で辿りながらゴロッと寝返り。
ベッドに俯せて見たのは、 光に指し示されるような玄関扉。]
(302) onecat69 2014/07/05(Sat) 12時半頃
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[―…ごくごく当たり前の事みたいに、 起き上がって歯を磨き髭を剃り 誰かの手を求めずにシャワーを浴びて服を着る。
淡々と日常をこなしながら、 薄っすら残った夢を思い出した。
小さな棚に雑多なものをきれいに並べていくような 散らかっていたものを在るべきところへ戻すような、 夢の中で行った整理が功を奏してか 頭の中、とてもすっきりきっちりとしている。
支度を終えて出た部屋の扉にきっちり施錠。 ……さて、何処に行こう。**]
(303) onecat69 2014/07/05(Sat) 12時半頃
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− 207号室 −
[相変わらず、つまらない部屋だなあと思う。家具屋の展示品そのまま持ってきましたという感じ。誰かと2人で過ごす、という想定がなかったからクッションソファも1人用でしかも1つしかない]
……そない心配せんでも大丈夫やのに…
[結局、勧めたソファには俺が収まり徳仁が床に座ってしまった。同じものを買い足すか、2人掛けのソファの追加を考えよう。 ベッド以外の場所でも過ごしたいし]
…お、洗濯終わったみたい
[まったりと食事を楽しんでいる間に、洗濯機から電子音が聞こえた。食べ終わったらランドリーBOXに移して屋上に移動する。きっとまた、荷物持ちをしてくれるだろうからと、籠は敢えて片方だけ持って]
(304) vetica 2014/07/05(Sat) 12時半頃
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――庭――
[三毛猫が見上げる虹。 架かるぼやけた色相には一瞥くれるだけで、 空を仰ぐ猫にさえ興味を示さないまま 持参した余らせていた猫餌の封を切る。
ちょっと形の潰れた魚を模した猫おやつ一握り、 106号室のベランダ前、派手に芝生に撒いたった。
…三毛猫のほかにも、 その辺の野良猫とか鼠とかカラスとか色々様々が 寄ってくるかもしんねぇとは考え至らず浅はかに。
めっちゃ近くで餌食うとこに会えるといいね。*]
(305) onecat69 2014/07/05(Sat) 12時半頃
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− 屋上 −
?……なんやろ、これ
[昨日まではなかったものが、屋上の隅に設置されていた。何かの植物みたいな。わかば荘も緑化運動を始めるのだろうか。それはそれで、悪くないとも思う。 煙草を吸える場所は他にもあるし
徳仁に手伝ってもらって、シーツやらシャツやらを干す。 梅雨明け宣言にぴったりな青空に、たなびく洗濯物。 振り返れば恋人が笑っていて。あー幸せだなあと伸びをした。
この、何でもないような日常をずっと続けていけたらと願う。徳仁と、わかば荘のみんなと。そしていつか……]
(306) vetica 2014/07/05(Sat) 13時頃
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――雨上がりの街――
[乾いたスニーカーを履いて、 淡青い空を映す静かな水溜りを避けて下りる坂道。 せっかく綺麗になった靴を早速汚すと凹むし。
今日は、外出に傘は要らない。 自由な両手は道脇の紫陽花を摘んだりして遊ばせて、 坂の下、コンビニ前を通って住宅街を抜け、街へ。
今日も天露はアルバイトをしてるのだろうかって コンビニの前では一瞬だけ、足を止めたけど。
行き着いた先、扉を押し開ける。 掲げられた看板には『チャルラタン』と。]
(307) onecat69 2014/07/05(Sat) 14時半頃
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――『チャルラタン』――
……シュークリームとエクレア、10個ずつ。 化粧箱、…その白いのでいいや。入れて下さい。
[日中の明るい店内。 買うものは決めていたから、入るや否やで早速注文。
ちょうど一見するととてつもなくケーキが不似合いな 檀が間中のウェディングだバースデーだって 賑やかそうでキラキラな話題が終わった頃合いだったか。
そのまま檀が包んでくれるならそれを待つし、 アルバイト店員が代わるようならその子に任せる。]
(308) onecat69 2014/07/05(Sat) 14時半頃
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ひとつ、包まないやつ…追加で。 ぁー……待って、………ゃ、その隣の、それがイイ。
[ショーケースに並ぶシュークリームの中で 一番大きくてクリームが多そうなのを選び出して、 化粧箱からは仲間はずれな包装をお願い。 や、受け取ったらすぐ食べるから 包装無くてもいいんだけど。]
(309) onecat69 2014/07/05(Sat) 14時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
onecat69 2014/07/05(Sat) 14時半頃
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―昼頃・自室― [珍しくもこの時間に起きていた。 「起きた」、ではなく「起きていた」。 明け方突然舞い込んできた修正依頼を こなしていたら朝を過ぎてこの時間だったのだ。]
…あー…眠い、 緊急の全とっかえはきつい…、
[けれどもやっと寝れると眠い目を擦って、 布団には向かわずに煙草を手に部屋を出る。 習慣づいた仕事後の一服をしに階下へ向かい その途中で連れ立つ藤堂と宇佐美の姿を見た。]
(310) chiz 2014/07/05(Sat) 15時頃
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[眠気に今にも負けそうな眼鏡の奥の瞳が 藤堂と宇佐美の繋がれた手に視線を落として目を止めて、 それから―――…]
……はよ、 …おはすみ。
[欠伸を噛み殺すように口許を押さえると 今見たもののことには触れずに藤堂と宇佐美の隣を 通り過ぎて、階下へと降りて行った。]
(311) chiz 2014/07/05(Sat) 15時頃
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―昼頃・談話室― [階段を降りきったところでゆらりと目眩を感じた。 これはまずいパターンだ、 突然眠りの神様が連れ去りに来るパターン。 行き先を急遽一服予定の玄関先から談話室へと変える。
談話室に入った時には間中や日向は出かけていて、 徹津と草芽が2人、まだ残っている頃で。]
…仲良いね、君たち。
[昼間から談話室で共に過ごす学生の2人の頭を ぽんぽんと軽くひとつずつ撫ぜてから空いている ソファへと身を沈めた。これで何時攫われても問題ない。]
(312) chiz 2014/07/05(Sat) 15時頃
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― 回想/2階廊下 ―
[部屋に向かう途中で、隣の部屋から出てきた永利と会う。この時間に顔を見るのは珍しい]
徹さん、おは…おはすみさん?
[何だか眠そうというか疲れているような顔は、もう悟とはまったく重ならない。 大丈夫かと声をかけようとしたところで視線が繋がれたままの手に注がれているのに気づけば、照れくさくてうまく言葉が出てこなくて]
そや。洗濯物。今日はないん? 疲れてはるなら、俺代わりに干すよ?
[以前聞いた、洗濯についての話を持ち掛けたけど。返事はどうだったか。 隣の徳仁はどうしただろう。心なしか繋がれた手に力が入った気がする。俺は永利の顔を見つめていたので、徳仁がどんな顔をしているのかはわからない] *
(313) vetica 2014/07/05(Sat) 17時半頃
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[チャルラタンでケーキを買った帰り道、 保冷剤とケーキ二段の入った大きな紙袋を手に 遊は坂道を上っている。 傾き始めた陽に家々の屋根は橙色に染まり、 アスファルトに出来た遊の影も長く伸びた。
波長の長い赤い光があちこちで跳ね返り 見慣れた町並みがキラキラと輝いて見える時間。 この時間に外を歩いていると、 なぜか胸が締め付けられるように切なくなることがある。
セピアが郷愁を刺激するのか あるいは──失われ往く時間を惜しんでか。]
(314) hana 2014/07/05(Sat) 19時頃
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─ わかば荘 ─
[坂道を登り切り、 わかば荘の生け垣が見えるまであと少しという所で 後からやって来た中型の運搬用トラックに追い越された。 トラックの側面に三毛猫宅配便の文字。 トラックはそのまま緑の垣根の横に停止した。
わかば荘の誰か宛に荷が届いたらしい。
誰に──だろう。 急げば間に合うだろうか。
誰かが荷を受け取る瞬間──宅配員と受取人が対峙する時、 そこにはもう、一つの物語が生まれている。
急げば、丁度受け渡しの瞬間に立ち会えるかもしれない。
そう思って歩調を早めた時 ポケットの中の携帯がぶるぶると震え出した。]
(315) hana 2014/07/05(Sat) 19時頃
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──……はい
[見知らぬ番号からの着信に 画面に表示されたオブジェクトをタップすると、
『三毛猫宅配便でーーーす!!』
明るく威勢の良い声が、 受話口と停車中のトラックの窓から同時に聞こえて来た。*]
(316) hana 2014/07/05(Sat) 19時頃
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─ 談話室 ─
……
[談話室の端に、ぎっしりと中身の詰まった Lサイズの段ボール箱が6個並んでいる。
箱の側面には
安曇野のおいしいもも ──間中果樹園
と、プリントされ、 辺りに甘い薫香を漂わせていた。*]
(317) hana 2014/07/05(Sat) 19時頃
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― 夜?夕方?:104号室 ―
……え゛ぇっ……
[口を濯ぎ終えてなお、油でぎとぎとの卵酒は悪夢のような胸焼けのようなムカムカ感をもたらし、流しでえずいた。 幸か不幸か吐くことはなく、冷蔵庫から水のペットボトルを取り出して、そのまま口をつけてのみ、気持ち悪さを誤魔化した。 風邪の時に使ったカップやグラスも片付けられて、流しには、もう洗い物はひとつも残っていない。]
(318) gekonra 2014/07/05(Sat) 19時半頃
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[――油を流すために温かくて味のついた飲み物が飲みたい。 談話室のコーヒーを思う。 南方は部屋につかつかと戻って、鍵を引っ掴んだ。 その足元には、ゴミ箱がある。 中には二つに畳んだ紙の切れっ端が入れてある。 間中宛の書き置きにしていたものだ。
南方が、書き置きに対する間中からの返答に気付いたのは、コンビニから帰宅してから。 作業台に乗せっぱなしのメモを捨てようと手にとったその時だ。 南方自身のでかでかとした字が書かれていない隅っこに、鉛筆で書かれた細く小さな文字を見つけた。>>2:=151]
(319) gekonra 2014/07/05(Sat) 19時半頃
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― 昼下がり:104号室 ―
(――……)
[スペアの鍵を持って出たと思ったのだろう。多分。 帰宅時間に対する返事と、遅れた時にどうしていて欲しいか、また、緊急時の連絡先が丁寧に記してあった。 文字の雰囲気や電話番号がどうこうよりも、普段の言葉不足で一瞬何を言いたいのか理解に苦しむような、短くふんわりとした言葉でない事が気になった。 じつに雄弁だ。 主語も目的語も行方不明にならない丁寧な口調だ。 昨日の深夜に読んだ小説もそうだったが、書き文字で、自分宛に書かれてあると、益々、ひとつの感想をつよく思う。]
(……意外と人間だ)
[メモを二つに折り曲げながら、いっそ筆談で喋ったほうがいいのではと考える。 次に会って覚えていたら言ってやろう。**]
(320) gekonra 2014/07/05(Sat) 19時半頃
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― 2階廊下 ―
[207号室に向かう途中。 徹が珍しい時間に起きていることに驚いたように視線を向ける]
……おはよう。
[なにもないように答えるけれど、無意識に瑛士の手を握り締めて。 なにも言わずに徹を見つめている。
罪悪感というほどではないけれども、複雑な感情を覚えるがそれは表には出さず。 徹がなにも言わずに降りて行くのを見送った]
(321) sinotaka 2014/07/05(Sat) 20時頃
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― 207号室から屋上へ ―
心配じゃなくて大事にしてるだけだから。
[瑛士>>304に訂正しながら食事を済ませ。 簡素な部屋を見ればあまり家具にこだわってないのだろうなというのがみてとれる。
食事もおわり、洗濯籠を二人で持って移動する途中で、小さく笑った]
こういうのは、はじめてだな。
[誰かと一緒に洗濯を干すなどしたことはない。 屋上にあらたに増えている緑には瑛士と同じように首をかしげ。
洗濯を干し終えた後は、煙草を取り出して一服する。
伸びをした瑛士がこちらを見るのをほほえましく見守り]
(322) sinotaka 2014/07/05(Sat) 20時頃
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─ 談話室 ─
[テーブルの上に チーズスフレケーキとベリータルトが並べて置いてある。
スフレケーキには2の形をした蝋燭 ベリータルトにも1の蝋燭が真ん中に刺さっている。
皿とスプーンは、人数分揃っている。 バイト中かもしれないが、天露の分まである。 ポットの中では、誰かが提供してくれた紅茶の茶葉が 程好く開いて琥珀色の液体の中を泳いでいる。
檀の好意で、大きなホールケーキが二つに増えたので 來夏の他にも、住人に声を掛けて人を集めた。
ある程度人数が揃ったところで、 フランクが100円ライターで蝋燭に火を点けた。]
(323) hana 2014/07/05(Sat) 20時頃
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[住人同士の関わりあいの深いわかば荘ではあるが、 こんな風に集合して 誰かの一人の誕生日を祝うことが以前にあっただろうか。
幼い頃、両親や祖父母や近所の友人達に囲まれて 誕生日を祝ってもらったことを思い出した。]
(324) hana 2014/07/05(Sat) 20時頃
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