108 Persona外典−影の海・月の影−
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「しもべ、おそーい」
[男子の声に顔を上げると青信号が点滅していた]
あっ。ご、ごめんね……。
[慌てて追い着いた先では数人の女子が嫌な顔]
「しょーこって、ホントぼーっとしてるよね」 「今日の国語ん時やばかったよねー」
[何も言い返さず顔を俯ける。 少し眠たげな目が泣きそうに歪められた。 ショコラブラウンの瞳が仔犬のようにうるうるしている。 もっとも、そこから実際に涙を零す事は滅多になく、 今回もぐっと口をへの字にして何かを飲み込むに留まった]
(10) 2015/02/12(Thu) 18時半頃
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「泣くなよ、しもべ」
泣いてないよ。泣かないもん。
[近付いてきた男子が悪戯っ子の笑みを浮かべているが、 俯いている少女はそれに気付かない]
「早くしないと、皆行っちゃうぞ」
[顔を上げれば先生とそれを取り巻く児童の一団は随分先で。 しかし、それを認識する前に]
(11) 2015/02/12(Thu) 18時半頃
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ひゃっ、やあぁ――!!
[男子の手の平で蠢く虫、虫、虫。 のたくる蚯蚓や団子虫の足のどアップに 情けない悲鳴が上がる]
いやいやいやっ。
[そこらの空き地で寄せ集めてきたのだろうか。 上げかけた顔をばっと背けるが、 こういう時の男の子とはしつこいものである。 嫌がって首を降っても虫を遠ざけてはくれない。
悲鳴に気付いた教師が駆け付けてきて 彼にげんこつを食らわすまで、あと数秒――**]
(12) 2015/02/12(Thu) 19時頃
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[少年は酷く億劫そうに目蓋を開ける。 頭に響きわたるような痛みの元が何か分からない。
泣きじゃくった痕のような赤い目元も、 頬に残る擦り傷も、少し切れて腫れた口唇も、 まだ大人にはなりきれない、わずかばかりの幼さが残る。
おもく瞬きを重ねて、 瞳の焦点がゆっくりと合っていく。 すると、迷子の子供のようだった表情は、 すうっと温度を失って、口端には少し皮肉気な笑みを浮かべるのだ]
あ、 ――……( 生きてた、)
[言葉は全て音にならなかったけれど、 感慨も無い呟きを可笑しくもなく笑い飛ばす。
大部屋の病室に一枚追加された新しい名札は、――雛宮律]
(13) 2015/02/12(Thu) 19時頃
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[いつから、その場所にいたのか どうして、その場所にいるのか そんな疑問が頭をかすめることは、なくて ただ、当たり前のようにそこ>>#0にいた
海に漂うくらげみたいに、ふわふわしたこころの中で 言葉>>@0を、きいて 示されるままに>>@1、カードをひいて さいごのカード>>@2、いちまい]
……ペルソナ
[小さく復唱する カードがふわり、浮かんで なにかをかたどったそれは、何かに似ていて 指先を伸ばせば、カードに戻って胸の中に消えた それを境に、徐々に 景色が、部屋が遠くなっていく 変なゆめ。変な、夢だ。目を瞑る ああ、もう起きなきゃ]
(14) 2015/02/12(Thu) 19時頃
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ピピピピピピ……
[聞こえる、目覚ましの音 小さく寝返りをうって枕もとの目覚まし時計に手を伸ばす AM5:45 表示された時間はいつもと同じ 手足をもぞもぞ、ぐにぐに動かして がばっと起きあがる 伸びをして、布団をめくって 寝巻きからジャージに手早く着替えて 部屋から出て、階段降りていく]
おばーちゃん、おはよう
[「はい、おはよう」 返される言葉に笑顔を向けて、洗面台へ 顔を洗って、髪を整えて。鏡に向かって笑ってみる]
うん、今日もうちはかわいい、元気! いってきまーす!
(15) 2015/02/12(Thu) 19時頃
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[冷蔵庫からボトルを一本取り出して、ごくり ごくり 一声かけてから、ランニングシューズを履いて外へ]
おはよう、コタロウ。お散歩の時間よ〜 ふふっ、はいはい。早ぉ行こうね
[柴犬のコタロウに声をかければ、尻尾を振ってじゃれついてくる リードをつけて、いつもの公園までお散歩に出かける 簡単に柔軟してから、公園へと走り出した*]
(16) 2015/02/12(Thu) 19時頃
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―中央部・祟神中央病院―
……くっそうるさくて寝てねーんだけど。
[いつもならトップをたてた金髪は、今は重力に完敗してる。 学生の身分で後ろ指差される見た目に反して、眠りについては繊細だ。病院の大部屋なんてうんざりの最たるものだ。
いびきのうるさいおっさんとか、隣の頻尿野郎とか、 今夜も何件かあった救急搬送のサイレン、最近ひっきりなしだ。 全員まとめて死ね、と思いながら、看護士に体温計を返す。
「あら、じゃあカーテンしめておきますね」
入院患者といっても、病気やら何やらではない。 身体の大部分は概ね元気で、時間と体力を持て余す。 階段から落ちて頭を打ちました、ということになっている。 実際事実としては間違ってはいないのだ、それが全てではないだけ]
(17) 2015/02/12(Thu) 19時頃
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…それよかここ出てーんだけど。
[看護士は少し困った顔をした、 多分もう退院くらいはしてもいいのだろうが、 それはそれとして別の事情があることはわかっている。
とりあえずその顔を返事とした。 気に入りのスカジャンと財布諸々だけ持って病室を出る。 名札付きの病室よりも、人は多いが誰も他人を気にしないだろう、 ロビーのソファで寝てるほうがまだましだった*]
(18) 2015/02/12(Thu) 19時半頃
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― 崇神高校 校舎 ―
[…ダルい。職員室から解放された第一感想だ。 やれ『お前はマジメにやれば出来る』とか『二年三年でそんな態度だと手遅れだぞ』だの]
根性系ダメ教師…。
ふぁ……ネム……。
[欠伸を噛み殺しながら、校舎の渡り廊下を歩くと、風が吹いた。 外には野球部だのサッカー部だの。男臭い気勢が放課後にはあがる。 当然屋内。ひとつ向こう岸の渡り廊下から繋がるあの建物にもだ]
(19) 2015/02/12(Thu) 20時半頃
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[確かあそこの建物は格闘系。柔道か空手か、その手の部活場だ。 むさくるしい青春の汗が流れているんだろう]
…チッ。
[帰宅部の自分には関係ナイ]
(20) 2015/02/12(Thu) 20時半頃
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― 同校舎 図書館 ―
[結果。オカ研や占星術部(あればだが)に足を運ぶとメンドくさそう…。 順当に図書館に来た運びとなった]
んーと。何て云ったっけ。 トランプじゃなくて。タロット。
ア……アカリナ…… …アカルナ?
[然し暫く探しても、『アカルナ』の本なんて見つからなかった!]
(21) 2015/02/12(Thu) 20時半頃
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[公園まで行って、軽く体を動かして 家に帰って軽くシャワーを浴びて 制服に着替えてから朝ごはん ごはんにみそ汁、お昼に食べるお弁当の入れ残り 最後にバナナにヨーグルト 食いしん坊って言われても、食べなきゃ体がもたない ごはんのお供はいつものニュース番組 流れてきた声>>#2に、映像に。眉をひそめる]
これ、近くじゃん。物騒じゃなぁ
[「めぐりも気をつけんさいよ」 そう言う祖母に「はぁい」と返事を返して、立ち上がる 歯を磨いて、最後に服装と髪型をチェック おかしなところがないことを確認して、鞄を手にした]
いってきまーす!
[学校までは自転車で10分少々 愛用のママチャリを走らせた*]
(22) 2015/02/12(Thu) 20時半頃
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― 崇神高校 廊下―
[近くで起きた事件>>#2について、多少は話題に上がっていた けれど、巡理の周りではその日のうちに誰も口にしなくなるだろう 近くで起きても、奇妙な事件は日常から遠い それよりも、おしゃれやドラマ。学校のうわさ話 勉強に部活で、みんな忙しい 中でも夏休み明けから流れるうわさ>>#4はスリリングだった 隣の誰かが、別の誰かに変わっているかもしれない 女子特有の潜めた笑い声と、ささやき声 根拠のない、うわさ話 ――本当に? (……おにいちゃん) 姿を見なくなった、仲良しの書店員を思い出す (どこに行ってしもうたん?) 近くの事件が頭をかすめる (まさか、ね。ナイナイ) 軽く首を振る 今は、いつものように友達と笑って話していたくはない ため息を堪えて、教室を出た]
(23) 2015/02/12(Thu) 21時頃
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―祟神高校/教室―
[クラスでは事件の話>>#2がそれなりにでてただろうが]
……怖いな。
[9月に転校してきた櫻井 智晶(さくらい ちあき)はこの街って物騒なのかなとか思っていた]
(24) 2015/02/12(Thu) 21時頃
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―北部・造船所社宅―
[結局あの後>>12、教師に宥められ伯父の社宅まで帰ってきた。 といっても伯父の帰宅は遅いから家には誰もいない]
ただいま……。
[ランドセルを下ろし、勉強机代わりの卓袱台の前に立つ]
うぅ……、やっぱり夢じゃないの?
[卓袱台の上には、昨日まではなかった青いカードが1枚。 今日寝坊した原因であり、国語の時間に教師に当てられた際 妙な言葉を口走る事となった原因でもある不思議な夢>>@2。
困ったように眉をハの字に曲げて。 カードを手繰り寄せるとセーターのポケットに押し込む]
伯父さん、納期前で残業……だっけ。
(25) 2015/02/12(Thu) 21時半頃
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家に独りは、やだな。
[物騒な事件があったのにそんな事を思うのには 少しばかり理由があったりする。
半年前、南部の住宅地で強盗殺人事件があった。 色々あってあまり大きく報道はされなかったけれど、 近隣住民なら多少記憶には残っているかもしれない。 自宅にいた夫婦が殺害されたという]
家だって。 安全じゃないんだもん……。
(26) 2015/02/12(Thu) 21時半頃
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……そういえば、あれって夢……だよね。
[そう呟いた。 奇妙で不思議な夢>>@0>>@1>>@2を見たのだ]
そういえば、前の学校での親友がオカルト好きだったっけ。
[転校前はオカルト部に所属していた。 親友に引っ張られ無理やり入らされたのだ。 なお、今もその名残でオカルト部に入った]
部活で調べてみようかな。
[夢の手がかりなんて見つかるかわからないけど。 なんとなく、そう思った]
(27) 2015/02/12(Thu) 21時半頃
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―崇神市立図書館―
次の人どうぞ。…はい、3冊ですね。 返却期限は2週間です。よろしくお願いしますね。
[誰も喋る人間のいない館内はひどく静かで、時折入口の自動ドアが開く音と、隣に座るもう一人の50代女性の司書の受付の声以外にはほとんど音もない。
産業振興課からこちらに転属となって1か月、高屋敷真弓は、今日もなかなかに暇な日中を過ごしていた。 夕方には閉まってしまう図書館に一体誰が昼間本を読みに来るのかと最初は思っていたけれど、放課後には学生も来るし、そうでなくても退職後の暇を持て余した団塊の世代とか、資格の勉強をしている主婦とか、結構あてはあるものらしい。 かつては真弓自身も試験の勉強と言えば家ではなく、大体図書館でやったものだ]
(28) 2015/02/12(Thu) 21時半頃
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[部屋に鍵をかけ、社宅から出る。 首には鍵のぶら下がったお菓子柄のストラップ]
……人がいる所。
[友達と言える同級生の家は友達を呼んできちゃダメ、 というところがほとんどで世知辛い。 公園にはいじめっ子がいる事が多いから近寄りたくない]
あの、お姉さんは……?
[ふと浮かんだのは>>@2。 『港の埠頭』『また会いましょう』]
(29) 2015/02/12(Thu) 21時半頃
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……え、電話?前の課から私に?変わります。 あー、武島さん。お疲れさまです。え、「すがみん」を来週からの交通安全のキャンペーンに出したいって交通課から申し出がありましたか。 ええ、いいと思いますよ。どんどん出してあげてください。新人アイドルは地道に営業こなして知名度上げないといけませんから。
[「すがみん」はいわゆる、流行りのゆるキャラだ。見た目は3等身で、テレビに出てくる地元系アイドルを彷彿とさせるような女の子の姿。真弓が前の課でいた時に企画を立ち上げて、軌道に乗せた。地道な顔見せの甲斐もあってか、市民からの知名度も徐々に上がってきているらしい。 こういう仕事の引継ぎでかかってくる電話も最近は少なくなり、いよいよ日中は暇になっていた。]
本当に、こうしているとニュースの事なんて信じられないんですけれどね。殺人事件とか、ね。
[隣の先輩司書から持ち掛けられた事件の話>>#2に相槌を打つ。市のほぼ中央に位置するこの図書館は今日も平和で、油断すると時折うたたねしそうになるほどだった]
(30) 2015/02/12(Thu) 21時半頃
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[こそり、ポケットの中のカードに触れる]
で、でも、夢だし。 や、でも、夢じゃないのも変だし。
[さっさと決めろ、と言わんばかりに晩秋の冷たい風が吹く。 ふるりと身を震わせて少女は港への道を歩き始めた]
→北部:港―
(31) 2015/02/12(Thu) 21時半頃
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……あっと。失礼しました、どうぞ。
[いつの間にか寝落ちかけていたのか、頭ががくっと揺れてはっと目が覚める。目の前に、園芸の本を数冊手にした70代くらいの女性が立っている。]
はい、全部で5冊、内容はお間違いないですね。 2週間後の返却となります。
[返却日を示したボードを指し示し、自動ドアを開いて出ていく姿を見送る。心なしか先輩司書からの視線が厳しくなっているような気がして、頬を叩いて眠気を覚ますことにした。]
……青い部屋が見えたような。 あれは、夢かな……
(32) 2015/02/12(Thu) 22時頃
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―放課後/祟神市立図書館―
[放課後、図書館へとやってきた。 学校内より種類が豊富だから、ただそれだけの理由]
えっと、占いで、カード……。 たしか、タロットっていうのだよね。 「アルカナ」だっけ。
[前の学校でちょっとだけ習ったタロット占い。 それに関する本を何冊か見つけ、ふと思う]
えっと、あの夢の最後なんのカード引いたんだっけ。
[どうしても夢の最後で引いたカードがなんなのか思い出せなかった]
(33) 2015/02/12(Thu) 22時頃
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―青い部屋―
[囁くような甘いテノールに誘われるようにして、いつの間にか微睡んでいたようだ。 ぱちり目を開くと、そこは見知らぬ青い部屋]
……夢、見てるのかな。
[眠りの彼岸にいるにしては、意識ははっきりしている。 明晰夢とかいうものを見ているのだろうか。良くは知らないけれど。 どこかぼんやりとしたまま首をめぐらせると、柔らかく笑う青い娘と視線が合った>>@0]
(34) 2015/02/12(Thu) 22時頃
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[夢、というものは確か、睡眠時に脳が記憶を整理する働きに伴って云々。 そんな話をどこかで聞いた覚えがある。
つまり、青い部屋は何らかの形であかりが経験したことのリフレインに過ぎず、目の前の青い娘だって以前に何処かで見ているのだろう。
とは言え、それは何時のことだったろうか。 思い当たるとすれば、幼かった頃に弟と一緒に見たアニメくらいだが――]
――……っ。
[アニメを見て無邪気に笑う弟の顔を思い出すと、不意に胸が疼いた。負ってしまった傷は何年たっても癒えることなどなく、いまだじゅくりと血を流しながら痛み続けているのだ]
(35) 2015/02/12(Thu) 22時頃
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