108 Persona外典−影の海・月の影−
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― シャドウの海 ―
[ふわりと笑った>>6:+52後、ふと遠い水面へ視線を向ける。 何かが、呼んでいる気がして。 対話を続ける二人の声も聞かず、どこかを見つめ、数歩歩いた先で膝をついた。 波は徐々に荒くなり、その場に立ったままでいるのは難しかった。 シャドウの海へ手を差し入れ、すくいあげる。 暗い、くらい、影の心。 誰しも持ってる、隠したい気持ち。 これに呑まれたら、楽になるのだろうか。]
……。
(38) Elie 2015/02/27(Fri) 01時半頃
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[ならない。心の奥で囁く声がする。 いつか、どこかで聞いたお話。 心はガラスみたいなもので、ついた傷は消えることはない。 だけど、傷ついたままは不恰好で。 気にならずにそのままさらけ出したままな人もいるけれど。 どうにかして気にならない形にする人もいる。 傷の大小は関係ない。 その人が、その傷をどれだけ気にするかだ。 色をつけたり、絆創膏を貼ったり。 リボンをかけたり、シールを貼ったり。 焼きごてで焼いちゃう人だって、いるだろう。
痛みの大きさが同じことなんて、ない。 同じ傷だから悲しみが同じことも、ない。 暗い心の大きさは、人の心が決めるのだ。
胸に手を当てる。 あたしの痛みは、どれほどだろう?]
(39) Elie 2015/02/27(Fri) 01時半頃
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[そうしているうちに胸の上まで影の波はやってきて、すべてを流してしまう。 巡理も、そう。 押し流されてしまう。 まるで、全てを拒絶するように。 ……受け入れるように。
遠く、汽笛が聞こえる。 帰艦だと。何かを告げるように。 この海を往く、船は。
目指す灯台は、あるのだろうか?**]
(40) Elie 2015/02/27(Fri) 01時半頃
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の…
あら…
あ…だって…らなかったんだ…
…そう…だよ…
あ…いけない…やっちゃったわ…
…
うっさいわね…め…
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― 深夜:崇神病院 ―
[無意識の海は次第に遠ざかっていく。 それはまるで幻の様に白へと染まり、やがて安らぎの闇に包まれた陰翳のない現へと。 瞼が僅かに動く。 二、三度ゆっくりと瞬きをして目を開いた。 真夜中でも僅かな光が周囲を照らし、うっすらと線が見える天井を巡理は見上げる。
……還ってきたのか、と。
不思議と納得して、穏やかな眠りについた。*]
(79) Elie 2015/02/28(Sat) 00時頃
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― 崇神病院 ―
[うつらうつら、揺らぐ眠りから浮上する意識は僅かに瞼を震わせ、やがてゆっくりと瞳を開く。 現へ引き戻された意識はぼんやりと視界に入るものを見て。 そこに見知ったものの姿が映れば、名を呼ぼうと口を開くだろうか。 けれど、長い間閉ざされた喉は掠れた吐息しか出なくてもどかしい。 喉を湿らせ、声を出せないものか思案する。*]
(129) Elie 2015/02/28(Sat) 14時頃
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花売り メアリーは、メモを貼った。
Elie 2015/02/28(Sat) 14時頃
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― 崇神総合病院 ―
んっ、ゲホッ……は、……ぁ。
[視界に映った顔に、あの夜が思い出されて。 必死に空気を求めて口を開く。 おかえり、と。告げられた言葉>>138にぼんやりと、少しだけ考えて。]
た、だ…ま。 け、くん。……けが。だ、じょぶ?
[記憶はあの日で途切れたままで。 悪夢と海の記憶は薄く、不安に瞳は揺れてゆっくりと手を伸ばした。*]
(141) Elie 2015/03/01(Sun) 01時頃
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― 崇神総合病院 ―
ん……
[重ねられた手の暖かさに安堵して、その手を預ける。 けれど、聞いたことの無い声音と、はじめて見るようなその表情に戸惑う。 病院の屋上で漏れ聞いた言葉以外、彼の弱音等、見たことが無かった様に思えてこれは自らの罪なのかと泣き出しそうな気持ちになる。 五郎もきっと、同じ様な思いを味あわせたのだろう。視界がじわりと滲む。 ぽとりと涙一粒。甘雨の様に雨垂落ちて。 首をゆるゆると横に振った。]
ありが、と。は……あ、たしのほ…… ……あ、りが…と。
[もうすぐ終わると、言っていた気がする。 ここにいるということは、全て終わったということなのだろうか。
(傷つけた、けれど生きてる。…良かった)
頬に一筋涙が伝い、微笑みを浮かべた。*]
(150) Elie 2015/03/01(Sun) 09時半頃
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[一月ほど寝たきりの状態が続いていた為、筋力が落ちてしばらくは週一の通院とリハビリが決まった。 退院した後、巡理の動作は必然的にゆっくりとしたものになった。 友人等はお淑やかになっているとざわめいたがそれも一時的な事。 崇神高校の話題は豊富だった。 妖精ちゃんの恋人話や、少年遭難事件。 結局意識が戻らなかった者もいる無気力症候群など、もっと刺激的な話題に事欠かなかった。
誰かに特別気にされることも無く、穏やかな日常を、ゆっくりと過ごす。
事件解決と快気祝いをしようという旨のメール>>130が届いたのは、そんなある日のことだった。]
(162) Elie 2015/03/01(Sun) 21時半頃
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[桜屋へ行く前に、借りっぱなしだった図書館の本を返しに行く。 司書に小言を言われつつも事情を話し、頭を下げた。 図書館から出て、空を仰ぐ。 淡い空にぽかりと浮かぶ白い欠けた月の方へと歩を進める。
天気予報>>5:#0は凍て付いた冬の終わりを告げ、世界は春の兆しを見せる。 日の出の時刻は早くなり、黄昏は徐々に遅くなるだろう。 暖かな陽気に開く梅の花。 甘い香りに誘われ、枝に止まったヒヨドリが蜜を吸う。 春告鳥はまだ上手く歌えないけれど、楽しそうに囀る。
――目覚めの時だ。
……けれどここに、あなたは*いない*]
(163) Elie 2015/03/01(Sun) 21時半頃
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花売り メアリーは、メモを貼った。
Elie 2015/03/02(Mon) 01時頃
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