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21 ─明日も、薔薇の木の下で。
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…わかってるよー…?
[>>220 サミュエルの口許が動く、 なぐさめ、ほんとう、その部分はわかったから 笑みを浮かべてそう答え。]
…また、構ってね。
[けれどもずっと留まり続ける言葉ではないことも、 わかってる。]
(0) 2013/08/11(Sun) 00時半頃
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[その後顔を覗かせたラルフにサミュエルが怯える様子に 何かあったのかと2人を交互に見て]
…大丈夫って? なんかあったのー…?
[問いかけた、直ぐ後だった。ラルフの体が傾ぐ。]
(1) 2013/08/11(Sun) 00時半頃
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俺のルームメイトはこわさとは無縁のやつだよ…?
[サミュエルが指すものは、わからない。 服を掴む姿は小さな子供のようで、]
ラルフ? ラールーフー…?
[代わりに、倒れたラルフに声を掛ける。 眠ってしまったにしても動く様子はなくて、 既視感、医務室で見たユリウスのよう。]
……起きないねー……? …仕方ない、医務室運ぼっかー…。
[そう言って、立ちあがる。]
(4) 2013/08/11(Sun) 01時頃
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[ラルフを運び出す前、 サミュエルが油断してる隙をついてその唇に、キスをする。 深く、まではいかない。少しだけ長い時間。 離れて、サミュエルへと瞳を細め]
…先輩には、内緒ね…?
[そんな言葉を囁いた。 隙間の時間の独占、 この行為を止めるつもりは、なくて。]
(7) 2013/08/11(Sun) 01時半頃
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[てっきり1人で運ぶつもりでいたから、 サミュエルがラルフを運ぼうとする様子に目を丸くする。]
…そういえば、医務係なんだっけ…。
[そんなことを呟く。 持ちあげる体勢は少々苦しそうだけれども、 ラルフが起きる気配はない。2人で、医務室に運んで行って]
(8) 2013/08/11(Sun) 01時半頃
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シーシャは、運ぶ途中、グレッグとも顔を合わせることとなっただろうか。
2013/08/11(Sun) 01時半頃
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…あ、先輩。
[昨日の別れ際のことも、先程のサミュエルとのことも、 何もなかったかのような素振りで、 廊下に現れたグレッグに人懐こい笑みを浮かべ。 何か、それには運ぶラルフを見下ろした。]
……ラルフが、倒れちゃったんだよねー。 起きないから医務室運ぶとこー…。
[抱えるラルフの服の肩の辺りが赤く滲んでいる。 ラルフが怪我をしたのか、とも思ったが どうやら運ぶ少年の指の傷のもののようで。]
…ユリウスも、こんな感じになってたんだよね。
(12) 2013/08/11(Sun) 02時頃
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…大丈夫かは、わかんない。 倒れた理由もわかんないし…。
[眠っているだけ、死んではいない。 わかるところはそこまでで。 グレッグの声が固くなる、サミュエルはまた不安がるだろうか。 昨晩グレッグが繰り返しサミュエルに言っていた言葉を思い出し]
……俺も医務係だからねー…?
[適当にその場で作った理由に聴こえるだろうか。 2人で運ぶ理由には、そんな言葉を返す。]
(15) 2013/08/11(Sun) 02時半頃
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[指、指摘されると左手に視線を落として]
…先輩は? これからどっか行くの…?
[視線を落したまま、問いを向ける。 何があったかは、グレッグもわからないようで]
……さあ。流行り病?それとも呪い? もしかしたらただ夢を見てるだけなのかもー…?
[現実離れした可能性を羅列してくすりと笑みを零す。]
(16) 2013/08/11(Sun) 02時半頃
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[仲良く、グレッグが再びそう口にする。 サミュエルを見てから、ラルフを見下ろす。 とりあえず、早く運ばないといけないのは確かだった。]
……そっかあ。 俺も後で、先輩のとこ行こっかな…。
[グレッグの予定にはそんな返し。 それにはどのような返答が戻ってきただろう、 ラルフを見下ろしながらだったから、 その時のグレッグの表情まではわからないままで。]
(19) 2013/08/11(Sun) 03時頃
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[その後ラルフを医務室まで運び、 今起きている状況を初めて知ることとなる。 眠っていたのはユリウスとラルフだけではなく、 フィリップ、ニーセン、ハロルドまでもが。]
…なんだこれ…。 本当にその内全員眠っちゃうとか…?
[思わず零れたその呟きに、答える者はいただろうか。**]
(20) 2013/08/11(Sun) 03時頃
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…ってるのよ…あなた…その…のことが…きなんでしょう…
…
…を…してあげるわ…
その…に…ければ…に…いっしょに…られるようにしてあげる…
…
…いま…ってるあの…たちだって…
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[零れた呟きに応えはなく、わかるのはそこまで。]
…わかんないなら、どうしようもないよねー…。
[重くなった頭は外へ出て人を呼ぶ、という 手段に辿りつかない。 それよりもここは薔薇の匂いが強い気がする。 消毒液の匂いと混じって頭が痛くなりそうで、]
…俺、もう行くねー…。 ちょっと外の空気吸いたい…。
[>>33サミュエルからの治療をやんわり断り、 代わりに消毒液の小瓶を一つポケットに入れて 医務室を出ることにする。]
(34) 2013/08/11(Sun) 10時頃
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[部屋を出る前、トレイルの姿に視線を遣る。 アーネストを追うように図書室を出ていったのに、 アーネストの姿はここにはなくて。
追いつけなかったのか、それとも追うのを止めたのか。 訊くことはなく、見ただけ。 直ぐに視線を逸らして医務室を出ていく。]
(36) 2013/08/11(Sun) 10時頃
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[消毒の前に水で流した方がいいかもしれない、 指先の血が凝固しかけている様子にそんなことを思う。 それから、顔も洗おう。…頭が重い。 ―――それから、]
[まず向かうのはシャワールームの手洗い場、 それから足は談話室、その後彼の告げたもう一つの場所へ。**]
(39) 2013/08/11(Sun) 10時半頃
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なにするのよ…
…
…に…
…ね…お…がしたいわけ…
…
…きたいの…ちていくなんて…
…
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[しあわせ、そんな言葉が聴こえたような気がした。 医務室を出る前の話だろうか。薔薇が香る。 滅多なことでは寄りつかない礼拝堂に足を踏み入れると ステンドグラスによって細かく分けられた光の色に目を細めた。]
……寝てなかったんだ。
[昼寝、と言っていたのに。 >>55 呟く声が、聴こえ]
……先輩、怒ってる?
[呟く人に、声を投げかける。]
……なんか、ずっと怒ってる。
[そう言いながら、近づいて行った。]
(56) 2013/08/11(Sun) 20時半頃
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……本当? 怒ってないなら、俺先輩の隣座るよ…?
[そう言って、確認を取る前にグレッグの隣へと座る。 伏せる表情を仰いでから、自分の手元に目を落とし]
ん、手当て…まだしてない。 あの場所なんか、居心地悪くてさー…。
[医務室のことを、そう言い 一度水で洗い流した小指を伸ばす。]
…さっき気にかけてくれてたからさ、 先輩にやってもらおーって、持ってきた。
[ポケットから消毒薬の小瓶を出して左右に小さく振り]
…ね、手当てしてよ…先輩。
(59) 2013/08/11(Sun) 21時半頃
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んー…だって俺サボりだもん。 居心地っていうか…空気ー…? 寝てるやつとか、多くって…
[医務室のことを話していると、頭が重くなる。 思い出したようにグレッグへと視線を上げて]
…先輩、さっき廊下で言ってたのってさー…、 あれ…どういう意味?夢の…羨ましいって。
[記憶に引っかかっていた言葉を口にする。 伸ばされた手は小瓶にまで届かない。 その指先を追うようにまた視線を落とし]
……手当てしてよ。 消毒液が面倒なら、少し舐めるだけでもいいから…。
(61) 2013/08/11(Sun) 22時半頃
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…そーだね、 全員寝ちゃったらもう構ってもらえないか…。 でも、そっかー…、 ずっと良い夢見れるんなら俺も起きなくていいって思うかも。
[グレッグの言葉に納得したように呟いて、 また、顔は逸れる。こちらを見ようとしない。 だから手当ての遣り取りだって、何時ものように。 そう思っていたからグレッグが手を取ると目を丸くして]
…、
[指先にやわらかなぬめりを感じると、俯いて小さく息を吞む。]
(64) 2013/08/11(Sun) 23時半頃
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………、
[小さく、何か嘯いてから 俯いたまま前髪の隙間からグレッグの表情を覗き見て]
…嫌、なら…無理しなくていいのに…、
[ふ、と吐く吐息が笑みのような音になる。]
…先輩、…強くすると痛い、から… もっと、ゆっくり…優しくして…?
(66) 2013/08/11(Sun) 23時半頃
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そうよ…きたいの…
…そのために…あなたを…にちょうだい…
…し…りにつくだけよ…
…ねえ…だから…
…
…は…りで…んだわ…
…は…ないだから…なしだから…にいてくれない…
…りは…なの…
…このまま…りは…なの…
…りで…ぬより…の…まで…きていたいの…
…そうすれば…そうよ…してもらえるときが…きっと…
…きっと…
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