21 ─明日も、薔薇の木の下で。
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その…いは…の…れた…を…んだかのように…みついた…ごう…のように…さった…
…の…は…にしかならないのか…
…いにのせる…いは…まらず…ただ…いの…に…ち…くす…
…はずっとひとり…
そんなのは…なんだ…
…ならば…に…を…せるがいい…
…
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[少ない灯りで絵本を読み続ける。 すでに鳥は瞳を閉じ、 全ては静寂の中で行われた]
[しかし、眠りの世界からの使者は 確実に彼へと手をのばしていた]
[彼が意識を手離したのは 雷が鎮まった夜更けだったか、 雨がぱらつく夜明けだったか。 それは誰も*知らない*]
(22) 2013/08/04(Sun) 02時頃
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…を…らない…の…に…の…いとは…か…
…んだ…の…は…い…
もう…し…でたかったな…
…
…まだ…するというの…
…いつでも…わりになるのに…
…わりに…の…
…
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―食堂― [目覚めて最初に飛び込んできたのは、赤。 大判の絵本に描かれた薔薇の木だった]
[ふと 窓の外を見ると、雲間から光が射していた]
そういえば、 中庭の薔薇はどうなったのかな。
[誰にともなく呟いた彼の声を鳥は拾い上げ]
“ バラ、ホシイ… ”
[騒ぎ立てたのを撫でてあやす]
ダメだよ、リュシュカ。 俺が怒られるじゃないか。 でも…
(37) 2013/08/04(Sun) 11時頃
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い…の…つ…りが…みに…う…
…でも…えとかいうのか…じゃね
…の…を…き…む…の…いを…りほどく…
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[そこまで口にしたところで食堂の扉が開く>>45 ]
おはよう、ハロルド。
[少し笑って手招きし、椅子を引いた。 ハロルドが望めば、彼の隣が手に入るだろう]
(56) 2013/08/04(Sun) 14時頃
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[彼は絵本を閉じる ]
勝手に読んでごめん。
[色褪せた絵。ところどころ補修のされた跡。 絵本を読んで、ハロルドが どれだけこの本を大切にしていたか わかった]
もう落とすんじゃないよ
[絵本を手渡し、軽く頭を撫でる。 そして手はそのままハロルドの耳を掠め、 頬から唇へ。 感触を楽しむように何度かつつき、 ハッとして手を引く ]
ご、ごめん。何か飲み物でも作ろうか。
[慌てて食器棚へと向かう。 彼の焦りの原因は、薔薇の香りだけが知っていた ]
(59) 2013/08/04(Sun) 14時半頃
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いつまで…うつもりなの…
…
…あの…が…しい…なんて…ってるんでしょう…
…でも…あの…がくれるのは…あなたが…めているもの…
…
…いつでも…あなたの…しいものをあげるよ…
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[ハロルドの挨拶に、誰かが来たことを知った。 しかし、ケトルで湯を沸かしている此処からでは 姿が見えない。 声からして、グレッグ。それからトレイルだろうか。 挨拶をするか悩んでいると、 グレッグは手早く食事をとり 食堂から出ていったようで。 トレイルは? と思えど、 ハロルドとふたり取り残されている現状からは 何も推察できなかった ]
(86) 2013/08/04(Sun) 19時半頃
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[火を止め、ポットにお湯を注ぐ。 普段は珈琲を飲むけれど、 今日はハロルドがいるから紅茶にしてみた ]
おまたせ
[ふたり分のカップを机に並べる ]
向こうに朝ごはんが置いてあるみたいだね。
[それだけ言うと、彼は自分の朝食を取りに行った ]
(87) 2013/08/04(Sun) 19時半頃
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[ふたり並んでの朝食。 いつもの光景 というには、 学年が違いすぎて 少しおかしい組合せ ]
[チラリと後輩を見る ]
(小動物みたいな?)
[彼がハロルドを最初に撫でた時と同じ感想だった。 しかし、つい先程 撫でたのは、違う意味で ]
[溜息、ひとつ ]
(88) 2013/08/04(Sun) 19時半頃
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…そう…わなければ…は…てない…
…その…が…しいという…の…を…は…る…を…らないから…そう…っているのに…い…はそれを…なさいと…く…
ああ…ほっとけよ…
うるさいな…
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行くところ…?
[自分だけを見て。自分だけを考えて。自分だけの傍にいて ]
[孤独の裏返しの独占欲は、ハロルドに放った 険しい口調の一言に含まれていた ]
(ハロルドは俺だけを見ているわけじゃない) (俺にとってハロルドは特別だけど) (君にとっての俺はそうじゃない)
[言い聞かせるように幾度も反芻する ]
うん、いつでもいいよ。
[二言目を発した時には、すでに笑顔。 しかしその間は 何よりも雄弁だった ]
(125) 2013/08/04(Sun) 23時頃
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が…れただけで…になる…
…しかし…の…きを…える…もなく…ただ…の…で…えるのみ…
…してしまえばいいのに…
やめろ…っ…もう…やめてくれ…
…
…
…
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(逃げられた…かな)
[彼は心の中だけで呟いた。それは悲しみに染まってる。 伸ばした手が届かない。 そんな未来だってあり得るのに、 彼は希望だけを見続けてしまったから。 その代償だった]
うん、またあとで、ね。
[これで最後にしようと決意し、彼はハロルドの頭を撫でた]
(134) 2013/08/04(Sun) 23時半頃
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[ハロルドらしくない口調と泣きそうな驚いた。 何がいけなかったのだろうか と考える。 彼には、ハロルドを悲しませるつもりなどなかったから 答えなど見つからない。 しかし。 ハロルドを笑顔にする方法なら、ひとつだけ]
うん、じゃあ一緒に行こうか。
[ふたり分の食器を手に取り、席を立った]
(142) 2013/08/05(Mon) 00時頃
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はひとりじゃない…
…を…ちたい…
…
…わるのはやめてくれ…
…そう…すると…うんだね…
あぁ…もう…はいらない…
…じゃあ…の…の…においで…
…そうしたら…みは…うよ…
…を…じて…を…り…るために…
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ー廊下→ー [実は少し楽しんでいるのだ。 昨日は彼がハロルドを連れ回したから、 今日は逆でもいいだろう、と]
[突如ふられた話>>152に、 感覚を研ぎ澄ますまでもなく答えた]
そうだね、今日になっていきなり… でもリュシュカが騒がないんだよね
“ リュー、イイコ ”
[絶妙なタイミングの相槌に、彼は苦笑した]
(157) 2013/08/05(Mon) 01時頃
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[ハロルドも笑っている>>152 >>154のを見て安堵した。 先程の顔が気になっていたから]
[音楽室へ向かうと告げられ、 久しく訪れていないことに気づく]
サミュエルのピアノは昨日も素敵だったね。
[ハロルドもピアノを弾くのだろうか。 だとしたら、自分の知らないハロルドを見つけたようで 嬉しいような、楽しいような、そんな気持ちになる]
(158) 2013/08/05(Mon) 01時頃
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昔…?
[ハロルドのことをもっと知りたくて、 言葉の端を捉えてみる]
[薔薇の香りは誘惑の証。 香り高くなる方へと行くのは躊躇われた。 しかし、ハロルドの隣を手放す気にはなれなくて。 そのままハロルドについていった]
(166) 2013/08/05(Mon) 01時半頃
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楽譜も置きっ放しだから、 すぐに戻ってくるんだろうけど…
[サミュエルの性格から そんなことを想像する。 だが、ハロルドの演奏を聴けないことは残念で]
少しだけなら大丈夫じゃないか?
[そんなことを提案していた]
(172) 2013/08/05(Mon) 01時半頃
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[明るいリズム。流れるような音。 軽々と弾きこなすハロルドに 少し意外だと感じて]
(ハロルドも上手いじゃないか)
[演奏中に声をかけるようなことはしなかったけれど、 ピアノの鍵盤が見えるその位置で 心の中に呟きを落とした]
(184) 2013/08/05(Mon) 02時頃
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