28 わかば荘の奇々怪々な非日常
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ごめんなさい…
…
…この…が…いことをしました
…りなさい…
…
びかけた…を…えた…に…
…びを…った…に…
…をした…に…
ありがとう…とか…
すごいな…とか…
そんな…い…は…いけれど…れられるものではなくて…
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―談話室―
[おかえりなさい、と。 立花の笑みと、その声に、思わず息を呑む]
………、
[ただいまと返す病沢の声。 それに続けばいいのに、音が喉につかえて出てこない。
ただ仕事のためだけに。 少し長く逗留する旅人のような心地で此処へ来たのに]
……ただいま、戻りました。
[少し眉下げて、笑みを返す]
(9) heinrich 2013/09/07(Sat) 14時半頃
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この…みの…に…ってきたのだと…
その…だけで…
この…ただいま…が…ではないのだと…いたい…
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[やっとのことで返した言葉。けれど立花の首が傾ぐ。 些細な躊躇いにすら気付いてしまう。それはおそらく立花の、目の前にあるものをありのままに受け止める素直さ故か]
……っ、
[もう一回、の声に、息を呑む。 本質を見透かされたようで、手袋に包まれた手を緩く握る]
ぁ……、
[口から出かけた言葉は、喉奥に詰まってしまう。 言えてしまえば、どんなにか。そう思ってから、自分の考えたことに目を見張る。 配られた珈琲の水面に目を落とせば、知らず、2人して同じ仕草。聞こえた声に、視線を上げて]
……はい。 気に入りの茶葉が部屋にありますので、後ほど。
[答えてから、気付く。自分はあの部屋に、彼女を入れるつもりなのだろうか。 ……けれど、それもいい気がした。この喉のつかえを、それで取ることができるなら]
(46) heinrich 2013/09/08(Sun) 02時半頃
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[少し遅れて、植頭と越智が談話室へと現れる。 越智は黒髪も露わに、また服装も少年らしいものへと変えられていた。
物問いたげな宝生の視線に頷いて、口を開きかけた時、立花の声が響いた。 どうやら、説明の必要はないらしい。他の住人たちも、反応はそれぞれだが、越智の姿をあるがまま受け入れ始めた。 もちろんそれは宝生も同じで]
もうこれで、憑かれることもないでしょうね。
[隙間の空いていた、越智裕の心の積木。 今は周囲から柔らかく支えられ、己の足で立ち、風の吹き込む隙間もやがて塞がれていくだろう]
(47) heinrich 2013/09/08(Sun) 03時頃
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[珈琲の水面から顔を上げれば、なんとも言えぬ立花の表情。 むずむずと動く唇の裏には、どんな言葉が堰き止められているのだろう。察してもらうことを期待しての表情ではなく、ただ必死に堪えている]
貸した葉が飲み物になって返ってくるのですから、間違いではないと思いますが。 そうですね、せっかくですからお礼代わりにお分けしましょう。
[慌てて首を振る立花に、そんな些か意地悪な言葉は、何か残していきたい思いの狭間。 ミニキッチンへと向かう背を見送り、優しい人たちの中で細々とまめに立ち働く姿を眺める。 珈琲をひとくち含んで、ゆっくりと胃の中に降ろした]
(63) heinrich 2013/09/08(Sun) 20時半頃
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ジャニスは、わかば荘の風紀の乱れ、把握
heinrich 2013/09/08(Sun) 20時半頃
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減るわけじゃない。 お気に入りを、僕が貰って欲しいと思う人に、お渡しするだけですから。
[立花の不器用な笑み>>70を見ていると、そんな言葉が口をついて出る。 ミニキッチンへ向かう立花を見送った後、珈琲を飲む間に、透き通った笛の音が響く。 音の出元を探して、ゆるり、首を巡らして。
病沢との視線が合ったのは、まるで入れ違うように>>72。 ミニキッチンへと消える背を見送りながら、その視線の持つ意味を思ってそっと首を傾げた]
(80) heinrich 2013/09/08(Sun) 22時半頃
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[部屋に満ちる温かな気配。この場所は、とても優しい。 その優しさに耐えかねて、珈琲を飲み干した。 空のカップを手に立ちあがると、できるだけ気配を波立てぬよう、静かにミニキッチンへと向かい]
……、
[かち合う、視線。 日だまりの気配を、そのまま形にしたような人]
――…行きますか?
[空のカップを示しつつ、小さく尋ねる声は、珍しく語尾が上がる。 微笑みは浮かべるものの、立花の目がうまく見られない。カップを流しに片づけると、談話室を出る]
(90) heinrich 2013/09/08(Sun) 23時半頃
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部屋にもう一揃いありますので。 ……あのティーセットは、このままあの談話室に置いていこうかと。
[仕事のために、談話室で時間を潰す必要があった。 そのためには紅茶が一番手頃だった。 かくして珈琲党の管理人が根城とする談話室に、ティーセットと茶葉の缶が持ち込まれた]
どうぞ。
[104号室は談話室からほど近い位置にある。 扉を開けると、立花に入室を促し、自分が先だって室内へ]
(102) heinrich 2013/09/09(Mon) 00時半頃
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―104号室―
[部屋の中は、生活の温度がほとんどない。 最低限の家具とカーテン。入居からそのままの段ボールが数箱と、トランクケース。 台所にはケトルがひとつと、ティーセットを仕舞った白い箱]
座布団のひとつもない部屋で申し訳ない。
[箱からポットやカップを出しながら、立花に先に詫びを入れた]
(103) heinrich 2013/09/09(Mon) 00時半頃
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[立花は、遠慮がちではあるが、その分周囲をよく見ている。 だから不器用なように見えても、こういう時にとても敏い。 尋ねる言葉に、微笑みながら目を伏せる]
ずっと、心苦しく思っていました。 皆さん良い人ばかりで、心を開いてくださるのに、僕は同じだけを返せない。
[首を振って打ち消す立花に、それでも言葉を返す。 いつでもふらりと消えられるような、生活感のなさ。 仕事が終わるまでの滞在であり、遠からず立ち去る身。そう思えば生活の場を作ることより、離れやすさが先立った]
同じ住人として受け入れてくれる手を、裏切っているような気がしていました。 ……でも、それでも怖かった。
[伸ばされた手に、ポットを乗せる。預けて、そして彼女の手の甲に、手袋嵌めたままの黒い手を重ねる]
皆さんが優しければ優しいほど、手を取るのが怖かった。
(107) heinrich 2013/09/09(Mon) 01時頃
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[自分が恐れる優しさの、かたまりであるかのような彼女。 やはり気付かれているように思ったのは、気のせいではなかったらしい。 懺悔のような言葉を、重ねた手のひらごと、立花は受け入れてくれて]
怖い、です。僕の手は、穢れている。
[重なる視線に、少し怯んだ。けれど、受け入れようとしてくれる彼女の前で、視線を逸らすことはできない。
そっと手を離して、片方の手袋を脱ぎ落とす。 祓い屋であるということは102号室で聞いていただろうが、この手を見せるのは初めてのはずだ。紋様の刻みこまれたこの手]
仕事のために、ここへ来たのです。 でも、思いがけず、温かな人たちに出会い……、
自分の手が、とても穢れて見えました。
[事実として穢れているわけではなくとも、手袋なしでは触れることもできない。それが自分の、潔癖症の正体]
(110) heinrich 2013/09/09(Mon) 01時半頃
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[立花の表情を平静には見られない。彼女の瞳が何を思って見開かれているのかも、今の自分にはわからない]
……っ、 けど、
[反駁の声は、続かない。 あの時見ていなかったからだ、なんて浅い言い訳は何故か言えなかった。 手が伸ばされると、体が強張る。爪の先ほどの控えめさで、それでも立花の指が指先に触れた。
触れた場所から、体中に広がる熱。 ひとが、この手に触れたのは、いつ以来のことだろう]
(119) heinrich 2013/09/09(Mon) 02時半頃
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[そして少しの間のあとに、零された言葉。 息を呑んだ。指先が震えている。 体に広がる熱が内側を満たして溢れだす]
…… す き ?
[声が震えて掠れる。けれど痞えはしなかった。 立花のくれた言葉が、すとんと胸に落ちて、満ちたものをさらに溢れさせる。あぁ、そうか、と。茫漠とした心地で思う]
すき、です。
[指先に触れる、彼女の薄い爪の先。 縋るように、指をその先へと伸ばす]
好きです。
[彼女を見つめて、くしゃり、不器用に笑った]
(120) heinrich 2013/09/09(Mon) 02時半頃
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は…の…
…んでいた…の…の…の…ち…り…の…
…びに…ろうとした…どもたちに…が…って…かせたのは…き…めにされた…の…
…かわいそう…
…
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[許されても、いいのだろうか。 嫌わずにいて、いいのだろうか。 ……触れても、いいのだろうか]
ありがとう……
[立花の指先が、自分の手に触れる。控えめに、けれど確かに。 不器用に見交わす笑みは温かく、絡まる指先に胸が震える]
(123) heinrich 2013/09/09(Mon) 03時半頃
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[彼女はいつもまっすぐだった。 不器用で、引っ込みがちで、でも一生懸命で。 よく笑ったり、驚いたりもして、力いっぱい生きているように見えた。 自分が捨ててきたものを、彼女はたくさん持っていた。
その彼女が、今、自分に微笑んでいて]
……そうか。そうですね。
[知っている。その言葉に頷いて。指絡めたまま、片手を引く。 その小さな体を腕の中に、抱きしめることは叶おうか]
好きです。 まどか。
[ポットを片手で持ったままだから、逃げにくいだろうことを知っていて。 耳元に囁くのは、少しずるかったかもしれない]
(124) heinrich 2013/09/09(Mon) 03時半頃
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―104号室―
[ひっくり返りそうな声と、唐突な敬語と。腕の中に閉じ込めた小さな体はみるまに熱くなって、けれど、振りほどかれない指先。 存じ上げなかった、と、その言葉は、だけど過去形。伝わった言葉。受け入れられる喜びに、心が満たされる]
あぁ、ええ、そうですね。
[お茶、という言葉に、どこかピントの合わない返事を返してしまうのは、自分も動揺しているのか。 ひとまずテーブル代わりに段ボールを床の真ん中まで引っ張り出せば、どこかままごとじみた様相。向かい合って飲むお茶は美味しいのだけれど、味わうどころではない心地。
けれどできるだけ時間をかけて、ひとくちずつ味わった。 またいつでも、思い出せるように]
(175) heinrich 2013/09/09(Mon) 23時頃
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[可愛らしいおねだりに頷くと、掌ほどの大きさの丸い缶に茶葉を分ける。 澄んだ香りの茶葉は、嗅げば心を落ち着けもしようか。 そして、彼女の手のひらに乗せる、もうひとつ]
お守り、です。
[左手て彼女の手を取り、右手で乗せるカード一枚。タロットの『星』のカード]
このアパートで過ごすならば、また何か、いろんなことが起こるかもしれませんが。 あなたはあなたらしくそのままに、曇りなく輝き続けるように。
[あの時にうっかり拝借してしまった彼女のオーラと、自分の霊気を編み込んで。どんな出来事が起きても、彼女が彼女らしさを失わぬまま、受け入れ、乗り越えていけるように]
(176) heinrich 2013/09/09(Mon) 23時頃
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[しばしのお茶会を楽しんで、名残りを惜しみつつ、立花を見送る]
…… まどか、
[マドカくん、でも、あなた、でもなく。そう呼ぶ時は、少しまだぎこちない。 廊下に続くドアに手をかけたまま。彼女の体を、ドアと自分の間に挟み込んで]
ありがとう。
[つむじの辺りに、かすかに唇で触れた。 理性と想いがせめぎあって、ひとまず、ここまで。 彼女の表情を窺って、少し照れたように笑みを浮かべた。
自分は遠からずこの場所を離れる。 けれど縁は途切れないだろう。 きっかけはなんにせよ、 知らぬ間に、いつの間に、縁とは繋がるものなのだ。
これもひとつの、御縁の形…――**]
(183) heinrich 2013/09/09(Mon) 23時半頃
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― 再びの転機 ―
[名を呼ばれて、振り返る。声の主を見て、小さく瞬き]
……病沢さん?
[声はもちろんわかるけれど、名を呼ばれたのは、もしかして初めてではなかろうか。 こちらをまっすぐ見上げて紡がれる言葉を、黙って最後まで聞き届ける]
僕の「仕事」を間近で見た貴方だから言いますが、 この仕事は慈善事業ではないし、けっして綺麗なものではありません。
「人」の醜い姿を、きっとたくさん見るでしょう。 死せる者たちより、生きた人間の方が恐ろしいと、思うことも少なくありません。
[ゆっくりと腰をおろして、彼の傍らに膝をつく。 目線が同じ高さになって、その眼差しの強さを確かめる]
(198) heinrich 2013/09/10(Tue) 00時頃
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