62 Bye Bye CUCKOO'S NEST
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ー 歪んだ世界の中で ー
一歩、二歩……48。49。
[壁に手をついて、 ゆっくりと歪んだ世界を歩く。 いつから距離をなくしたか、覚えていない。 盲目の人間が歩数で遠近を測るように 僕も歩数で距離を図る。
いつも目覚める行き止まりからちょうど、50歩。 そこで右に曲がって。 部屋だ。複数の寝台。 6歩歩いて、また右に曲がる。 そこは自分の寝台。 僕はそこに腰を下ろす。
しばらく意識を失っていたからか 藁と針が現れる気配はない。]
2014/03/19(Wed) 22時半頃
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ー 歪んだ世界の中で ー
一歩、二歩……48。49。
[壁に手をついて、ゆっくりと歪んだ世界を歩く。 いつから距離をなくしたか、覚えていない。 盲目の人間が歩数で遠近を測るように 僕も歩数で距離を図る。 それを、機械のように動く何かが見ていた。 >>99 ……何か、音を発している。 僕は一度首を傾げたまま通り過ぎる。
いつも目覚める行き止まりからちょうど、50歩。 そこで右に曲がって。部屋だ。複数の寝台。 6歩歩いて、また右に曲がる。 そこは自分の寝台。 僕はそこに腰を下ろす。
しばらく意識を失っていたからか 藁と針が現れる気配はない。]
(100) 2014/03/19(Wed) 22時半頃
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[寝台の脇、サイドテーブルは、 今日はずいぶん遠くに…… 10歩ぐらい離れている気がする。 そこには薬がある。 飲まずにいれば煩わしく そう言えば罰を行う前に 薬が欲しいという人にあったかと 何時ものように、それを手に取り 寝巻きの中に隠してしまう。]
…………
[何をすることがない。 何もする必要はない。 何も…………
自分が指の先から希薄になり揮発になり 消えて行くような感覚は今更か。]
(101) 2014/03/19(Wed) 22時半頃
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― →食堂 ―
[やがて男は、早く薬を飲むようにと、 職員の一人に食堂へとひいていかれた。 味のわからない、素材もわからない酷い色の食事を流しこみ 渡された甘い薬を飲み下し 食堂のテーブルにつっぷして、寝息をたてている。
薬に眠気を伴う副作用はないらしいが 不思議と、薬を飲んだあとは眠くなる。 大抵はその場で寝るが、時によっては廊下で倒れこむように寝てしまうのだった]
(102) 2014/03/19(Wed) 22時半頃
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ー♪
[ゆっくりと紙を汚していく亜鉛は意味をなしているとは思えない形へと変貌する。一枚を大事に、大事に右手は紙を滑る... も、ピキリ、と走る小さな頭の痛みに顔を顰めるが些細な問題。続きをと鉛筆を走らせる。]
ー♪ ...ー!!!なに?
[不意に職員が近寄ってきていることを知らずにびくりと肩をはねさせる。職員のほうへ見上げれば思い切り襟首を掴まれ立たされる。]
や、だ。もうちょっと書いていたい!! なんで僕だけー...。
[部屋に戻れと、そう命令されれば当然怖いので渋々部屋へ戻ろうとする、なぜ何もしていないのに強制されて部屋に行くのかさっぱりわからないまま、自室へ]
(103) 2014/03/19(Wed) 22時半頃
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積み木を足りない。 川と先が緑を風車小屋に作りたいんだ。 風車小屋とは年寄りを老いたロバで暮らしてる。
次が老人で殺…――っ
[正しさを欠いた言葉を看護師に浴びせ掛けていると、腹を殴られて息が詰まった。この男は不気味がると殴る…―会話を切るにはこの方法が最善だと、数年の入院生活で学んでいた。その次は、]
先がアンタに首と折るか。
[拳を握り一歩近付く。 すると看護師は面倒がって逃げていく。 握った拳を解き、ケヴィンは短い息を吐いた。]
――…オマエは奴隷飼いには不向きだ。 田舎へ戻って小麦でも育てれば良い。
[届かぬと解って吐く看護師への揶揄を零しながら。]
(104) 2014/03/19(Wed) 22時半頃
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[暫く廊下からぼんやりと駐車場の犬を眺めていたが。 空も赤みを帯びて空気も冷えだした頃。]
…戻れってか、はいはい戻りますよー。
[職員の一人に見咎められ渋々その場を離れる。 どうせここから眺めていた処であの犬に触れられるわけではない。 きっと暖かいだろうから、寂しさを紛らせる事が出来るだろうに。]
ね、ちょっとだけ触りに行くのもダメ?
[ちらりと振り返って職員に聞いてはみても、当然答えはノーであった。 小さく舌打ちをするとそのまま自室へと戻り。 やがてうとうとと転寝を始めるだろう**]
(105) 2014/03/19(Wed) 22時半頃
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[若干暗くなりつつある廊下で何か火事にでも追われているように逃げる看護師>>104が視界に入って首を傾ける。もしかしたら飛び火で何か言われたかもしれないがあまり聞こえていなかった。]
...変なの。
[もし食堂に行く時挨拶をしてくれた彼と目が会えば挨拶ぐらいはしたかもしれない。気づかなければ自室へと急ぐつもり]
(106) 2014/03/19(Wed) 22時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2014/03/19(Wed) 23時頃
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【自室】
[酷い頭痛。でも何故か戻らないといけない気がして。ベッドへとダイブして横にればすぐ意識が朦朧として]
....。 ..。 約束の時間か?いつでもどうぞ。
[うっすらと右目をあけてそう呟いた。 何かと会話するかのように]
(107) 2014/03/19(Wed) 23時頃
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ー 歪んだ世界の中で ー [目視で10歩の距離、実際には6歩の距離 湾曲した出口が騒がしい。 永遠と一瞬。機械じかけが現れ過ぎて行った。 ( >>103 >>106 >>107) 僕はその行進を見るともなく見る。]
[普通、のふりをしても (ここに来る前、僕はそれがわりとうまかった) ここ、から出る診断は下がらないらしい。 それに気がついたのはいつだったか。]
(108) 2014/03/19(Wed) 23時頃
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【病室】
っ...,ぁ..!っふ..!!
[下肢の痛みに耐えるように眉を細め呼応するように揺れ音のなる ベッドがやけに冷静に耳に届いて壊れてしまうんじゃないか、とそう考えてしまう]
―『さっさと済ませるぞォ。』
[奴の濁った声を合図にズズ、とさらに中を犯され無意識に首を振るが 腰には重たい衝撃が走る。思わず目を見開いて唇を引き結んだ。
慣らされることのなかった蕾はいつものことだが、痛みに慣れようとも 痛いものは痛く]
ぅ..ぐ..ぁ。
[快感を伴わないこの行為に嫌悪さえ抱いている、だが。それは 自分の望んだこと。苦しみを帯びる表情の奥に嘲りが映る。性欲 処理程度にしか知らないだろう。あいつは気づくことはない]
(109) 2014/03/19(Wed) 23時頃
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/*投下しちゃったけど長文連投すいません!
(-31) 2014/03/19(Wed) 23時頃
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[ガクガクと強く揺さぶられ右頬には生理的な涙が溢れる、体内に熱を感じうめき声を聞けば中を占めていたモノは引き抜かれてぁ、と声が漏れる
―――心を代弁するかのように肢に赤い線が通る。幸い奴のモノを血が洗い流してくれるかもしれないな。]
『あとはァ、やっておけよォ』
[おぼつかない足取りでフラフラと病室を抜けようとするが何もな いところでつまずいたりする奴をみてほくそ笑む。当然だ、酔った 上にイった後だからな。]
バカな奴、これが最期になるなんてな。悪く思うなよ。 最後に俺を抱けたんだからよ。
[落ちた服を身にまとい右目を拭えば、重い体を引きずって奴の背後に立ちそう告げる。聞こえているのかいないのか。座り込む奴に笑みを落とす。その太い首に、つい先程まで戒められていた鎖を巻きつけ、力を込めた**]
(110) 2014/03/19(Wed) 23時頃
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/* わ、わーお!もう一度わーお よし、(-⊡ω⊡)+は清純派(?)でいこう! されそうになると、 砂漠もーどはつどでにげてきた? */
(-32) 2014/03/19(Wed) 23時頃
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/* ようやく箱奪還出来たと思いきや、オスカー犯されてたっ!? こりゃぁたまげた。
(-33) 2014/03/19(Wed) 23時頃
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[音が聞こえる。遠く、いろんな音が遠く。 壊れたラジオか、レコードか。
音、歌…………レティの歌が聴きたいよ。 あの黒焦げがレティなわけないよ。 生まれた時から知っているんだ。絶対違う。 いつもなら教会に練習に行ってる時間だった。 綺麗な金の髪……僕のようにくすんでいない 菫の瞳。僕のゆがんだ世界も、 砂漠の王も届かない歌声。]
………………
[どうしたら、もう一度会える?]
(111) 2014/03/19(Wed) 23時頃
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/* 鶫=妹=レティーシャ
本当は幼女が入ってきたらその子にしようと 思ったけど、ま、いっか(←)
蠅は母親、燕は父親。 虐待父と、止めないで見るだけの母。 */
(-34) 2014/03/19(Wed) 23時半頃
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[薬さえ飲めば、この病棟では何をしていてもいい。 薬さえ飲めば、もしかしたら 死んでいたとしても構わないのかもしれない。
目を覚まし、ゆっくりと男は立ち上がった。 裸足の足裏は冷え切っている。 指先から乾いた血がぱらぱらと剥がれ落ちた]
(112) 2014/03/19(Wed) 23時半頃
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死にた、……死に、殺して、……ああぁっ!!
[自分が消えて無くなりたい、と願うのに。 ケヴィンに殺さない、と言われて(>>91)安堵している自分も居て。 この矛盾した2つの想いや感情を上手く処理できる訳もなく。 奇声を上げ、頭を掻き毟ってしまう頃には、エルゴットの問い(>>90)に答える事も出来なければ、髪を守るように壁に擦り付けていた(>>92)事に気付く由も無く。]
あぁぁぁ、ひ、ぃ……っ。
[話していた二人が立ち去るまで、歯をカタカタ鳴らし、鼠色の瞳は大きく開き、首を激しく横に振って、己の中のジレンマを否定しようと。 さりとて、この壊れた精神ではどうする事も出来るわけも、周囲の人達が対応する事も難しいかも知れない。]
(113) 2014/03/19(Wed) 23時半頃
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/* 自殺願望あるのに、殺されることに怯えるとか、とんだわがままちゃんだよな!!w どうしてこうなった!!1
(-35) 2014/03/19(Wed) 23時半頃
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/* やっべりーくんかわいい かわいい
(-36) 2014/03/19(Wed) 23時半頃
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[普通][の、ふりをしていた頃] [学校の図書室、閉架の時間まで学業をこなす。 美術や体操はゆがんだ世界では、どうしようもないから それ以外は努力で普通かそれ以上になるよう 埋め合わせていたのだけれど。]
[今は何をすればいい? 今は…………]
………………6。
[6歩歩いて左に曲がれば 機械じかけが行き交う廊下だ。 縞模様が覆う。]
(114) 2014/03/19(Wed) 23時半頃
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[珍しく、窓を見上げた。 少し高い位置にある窓。 意味はないだろうに、鍵をいくつも取り付けて ガラスだって簡単には割れないようになっている。
知っている。 それは、知っている。
いつも背中を丸めているこの男が 何かを切欠に、背を伸ばし、吼え、窓へと体当たりをした、いつか。 鎮静剤とともにその激情はどこかに流れてしまったけれど けして逃げ出せないのだと、そのことだけは否応なく刻まれた。
赤い空は、遠い。 手を伸ばすことすら叶わぬほど、遠かった]
(115) 2014/03/19(Wed) 23時半頃
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[しばし錯乱していたら、薬が効いてきたのか、徐々にゆっくりと動きは落ち着いてきて。 それを偶然通りかかったのか、様子を見ていたのか分かりかねるが、看護師が悪意を込めた薄ら笑いを浮かべ、乱暴に立たせられる。
薬のお陰、と言ったところなのだろうか、少なくても看護師にとっては労も無く病室へと運ぶ事は出来た。 そして、決して丁寧とは言えないぐらいに寝台の上に座らさせられたら。 薄汚れた煎餅布団を自分の身を守る様に包るませて、ブツブツと呟き始める。]
(116) 2014/03/19(Wed) 23時半頃
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[目視で597歩先の食堂、 機械じかけが全身が縦縞な機械じかけ。]
…………寒いの?
[せめて夕陽でも浴びて 暖でもとりたいのかと。 寒い、暖かい、それ以外の理由はない。]
(117) 2014/03/19(Wed) 23時半頃
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ロビンは、廊下をゆっくり食堂へ歩きながら。
2014/03/19(Wed) 23時半頃
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/* えっ、まさかの、すれ違い??? ち、違う、よね?ね?(かくかく)
(-37) 2014/03/19(Wed) 23時半頃
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/* おふとぅんで丸くなろうと思った矢先、まさかのすれ違い? もしそうだったら、まじごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさいorz
(-38) 2014/03/20(Thu) 00時頃
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/* あぁ、状況把握ちゃんと出来てねぇorz どうすればちゃんと把握出来るのか分からないorz
(-39) 2014/03/20(Thu) 00時頃
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こ ここ ここここは
[窓から目をそらす。 一瞬だけ、声のした方を見て、すぐに床を見つめた]
さ む、むむむむ く な ……い
[快適な室温。 不快はストレスに、そして誰かが暴れだす。 そんな不安定な場所。不安定な空間]
(118) 2014/03/20(Thu) 00時頃
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[窓から射す赤い陽に染まる廊下。
所々に落ちた格子柄の赤い日溜りの外で際立つ暗さに、夜の訪れが近いと感じて。其処此処で呻き呟き彷徨っている胡乱な患者を避けて歩き、ケヴィンは自室へと戻った。部屋の隅に組まれた積み木の街もまた、赤く染まっている。]
― 自室 ―
[寝台に座りハーモニカを取り出し、ざらついた表面を指先で丁寧に撫でて。着々と音を失い死に近付くそれを咥え、息を吹き込むと、生き残りの音を繋いで幼稚な旋律を作った。
ドドソソ□□ソ ファファミミ□□ド Morgen kommt … ――chtsmann, Kommt mit sein…― ―……ben.
音は、誰かが喧しいと叫んだ声に裂かれるまで続く。 掠れた単音…しかも穴だらけの曲は、曲とさえ呼べないかもしれないが。懐かしい曲で郷愁を煽り、ケヴィンは静かに目を伏せた。**]
(119) 2014/03/20(Thu) 00時頃
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