[唇を重ねるヘクターの方にも負けず劣らず汗が滲んでいる。
何とか雄が奥まで入ったのを感じて笑みを向ければ、ぎゅうっと強く抱きしめられて、うっとりと目を閉じて息を吸いこんだ。]
ん…… はぁ、
[彼にこうして抱きしめて貰うのが好きだ。
腕の力や熱い体温、汗ばんだ匂いを強く感じて、胸が高鳴るから。
愛しさを伝えるように顔を摺り寄せて、こちらからも抱きしめ返す。
軽い口付けを皮切りに。ゆるゆると彼が動き始めるのを感じながら、抽送に合わせて腰を揺らし始めた]
………っ、ぅ……っ、あ
っく………ぅ、 ん、………
[抜き差しされる度に、貫かれた秘部がはくりと収縮する。
圧迫感が徐々に快感に変化始めるのに従って
苦痛染みた息は悩ましい喘ぎ混じりの声へと。
苦しさに力を失っていた中心も、
またひくひくと震えて勃ち上がり始めた]
(*58) guno 2016/02/01(Mon) 21時半頃