― 海辺でトトさんゲットだぜ!の巻 ―
[思い切って声をかけたものの、声が小さかったのか反応がなくて。どうしたもんかなーと一寸見守っていたら、無事に声が届き挨拶とともにサグランスが外されて]
わあ…すごい、綺麗な色ですね
って、いきなりすみません。自分がちょっと、服飾関係を目指してるので。つい
[言ってから口説いてるわけじゃないてす、というフォローを入れたのは、トレイルとのやりとりがリフレインしたから。断りを入れつつも、逸らされたり不快に思われない範囲で、目の前に現れた瞳を観察する
こういうの何て言うんだっけ。ピーコックグリーン?光の反射で淡くも濃くもなりそうで、何だか、深い。凛としたこのひとの雰囲気にも、合ってる。質がいい、とても高価な宝石みたいだ。いいなあ]
えっ?…あ、ああー…はい、そうですね
[アルコールも入ってずいぶん不躾な視線を送ってしまったかもしれない。目の前の孔雀色の機微はどうか。それを計るスキルは自分にはない
ふいに問いかけられたのをきっかけに視線を外して、質問の内容にぽん、と顔が赤くなり]
…最高のひと、に、会えました
(634) vetica 2014/06/22(Sun) 17時頃