―少し前・クリスマス―
…がっかりさせたらごめんね?
あかりちゃんのあのメール>>24から、会ってはないんよ。
けど、今思っても、あの子は普通だったように思うん。
[どこか安堵したような表情を浮かべる翔子に、首をこてりと傾け謝る。独白めいた言葉>>297に返される言の葉たち>>299を、ぼんやりと聞きながら。]
現に、おかしぃなった人がおるよ。きっかけは、やっぱりシャドウじゃないんかなぁ。
……翔子ちゃんのおじさんも、それでおらんくなったんかもしれんし、なぁ。
[どこか厳しい目で壁を見つめる。考え込む少女>>300には、気づかないまま。立季と話したなら、と言う翔子には、小さく苦笑を返して。穏やかな時間はあっという間に過ぎ去り、夜を連れて来てしまう。飲み食いしたものを片付け、ゴミを全部入れたビニール袋を片手に玄関に立つ。]
あたしも楽しかったよ。じゃ、あったかくして寝てね。おやすみ、またねー。
[手を振って部屋を後にする。またねという言葉が出なかった>>302ことに、巡理は気づくことが出来なかった*]
(305) 2015/02/19(Thu) 20時頃