9 「静寂の銀猫亭」より
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この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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嗚呼、聞こえる。やつの足音が聞こえる……。
(0) 2010/05/10(Mon) 19時半頃
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―― 1階 カウンター ――
[夕暮れ。 深い藍色の帳に村が包まれる時、その宿泊施設も備えたバー『静寂の銀猫亭』は開店する。 どこか憂いを帯びた柔和な笑みを口元に刻んだ長身痩躯のマスター。店内の照明は薄暗く落とされ、代わりにマスターが手ずから作製した数々のランタンが、まるでそこだけ祭りの夜であるかの如く幻想的に燈される。それらは全て商品であり、気に入ったなら買い求めることもできる一点モノである。]
いらっしゃい。
[扉に装けられたベルが涼やかな音をたてると、マスターは手元から視線を上げた。]
(1) 2010/05/10(Mon) 20時頃
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[やってきた衛士は酒を注文せず、厳めしい表情で書状をマスターに手渡した。マスターが長い髪を鬱陶しそうに背に払いながら、文面に目を通すことしばし。]
人狼病が、再び……?
[怪訝そうに問う。 症状に記されていたのは、村の非常事態につき、この酒場を徴発するという内容。 この村に住む者たちにとって、人狼は御伽噺の存在ではない。年を重ねた者は口を噤むが、三十余年前にも一度未曾有の危機に陥っていた。 発端は一人の村人が、人狼として覚醒したこと。人狼病、と呼ばれているが正確に伝染病の類であるのかは、未だ解明されていない。土地柄なのか風土病なのか、その症状はあっという間に村中を混乱で包み込んだ。人狼となったものは、夜に狼に変じ、人間を食う衝動を抑えられなくなる。そしてまた、人狼に襲われた者も人狼病を発し――。]
特別人狼因子の濃い者が、集められるのか。
[今、村人たちが取れる対策は、危険な者を隔離するだけで精一杯。大事な店を提供するのには勿論抵抗のあるマスターだったが、村のお偉い方の決定に逆らう術も持たず。]
分かった。でき得る限りは協力を約束しよう。
(2) 2010/05/10(Mon) 20時頃
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何故、こんなことに……。
[立ち去る衛士の背中に重い溜息。 幸い酒場は未だ無人。閉店の札を下げ、一般客には鄭重にお引取り願った。今からこの酒場に留まることができるのは、人狼病の発症疑惑がある者ばかりとなる。 三十年余り、息を潜めていた人狼病。マスター自身、生まれて間もない頃で記憶は薄いが、時折年輩の者が零す断片から、その悲惨さは窺い知っている。]
ただの杞憂であれば良いのだが。
(3) 2010/05/10(Mon) 20時頃
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[病魔の足音は、もうすぐそこまで――。]
(4) 2010/05/10(Mon) 20時頃
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[訪れる者あれば、短く挨拶だけをして手渡す記入用紙。後ほど衛士に提出を義務づけられていた。
■1.名前 ■2.外見的特徴・設定・縁故等 ■3.現在地 ■4.コアタイム※村開始以降は接続状態(オフ時は次回接続予定時刻) ■5.飴残数 □6.NG傾向・周囲への要望など(あれば)]
(5) 2010/05/10(Mon) 20時半頃
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― 一階 カウンター ―
ヴェース。
[宿の入り口からひょこり顔を出し、甘ったるい声でマスターに話しかけた]
あぁん、違うの。 今日は客と一緒じゃなくって。
[紙をひらひら振りながらカウンターに肘をつく]
病気かもしんないって呼び出されちゃって。 まぁいいけどぉ、ここにいる間お代いらないのよね。 いくらか浮いたって事にしてぇ、しばらくお世話なるわぁ。
[憂鬱そうな男に飛び切りの笑顔で微笑みかけ、差し出された用紙にみみずの這い跡を付けていく]
(6) 2010/05/10(Mon) 21時頃
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/* うずうずしてたので飛びこんじゃった。 村建てお疲れ様ですよ。
すっごい久しぶりのおっぱい……じゃなくて女の子だ! わーいわーい楽しむぞー。
(-0) 2010/05/10(Mon) 21時半頃
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それはとんだ災難だな。 この様子じゃしばらく客は取れないぞ。
[やれやれと肩を竦めるも、嫌そうな顔一つせず、並べられた瓶に手を伸ばした。]
暢気なものだ。 ご愁傷様、ということで一杯は俺の奢り。 いつもので?
[磨かれたカクテルグラスはランタンの灯りを反射して、影色のカウンターにカッティングの華を咲かせている。]
(7) 2010/05/10(Mon) 21時半頃
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他に呼ばれた人でもお客にするわよぅ。
[特に不服げな顔をする事もなく、甘い笑みのまま椅子に座る]
やだぁ、マスター素敵。 いつものチャイナブルーでお願い。
[用紙を隅に放り、グラスをうっとりと見つめる。 ふと顔をあげ、周囲を見回した]
ねーぇ、今日はにゃーにゃーいないの?
(8) 2010/05/10(Mon) 21時半頃
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…いやー、参っちまったぜ。 どうすんだよ積荷。このまんまじゃ腐っちまわァ。
[カラリとドアベルを鳴らして中へ。 目深に被った帽子の下から無精ひげの口元が苦々しい笑みを浮かべた。]
おぅ、マスター。 安ィ奴一杯たのまァ。
(9) 2010/05/10(Mon) 21時半頃
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……どういった経路で感染するかも 分かっていないのに酔狂なことだな。
[氷の縁を色彩るようにして注がれる鮮烈な青。水面が揺れることもなく滑らかに女の眼前に差し出された。]
俺を誉めてもこれ以上は出んぞ。 気分的に不味い酒にならなければ、それでいい。
[問いに少し首を傾ければ、伸ばした髪が簾のように垂れて視界を遮る。]
ああ、どこに行ったかな。 昨日工房に侵入して次のランタンの図面を破いてくれたので、 きつめに灸を据えたら――今朝から顔を見てない。 上に避難しているのだと思う。
[客室のある天井を指してから、口元を綻ばせた。]
にゃーにゃーではなく、銀(イン)という名があるのだが。
[それは、上質の繻子に似た見事な銀の毛並みから、そのまま異国の言葉でマスターがつけた名前。猫はこの店を開く{5}年前から近辺に住み着いており、今や酒場の看板猫となっていた。]
(10) 2010/05/10(Mon) 22時頃
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水商売 ローズマリーは、新しい客に瞳を向けると唇をぺろりと舐めた。
2010/05/10(Mon) 22時頃
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……失礼だが、衛士に言われて此方へ? 今夜からは普通の客はお断りなのだが。
[表情はあまり揺れない。声音にだけ少し困った色と侘びをのせて、帽子で人相の半分を隠した男に相対する。]
衛士の指示なら、飲むのに値段は気にしなくていい。
[斯々然々、と人狼病の噂話と事情を説明した。聞いて暴れ出しはしないかと懸念もありつつ、手は酒の肴を準備中。]
(11) 2010/05/10(Mon) 22時頃
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…おー? コイツはまた、キレイどころも置いてくれるたぁ…奴らも気が効いてるねェ?
[スルリとローズマリーの傍の席へ行き、それとなくさりげなく見事なヒップを撫でてみたり。]
ま、お前さんも保菌者容疑かぁ。 こんなべっぴんさんに喰い殺されるんだったら男冥利に尽きるもんだけどナ。 [茶化さなきゃやってられんとばかりに、下卑た冗談。]
(12) 2010/05/10(Mon) 22時頃
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ん、まぁそういうことだ。 面倒なことになったもんさなぁ……。
[カウンターに肘をつくようにしてマスターの言葉に耳を傾ける。]
金の心配はすんなって言われてもなァ? 只酒で蔵ん中飲み尽くされちゃアンタも商売上がったりだろ。 …最期の晩餐だってんなら別だけどヨ。 片付いたらまた商売するつもりで居ねぇと、お前さん真っ先に食われちまうぜ?
(13) 2010/05/10(Mon) 22時頃
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病気とか一々気にしてらんないもん。
[小さく頬を膨らませ、忙しく動くマスターの手元を覗き込む]
そうだっけー、インちゃん、インちゃん。 悪戯っ子のインちゃん。 よーし覚えた、多分。
[教えられた名を何度か呟き、頷いた。 鮮明な青が滑ってくると、くんくん匂いをかぐ]
んー、この香り、たまんない。 いただきまぁす。 不景気な村にカンパイ。
[軽くグラスを掲げ、口をつけた。 そのまま横目で新しく現れた男を観察する]
(14) 2010/05/10(Mon) 22時頃
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ひゃん!
[男の悪戯に身体をくねらせ、わざとらしく大きな悲鳴]
もーぉ、何するのよぅ。 本当に食べちゃうからね。
[男の耳にかぶりつくそぶりをすると、青のグラスと一緒に男の傍へ移動する]
おじさんもかんぱいしよ? 折角だからいい物頼んじゃいなよ。 マスターのお酒美味しいよぉ?
(15) 2010/05/10(Mon) 22時頃
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/* ひさしぷりのRP村・・・ 遅筆すぎわろしゅ(´・ω・`)
(-1) 2010/05/10(Mon) 22時頃
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[男の言動から、どうやら本当に人狼病の疑いがかかっているのだと理解して、大振りのジョッキに一番安い麦酒を溢れさせる。]
触ったら感染る、と騒ぎたてる者も居るというのに……。
[ドン、とコースターもなくジョッキを置くのは作法のようなもの。男を牽制するでもなく、呆れたような目線で髪の間から見詰めた。相手も、減らない口以外の表情は、深く落ちる影のせいもあって非常に見分け辛い。それが、バーの雰囲気だから。]
心配はご無用。ここに留まる者が飲み食いした分は、 村側が責任を持って支払うと、そういう契約だ。
[ニッと唇の片方だけ吊り上げて見せた。が、懐具合を気にして安いもので済ませてくれるならそれも嗇かでないのは、言葉通りの店一番の安酒が物語っている。]
連中なりの罪滅ぼしなんだろう。 それこそ、最後の晩餐気取りの。
(16) 2010/05/10(Mon) 22時頃
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/* あ、しまった。ビールジョッキとピッチャーは日本だ。 バーで出すならグラスビールだよなあああぁああぁぁ!
おちゃけ疎いので大変。
(-2) 2010/05/10(Mon) 22時半頃
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/* >>15 あるぇ 色々動きがおかしいぞ。 「耳に」いらないじゃないかw
(-3) 2010/05/10(Mon) 22時半頃
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…おぉ、こわ。 あいにく喰われる方は慣れてねぇんだ。 痛くないように優しく、頼むぜ?
[大袈裟なくらいに反応を返す女の様子にクツクツと肩を揺らしながら、そんな戯言を。]
そういうことなら、遠慮なく頂きますか。 物騒な世の中に乾杯ってな感じでナ。
[重そうに置かれたジョッキを手にとり、グイと煽る。 日に晒された色の喉仏が、ゴクリと幾度か上下した。]
(17) 2010/05/10(Mon) 22時半頃
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晩餐会場に選ばれて、此方はいい迷惑だけどね。
[ぼやいたところで、トントンと軽い音が近づいてきた。階上への螺旋階段の影に、二つの突き出た三角――猫の耳。]
おいで、銀。もう怒ってないから。
[人間用のついでに用意した餌の皿を足元に置くと、その音を聞きつけて耳がピクリと蠢く。なぁー、と一声鳴いてから迷う素振りをする。メトロノームのように、一定の間隔で左右に揺れる尾、その影絵。]
確かに物騒だ。誤解だといいが、 何せ三十数年……まだ爪痕が残っている時期だから、 一笑に付すこともできん。
(18) 2010/05/10(Mon) 22時半頃
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……ローズは生まれる前のことかな。
[女性の年齢は若く見積もるもの。すっ呆けて見せながら、スライスしたチョリソとチーズの盛り合わせをカウンターに乗せた。]
(19) 2010/05/10(Mon) 22時半頃
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