89 アウトブレイク〜WerewolfSyndrome〜
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ラルフは投票を委任しようとしましたが、解決不能でした。
ナユタは掃除夫 ラルフに投票した。
チアキは掃除夫 ラルフに投票した。
クシャミは掃除夫 ラルフに投票した。
ラルフは水商売 ローズマリーに投票した。(ランダム投票)
トレイルは掃除夫 ラルフに投票した。
マドカは掃除夫 ラルフに投票した。
ローズマリーは掃除夫 ラルフに投票した。
露蝶は掃除夫 ラルフに投票した。
パティは掃除夫 ラルフに投票した。
ミルフィは掃除夫 ラルフに投票した。
ラルフは村人の手により処刑された。
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クシャミ! 今日がお前の命日だ!
2013/07/29(Mon) 00時頃
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
現在の生存者は、ナユタ、チアキ、クシャミ、トレイル、マドカ、ローズマリー、露蝶、パティ、ミルフィの9名。
―5月6日、早朝―
町役場前には昨日よりも色鮮やかな顔写真入りの告知が貼られていた
『殺人容疑及びWWSへの感染を認めたため下記の者を処刑した事を報告する
――ラルフ・ブロムベルグ――』
『及びブロムベルグの証言により感染容疑濃厚としてトレイル・トイの身柄拘束を予定
容疑者を発見したものは速やかに機動隊への報告を願う』
(#0) 2013/07/29(Mon) 00時頃
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―5月6日深夜、総合病院の一室―
[一瞬――その意味が理解できなかった。『トレイル・トイを感染容疑者として追っている』
分かってはいると、思っていた…思い込んでいた。こんな日いつか来るのだろうと、でも、それはどこか遠い未来の話で――頭が働かない。傷が、痛む。
何をするべきか、何をしなくてはならないのか。 自由に動かない頭と身体が恨めしい。 報告の為訪れていた隊員を押し退けるようにしてベッドから身を起こす。引き止める声が聞こえたが振り払う。 熱と痛みで覚束ない足元が恨めしい。走り出したいのに、ままならない。 壁伝いに病棟を歩く。 外へと――町へと向かって]
(0) 2013/07/29(Mon) 00時頃
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/* 空気読みでクシャミにセットしたんだけど、おまかせにした方がよかったかな… 襲撃ロル回すべき?
(-0) 2013/07/29(Mon) 00時頃
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/* 脱字_(:3 」∠)_ */
(-1) 2013/07/29(Mon) 00時頃
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―回想・5月5日早朝、チアキ宅前― >>3:98>>3:99 [悲鳴にも似た告白を、ただ黙って背を宥めながら聞く。吐き出せるものは全て吐き出してしまえばいいと、こんなにも堪えていた彼の想いを、受け止めたいと。 肩口が温い水で湿ってゆく。 何故もっと早くに気付いてやれなかったのだろう。胸の内に苦く満ちる後悔を、もう二度と繰り返すまいと強く誓う。 失くしてしまった暖かな家族の形を、自分が与えられるとは思わないけれど、差し出せるものは全て差し出したい…だから、いつかもう一度、笑って欲しい]
……チアキ、俺が…いるから 俺なんかじゃ足りないの、分かってっけど、…でも、
[泣きすぎて枯れた声に緩く首を振った。感謝される事なんて、一つも出来てはいない。チアキに与えられたものはまだ返せてはいないから]
(1) 2013/07/29(Mon) 00時頃
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─5月5〜6日 深夜 路地裏周辺─
[少女達のやり取りの内容までは聞き取れない。──脳髄に響く、『仲間』の…確かに知った、その『声』。微かな溜息が咽喉を満たした。
なぜだか、痺れるような…ひどい苛立ちが腹の底から湧き上がり、ローズマリーと、…彼女と対話する一人の少女へと、薄らと目蓋を伏せた視線を夜闇から注ぐ。 ──なんでこんなにまで、人間臭ェ。…本当に、最悪の気分だ。 今宵は『彼女>>3:108』を、壊そうとそう決めた。眼前の『人間達』、…感染者の、己の、人としての感情を想起させる存在を、滅茶苦茶に踏み躙りぶち壊してしまいたい、衝動。それは、自身が感染者であるからだけでは、決してない感情で。
『仲間』の願いがローズマリーの生であるならば、せめて彼女を、眼前の『人間』を、 喰いちぎり、 たい]
[彼女が一人になったのは、いつの頃だったろうか。夜闇から不意に喰らいついた己の姿を、少女が認識できたかまでは知りたいとも思わなかった]
(*0) 2013/07/29(Mon) 00時半頃
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―5月6日深夜、市街地―
[トレイルの住むアパートの住所は調査済みだった。BOOメンバーの所在地を調べた際に興味半分、住民票を引き出したから。
まだトレイル感染容疑の住民への発表はされていない、そう聞いた。 出来れば彼が追手に気づく前に接触したい。
チアキだけを守ると、そう誓ったけれど、本当にままならない。 彼の力が必要なのだ。 それに…叶うならば少しの猶予を――彼の命にも。
身体が重い。痛みは酷く全身から脂汗が滲み出る。歩みは遅く目の前も霞んでくるけれど――ポケットへと手を差し入れて昨日の内に書き殴ったメモを握り締めて浅く忙しない息を吐き出し、止まりかけた足を前へと進めた]
(2) 2013/07/29(Mon) 00時半頃
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―回想・5月5日午後11時、裏路地―
>>3:108
[彼女から言われることに、聞きたくないと首を振る。だが止まらない言葉に、ふつふつと溜まっていたものが涙とともに決壊し、彼女の両手をつかみ溢れ出る。]
…いや。 貴方が動かないなら、私も動かない。 貴方を大事だと思う人が、貴方にそんなことをされて喜ぶと思っているの!? クーだって皆の大事な人なのよ!
[だって、私は喜べなかった。そうやって遠ざけられる度に悲しくて寂しくて。 『私を一人置いていかないで』 本当は、そう言いたいのかもしれない。もう出し尽くしたと思っていたのに、涙が溢れて止まらない。彼女の顔も見えなくて、下を向き必死に止めようとするが止まらず、どうしようもなくて両手で顔を覆う。]
私は、貴方が死ぬのも、食べられるのも見たくない…お願い。
[「そんな無茶はしないで」その言葉は形になっただろうか。彼女にとって大切な人が1人じゃないのは分かっている。これは我儘だ。でも、死んでほしくないのだ。]
(3) 2013/07/29(Mon) 00時半頃
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/* やった!墓下も灰ログあった! */
(-2) 2013/07/29(Mon) 01時頃
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―5月6日深夜、市街地―
[──『そいつ』を、食い千切り、踏み躙る事はできなかった。その事実に、腹が煮える様な苛立ちは増し、同時になぜか脳髄の隅で何かが小さな溜息を落とした。本当に小さな、…何かに安堵するような、それでいて、この『どうしようもないクソ溜め』に、また一人、今度は自らの手で招き入れた事への嘲笑にも似た──、
食い千切れなかった。餌にはできなかった。それだけ理解できれば、それ以上その場に踏み止まる理由もなかった。 一瞥すらせず、新たな産声を上げるだろう『仲間』から背を向け、口唇に付着した血液を手の甲で拭い、緩りと舐め取る。…その甘美なにおいには、確かに後ろ髪は引かれていたのだが]
(4) 2013/07/29(Mon) 01時頃
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>>2 [夜闇に紛れ、己の狭い根城への道を歩む。だが、足取りに隠れ潜むような気配はない。まるで昼日中の繁華街を歩むような、己を虚飾し、敵など恐れぬと言い放とうとするかのような、そう見せる為のような緩とした大股の歩み。
口端に薄く残った血雫を隠そうとすら、最早せずに。それでも、夜が…病への人々の恐れが己を護ってくれたのだろう。誰に見られる事もなく、辿りついたアパートの入り口に近い壁際、確かに見覚えのある背を見止めた瞳が、…ゆっくりと瞬き、薄まった]
──、…………ここで、何、してんだ。…クソ犬コロ。
[沈黙。暫しの間の後、止めていた足を再度緩と彼の元へと…彼の数歩先に距離を取った位置までと踏み出しながら、長い──溜息のような呼気と共に、声を放った]
(5) 2013/07/29(Mon) 01時頃
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―回想・5月5日早朝、チアキ宅前― >>1 [小さく震えた…、ゆっくりと身体を離して真っ直ぐに瞳を見据える]
ナユタが…生きていてくれるなら…それだけでいい。もう、俺にはナユタしかいないって思ってたけど、そんなの関係無く…
[ナユタの上着へ手を伸ばす。触れるのに躊躇いを見せ、それでも正気を保ちたいと自分を照らす光に縋り付く。伝えたい言葉があった、一生言わないでいるつもりだった言葉。どうしようもなく、今、それを伝えて置きたかった]
俺が俺で居られる間に伝えさせて
………好きだよ。小さな頃からずっと好きだった。
[自分勝手に伝えてしまった事に上着を掴む手が揺れる。暗闇が近付いて来るのが分かった。もう少し後一言だけ、…願う想いは唇を滑らせる]
…ナユタは…俺が…守る、から…
[辺りを覆う黒の中、一筋の光に向かって告げると…意識を手放した]
ー回想終了ー
(6) 2013/07/29(Mon) 01時半頃
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―5月6日深夜、市街地― >>5 [一歩、踏み出す足が鉛のように重い。痛みに喘ぐ息を整えようと、手近な石壁に額を押し当て呼吸を繰り返した。自覚出来る程に熱の上がった身体に、夜気に冷えた無機質な感触が心地良い。 息を継ぐ度に頭へと響く耳障りな呼吸音の中、遠く静かに響く足音に、顔を上げた。 たった数日ぶりなのに、おかしいくらい懐かしく思える彼の姿。夜目にも鮮やかに口角を彩る赤に、ああ、と、ただそれだけを思った]
――あんたの事、待ってたんだよ、トレイル つーか、怪我人なんだから、もっと労れ…ッつーの
[傷を固定する包帯で釣り上げた腕の上から一枚シャツを羽織っただけの姿は、己の状況を相手にも伝えるものだろう。
右手のみで身を起こし、無造作に身体を捻る。壁に掠った肩の痛みに目を眇めながらも、努めて軽く、右手をひらりと振ってみせた――強がりのように]
(7) 2013/07/29(Mon) 01時半頃
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―5月6日 深夜 市街地―
>>7 [夜闇の中、遠目には明瞭には見えなかった、彼の姿。明らかに負傷を抱えた体をこちらに向け直す格好に、瞬間眉根が寄り、──ッハ、と嘲るような呼気を漏らして表情を崩した。薄ら残っていた血液に、今更気付いたように舐め取り、唇端が皮肉気に上がる。ほんの数日前、彼に向き直ったその時から何も変わらぬように]
…俺を? 熱烈な告白でも、してくれんのかい? ──怪我人が、こんな時分にまず何してんだ、っつーな。…、良い『餌』だぜ?……ナユタ、
[数歩、離れた距離。それ以上を己から詰める事はしない。耳上の頭皮に、浅く埋めた指が髪を掻き。名を呼んで、彼を見遣った瞳をゆっくり細めさせ。犬歯を見せつけるようにして、嘲笑った]
帰れ。今すぐにだ。 テメェの大事な奴らの所に、ケツまくって逃げ込んじまえや、クソ野郎。
(8) 2013/07/29(Mon) 02時頃
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ー回想・5月5日14時過ぎ、第二封鎖線配給所付近ー >>3:101 [ナユタが撃たれた、という情報を聞くとマドカは目を見開いた。]
ナユタ君が撃たれた!? 無事なんすか…!?
[チアキを見る限り、事態は一刻を争うようだ。彼は進行方向を気にしており、今にも走り出しそうな表情を浮かべている。]
私も連れて行ってください!
[チアキは断らなかった。マドカは急いで、自転車の後ろの席に横向きに座ると、片手をチアキに回し、もう片方の手で荷物が落ちないよう、しっかりと抱でだきこんだ。
マドカの脳に兄の姿が浮かぶ。昨晩、薬と食料を与えておいた。あまり遅くならない限りは持ち堪えるはずだ。
ナユタが重症だった場合も、これがナユタに会える最後のチャンスになってしまうかもしれない。マドカ目をぎゅっと閉じる。いや、大丈夫だ。ナユタはきっと軽症だろう。そのときはナユタの安全を確認してすぐ帰ればいい。マドカは不安を誤魔化すように、荷物を強く抱きしめるのだった。]
(9) 2013/07/29(Mon) 02時半頃
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―回想・5月5日早朝、チアキ宅前― >>6 [腕の中の震えと離れてゆく温もりに微かに眉根を寄せた――けれど、目前にある瞳に映る色を確かめるように、顎を引いて彼の目を見返す。こんな風にチアキを見詰めた事は、多分初めてだろうと思いながら]
…馬鹿…、なんだよ…それ、
[惑う指先の上からそっと掌を重ねて撫でた。いるだろ?友人も、同僚も…明るいお前を慕う人間だっているだろうと、思う心の中、否定する声も聞こえる。 多分、そんな事ではないのだろうと]
…………チアキ、俺…、……お前は、どうなったってお前だ、って、変わっても、変わらなくても、俺にとってチアキは、チアキだ、
[告白の言葉は意外な程にストンと、胸の中落ちた。 知っていた、様な気もする。チアキの向ける好意が友情とは異質な何かだという事、そこに付け込んできた事も。 ――そしてナユタ自身の中にも少なからず独占欲がある事も。 チアキを守りたいと言った少女を想う。その時胸に芽生えたあの嫌悪感を。名前をつけるにはまだ形を持たないその感情を]
(10) 2013/07/29(Mon) 02時半頃
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[俺もだ、と安易に伝えれば嘘になりそうで、彼の望む言葉を返せない自分が不甲斐ないから、せめてもと、今ここにある思いを口に乗せ、揺れる手を支えようと重ねた掌を肘まで滑らせた所で――彼の身体がぐらりと傾いだ]
――ッ!チアキ!?
[不意に崩折れる身体を片手で引き上げ胸元へと凭れ掛からせて、改めてその疲労の色濃い顔を見詰めた。 一人で抱え込んで――多分泣けもしなかったのだろう、と。幼い頃からそうだった。本当に辛い時程涙を見せなかった。
守りたいのは俺なんだ、と伝える事は出来なかったけれど、誓いは胸の中にある。 背を抱き膝裏を掬い上げて意識をなくしたチアキの身体を抱き上げる。多分、これが、俺が背負うべき重みだと、痛いくらいに想う。
足を踏み入れた室内は昨日同様に寒々しい。この部屋でチアキは一人何を想っていたのかと、切なく込み上げる雫が彼の顔の上へと数滴、溢れた]
(11) 2013/07/29(Mon) 02時半頃
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チアキ、行ってくる――必ず戻ってくるから お前を一人になんか、しないから
[ソファへと脱力した身体を横たわらせた後も、離れがたい思いを振りきれずに膝を付き彼の傍らでその顔を見詰める。窓から差し込む陽光しがまるで急かすかのように明るさを増すのが憎々しい。
苦しげな呼吸がやがて穏やかな寝息に変わった頃に、漸くナユタは立ち上がった。もう一度だけ、と彼の顔を見下ろし、そのまま屈みこんで顔を寄せ、涙の跡の残る眦にそっと唇を掠めさせる。 無性に触れたかった。 その想いに名前をつける事は、まだ出来なくても――触れたかった]
―回想終了―
(12) 2013/07/29(Mon) 02時半頃
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[ナユタが、この場所にいる。このような体をおしてまで己を探す、理由──。──ラルフの『声』の記憶が、脳裏を過ぎった。彼は、人として死ねぬその前に…恐らくは、人として生きる事を選んだのだろう。 俺を売りやがる事で。そう、胸中で呟き、怨むと言った筈の相手に…しかし刹那湧き来たのは、愉悦にも似た感情であった。無論、酷い苛立ちも同時に伴うものではあったのだが。おかしくて…下らなすぎて、反吐が出そうだ。
どこまでテメェは、『人間臭ェ』化けモンだったんだ、このクソったれ。
この手で、彼をぶち壊せなかった事が、至極残念でならなかった。どこまでも化け物らしく、──恐らくは最期の時まで人間だとでも言いたげに振舞った、彼を]
──ラルフ。テメェ、やってくれたなァ。…っはは、……クソ野郎が。墓の中で、もう一回死んじまえ。
[思念になった囁き。至極勝手に過ぎた暴言が、…亡霊に届くか否か。そこまで己は意識はまだしていない]
(*1) 2013/07/29(Mon) 02時半頃
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─回想/5月5日 PM11時─
>>3:*18 …この『声』。……パティ、ひょっとしてアンタか? [僅かな思考の沈黙。低く囁き訊くような思念を飛ばした。それは半ば、確信しての問いではあったのだが]
アンタも、そうか。化けモンにね──、……弱味。大事な奴、…そう言い換えても良いがな。 こういう言葉は、嫌いでね。人間臭くて堪んねーぜ。ははっ…、 ─…アンタにそこまで言わせるたァな。ローズマリー、…どんな女か興味は湧いたがね。喰えねェなら、一緒か。
[問いに、また暫しの思考の途切れを挟んだような間を開き。緩と、まるで溜息をついたような思念の揺らぎに、嘲笑めいた色が混じった]
……もう、とっくになってるぜ? 選んで、殺した。意図したなら尚更なァ。…化けモン以外の何だって言うんだ?まだ、人間様だとでも? ──ふ、はは…、……化けモンになら、それこそ似合いの末路だわ。なァ、そうだろう? [答えは、返さなかった。ただ、相手にはふざけたように響いたかも知れぬ声を囁いて──交換する意識の気配を薄れさせた]
(*2) 2013/07/29(Mon) 03時頃
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―5月6日 深夜 市街地― >>8 [今の『彼』と会話したのはたったの一日、それだけなのにうんざりする程見慣れた表情に、何故だか笑いが込み上げてきた。肩が揺れる度に傷口が痛む、けれどそれすらも構わないと小さく声を立ててナユタは笑った]
愛してるぜ、トレイル、って? あんたのそういう所、嫌いじゃないって思えてきた ――……だろうな…感染者『トレイル・トイ』 夜が明けたらあんた、お尋ね者になるんだとさ……だからその前にあんたに会っておきたかった
[傷口を庇いながら壁から身を起こして一歩、彼の元へと足を踏み出す。 剥き出された犬歯には未だ薄く朱が残っていたのに、不思議な程に恐怖は感じない。威嚇のようなその表情と裏腹に距離を置いたままの彼は、これ以上ない程に彼らしく思えたから]
ふざけんな、何の為にクソ痛ぇの我慢してこんな所までお前の顔見に来たと思ってんだ つーかな…あんただって『大事なヤツ』なんだよ 死なれたら困るんだ、覚えておけ、このクソ野郎!
(13) 2013/07/29(Mon) 03時頃
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[例え守れはしなくとも…それでもその死は耐え難い。 やっぱり自分は我儘だと胸中で自嘲しながら叫びを叩きつけ、煽るような言葉に――その癖自分を襲う気配もない彼に苛立ちを抑えこむ事が出来ず、右手でその胸ぐらを掴み上げた。
負傷した肩が引き攣れて、痛い、耐え難く疼く。定まらない足元とふらつく身体、けれど瞳だけは真っ直ぐと彼の瞳を見据え]
…頼み事があるんだ あんたにしか頼めねぇ
(14) 2013/07/29(Mon) 03時頃
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ー回想・5月5日14時過ぎ、第二封鎖線配給所付近ー >>9 …分から、ない…
[ゆるゆると頭を振る。不安の波に飲まれそうになるのを必死に耐えた]
うん…、スピード出すから振り落とされない様にしっかり捕まってて。
[自転車の後ろが軋んだと同時に腰に回された小さな手。その手の温もりに僅かに冷静さを取り戻した。振り返らずに少女に言葉投げ掛ける]
……、
[それから言葉発せずに町中を自転車で擦り抜けて行く。今朝の出来事が脳裏を過ぎった。守るって…言ったのに…、悔しくて情けなくてハンドルを持つ手に力が込もる。
暫くして目的の病院前に着くと受付で聞いた病室へと向かった。少女と共に病室の前まで来ると扉をそっと叩く]
(15) 2013/07/29(Mon) 03時半頃
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―回想・5月5日14時過ぎ、総合病院の一室― >>15 [思索を続ける程にすぐには動けない身は疎ましく――気付けばうとうとと微睡んでいたらしい。浮遊する意識を引き上げたのは小さく響くノックの音だった]
――……どうぞ。好きに入って貰って構わねぇよ
[病室の周囲は隊員達が見回りをしている手筈。不審者ではないだろうと思い至って眠気にぼやけた声を返した。
殺風景な部屋の中にはパイプ椅子が一脚と古びたサイドテーブルが一つ。それに備え付けの冷蔵庫。空になった点滴台がベッドの左側へと置かれるのみ。
右肘をマットレスへとついて上体を起こすと、肩へと走る焼けるような痛みに眉を寄せた。やはり鎮痛剤の効き目は十分ではないらしい――傷が予想外に深くまで皮膚を抉っていたから、というのもあるのだろうが。 詰まる息を吐き出して痛みを散らし、来客に備えて枕を背に入り口へと視線を向けた]
(16) 2013/07/29(Mon) 03時半頃
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―5月6日 深夜 市街地―
>>13 [やおら響いたのは──微かな笑声。不可解さに、思わず口角から作る笑みの形が薄れて、緩りと顰めさせた顔を一瞬、息を吐き出すように俯かせ]
──冗談じゃねェぜ。嫌われた方が、随分『マシ』だ。
[感染者。…彼の口が紡いだその言葉に、漸く薄ら口端に笑みを引き戻し。半眼を、ねめつけるように、…見るからに無理を隠せない癖して、己の元へ踏み込む彼へと送って]
──アンタの顔見た時点で、予想はしてたさ。ラルフの野郎が、…やりやがっただろうっつーのもな。 会って?このクソうぜえ『化け物』風情を、アンタがぶち殺してやるとでも?──
[相手の。傷をおしてまで己に会いに来たと言う青年の、本心までは推し量れずとも、察する事ぐらいは己にとてできた。その上で、彼を突き放し踏み躙る言葉を、ゆがめた口元から吐き捨て……胸倉を掴まれたのと共に、思わずに少し口を閉ざした]
(17) 2013/07/29(Mon) 04時頃
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