89 アウトブレイク〜WerewolfSyndrome〜
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
パルックが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、ナユタ、チアキ、クシャミ、ラルフ、トレイル、マドカ、ローズマリー、露蝶、オスカー、パティ、ミルフィの11名。
―5月3日朝、町役場前広場―
噴水の前へと整然と並べられた机の上には頑丈な鍵のかかった金属製の箱が置かれている
投票箱、そう書かれたプレートが貼られた箱は底冷えのする鈍い光を照り返らせて異様な存在感を放っていた
投票用紙はすでに各戸へと配られているはずだ
物々しい装備の機動隊員が直立不動で並ぶ広場に、人影はまだない
(#0) 2013/07/25(Thu) 00時頃
/*
訂正
5月3日→5月4日
*/
(#1) 2013/07/25(Thu) 00時頃
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―回想/5月3日朝9時頃 第二封鎖線付近―
[本屋を通り過ぎた辺りから、妙に此方に向けられる視線に棘が混じるのを感じていた。想像していなかった訳ではない。 ただ店の辺りが一番自分にとっては危険だろうと思っていた分、其処を切り抜けられたのなら後は大丈夫だろうと。
中年の男から始まり、年若い少女、子供を抱えた母親、年老いた老父―― 薬屋としての自分を知る者から口々に言葉を投げられる。
『感染症に効く薬はないのか』『防ぐ為の薬は』『本当はあるんだろう?』『自分だけで独り占めするつもりか』
『これだから余所者は』
一介の薬師に何を期待しているのだろうか。否、彼ら自身解っているのだろう。政府のワクチン製造の進捗情報はほぼ町全体に広まっている。 ただ、現状への不満を吐き出せる者が偶々自分だったに過ぎない。
自分がもっと謙虚な人間なら何かが変わっていた? 意味の無い自問自答――“露蝶”にはそのような生き方は出来ない]
(0) 2013/07/25(Thu) 00時頃
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――『クソ食らえ、だ』。
[逃げるように小路を通って辿り着いた先に目的の人物を見付けられず、無駄に疲労感ばかり募る空回りするような現状につい苛立ち混じりの暴言が口を滑る。聞かれれば、また余所者と罵られるだろうか。其れさえも今はどうでも良い事のように思えた。
ほんの少しだけ、その場にしゃがみ込んだ後、再び脚を動かす。 結局は、全て徒労となるとしても、進まずには居られなかった――]
―回想終了―
(1) 2013/07/25(Thu) 00時頃
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三元道士 露蝶は、メモを貼った。
2013/07/25(Thu) 00時頃
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−5月4日 早朝 住宅街の外れ「猫の集会」集会所付近− [重々しい朝の空気。街の者達も皆、誰かに投票しなければならない、ということを既に心得ているのだ 命を断つ覚悟。それは自分には重すぎる。 だが。……まだ余り知らぬ誰かの命なら。 ……それでも十分に罪深い事であるのは解っているが、それでも、好きな者達を死なせないために。自分はまだ、生きねばなるまい。
……動かねばならない。少しでも、好きな者達が死ぬリスクを減らすために。 幸いにもというべきか、自分のところにも投票用紙は来ていた。これは、好きな者を殺させないための武器であり盾であることを、既に理解している。
しっかりと用紙をポケットに入れて、昨日の計画の通り、動き出すことにした。]
(2) 2013/07/25(Thu) 00時半頃
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−回想 5月3日 17:00 図書館・談話室− >>1:126 [機動隊員の「ナユタ」が、来るかどうか……自分を信じるかどうか。 それはつまり、チアキが自分を信じてくれるかどうかにほぼかかっていただろう。残念ながら望み薄ではあったが…… だからこそ、ナユタが訪れた時は、少なからず驚いた。驚きを顔に出さず、静かに椅子を立ち、一礼する。 フードを外し、顔が見える状態となったクシャミがそこに居た。] ……来てくださってありがとうございます、ナユタさん。相談したいことがあったので、失礼ですが呼び出させてもらいました。リリー・カートライトと申します。 [偽名を使うのは交渉には不適切だろうと。忘れたい本名を、丁寧な口調で名乗った。 柔らかな話し方くらいは、昔に徹底的に叩き込まれている。使わなくなって久しいが、己の技術の棚にはちゃんと残っているものだった。]
(3) 2013/07/25(Thu) 00時半頃
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>>1:126 続き 私の話をする前に……確認させてほしいことがあります。 私は……チアキさんを死なせないためなら、最悪この命も投げ出しましょう。今朝の貴方を見ていたら、貴方も同じ考えでは無いかと思ったのです。如何でしょうか? ……チアキさんを信頼する方は多いでしょう。しかし、今のこの街は混乱しています。……うっかり……ということは、ありえます。……お願いです。彼を万が一にも死なせないために、協力してくださいませんか? [まずはこれが交渉の入り口。立ち位置を明確にするために、自分の考えを述べ、相手の考えを待った**]
(4) 2013/07/25(Thu) 00時半頃
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―5月4日朝7時頃、市街地―
[浅い眠りに残る疲労で怠く重たい身体と裏腹に、頭の芯だけは緊張に冴え渡っていた。今日から投票が始まる。暴動へと備えての装備を身にまとった隊員へと指示を出し、己は見回りと称して市街地へと足を向けた。
町を歩く度に聞こえてくる押し殺した非難の言葉にも、時折浴びせられる罵声にももう慣れた。――投げつけられるゴミや小石だけは未だ受け流せはしなかったけれど。 たった一日の事なのにと自嘲する。心が固く冷えてゆくのにさしたる時間は必要ないらしい。
あてどなく町を歩く。ほんの2日ほど前までの日常が懐かしい。ボランティアの皆、名も知らぬ少女、露蝶――それにトレイル。 脳裏へと浮かんでは消える顔を思い返せば胸が苦しくなる。深い溜息を零して、ナユタは閉じたシャッターへともたれかかり足元へと落ちる影を見詰めた]
(5) 2013/07/25(Thu) 00時半頃
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―回想・5月3日深夜―
[少女はふらりと外を歩いていた。 その目はどこかうつろ。 どこを見ているのかもわからない。
しかし、視界に一人の男性の姿を捉えると、その目つきが鋭く変わった。 人間とは思えない速さで跳びかかる。 男性が骨と服だけの姿になるのに、そう時間はかからなかった。]
(*0) 2013/07/25(Thu) 00時半頃
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─回想/5月1日 午後8時過ぎ 繁華街の寂れた酒場─
>>77>>78>>79 [眼前の青年は、既にかなり酔っているようだ。酔いに任せての戯言なのか、彼の本音なのか、己にはすぐには確とつかなかった言葉を耳に入れて脳で咀嚼し──しかし、思考よりも先に、感情の底が本音であるのだろうと既に判断していた。男の声が含んだ切なさに、ふと顔面が胸裏と共に歪んで揺るいだのもまた、己らしくはない──彼の瞳にどのように映ったかは知れず]
──、やっぱ、ケツ出せよ、テメェ。…ナユタ、
[唸るに似た声は、肘ついたテーブル上に身を乗り出させ、傾ぎ近づいたナユタの顔傍に面を寄せて吐き出させた。灰緑の瞳を眇め、少年の頃から変わらない、眼前の瞳の色を半眼で見遣り]
(6) 2013/07/25(Thu) 00時半頃
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冗談じゃねえ。…嫌になるぜ、本当に。 ……忘れさせろよ。餌くれんだろ?
[己が先に向けた言葉>>64を、わざと想起させるような響きで、悪態をついて。痛みを突かれた事を、口で誤魔化し今は曖昧にしてしまう様にも。その事自体が、頷きとなりそうな事にも気付いてはいたのだが。 近付けた顔は、その場でできた最大限の嫌がらせに他ならない。──あの頃の自分とは全く違う、そう嘘であろうと示す為に。身を乗り出し、叶えばナユタの鼻下、上唇との境目に浅く歯先掠めてごく淡く吸い付いてやろうと。
口付けと言うには、余りにお粗末で雑なそれが叶ったか、彼の反応は、ともかく。嫌がらせを試みた時点で、大抵の返しは一度はされるが侭に受けた。その後相手にどう反応を重ねたかは別であったが。 それ以上の『餌』を改めて求めたとしたなら、軽く指立て金銭交渉とでもして、酔った彼の帰宅は止めなかった筈]
─回想終了─
(7) 2013/07/25(Thu) 00時半頃
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[数分後、少女は我にかえる。]
…!?…あ…あたし…え…?
[少女が最初に見たものは、血まみれの自分の手と、骨と服。骨はおそらく人間のもの。]
これ…あたし…?あたしが…?…うっ…
[こみ上げてくる吐き気をこらえる。何が起こったのかわからない。とにかく、誰にも見つからないうちに帰らなければ。
幸いにも、途中、誰ともすれ違うことはなかった。
奉公先につくなり、シャワーを浴び、血を洗い流す。いつもなら家主に気を使い、湯の量も最低限に抑えるが、そんな余裕はなかった。血と一緒に、自分がやったという事実も洗い流してしまいたかった。
しかし、どう考えても自分がやったとしか考えられない。 そして、行きつくのは、ひとつの残酷な真実。]
あたしは…感染者…?…あたし…処刑される…?
[その目にあふれた涙は、シャワーの湯と共に流れていった。]
(*1) 2013/07/25(Thu) 01時頃
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−5月4日 早朝 ミナカミ家− [朝の食卓は、3人も人間がいるにもかかわらず静かだ。今日もナユタは家にいないようだ。昨日マドカが家に変えると、いつの間にか食卓の上に薬と書き置きが置いてあった。ナユタがマドカの体調を慮って調達してくれたようだ。マドカはため息をつく。ため息の理由はもうひとつある。今朝配られ、机の上に置かれた投票用紙だ。せめて食事中は、と見えない位置へ移動させたが、頭の中を回るのは投票や処刑のことばかり。食事が進まないまま、時間だけが過ぎて行った。**]
(8) 2013/07/25(Thu) 01時頃
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―5月4日朝、奉公先―
[使用人用の粗末なベッドからゆっくりと身を起こす。 どうも気分が優れない。少し熱っぽいかもしれない。
しかし、行かねばならない。 自分が生きるためには、誰かを処刑せねばならない。 行かなければ、自分が処刑されてしまう。
十で奉公に出され、屈辱に耐えながら、必死に生きてきたのに、ここで、こんなことで殺されてしまうなんて、まっぴらごめんだ。
少々の熱くらいでは仕事を休めないなんていつものこと。 重い身体に鞭を打って、身支度を整えると、ポストから投票用紙を取り出し、広場へと向かう。]
(9) 2013/07/25(Thu) 01時頃
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ー5月4日早朝チアキ自宅庭ー
ふう…何とか形になった…。
[庭先色取り取りの花を植え替えて、賑やかになった庭にひと満足…手に嵌めた軍手を外すとタオルで汗を拭った。長いホースを手に取り水を巻き始める]
……、…あれに…誰の名前を書けばいいの…
[起きて覗いたポストに入っていた投票用紙を思い出し、心がずしりと重くなる。最後まで守りたいものを守れるだろうか…でもきっと「ナユタ」を守れるのなら…ぼんやりとした思考に飲まれ手元緩めばホースが離れて暴れ出す]
はわ、わわわっ…! [慌ててホースを掴むと蛇口を捻り水を止めた。…外にまで水が飛び散った気がするが大丈夫だろうか]
(10) 2013/07/25(Thu) 01時半頃
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/* 勝手に襲撃ロールまわしちゃったけどこれで良かったのかな? すり合わせなしやったことないから難しいよ…
ちなみに体調不良はCOフラグのつもりです。
(-0) 2013/07/25(Thu) 01時半頃
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/* …ロール読み返してると、チアキちゃんの家庭(というかチアキちゃん)が病み系に見えるのは…これは… 元気病みとかまじでおれとく 違ったと!しても!病んで!刺してくれてもいいんだよ!!1!(当て馬死亡思考が抜けない
(-1) 2013/07/25(Thu) 01時半頃
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―5月4日朝7時、町役場前広場―
[人気のない広場で、ローズマリーはいつもの大きく胸の開いた服に、いつもの濃い化粧で視界に入るモノを少し離れて眺めていた。爽やかな朝には似つかわしくないその姿。一人で生きていくために学生の時から働き、高校生の年頃にはもう酒場に出ていた。そんな自分にとって、この姿は戦闘服だった。 感情のうかがえない顔でソレを眺め続ける。彼女を知る者が見たら、きっと目を疑うだろう。 右のポケットに、ソレは入っていた。 心底破り捨てたくてしょうがないが、同時にコレは大事な人を生き長らえさせるための武器とも理解していたので行動には移せない。 だからと言って、記入するどころかペンを握ることさえ出来ないのだが。
実際に目にすれば、覚悟出来ると思っていた。
徐々に視線は地面に向かっていく。 彼女は暫く、その場から動くことはなかった。]
(11) 2013/07/25(Thu) 01時半頃
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ー5月4日早朝チアキ自宅庭ー
[明らんだ空を眺める…変わらず夜は明けるのに…どうしてこんなに何もかも変わってしまったんだろう]
……、…ッ…
[空が歪んだ、ザーッと耳元で音が鳴る。…雨…?…]
(12) 2013/07/25(Thu) 02時頃
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ー過去回想ー >>1:37 [扉を開いた先、目に飛び込んだのは部屋の隅で「何か」を貪っている妹の後ろ姿。粘着質な水音だけが女の子特有の可愛らしい部屋に響く]
……ハ、ルナ…?
[ダメ…だよ?それは「食べ物」じゃ無い、だろう?それはお前の、…大好きな「お母さん」
立ち上がる小さな背中。此方を振り向く幼い顔は真っ赤に彩られて]
『美味しい…お兄ちゃん…お肉…お兄ちゃん』
[一歩一歩此方に歩いて来る。チアキは…力無くその場に崩れ落ちた。母親だった物に視線をやり、目の前の少女をぼんやり見詰める。きっと…母さんも抵抗なんて…しなかったんだろうな]
『お肉…お兄ちゃん…お兄ちゃん…
タスケテ』
[反射的に手は側に転がっていた果物ナイフを掴む。その小さな身体の心臓目掛けて突き刺した。…駄目だこれじゃ死ねないハルナが痛いだけだ苦しいだけだ]
(13) 2013/07/25(Thu) 02時頃
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―回想・5月3日17時、図書館談話室― >>3 [折り目正しい佇まいはある意味拍子抜けとも言えただろう――それほど今の彼女はあの日出会った時の印象からはかけ離れていたから。 ナユタは瞳を見開いてクシャミの素顔を見詰めた]
相談つっても俺に出来る事は限られてるけど、それでよけりゃ リリー…カートライト?
[カートライトの名には覚えがある。この町では有名な富家だった筈だ。4年ほど前に主人が他界したという風の噂は遠く町を離れたナユタの耳に届いていたが…目の前の彼女が一人娘だという事までは知る由もなく、思考はそこで留まった]
(14) 2013/07/25(Thu) 02時頃
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>>4 …………俺がチアキを…死なせたくねぇのは、確かにその通りだ アイツは俺の大事な……幼馴染…だからな
[語られた内容は更に予想からは程遠く、その意味を捉えるまでには暫しの時間が掛かった。そもそも彼女はチアキの事を敬遠していたのではないかと…あの朝の会話>>0:81を思い返す限りでは。けれど今眼の前にいる彼女の言葉に嘘はないと、それは確信しても構わないと直感が告げていた]
…あんたは――、いや、なんでもねぇ 取り敢えず話は聞く 協力できるかは聞いてみねぇとわからねーけど…
[チアキが好きなのかと、口に出しかけて思い留まったのはざわりと胸の中異質な感覚が蠢いたから。嫉妬――にも似た何かだったのかもしれない。 取り敢えずはと口にした言葉に嘘偽りはなく…違法な事ならば協力できないのは事実ではあった]
(15) 2013/07/25(Thu) 02時頃
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ー過去回想ー >>13 あああああッ…!!
[何度も何度も心臓目掛けて突き刺した。何度も何度も…
どの位、時が経っただろうか。冷たくなった妹の身体を膝に抱く]
……ああ、お薬効いたね…熱下がって、ヨカッタ…ヨカッタ… ノマナクテモ、キクナンテ、スゴイ、ネ…
[小さな頭を撫でる。ずっとずっと…愛おしそうに撫でていた]
(16) 2013/07/25(Thu) 02時頃
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―5月3日朝7時頃、第二封鎖線付近― >>1:124>>1:125 [彼の手を拒むつもりではなかったのだけれど。だから再び重ねられた手を包み込むように握り、せめてもとばかりに力を込める。 話は終わったとその場を立ち去るべく一歩踏み出した所で少女の声にまた足を止めた]
……そうは言ってねぇけど…あんたがそう思うならばそうなのかもしれねぇな
[向けられた刺のある言葉に顔を強張らせながらも反論はなく。届くかどうかの独白と小さな舌打ちを漏らした。 捨てられたのだろう…町も、俺も。せめてこの手で守れるものだけは守り通したいと、繋いだ手の暖かさを握り締め、その場を後にした]
(17) 2013/07/25(Thu) 02時半頃
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/*そういえば 出すタイミングを逸してボツになったの供養*/
−5/2朝 第二封鎖線付近町内部、書店前− [眠りが浅い所為か断続的に出る欠伸を噛み殺しながら開店の準備を始める。釣り銭と、紙袋・カバーの確認、雑誌の配置変更……は、封鎖の影響で新刊の入荷がなくなったので飛ばして、それから……。一連の作業を終えて、ブラインドを上げれば後は表のプレートを反すだけ。鍵を開け、外に出ると時折街で見かける掃除夫の青年が通りがかるのが見えた。]
おはようございます、ご機嫌いかがですか?
[半身に位置取りプレートを裏返しながら声をかける。見るからに真面目そうな青年の目元には幾らか疲労の影があるように感じた。常日頃から仕事でなくとも街の掃除をしているのだと隣家に住む老婦人から聞いたが、実際にそのようである。]
(-2) 2013/07/25(Thu) 02時半頃
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―5月4日朝7時、町役場前広場―
…にしても投票か…どうするかな…
[熱っぽい身体を引きずりながら、投票所までは来てみたものの、パティは字が書けない。 いつも仕送りをするときのように、代筆を頼むか。 投票先は自分でなければ誰でもいい。 幸いにも、自分の名前だけは読めるので、勝手に自分の名前で投票されるなどということはないだろう。 しかし、投票の代筆なんて、引き受けてくれる人がいるのだろうか。
途方に暮れていると、少し露出の多い服を着て、濃いめの化粧をした少女の姿が目に入る。>>11 プライドがどうこうなどと言っている場合ではない。 行動を起こさねば、自分が殺される。 一か八か、頼んでみるか。]
…あんたも、投票に来たんだろ? 頼みがある。あたしの代わりに、記入してくんないか?
[パティが知るはずもないが、ペンを握ることすらためらっているその少女は、この言葉を聞いて、どんなふうに思うのだろうか。]
(18) 2013/07/25(Thu) 02時半頃
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―回想・5月3日朝7時頃、第二封鎖線付近― >>1:127 [自分の反応に、リリーはさすがだと感心した様子を見せるが、褒められる理由がよくわからない。呼吸することや、歩くことと同じように、ほとんど本能的にやっていること。パティにとっては褒められるようなことではないのだ。]
>>17 ずいぶんと無責任なんだねぇ。 あんただって、指令を出した側の人間だろうに…
[軍人らしき男の、否定も肯定もしない曖昧な態度は、なんだか癪に障った。否定しても、肯定しても住民から反発を受ける。その反発に対応するのも、彼の役目ではないのか。曖昧な反応で、その責任から逃げているように見えた。
しかし、彼はそのまま去って行った。ちっと舌打ちし、彼女もその場を去る。リリーの過去をほじくり返す気は起らなかった。 その日はそのまま、適当な店でわずかな食料を買い、奉公先へと戻っただろう。]**
(19) 2013/07/25(Thu) 03時頃
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