80 あの日、僕らが見た空は
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
|
ちゃんとご注文通り、さまざまな人たちをお呼びしましたよ。 いたるところから…そう、地平の果てや、宇宙の彼方からも。
中には、主様を消してくださるような方もいらっしゃるかもしれません。
(0) 2013/04/18(Thu) 00時頃
|
とある湾に浮かぶ小島、世界一の人口密度で知られるスラム街――通称『スプリング・ヒルズ』。
かつては干潮の時だけ陸地と繋がる岩山だった。そこに、最初に建設されたのは大きな教会。中世にはその教会を中心として修道院や神学校が立ち並ぶ美しい街並みが広がっていたのだという。
しかしいつしか、追われる者や、道を外した者たちが流れつき、島には巨大なスラム街が形成された。
隣接するどの国からも見捨てられどこにも属さないその街を、ある者は地獄と呼び、またある者は楽園と呼んだ。そんな状態が、かれこれ百年も続いている。
(#0) 2013/04/18(Thu) 00時頃
要塞のような高い壁が島を取り囲み、その内側では石造りの建物が螺旋にひしめき合い、増築に増築を重ねた複雑な入れ子の様相を呈している。内部にはあちこちに濁った水が溜まった、光の当たらない薄暗い通路。ありとあらゆるモノが流通し、人間すらも売買の対象になる闇市。
(#1) 2013/04/18(Thu) 00時頃
|
[―――そんな街で、僕らは生まれた。]
(1) 2013/04/18(Thu) 00時頃
|
|
[海面下に埋もれた街の最下層。 遠くに見える、四角い小さな空を見上げながら、僕らは暮らしていた。
『どこか、遠くへ。』それは下層階に住む僕たちの、永遠の憧れだった。
エアシップの発着できる上層階はごく一部の上流階級の人々の暮らす場所で、僕らなんかが足を踏み入れることは叶わなかった。中層階ですら、僕らにとっては雲の上にも等しい場所、だったのだ。]
(2) 2013/04/18(Thu) 00時頃
|
|
[地の底に蠢く僕らの、空への憧れは募るばかり。 空は僕らが知っているよりもずっと大きくて、あんな窓みたいな四角いものじゃなくて、明るくて、広くて、丸いんだって、おじいちゃんから聞いたんだ。
丸い、大きな空が見たい。 七歳だったあの日、僕のその思いは極限に達していた。]
(3) 2013/04/18(Thu) 00時頃
|
|
行こうよ、空が見えるところまで。
(4) 2013/04/18(Thu) 00時頃
|
|
[上層階には、大人たちにも知らないことが多いのだという。 スプリング・ヒルズの最下層に住む僕らにとっては、そこは本当に、未知の世界で。
知らない区画に足を踏み入れたら二度と帰ってはこれない、大人たちにはそう脅かされていたけれど。]
(5) 2013/04/18(Thu) 00時頃
|
―――それでも、僕らは空を目指して旅に出た。
(#2) 2013/04/18(Thu) 00時頃
|
[最下層の片隅で、幼い少女の語る大空への憧れ それはとても眩しくて、聴く者の心を踊らせる]
素敵ね…でも…
[多分、無理 その言葉が出かかるが、どうにか飲み込んだ 自分がすでに失くしたものを、まだ持っている それを壊してしまうのは偲びない]
(@0) 2013/04/18(Thu) 01時頃
|
|
[隣に並ぶ少年を見る 毎日、遥か高くにある小さな四角い空を眺めては 薄青色のブローチみたいと呟いてる少年
彼ならば――この少女の誘うところへいけるかも
そこから見える『大空』を 自分の代わりに見て来てくれるかも知れない そして、彼の名を呼んだ]
(@1) 2013/04/18(Thu) 01時頃
|
|
……
こんな歌を、聞いた事があるんだ。 虹の彼方にある国は、素晴らしいところなんだって。 全ての夢は叶い、青い鳥が虹を超えて飛ぶ。 そして、そう、空は青いんだって……
青いんだって。 そう。空は青いよ。知っているよ。 でも、きっと、違うんだ。そうだよ、違う空だよ。 夢が一つじゃないみたいに。空は一つじゃない。知っているよ。
僕だってさ。
僕だって。 ……知っているよ。
(6) 2013/04/18(Thu) 01時半頃
|
|
どーしたの、ぺらじー。
……空が見えるとこ? おじちゃんちの屋根の上じゃなくて?
[もっと高いところ。 最下層の人間からは手が届かないところ。 そんなところに、いこう、なんて]
いいね。 あたしも、いきたいなぁ。 おそらが四角くないって、確かめたいなぁ。
[半ば都市伝説のように。ゆうめいとなっている話]
ペラジー。 どっちいけばいいのかな?
(7) 2013/04/18(Thu) 01時半頃
|
|
[煤まみれの手で拭う、額の汗。 錆びついた車輪から視線を上げれば、頭上遥か遠くには四角い空。]
あー…、もうそんな時間かね。
[空へと伸びた煙突の如き、高い高い壁。 その内壁へと光が射しこむ角度で時刻が読めるくらいには、長くここで暮らしていた。
幼い憧れを仕舞い込んでしまう程度には、若くない。]
(@2) 2013/04/18(Thu) 01時半頃
|
|
[気のおくまま。 よりみちしたりしてみよう 。コロッケのおじさんは、何かくれるかな。 話したらやっぱ止められちゃうかな。
そんなことを考えながら、ふらりふらりと]
(8) 2013/04/18(Thu) 01時半頃
|
小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2013/04/18(Thu) 01時半頃
|
[薄暗い路地。真っ二つに割れた看板に割れた瓶にロープの切れ端に魚の骨に、様々なゴミが散らばる中、それらに囲まれるように、一人の少年が座っていた。青年の手前らしきその少年は、膝を抱え、壁に背中を持たれかけて]
メロディ。メロディはね。忘れちゃった。 歌詞。歌詞もね、あんまり覚えてない。覚えてないんだ。 でもね、ただ、ただね……
……いいや。いい。どうでもいい事だよ。 ほっといてよ、もう。
[呟くように重ねていた言葉をぱたりと止め、地面に視線を落とす。近くにいた、話しかけていた相手は、肩を竦めて去っていき]
僕は……怖いんだ。 それだけ。……それだけ。
[その姿が見えなくなると、もう一言だけ零した。爪が酷く欠け、ところどころに小さな傷痕や歯型が付いた指先で、痩せた胸元に触れる。その鎖骨の下辺りには、黒い逆十字が刺青されていた。 それから、左手の先を咥え、がりがりと噛み始める。 何をするでもなく、ぼんやりと視線を虚空に向けて]
(9) 2013/04/18(Thu) 02時頃
|
|
―― 地下層の最奥 ――
[届かない。 ここには光も、風も、波の音も届かない。 ラジオと無線の電波だけが、静かに飛び交っている。
地下層の中心部、外の世界とは完全に断絶された一角。 この区画に生まれて四十年近く。私は一度たりとも、外の世界を見たことはなかった。薄ら暗い裸電球が、私の太陽だ。
近年ではよりよい(少しはましな、と言い換えても構わない)環境を求めて島の周辺部や少しでも地上に近い階層に移住する住民が多く、この辺りは廃墟と化している。それでも私はここで一人、暮らしている。]
(@3) 2013/04/18(Thu) 02時頃
|
|
うんいいね、それ…
[大人たちは夢物語というかも知れないが 知らないものに怯え、手にすることを諦める そんな死んでるみたいな毎日は真っ平ゴメンだった]
(俺はまだ生きてる、まだまだ死にたくない)
[ほら、だってあの空は 手を伸ばせば届きそうじゃないか 高いところに行けばきっともっとずっと
――大きな空を感じられる、はず]
(10) 2013/04/18(Thu) 02時半頃
|
|
[私はいつものように安楽椅子に腰掛けてラジオのダイヤルを回した。時々拾えるラジオの電波が、上の世界と繋がることのできる唯一の手段である。]
『―――こん、…は。"空の名前"……です。 今日の天気は――れ、南から…そよ風―――… 第五十七層では―――…』
[上層階の誰かが戯れに発信する外の風景。 私はその番組が好きだった。見たこともない風景を、拙い想像力で必死に思い描く。幼い頃から、ずっとそうして生きてきた。
しかし、私は心のどこかでこの人生に諦めをつけてもいた。 外の世界――空や、海や、草原。私にとっては空想上の存在に等しい、そういったものへの渇望は、ある。しかし今は、私などこのまま光の届かない最奥部に這い蹲るのがお似合いだと、そう、思っている。憧れ続けることに疲れてしまったのかもしれない。]
(@4) 2013/04/18(Thu) 02時半頃
|
|
[小さな厭世と諦観を抱え、私は今日も*生きている*。]
(@5) 2013/04/18(Thu) 02時半頃
|
1
2
3
4
5
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る