68 熱砂の絆
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狩人も立ち入らない深い森の奥からやってくる、“人狼”は、ひそかに人間と入れ替わり夜になると人間を襲うという。隣国の出身でありながら戦功名高く、Sirの称号を賜った若き英雄、Cointossと配下の聖貨騎士団は、この魔物の噂を重く見ていた。
恒例になりつつあった臨時徴税を収めた村人たちは、水車小屋で招集の命令を受け、不安を覚えつつも集会所へと集まるのだった……。
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嗚呼、聞こえ る。やつの足音が聞こえる……。
(0) 2013/01/08(Tue) 22時半頃
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海の向こうでは、新たな領土や天然資源などを獲得するために軍事力を背景に他の民族や国家を積極的に侵略しようとする帝国主義が勃興している時代。
エメラルドの産出で栄えるファルケン国 ── 片翼の鷹に導かれた部族は、広大な砂漠のどこかに砂岩の宮殿・ジッドを築き、暮らしていた。
その地に埋蔵されているエメラルドの価値は計り知れないという。
だが、ジッドの場所を知る外国人はいない。
《片翼の鷹》族は鎖国政策をとり、交易拠点であるサラサより奥地へ踏み込んだ他所者は帰さないと定めているのだ。
知れば戻れぬ ── それはまるで「愛」にも似て。
(#0) 2013/01/08(Tue) 22時半頃
今 ── この熱く渇いた禁足の地で 運命の輪が回り出す。
(#1) 2013/01/08(Tue) 22時半頃
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まったく。このところの状況はけしからんな。 どいつもこいつも金、金、金、だ。 白い連中には、誇りというものがなにひとつわかっていない。
[サラサから帰ってきたファルケンの王は、 足音も荒く宮殿の廊下を歩む。]
奴らは結局、エメラルド鉱山だけが目当てなのだ。 これからも奴らには十分に警戒せねば。
…そういえば、あやつはどうした。 あの、サイモンとかいう白い奴は。
(1) 2013/01/08(Tue) 23時頃
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[側近から、サイモンは宮殿の下男として働かせているが、 このところ、体調を崩して休みがちだ、という報告を受けると 王はそっけなく頷いた。]
あれが宮殿内にいるなら、なんでも良い。 側に召し抱えたいようなやつでも無かったしな。 病気にでもなって死ぬなら、それが神の御意志だろう。
[つまりは死のうが生きようが気にしない。 言い捨てて、私室へ向かっていった**]
(2) 2013/01/08(Tue) 23時頃
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― 数ヶ月前:ジッド宮殿内 ―
[砂漠の夜は冷える。 宮殿の中と言えどもそれは変わらず、石造りの廊下の壁も、柱も昼間の熱を忘れたように俄かに冷気を帯びていた。 交易で齎された絹更紗のショールを纏い、廊下を歩く。
腕に抱かれ、布の合わせから小型のミーアキャットがひょいと顔を出した。 指先でその耳の裏を掻いてやる。 途中すれ違った人に、顔もよく確認せず、軽く会釈をした。
前王が最後に娶った夫人が産んだ、末娘。それが自分だ。 現王とは異母兄であるが、その年の差は親子程もある。 とはいえ直径王族の端くれに違いない。 王族の居室のあるフロアでは、見知らぬ人間と遭遇することはそうそう無い。
無いはずなのだ。
急くように部屋に向かっていた足をぴたりと止め、振り返った。]
(3) 2013/01/08(Tue) 23時半頃
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待て。 あなたは誰だ?此処で何をしている?
[親族が所有している白人に、こんな人はいない。]
(4) 2013/01/08(Tue) 23時半頃
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―数ヶ月前:ジッド宮殿内―
[今日も歩く。どんどん歩く。
気の向くままに、どこまでも歩き続ける。 気がつけば人とはぐれたとしても、見知らぬ土地にいたとしても、歩き続ける。
最近のブームは砂漠探索。 じりじりと焦がす肌は凶器的であり、砂場も岩場も足場として非常に足元としてよろしくない。
それでも、歩く。歩く。歩く。
目指す先もなく、さまよい続ける。]
(5) 2013/01/08(Tue) 23時半頃
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[本日は久しぶりにお宅訪問。
最近の散歩事情からして壁と屋根というのは大事な文化と感じさせてくれる。
過酷な散歩道から外れて気分もよくなり、前方から来た人>>3――この地方特有の褐色の肌にショールを纏っている女性へと笑みを浮かべて手を振って挨拶をしてすれ違う。 ただそれだけの交差するだけの関係など今まで多々あった。今回もそうだろうと思って、そのままずんずんと歩いて今日はどこで休もうかと考えていたところで、呼び止められた]
はい?あ、こんばんは、良い夜ですね。月も綺麗だ。
[首だけで後ろに振り返りながら、手を振るだけでは失礼だったかと慌てて言葉でも挨拶をして、呑気に窓から蒼い月が居座る空を見上げた]
(6) 2013/01/08(Tue) 23時半頃
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[振り返り視界に入るのは、蒼い月―――
と、柔和な笑みを浮かべる白い肌の青年の姿。 そして―――紫水晶のような色彩の瞳。]
え、ああ、こんばんは 月?いつもと変わらないと思うけれど
[雨が貴重な砂漠育ちにおいて、夜空が晴れていることは極普通のこと。 当たり前のように挨拶をされて拍子抜けしたように返したあと、ハッと我に返る]
って、違う! あなたは誰で、此処で何をしているのかと聞いている!
[つられて応えてしまった事が恥ずかしく、少しムキになって尋ねた。]
(7) 2013/01/08(Tue) 23時半頃
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[空を眺めていた視線をムキになってる女性>>7へと、自分のほうが背が高いから自然見下ろすように首も僅かに傾け金色の瞳を捉える]
はい?……私ですか?
……さて、私は誰なのか…どこを目指してるのか。
教えてもらいたいぐらいですよ。
[思案するように頭を左右にゆっくりとふってから諦めたような笑みを浮かべて]
あ、ところで、どこかにゆっくり休めるところは知りませんか?
[それでもまるでペースを崩さずに今夜の宿を探すべく尋ね返した]
(8) 2013/01/08(Tue) 23時半頃
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[彼の返答を聞いて、徐々に黄金色の瞳が半眼になっていく。]
……小娘相手にまともに答える気などないという、ことか
[この時、真坂こんな砂漠の真ん中の陸の孤島に記憶喪失の人間が迷い込んでくるだなどと、思い至るはずもなく。]
あーぁ、ゆっくり休めるところを紹介してやろう。 あなたにぴったりの良い処を知っている。
(9) 2013/01/08(Tue) 23時半頃
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衛兵っ!不審者だ!
[当然のように不審者と判断して、よく通る大きな声で一言、そう言った。]
(10) 2013/01/08(Tue) 23時半頃
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[半眼になってこちらを睨む女性を見てようやくというほど今更になって危機感を感じたが全てにおいて遅かった。]
あー……これでも私は怪しいものじゃぁないですよ?ただの迷子なのです。
[むしろ火に油を注ぐことを無意識にいいながらも、彼女の呼び声でごたごたと人の集団がこちらにやってきて]
休めるところを教えてくれるのは嬉しいですが、ちょっと、痛いですよ!
[有無もいわさず連行され、ゆっくりとできる場所。その名も牢屋という場所に連れて行かれました。]
(11) 2013/01/08(Tue) 23時半頃
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[駆け付けた者たちに牢屋へと引っ立てられていく男を、大変胡散臭そうな目で見送った。
一度部屋へと向かったが、少しして自ら彼の連れて行かれた牢屋へと足を向けた。 腕の中の小動物が、少しも警戒を示していなかった。危険な人物ではないのだろう。ならば、面白いじゃないか。 そして何よりも、興味があった。
この砂漠の”外”から来たであろう人物に。
これが、その後自らの監督下に置くこととなる彼との、運命的な出合いだった。]
(12) 2013/01/09(Wed) 00時頃
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─ 帝都 ─
[蜘蛛の巣を払い、床にホウキを擦りつける。雑巾も水を入れたバケツも、ひとこすりで真っ黒になった。 シビルはひとつ肩をすくめ、部屋を新品に見せかける作業を断念する]
[鎧戸を半分開いて、天井から薬草を下げ、最後に入口に看板を出した]
『病気、痛み、創傷。よろず相談承ります』
(13) 2013/01/09(Wed) 00時頃
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― 数ヶ月前:牢屋 ―
[程なくして赴いた牢で、連行された者の様子を見て、呆れたような顔をして一つ息を吐いた。 緊張感の無いその人物の前に屈みこみ、格子を挟んで対面する。]
あなた。自分の置かれた状況がわかってるのか? 不審者として牢屋に掴まってるんだぞ? 何されるかわからないんだぞ?
…まぁ、とにかく。 早く名前と、何を目的に侵入したか言うんだ。 大人しく白状した方が良い。
どうやって来たか知らないけれど。 此処まできてしまったからには、もう帰ることはできないんだから。
[膝の頬杖をつくようにして首を傾げ、まじまじと”外の人間”を見た。]
(14) 2013/01/09(Wed) 00時頃
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―数ヶ月前:牢屋―
〜♪ 〜♪
[連行されて乱暴につかまれた腕は痛かった。 あまり暴れなかったから手酷いこともなかったが、よくわからない道を刃をつきつけられながら歩いて牢屋に放り込まれる。
ズタボロの布と僅かに窓から差し込む光。 ニタニタと同じ仲間が増えたという牢屋仲間に看守。
うん、悪くはない。砂漠でサソリや日差し、あるいは冷気に晒されるよりは充分にいい ごはんもやってくるらしい。水ももらえた。どうやら彼女は本当に親切だったのだろう。 この国からすれば異国の鼻歌をうたってごろごろと転がっていたところで足音>>14が聞こえて視線を向ける。薄暗闇のなか現れたのは先程の女性だ]
(15) 2013/01/09(Wed) 00時頃
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あ、先程の親切な人ではないですか。
[嫌味なくいって、寝そべっていた布から起き上がるあぐらをかく]
置かれた状況といえば、そろそろごはんの時間となってくれるのでしょうか?
名前は…おい、とか。お前。とか。坊や。とか。身ぐるみ寄越せ。とか。言われるのでそのどれかですね。 理由は先程もいいましたよ。散歩です…他の人には迷子といわれてましたね。
[ごはんをもらうためと律儀と答えた。実にこれが精一杯なのである]
(16) 2013/01/09(Wed) 00時頃
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はぁ? おい、とかお前が名前のわけないだろう? それに迷子って、迷って此処にたどり着くなんてどれだけ歩くと…
[名前を聞いてるのに、何かすでに名詞じゃないものまで混じっている。どういうことだ。 重ねての返答に、困惑した後、ある可能性に思い至る]
……ねえ。 此処に来る前、えーっと、あなたのいうところの”散歩”を始める前のことって覚えている?
[じぃと、紫水晶の瞳を見つめて訪ねた。]
(17) 2013/01/09(Wed) 00時頃
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>>16 これはwww今までにないようなヨラwww
(-0) 2013/01/09(Wed) 00時頃
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ここに来る、散歩をする前ですか。
[尋ねる言葉>>17に首を傾げてしばらくの間時間を要すると]
覚えてないですね。
[かしげた首を戻して金色の猫目を見返していう。 今回やってみても思い出せなかった。これで通算何敗目かは数えていないのは秘密である。]
(18) 2013/01/09(Wed) 00時頃
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[見つめ合う。もしかしてこいつは]
…それは記憶喪失ってやつ?
[なのだろうか。]
(19) 2013/01/09(Wed) 00時頃
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─ ジッドの頂 夜明け ─
[朝まだき。
静寂に包まれた岩山《ジッド》の上に、佇む影がある。]
(20) 2013/01/09(Wed) 00時頃
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