61 とある結社の手記:7
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この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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嗚呼、聞こえ る。やつの足音が聞こえる……。
(0) 2012/10/08(Mon) 17時半頃
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―――どうでしょうか。
[震えた声がする。]
(1) 2012/10/08(Mon) 17時半頃
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どうか、居るならはっきりとお願いいたします。 貴方達を呼んだのは、その為なのですから。
『嗚呼、感じる。間違いない………。 この 村 には、 人狼 が居る ――― 。』
[自分は奥で結社員に混じり話を聞いている。 ただ真剣な表情で。
サイモンは目を見開いて、頭を抱える。 ゆるゆると頭を振れば仲間の結社員達を見回した。 彼の口をついて出る名前は無念に散った仲間の名前。]
(2) 2012/10/08(Mon) 17時半頃
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『アーヴァインを殺したのは、人狼に間違いは―――ない。 何匹居るかはまだ正確には解らない。だが …少なくは、ない。』
[彼の震える声が闇に響く。 そして、アルフレッドは絶望の表情で呟いた。]
――――神よ。
[――――、と。 脳裏に浮んだのはこの村で見つかった変死体の姿だろうか。]
(3) 2012/10/08(Mon) 18時頃
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[ とある結社の地下にある、資料倉庫――…、
そこには沢山の報告書や資料などが並べられている。
今回語るのはその報告書の中の一つの出来事。
とある村が人狼の被害に遭った時の一部始終。
けれど、その、―――ほんの一部。
報告書から纏められたこの手記に、これから貴方が馳せる思いは―― ]
(#0) 2012/10/08(Mon) 18時頃
村で、二つの変死体が見つかった。
村長は結社に相談。応援を要請し、事を重く見た結社員は、
数人で向かうと彼に約束する。
結社の一団が到着したその日のうち、彼らの内の一人が殺害された。
結社員であり、有能な占い師でもあるサイモンはこの村に人狼が多数潜んでいると判断する。死体の状態からみても人狼の仕業であることは間違いない。
サイモンは村人を集め、この中に人狼が居る事を告発した。
結社のマニュアルに乗っ取り、村人をグループ分けし、サイモンにそれぞれ居るかどうかを見てもらう形をとる。
それぞれのグループ内の人狼の人数が判明した所でサイモンは憔悴しきってしまい、続けて彼らを一人づつ占うのは明日に回すこととした。
(#1) 2012/10/08(Mon) 18時頃
あなたはこの村の中で人狼対策として分けられた、
ひとつのグループの内の一人で、集会場に来るよう命令されました。
【一日目以降、集会場から外に出ることは禁じられており、集会場の扉は外からしか開けることは出来ません。明り取りのための窓にも鉄の格子が嵌められていて、外には一切出られそうにありません。】
要は閉じ込められたのと同じ状況ですが、寝泊りできる部屋、地下には食料庫、キッチン、シャワールーム等も存在することから、
着替えも持ってきていれば衣食住には困らないでしょう。
集会場にはサイモンが監視と、結社との連絡係を兼ね、常駐しています。
毎日、【人狼による襲撃】と【結社員達による処刑】が繰り返されます。
あなたはその中で、同グループ内に居る者を疑わなくてはなりません。
明日、あなたは自分の正体を知る事になるでしょう。
その役割を全うし、物語を紡いで下さい。
(#2) 2012/10/08(Mon) 18時頃
※この村での言い換えは、基本的にはありません。
村人(これといった能力は持ちません)
人狼(人間を襲います。その力は夜にのみ出現します)
占い師(毎日一人、生きているもののなかから正体を判断できます)
霊能者(毎日一人、死んだ者の正体がわかります)
守護者(毎日一人、誰かを人狼の襲撃から守ることができます)
共鳴者(不思議な力で、同じ力をもつ人間と会話をすることができます)
狂人 (人間でありながら、人間には聞こえぬ人狼の声を聞き、話す事ができます)
これらのうち共鳴者以外の能力者は極めて近くに同じ能力者がいる場合、能力が反発してしまいます。
能力が反発すると自らの能力が異常に敏感になりすぎまともな判断ができなくなる、または無くなってしまったりと、なんらかの不都合がおこります。
(#3) 2012/10/08(Mon) 18時頃
※舞台設定が少々特殊です。村内でグループ分けをし、各グループごとに建物に閉じ込められています。【プロローグ以外は】外に出ることは出来ません。
村は現在人狼対策として結社員に取り仕切られています。吊りは彼らが行います。
※グループ分けの基準はランダムです。親類縁者が居る可能性も居ない可能性も在ります。
※サイモンは村にやって来たばかりであり、結社員かつ強力な占い師です。占い師の方は彼に寄ると強い力の反発を感じるでしょう。
(参考までにプロロ開始までの流れ:村で変死体が発見される→村長が結社に相談→結社団体が来て、その内の一人が殺される→プロローグ冒頭)
※ランダム要素を使うのはこっそりと許可しておきます。ただし、多用は駄目です。
【 ※情報に書いてある部分にも目を通して置いてください。 】
(#4) 2012/10/08(Mon) 18時頃
村長 アルフレッドがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(村長 アルフレッドは村を出ました)
見つかった変死体の存在は、【行方不明として】扱われています。
変死体が見つかった事を公表する事を途惑った村長の仕業です。
中には変死体が発見された、と知っている人が居ても構いませんが、知っている場合は理由をつけてくださいね。
―――――――
■アンケート
■名前:キャラ名
■備考:キャラ紹介。大まかな説明。
■コアタイム:覗ける時間。
■希望更新間隔:24h / 48h / 48h3d以降24hコミットなど
■希望更新時間:在席不要ですが、都合がよい希望時間があれば
他何か追加して欲しい項目が在れば、メモにてどうぞ追加して行って下さい。
――――――
★サイモンへ質問がある場合は、メモに貼ってください。
例:【コルクボード】サイモンさんって幾つなんですか?
(#5) 2012/10/08(Mon) 18時頃
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―――と、言う事だ。
お前らのグループは、この集会場で待機してもらう事になる。
[サイモンは、そう言って集会場に詰め込まれた人間たちの顔を見回した。腕を組み、だらりとたったままマニュアル通りの簡単な説明を終える。]
(4) 2012/10/08(Mon) 18時頃
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[この村に人間を喰らう人狼というバケモノが潜んでいること。 そのバケモノは人間と変わりない姿かたちをしていること。
──そしてもう既に人間が何人も殺されていること。
自分達は結社員で、村長に人狼退治の為に呼ばれたこと。 その中には人狼を見つけ出す能力を持ってる者が居ること。
だから今は命令に従って欲しいということ。]
(5) 2012/10/08(Mon) 18時頃
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なぁに、長くてほんの数日だ。 準備に時間がかかるかもしれないけどな。 このグループに人狼が居なければすぐにまた解放してやるよ。
何か聞きたい事は在るか? 在るのなら俺が居る間に聞いてくれ。
答えられる事なら答えてやっても、良い。
俺は一階に部屋を用意してそこに駐在している。 仕事をしてる場合は相手をしてやれないかもしれないが、 そこは許せ。
訪ねてくるか、……そうだな。
もしくは紙にでも質問を書いて そこのコルクボードにでも貼って置くと良い。
[一階の広間にあるコルクボードを指差す。]
(6) 2012/10/08(Mon) 18時頃
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それじゃあ一度、解散だ。 各自準備を整えてくるように。
[そうだらりと手を振れば、集会場内にある自分の部屋へと戻って行った。]
(7) 2012/10/08(Mon) 18時頃
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厭世家 サイモンがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(厭世家 サイモンは村を出ました)
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─ 集会所 ─
…───やれやれ! この私が、まさか調べられる立場になるとはね。
[男は、大仰な仕草で肩を竦めた。 小粋なチェックのジャケットに、白いマフラー。 常に銜えている印象のある煙管は、今は手にある]
(8) 2012/10/08(Mon) 18時半頃
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…ふむ。 ではあれを置いてきたのは失敗かな。 なに、私も力になろうというのだよ。
事件があれば調べることこそ、私の役目。 そのためには……
…少々準備も必要だがね。
[置いてきてしまった助手を思い、少し考える表情。 やがて、とん。と、片手で煙管の筒を叩いた]
(9) 2012/10/08(Mon) 18時半頃
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はんっ。
人狼だと?
するって言うと……。例の行方不明って奴は?
[口の端を曲げて、笑う]
(10) 2012/10/08(Mon) 18時半頃
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ああ、そうそう。 ここで美味しい珈琲は淹れられるかな?
あれは大切なものだ。 なければ準備をしなくてはな。
[たずね、ぐるりと辺りを*見渡した*]
(11) 2012/10/08(Mon) 18時半頃
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準備? 構わんさ。いつでも身一つで飛び出せる覚悟はしてる。
[そう大人しくは答えたものの]
……けっ。
[一旦その場を離れると、外に出て、地面に唾を吐き捨てた。そうして集会場の壁へともたれかかる**]
(12) 2012/10/08(Mon) 18時半頃
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──、はァァっ?
[背もたれのない木の円椅子に座った男が、 口を半開きにして、声を上げた。]
(13) 2012/10/08(Mon) 19時頃
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