55 Erwachen 〜Silver Sun〜
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ライトニングはトルニトスを占った。
トルニトスは守護者のようだ。
ホレーショーはゲイルを占った。
ゲイルは王子様のようだ。
時は来た。乗客達は集まり、互いの姿を確認する。
ヨーランダの姿が見つからない。
物資もエネルギーも限られた中、人狼に対抗するために乗客たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者をここから放り出そうと。宇宙服ひとつでは命の保証がないが、それもやむを得ないと……。
現在の乗客は、華月斎、雪客、ライトニング、メアリー、ホレーショー、ホリー、サイモン、亀吉、トルニトス、ルーカス、ゲイルの11名。
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/*
[彼が世界の均衡を保つためと、己を案じてくれているのは分かるが、無機物たる己には関係ない、そう思っていた。 けれど、今は。 少しだけ、今のままを望む自分が居ると気付く。]
… あてを守ってくれるんなんて。 番人はん以外に …
[ふと脳裏に浮かんだのは、己に名をくれた少年の顔。 それを、ありえないことだと頭を振って消した。]
… おらん。 せやから、あてはここにおります。
おる場所が分かってたら、幾分かあんさんも守りやすうなるんやない?
(-0) 2012/08/08(Wed) 00時頃
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/*
更新してたね!!
(-1) 2012/08/08(Wed) 00時頃
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/* どきってした そうか0時 1時更新な気分でいた
(-2) 2012/08/08(Wed) 00時頃
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[>>314女の質問には、嘲りの微笑を返し]
フ……当然だ、笑わせないでくれたまえ。 元はといえば、全ての《時》は私が統べていたのだからね。
[青年は目を閉じ、少し俯いた]
……咎の永獄《ギルティア・エタニティア》をご存じかな?
《奴》は私の《時》を全て奪い、其処へ押し込めた。 ……酷い場所だよ。魂に与えられる、永劫の責め苦。
私は逃げ出したのだ、《番人》達の目を掻い潜って。
再び《時の支配者》として世を統べる為に。 いつか、私を追放した《奴》に復讐する為に。
[片眼鏡《モノクル》が、キラリと光る]
(0) 2012/08/08(Wed) 00時頃
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─ 銀葉の庭園 ─
[境界《ハザマ》に揺蕩う庭に舞う、対の童女。 捉える瞳>>1:13もまた一対。
今までも、時に幼女の声拾う者、銀の搖らぎに気付く者は幾許かあった。 けれど、銀燐紗《シロガネノヴェイル》の此方側をはっきりと透かし見た存在など、嘗てない。]
< (( 凝 )) >
[────と。暁の左の鬼灯が明滅する。]
(@0) 2012/08/08(Wed) 00時頃
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[暁はおさない顔をあげる。]
…──いま、
[ほろり、淡く。 風に解けて消えるほどの儚い声。 小さな唇は其れ以上を紡がないけれど]
(@1) 2012/08/08(Wed) 00時頃
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( 視 た ね ? )
[暁は咲(わら)った。 口の端微かに、糸月と変えて。]
(@2) 2012/08/08(Wed) 00時半頃
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[何時の間にか、教会には多くの人々が集まっていた。 彼らは皆、何らかの理由で表の教会には通えない者達。 だからこそ、黒の教会に集ったのだ。
そして今、彼らを導いて先頭に立つのは漆黒の少女……ホリー・ダークネス]
さあ、行きましょう。
[この為にと誰かが用意してくれた馬車。 その馬車に乗り込んで行く人々、彼らは皆その場の救済だけでなく。 自分達が安全に暮らせる社会を求めていたのだ。]
(1) 2012/08/08(Wed) 00時半頃
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― 王国・謁見の間 ― 「もう一度言っていただけるかしら?我々に降伏勧告?」
[銀の王女にそれを報告した側近も困惑していた。 何故ならば、その続きは誇大妄想症かそれとも何かの冗談としか思えないものだった。]
「ええ、それも国家で無く。黒の教会一同と。」
[周囲の者達はは完全に失笑していた。 宣戦布告どころかいきなりの降伏勧告。 それも、国家ですらない所からの布告など何故報告したのか。
ある重臣が問いかける、そんな悪戯レベルの事を報告する理由を。 第一、黒の教会と言う場所ならば彼を中心とする騎士と聖職者を送り込んだではないか。 その本人が報告するなど……しかし、その思考の途中で騎士の姿はまるで黒い影のように変貌していく。]
(2) 2012/08/08(Wed) 00時半頃
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「これより、この国に攻撃を仕掛ける――命の惜しい者は投降せよ。」
[影はそう告げると、消滅して行った。 次の瞬間、騎士の一部が駆け込んでくる。 怪しい一団によって、すでに城門は突破されたと。]
(3) 2012/08/08(Wed) 00時半頃
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来るよ、宵。 もうすぐ、来る。
境界の喪失《ロスト・サーフィス》は、 屹度、直ぐ────。
[くす。 くすくす、くす。
童女の笑みは、まだ。 銀の帳の向こう側──。**]
(@3) 2012/08/08(Wed) 00時半頃
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― 城内 ― こんなもの、かしら?
[炎に電撃、真空に濁流。 次から次へと繰り出される攻撃に兵士や騎士も最初こそ抵抗するが一部は叶わぬと悟り逃亡する。 或いは、無駄な抵抗を続けるが……ホリーに傷を付けることなど叶わずに蹴散らされて行くだけだった。]
……来たわね。 銀の王女《Argento Principessa》ヨーランダ!
[目の前を銀の王女とその親衛隊が現れる。 尤も、ホリーにとって困るような連中ではなく。 そのチカラを自在に行使して――]
(4) 2012/08/08(Wed) 00時半頃
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/* ちょっと整形してたら連投失敗したよね。 よくある。
(-3) 2012/08/08(Wed) 00時半頃
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[先ほどの決戦から数時間後。 銀の王女《Argento Principessa》ヨーランダは捕縛され。 他の王族や騎士達も、捕縛されるかもしくは最期の抵抗をしてホリーに抹殺されると言った状態であった。 もしくは、彼女に忠誠を誓うと語る者も居た。 その者達はホリーから白い花の花弁を手渡されると虚ろな目つきに変わってしまう。]
(5) 2012/08/08(Wed) 00時半頃
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さぁ、始めましょうか。
[魔術のラインを繋げ、王国だけでなく近隣の国家へも伝わるように。 ホリー・ダークネスは謁見の間にて所信表明を行う所存だった。]
御機嫌よう、皆さん。
[彼女の声が、姿が。 魔術の力によって周辺に流されていく。 それは強制的とも言えるほどの規模の術行使であったのだから。]
(6) 2012/08/08(Wed) 00時半頃
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皆さんはこの王国が何をしようとしていたか、ご存知かしら? 神の名の元に、自分達の価値観に外れた者を迫害し、果ては殺してしまう。 では、神の価値観にそぐわないものはどこに行けばいいのかしら。 私達、神に見捨てられた者は太陽の下を歩けないとでも言うのかしら。
[そこで、一度流している映像《ビジョン》は切り替わる。 迫害される人々の映像がサブリミナル的に流れていくとそのまま言葉を続ける。]
太陽の下を歩く事を神の名の元に拒絶するというのなら。 此の私が貴方達の太陽になる。 世界を覆う太陽とは別の銀色の太陽に。
(7) 2012/08/08(Wed) 00時半頃
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私、銀陽聖母《シルバーサンズ・マリア》ホリーダークネスが。
貴方達を迫害する価値観なんて、壊してあげる。 この王国は、貴方達の救済の地になるわ。
[映し出される光景。 ホリーの連れて来た人々と、この地に囚われていた民からは救済への喜びの声が上がる。 同時に、街の教会や住宅から十字架やレリーフは取り払われ。 “黒の教会”と同じ様な逆十字や悪魔をイメージしたようなレリーフに差し替えられていくのだった。]
(8) 2012/08/08(Wed) 00時半頃
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/* 銀の王国滅びそうwwwwwwwwwwwwww
ホリー狼、なの??? そうなのかな????wwwwww
(-4) 2012/08/08(Wed) 00時半頃
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[そうしてホリーは最期に近隣諸国へと言葉を続ける。 もしも、自分達を認めないならばどうなるのか。
その言葉に続けてヨーランダが連行されてくる。 彼女は先ほどの戦いで完全に消耗したのか生気は無く。 されるがままの連行と言う状態であった。]
これが私達の正義、それを今から見せてあげる。
[ヨーランダの剣。 それを手に取ると彼女の心臓を貫いていた。
そして彼女はセカイに告げる。 もしも、自分達を認めないならば。 その時はヨーランダと同じ末路を辿る羽目になるだろうと。]
(9) 2012/08/08(Wed) 00時半頃
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/* 銀色の太陽きたーwwwwwwwwwww
今までのはなにいろだったのかwwwwwwwwwww 聞きたいwwwwwwwwwwwww 問い詰めたいwwwwwwwwwwwww
(-5) 2012/08/08(Wed) 00時半頃
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/* わあこわい
(-6) 2012/08/08(Wed) 00時半頃
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/* ふぉぉそこは首を落として欲しかった…!!!!(趣味)
謎の盛り上がり。 ちょっと暁余計な事した感すごいよねwwwww
待ってればよかったwwwwwwwww
(-7) 2012/08/08(Wed) 00時半頃
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/* 行き先聞けないままホリーがいってしまったwww まあ時間なので明日考えよう。 らいとにんぐさんと邂逅を果たしておきたいけど彼は城行っちゃってるからなあ…… とりあえず槍受け取りにいこう。
(-8) 2012/08/08(Wed) 00時半頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2012/08/08(Wed) 00時半頃
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/* ダミー殺害が着々とおこなわれていますねふふふこわい ちょうこわい
わたしはおきたらささやきシーオーのつもりですがなんかあたら赤かどっかでごれんらくださいませ
(*0) 2012/08/08(Wed) 00時半頃
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誰でも、平和に……か。 実現するといいな。 いや、世界とは本来そうあるべきなのだ……
[そう語る騎士の声はどこか遠く。 どこかに思いを馳せるような声]
……邪魔をしたな。 私はお暇させてもらうとしよう。
[敵討ち。平和。彼女の言葉はどこかアンバランスだ。 しかしそれを咎める言葉を持たない騎士は、一礼をしてその場を後にする事となる]
(10) 2012/08/08(Wed) 00時半頃
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