281 緋桜奇譚−忌−
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ガルムに1人が投票した。
キョウスケに4人が投票した。
キョウスケは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ガルムが無残な姿で発見された。
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[は]
[ら] [り]
[はらり]
(0) 2020/10/06(Tue) 20時頃
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[緋桜が舞い散る中。
檀を見送って。 そして、ガルムが向こう側に行ったことも分かっていた。 道ずれを1人連れて行ったことも。]
すぐに会えるわ。 そう、すぐにね――
[ああ、ずいぶんと制服が破けてしまった。 このままでは流石に見栄えが悪いと苦笑して。]
(1) 2020/10/06(Tue) 20時頃
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うん、これでいいわ。
[いつの間にか。 緋色の着物に着替えていた。
着替えシーン? そんなものはありません。]
“雨宮”としての戦いだもの。 洋装よりもこっちのほうが良いでしょう?
[動き自体は制限されるようなものではない。 そもそも――蜘蛛糸があればどうにでもなるのだし。]
(2) 2020/10/06(Tue) 20時頃
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[緋色の蜘蛛は潰された。
だがしかし――京の都には。 さらなる蜘蛛糸が張り巡らされていき。 まるで京都丸ごとが志乃の巣になったようで。
そんな蜘蛛の巣に包まれた京は死の都と化しつつあった。 降り注ぐ緋桜は生命力を奪い。
或いは、蜘蛛の糸に絡めとられれば。 同様に桜へと取り込まれるのだから。]
(3) 2020/10/06(Tue) 23時頃
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七星拳 ナツミは、メモを貼った。
2020/10/07(Wed) 00時半頃
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[ナツちゃんを背に乗せたまま六道珍皇寺へ向かう。 先ほどよりも一層蜘蛛の糸が張り巡らさせている。]
ねぇナツちゃん。この糸って燃えるのかなぁ?
[もし燃えるのだったら、邪魔なので燃やしたい。 本来、神に仕える狐の火は不浄を取り除く。 仕える気のない自分にはその力があるのかはわからないが、でもまぁ、物理的な炎が効かなくとも狐火なら効くかもしれない。]
(4) 2020/10/07(Wed) 01時頃
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やっぱりあの油詰めの車、投げちゃだめ?
[ナツちゃんは気付いていただろうか。 自分達の後方でタイヤをパンクさせながら引き摺られているタンクローリーの姿を。
あれだけ沢山の油なら糸を一掃出来るほどの広範囲で強い火力を得られるかもしれない。 それに狐火は水飴のようにねっとりとしていて、付着すれば暫く取れない。
これは良い提案だとふんすと胸を張った。**]
(5) 2020/10/07(Wed) 01時頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2020/10/07(Wed) 06時半頃
炉の番 チトフは、メモを貼った。
2020/10/07(Wed) 07時頃
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チトちゃん、ごめんね。 せっかく綺麗な毛並みなのに、こんなに傷がいっぱい…。 痛かったよね…。
[>>2:133所々殴打した場所や焼けた跡が痛々しい。 ナツミをガルムの雷からずっと守ってくれていたのだ。 少しでもと作った水球で患部を冷やして、少しだけ一緒に休憩する*]
(6) 2020/10/07(Wed) 07時半頃
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[少しの間、つらつらとナツミは話す。]
あのね、今から行くところにいるしぃちゃんって子はね、雨宮志乃っていう、私の友達なんだ。 動画、見たかな?そう、あの女の子。会ったことある?
お酒を飲んじゃいけない年なんだけど、お酒大好きで。いつも飲みたがるの。 ちぃちゃんもお酒、好き?まだ飲んだことないかな?話が合うかもしれないね、二人とも成人の姿には見えないからお酒飲むのは難しいと思うけど…。
甘いものも大丈夫だよ。私もたくさん教えてもらったけど、志乃ちゃん京都の美味しい甘味処にも詳しいから、きっとチトちゃんも楽しいよ。
(7) 2020/10/07(Wed) 07時半頃
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すごくかっこいい子でね、背筋がピンと伸びた姿が綺麗なの。 退魔のお仕事もしていてね。すごく強くて。きっと沢山修行したんだろうなあ。あんまりそういう話は聞かせてくれなかったから…自分に厳しいのかも。
ち、違うよ!?チトちゃんが出会ったとき聞かせてくれたの、チトちゃんのこと知れて楽しかったから気にしないでね!!?
で、でもね、友達から嫌われるのだって怖い、…普通の、私たちと同じ女の子。
(8) 2020/10/07(Wed) 07時半頃
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いつか三人一緒に遊びたいなって思ってたけど。
私、馬鹿だから。皆素敵な人たちだから、私なんかいらなくなっちゃうんじゃないかって怖くて。 …自分勝手だよね。
チトちゃんも、丹生さんも、ガルムさんも、明星さんも。 しぃちゃんの周りに居たらしぃちゃんも、もっともっと明日が楽しみになったかもしれないのに、ね。
[チトセは何と答えただろうか。ナツミの一人語りだったとしても問題はない。 あの時、>>2:34意図なく誤解させてしまったままだったから、会うまでの間に少しでも志乃のことを知ってほしかった。*]
(9) 2020/10/07(Wed) 07時半頃
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[>>2:108京介の身体が落ちている場所に行って、無事を確認したいところだけど、多分今知ったら立ち上がることができなくなりそうで。]
ありがとう、丹生さん、明星さん。 あなた達のおかげで、ガルムさんのことを止めることができました。 ……大丈夫って言ったけど、やっぱりたすけられちゃいましたね。
全部終わったらまた来ますね。
[そう言ってチトセと一緒にその場を離れた。*]
(10) 2020/10/07(Wed) 07時半頃
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― →六道珍皇寺 ―
これ…多分しぃちゃんの糸だと思う。 こんな色に染まっている糸は初めて見たけど… あ、ごめんね言い忘れてた。しぃちゃんは人間と蜘蛛の半妖の女の子なの。
え、タンクローリーを!!!!? う、うーん…チトちゃん、蜘蛛の巣だけを、選んで燃やせる??
[>>5言っていることは物騒だが、ふんすと胸を張るチトセは可愛い。ちょっと流されそうになってしまうがいけないいけないと真面目に考える。 糸は真っ赤でまるで桜の根が張っているようにも見える。 一つ間違えれば京都が大火事になってしまうが、狐火の扱いに長けているチトセができそうなら、やってみて欲しいと。**]
(11) 2020/10/07(Wed) 08時頃
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七星拳 ナツミは、メモを貼った。
2020/10/07(Wed) 08時頃
ナツミは、字抜け訂正>>9怖くて*紹介できなかった*。
2020/10/07(Wed) 13時頃
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そろそろ降りるね。 さすがにずっと載るのは悪いよ。チトちゃんばかり危なくなっちゃう。さっきはお願いしちゃったけど、もう私のこと守ったりしなくて大丈夫だからね?
[心配されるかもしれないけど、モフモフとした毛並みを撫でて落ち着かせ…堪能した。]
それに、しぃちゃんと同じ目線でお話したいから
[元の姿でも移動は可能だ。今はだいたい地面から30センチほど上を、尾ひれをひらひらと靡かせてふよふよと浮いている。*]
(12) 2020/10/07(Wed) 14時頃
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七星拳 ナツミは、メモを貼った。
2020/10/07(Wed) 14時半頃
七星拳 ナツミは、メモを貼った。
2020/10/07(Wed) 18時頃
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― 幕間・雨宮志乃 ―
[人と妖とのハーフ。
たいていは虐められるか。 外れ者になるのが関の山。
そうならなかったのは、ひとえにこの武力故に。]
……まあ、そりゃね。 修業は厳しかったわね。
[そんな話をしても面白くないでしょうから。 ナッちゃんにも話したことはなかったけれど。
“雨宮”として生きていくと思っていたからね。 あの頃は。
そんな自分がどうして動画配信なんてしながら気ままに暮らしているのか。 ……まあ、単に退魔師としてだけ生きるのに飽きたからなんだけれど。]
(13) 2020/10/07(Wed) 19時頃
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動画配信もそろそろ飽きたし。 いよいよ、冥府の門でも開いて。
この世で百鬼夜行なんて。 とても楽しいでしょう?
[愉快犯。 誰にでもなく、彼女は語る。
或いは。 もしも誰かが居たならば。
その相手は聞いていたかもしれないが――]
(14) 2020/10/07(Wed) 19時頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2020/10/07(Wed) 19時頃
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[ナツちゃんが知らない“しぃちゃん”について、つらつら。 凄く楽しそうに、悲しそうに話す。>>7 しぃちゃんはなんでこんな事をしているんだろう。 何が不満なんだろう。]
うん…
[ナツちゃんの言葉にはうまく答えられない。 ナツちゃんがいたのにこうなったのだから、みんながいても変わらなかったかもしれない。 誰がいようとそれとは全く別のところで別の気持ちは膨らむ。 ガルムくんは喧嘩したくないほどたいせつだったけど、それとは別にガルムくんを殺す事も出来たのだから。]
(15) 2020/10/07(Wed) 19時頃
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[自慢の提案に不備が見つかった。>>11]
蜘蛛の巣だけ…?
[特にこの周辺には行きつけのお店などないので、破壊前提で考えていた。 ナツちゃんにとってはダメらしい。 な、なるべく抑えよう。]
(16) 2020/10/07(Wed) 19時頃
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[タンクローリーをえぃやと六道珍皇寺の真上に投げ、付着させた狐火を内部へ滑り込ませる。
そして、
衝撃波が来た。
飛び上がったタンクローリーは閃光とともに弾け飛び、周囲へ黒煙と炎、灼熱の空気を撒き散らす。 爆破の衝撃で周りの建物ガラスは一瞬で霧散。 倒壊などはしないように保護はしたが、守り切れている自信はない。 その勢いと共に狐火は拡散され、街中に張り巡らされた蜘蛛の糸へ舞い降りた。 ついでにしぃちゃんも壊れたり燃えたりしていれば良いけど。 そんな事はないだろうなぁと思いながら、緋桜へと辿り着く。]
(17) 2020/10/07(Wed) 19時半頃
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百鬼夜行は楽しいかもしれないね。 でも。 周りに非道いことをして、当事者達だけが楽しいのは…やっぱりよくないよ。しぃちゃん。
[>>14こちらに気付いているのか気付いていないのか愉快そうに笑う彼女に声をかける。 いつもの制服と違い、緋色の着物を纏った彼女は、まるで緋桜の精のようで寒々しく別人に見えたけど]
動画、見たよ。ねえしぃちゃん。どうしてこんなことをしたの?
[その一面もまた彼女なのだろう。だから知りたい。昨日>>1:81聞くのがはばかられたあのことも、関係あるのだろうか。*]
(18) 2020/10/07(Wed) 19時半頃
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――な
[タンクローリーが飛んできた>>17 と思ったら。
それが爆散し。 狐火が降り注いでいく。
無論、自身へと飛んでくる狐火については。 雨叢雲の遠距離攻撃で迎撃していたが。
燃え散る蜘蛛の糸のフィードバックを食らいつつも。 空を見上げていた。]
(19) 2020/10/07(Wed) 20時頃
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テロリストでも来たのかしらね!
[炎上する寺。
六道珍皇寺はいつから本能寺になったというのか。
敦盛でも舞えばいいんだろうか。 人間五十年下天のうちを……
いや、そうではなく。]
(20) 2020/10/07(Wed) 20時頃
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まあ、冗談はさておいて。
[そう。 軽口を叩きながらも。
誰が来たのかは分かっていたから。]
来たのね。 ナッちゃん……流石にねえ。
門が開いてから会いたかったんだけれど。
[これは本音の話。 まだ門を開くのに足りないとはいえ。
友達を切るのは憚られる。]
(21) 2020/10/07(Wed) 20時頃
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あら。 酷いことなんてしてないわ。
だって……またすぐに会えるもの。
負けたのは。 妖なのに力が足りなかったからでしょう?
[門が開けばすぐにまた会える。 そう彼女へと告げながら。]
(22) 2020/10/07(Wed) 20時頃
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理由ね…… 歴代の雨宮とも会ってみたかった。
それと、もっと強い妖ともね。 手合わせを挑みたくなるじゃない?
[それは純粋なる狂気。
静かに。 それでいて、力を試すという目的のためには手段を選ばない彼女の……]
ねえ。ナッちゃん。 ナッちゃんは切りたくないから。
珍皇寺の奥でゆっくりお茶と……お酒でも飲んで待っててくれると嬉しいなあ。
[そう告げると。 場違いに微笑んで*]
(23) 2020/10/07(Wed) 20時頃
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[しぃちゃんの殺気が感じ、高い狐火の壁を作り後ろへ飛び退く。 私は千年生きてただけで強い妖じゃないんだけどなぁ!! 更にその壁からしぃちゃんに向かって炎の矢を連射。
壁を切り捨て正面から来るか、 壁を避け横か上から来るか、 口に狐火を溜める。 現れた瞬間に炎の咆哮を喰らわせようと構えた。*]
(24) 2020/10/07(Wed) 20時頃
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ひゃああああああ!?
[>>17GOサインは出したものの。予想以上の爆発で悲鳴を上げてしまう。念のためと水で盾を張ってなければ危なった。しかしうまく狐火は蜘蛛の巣を伝って燃え上がっている。建物も残っているようだしひとまず成功…成功だと思う*]
(25) 2020/10/07(Wed) 20時半頃
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