279 宇宙(そら)を往くサルバシオン
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― 船長室 ―
[船長以下、艦首エリアに籠っている乗員達が船長室に集まっている。
その表情は一様に暗い。
最初に声を発したのは、やはりエスペラントだった。]
知っての通り先程、数日前に立ち寄った宇宙港から連絡があった。
発見された"宇宙クラゲ"の痕跡を辿ったところ、この船に乗り込んでいる可能性が高いとのことだ。
……可能性、とあちらは言っていたが。口ぶりからしてほぼ確実だろう。
2体、だそうだ。
[ため息をつくように、培養液に浸かった目玉が俯く。]
既に次の補給先の宇宙港にも連絡がいっている。
到着したらすぐに乗員乗客全員の検査を行うそうだ。
問答無用で撃墜される可能性も考えていたが、次の目的地が人道を重んじる星で助かった。
あちらに着けば"宇宙クラゲ"は検査で発見され、寄生されていないことが証明された者達は旅を続けることができるだろう。
(#0) 2020/08/25(Tue) 00時半頃
[そこで一度、エスペラントは言葉を切った。]
……無事に辿り着ければ、の話だが。
[乗員達がごくりと息を呑む。]
"宇宙クラゲ"は危険な寄生生物だ。
次の宇宙港に辿り着くまで、おとなしくしていてくれるとは考えにくい。
事情を知らせた乗員1名を乗客のいるエリアに派遣し、寄生の疑いのある人物を探らせる。
危険な任務だが……ナユタ、頼めるか。
(#1) 2020/08/25(Tue) 00時半頃
[エスペラントの両目が、モニターに映る歳若い保安技師の方に向いた。
事前に話はつけてあったのか、ナユタと呼ばれた若者はすぐに頷いた。]
うっす。
さっさとf*ck'nクラゲ野郎見つけ出して、お客さん安心させてあげないとですもんね。
かわいい後輩もいるし、いいとこ見せないとっすね!
え? 後輩にも口外無用? わかってますって。
[じゃ、行ってきますわ。
そう軽い調子で言い残して、彼は船長室を後にした。
言うまでもなく、フラグである。]
(#2) 2020/08/25(Tue) 00時半頃
― 談話室 ―
[乗客の持ち物か、乗員が置き忘れたものか。
談話室の隅に古いラジオが置いてある。
ラジオはノイズ混じりの臨時ニュースを流している。]
『……ザザッ……海蛇座の月……四十……』
『………×××宇宙港にて……"宇宙クラゲ"の目撃情報あり………ザッ』
『……当該港に寄港した船の一覧……』
『……"観光船ポーラ・ポーラ"……"星海帆船プエライアニムス"……ザザッ』
『…………"宇宙移民船サルバシオン"……ブツッ』
[この船の名前を確かに告げて、故障したのかラジオはそれきり沈黙した。]
(#3) 2020/08/25(Tue) 00時半頃
[談話室の隅にいた若い技師は、話しかけられる>>234と一瞬ぎょっとした表情を見せた。
すぐに笑顔を作るが、どこかぎこちない。]
アッ ああ〜〜〜お気持ちはマジありがたいんすけど、仕事中なんで酒はダメっす。スミマセンねオネーサン。
[あの惑星に降りないのか、と聞かれると困ったように頭を掻いて、]
いやァ移民船ってのは受け入れ先が限られててですね。
色んな星からお客さん乗せてますから、トラブル持ち込まれたら堪ったもんじゃないってとこも結構多くて。
や、ウチはトラブル起こしたことなんてないっすけどね。じゃ、仕事あるんで失礼しますね。
[早口でそう答えると、ススス……と談話室から出て行った。今度は近くの廊下に立っているのが見えるだろう。*]
(#4) 2020/08/27(Thu) 22時半頃
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