278 冷たい校舎村8
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/* おまかせだったら赤来るわけないと思ってたけど、 それでもちょっと緊張したw しおちゃん! ちょっと意外だった! けど、遺書メール読んだだけですでにちょっと泣きそう。
(-16) 2020/06/14(Sun) 00時半頃
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―― AM8:50 ――
[ チャイムが鳴った。けれど、担任は来なかった。 やっぱり今日は休校だったのだ、と 単純な誠香は思った。 けれど、日常は、そこまで。 一気に襲い掛かってきた“情報”を、 果たして誠香の脳はどの順番で処理したのだろう。
食べ物の匂い?>>#1 開いた扉の向こうがチカチカしていること?>>9 圏外のはずのスマートフォンが一斉に鳴ったこと?>>#3 がしゃん、という破壊音?>>2
誠香は特別な人間ではない。 “高校生作家”なんて言われて “特別”な目で見られたりするけれど、それは紛い物。 “特別”の皮をかぶった凡人だ。 だから凡人は凡人らしく、 非日常を、日常として処理しようとする ]
(23) 2020/06/14(Sun) 00時半頃
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圏外、直って……音……先生、来た? やっぱり今日、休校じゃなかった?
[ まなが飛び出していく。>>12 阿東が委員長らしく、それを追いかけていく。>>17 辰美の姿も廊下へと消えて>>18 だけれど、誠香の脳はまだ処理が追い付かない ]
え、でも、だって、 食べ物の匂いとか……何?
[ 着信音を、物音を、日常にこじつけられても、 食べ物の匂いを、チカチカと瞬く電飾を、 どう処理していいのかわからない。 だって、これはまるで ]
文化祭、みたいに、なってる……。
[ そしてそれは、どう考えても日常ではない* ]
(24) 2020/06/14(Sun) 00時半頃
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/* 最終日、しおちゃん以外男子しかいない! そして4dに誠香と委員長落ちなので、4dの時点で女子がしおちゃんと誠香しかいない! 3dが女子二人落ちだもんね…… 一番遅くまで残る女子としてしおちゃんに何かできたらいいと思うけど、思った以上にブランクが堪えているようで、我ながら今回すんごいポンコツなのですよね……爪痕残せたらいいんだけど……
(-30) 2020/06/14(Sun) 01時頃
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[ 非日常をなかなか受け止められない凡人は、 日常にすがろうとして、 日常の証拠、だと思った、スマートフォンを手に取った。 ほら、圏外から復旧して……ない? ]
あれ。 だって、メール、届いて。
[ 確かにメールが届いたのに、 スマートフォンは圏外のまま。 日常の証拠だと思ったものが、あっけなく一つ消える。 まるで、アリバイ崩しみたいに ]
(45) 2020/06/14(Sun) 01時頃
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え? 差出人、が
[ それどころか、スマートフォンすら、 非日常を訴えてくる。 だって、差出人が、バグっている。 スパムではない。バグっている。 スパムなら、開封もせずに消すけれども、 震える指は、勝手にスイとメールを開いて ]
なに、これ。
[ それは、遺書にしか、見えなくて>>1 ]
(46) 2020/06/14(Sun) 01時頃
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[ 兄は、交通事故で死んだ。 見通しの悪い交差点で、 夜に溶ける黒い恰好が災いして、 不幸な事故だと人は言う ]
(47) 2020/06/14(Sun) 01時頃
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[ 本当に? ]
(48) 2020/06/14(Sun) 01時頃
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[ 遺書なんてなかったし、 悩んでいる様子もなかった。 自殺なんて、可能性すら検討されなかった* ]
(49) 2020/06/14(Sun) 01時頃
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[ 誠香は、凡人であるので、 凡人らしく、夢かな、なんて それはそれはつまらない結論に逃げたくなった。 夢落ちなんて使い古されて、 一番やっちゃいけないやつだ ]
あー、そっか。夢だ。これ、夢だな。 えーっと、そう、明晰夢、ってやつ。 夢って自覚してる夢、だっけ。それだ。
[ 夢だから、おかしなことが起こるのだ。 スマートフォンがバグったメールを受信したり、 教室の外が文化祭になったり、 じゃあ、やっぱりあのがしゃんという大きな音は、 先生がなにかやったってわけじゃないのかな ]
(61) 2020/06/14(Sun) 01時半頃
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明晰夢ってある程度コントロールできるって聞いたけど。 どうかな。 飛べちゃったりするのかな。
[ 寒い? けど、どうせ夢だし。 家に帰るならどっちみち校舎から出るんだし。 誠香は窓に歩み寄って、がらっと開けてみる。 スイーって飛んで家に帰れたらなんてメルヘン! ]
…………ひ、っ。
[ なーんて現実逃避な思考は、 窓から何気なく下を見た瞬間砕け散った ]
(62) 2020/06/14(Sun) 01時半頃
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なんだこれ。
[ 3年8組は2階にある。 落ちたら、そりゃ打ちどころが悪かったら まずいことになるかもしれないけど、 下を見て怖くなるような高さでは、決してない。 それなのに ]
こわっ! なにこれこわっ!!
[ わざとそう声に出して、 冗談のように振舞わなければいけないくらい、 眩暈を起こして吸い込まれてしまいそうになるくらい、 地面が遠く遠く、見えた* ]
(63) 2020/06/14(Sun) 01時半頃
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[ 誠香には、印税というものがあるので、 両親には内緒の買い物もできてしまったり、する ]
(101) 2020/06/14(Sun) 02時頃
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[ 誠香の部屋のクローゼットの中、 小さくたたんで隠されているものが、それだ ]
(102) 2020/06/14(Sun) 02時頃
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[ 母が選んでくれたのは真っ白のコート。 いつも玄関に吊ってある。 外出の時は、必ずそれを選べるように。 決して夜に溶けてしまわないように。 不幸な事故がもう起こらないように ]
(103) 2020/06/14(Sun) 02時頃
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[ それなら、誠香が黒いコートに遺書を忍ばせて、 あの交差点で事故に遭ったら? 兄の死を、自殺で再現したら? ]
(104) 2020/06/14(Sun) 02時頃
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[ 兄の死は、どう理解される? やっぱり、事故だったと思われたまま? それとも、自殺だったのかもしれないって、 そんな可能性を考え始めたり、するだろうか? ]
(105) 2020/06/14(Sun) 02時頃
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[ 大好きな兄の後を追ったのだ、なんて。 罪を告白できない卑怯な誠香は、 美化されたり、するのだろうか? そんなことを、ずっと考えている ]
(106) 2020/06/14(Sun) 02時頃
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[ ああそれなのに、死ぬのが怖い。 こんなに怖い ]
(107) 2020/06/14(Sun) 02時頃
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[ 怖くて怖くて、フリーズしてしまった。 窓も閉められず、固まっていた。 わしゃりと頭を撫でられる感触に>>79 ようやく我に返った誠香は、詰めていた息を吐きだす ]
(108) 2020/06/14(Sun) 02時頃
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いや、だって、さ、
[ 説明するより見た方が早い。 果たして同じように下を見た怜は、 絶句して後ずさった ]
……な? やばいだろ?
[ そう言って、やっと誠香は窓を閉める。 窓を閉めた手は、まだ微かに震えていた。 なにかいた? と紫織の声がして、そちらを向く ]
はずれ。なにもいない。 ……けど、めっちゃめちゃ地面が遠い。 ちょー怖い。やばい。
[ 恐怖を説明しようとすると、語彙が馬鹿になる。 こんなんじゃとても作家にはなれないよな、なんて、 心の中でこっそり自嘲した** ]
(109) 2020/06/14(Sun) 02時半頃
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―― 現在:恐怖の窓辺 ――
[ 語彙のない誠香の説明に、 さらに語彙のない怜の説明が重なる。 うんやっぱり、人は怖いと語彙を失うんだよ、 仕方ない。 そんなことを考えたのは、 体感した恐怖からの現実逃避だったのかもしれない。 怜が紫織を手招きする。>>110
ほああああ、と紫織が声を上げて、>>117 連城もやばいという言葉を重ねてきて>>125 だよね、やばいとしか言いようがないよね、 って頷いた。 やばいよね。やばかったら、次、どうする? 思考が止まっている誠香に、 落ち着いた怜の声が届く。>>111 落ち着いているけれども、 どうしようもない現実ってやつ。 突きつけられたらどうしようって思うやつ ]
(142) 2020/06/14(Sun) 09時頃
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……あ、そうだな。電波。
[ どうしよう。どうしようもないよな。困った。 そう思っていた誠香にとって、 “やれること”を提示されたのはありがたかった。>>112 いつまでもここに立ち尽くしていたって、 事態は何も変わらないのだし ]
僕も行く。 電波って高いところの方が届きやすいんだっけ? 屋上とかどうだろ。 ……屋上から下見るのは絶対勘弁だけど。
[ そんな提案をしながら怜の背中を追いかけた。 屋上は立ち入り禁止だけれど、 職員室になら鍵があるはずだった* ]
(143) 2020/06/14(Sun) 09時頃
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―― 回想:文化祭後の噂話 ――
[ 誠香は、噂に詳しい方ではない。 むしろ、どちらかというと疎い方だ。 けれど、そんな誠香の耳にすら、その噂は届いた。
「紫織が、すごいイケメンとデートしてた」
その噂に、最初誠香は首を傾げた。 紫織なら、辰美と付き合っていたはずだ。 紫織本人がそう言っているのを誠香は聞いた。 別れてしまったのだろうか? それとも、紫織は二股している? 最初に浮かんだのはそんな疑問で、 いや、そんな風に考えるのは失礼だ、と 誠香は首を横に振った ]
(144) 2020/06/14(Sun) 09時頃
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[ 辰美の顔だって悪くない。 表情が硬いだけで、むしろ整っている方だと思う。 であるならば、 デート中の辰美は、常とは違う顔をしているのでは? 二人の時は、イケメンにしか見えないほど、 柔らかい表情になるのでは?
そういうことなんだろう、と誠香は勝手に納得して、 それって、素敵なことだなあ、と 勝手にあたたかい気持ちになった。
しおちゃんと二人の時ってどんな顔すんの? そんな風に辰美に聞いてみたくなったが、 多分嫌がられるだろうと思って断念した。 その代わり ]
(145) 2020/06/14(Sun) 09時頃
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なあなあ、しおちゃん、 辰美ってさあ、 しおちゃんと二人の時、どんな顔すんの?
[ 紫織にだったらいいかと思って、 たまたま二人になったタイミングで聞いてみた。 にやにや笑ってなんかいなかったと思う。 にこにこ素敵な二人を見守る顔をしていたと思う。多分。 まさか噂の“すごいイケメン”が、 別のクラスメイトだったなんて、 思いもよらなかったもので** ]
(146) 2020/06/14(Sun) 09時頃
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―― 回想:超絶イケメン男子高校生X ――
えっ。
[ 紫織の返答は、全く予想外のものだった。>>191 そういう風に解釈される可能性なんか、 誠香は全然考えていなかったのだ。 彼女のいる男の子に横恋慕して、 彼女に牽制に? ライバル宣言に? 行く女、みたいな。 ないない。 誠香はそんなキャラじゃない ]
(314) 2020/06/14(Sun) 14時頃
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ちがっ、違うよ!? いや、興味があるという意味では 違わないのかもしれないけど、
[ いかん。これでは墓穴だ。誤解が深まる ]
そういう意味の興味じゃなくて、
[ 誤解を解こうと焦れば焦るほど、 なんだか怪しくなってしまう。 しかし、断じて違うのだ。 誠香が興味があるのは辰美個人というより、 紫織という彼女と二人でいる時の辰美、なのだから。 横恋慕なんて、そんなのないない ]
(315) 2020/06/14(Sun) 14時頃
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[ わたわたしている誠香にかまわず、 紫織は彼氏としての辰美を教えてくれた。 そこは非常に興味深かったので、 誤解が解けたかはさておき、誠香はふむふむと聞き入る。 やっぱりイケメンだ。 見た目だけじゃない。中身もイケメンだ。 いいねいいね、素敵だね。素敵なお二人だよ。 にこにこと聞き入っていた、のに ]
えっ。
[ やっぱり誤解は解けていなかった。 それどころか、別れた、と背中まで押されてしまった。 ぽかんと誠香は口を開けて、 口を閉じた紫織を見つめる。 誤解を解かなくては。 でも、それより前に ]
(316) 2020/06/14(Sun) 14時頃
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……ごめん。 こんな話、したくなかったんじゃ。
[ 誠香は謝るのが苦手だ。嫌いだと言ってもいい。 けれど、この時は謝った。 別れた彼氏の話を聞こうとするなんて無神経だ。 その上、紫織の口から辰美への愚痴めいたものは、 一切出てはこなかった。 嫌いになって別れたわけではないのなら、 話すのはつらいことだったのではないだろうか。 そんな風に思ったからだ ]
でも、僕は本当に、そういうの、辰美にないから。
[ そこは念を押しておく。 別れたと言われてしまっては、 紫織と二人でいる時の辰美に興味があった、なんて、 そんな説明はもうできなかった。 古傷を抉るような気がしてしまったからだ ]
(317) 2020/06/14(Sun) 14時頃
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